定型外郵便で送るのに適している荷物
定形外郵便で送りたい時に適している物は、比較的安価な物、急ぎではないものです。
比較的安価な物が適している理由は、補填がないためです。
急ぎではないものを送る理由ですが、速達を付けるのであれば別ですが、到着日数は遅い傾向があるからという一面もあります。
しかし、速達まで付けて送りたいのであれば、他の方法で送るほうが安く済むケースが多く、定形外郵便で送るには、あまり好まれません。
定形外郵便は、規格内と規格外があります。
規格内も形態は比較的自由ではあるものの、最大で幅、厚さ、長さの計のサイズが90cmまでで、尚且つ一つの辺の長さが最大で60cmの物、そして4kg以内までのものを送ることが可能です。
さらには、基本的に追跡サービスはありません。
もしつけるとしたら、料金を払って追加でつける形になります。
定型外郵便の送料
重量 | 規格内料金 | 規格外料金 |
---|---|---|
50g以内 | 120円 | 200円 |
100g以内 | 140円 | 220円 |
150g以内 | 205円 | 290円 |
250g以内 | 250円 | 340円 |
500g以内 | 380円 | 500円 |
1kg以内 | 570円 | 700円 |
2kg以内 | 扱い無し | 1,020円 |
4kg以内 | 扱い無し | 1,330円 |
一口に定形外郵便と言っても、規格内と規格外があり、規格内のほうがサイズの制限がある代わりに安く送ることができます。
規格サイズ内に送ることができ、尚且つ他の宅配サービスより送料が安価である場合は好まれる傾向がありメルカリなどのフリマにおいてもよく利用されます。
また、定形外郵便は重さも関係しますので、外装も極力軽量の物を使う事がお勧めです。
定形外郵便は外装の指定は無く、箱でも良いですし袋を使っても良いです。
規格内でもサイズ内であれば段ボールを含めた箱を使うこともでき、規格外でも箱を使う事は問題ありません。
しかし、先程も触れたように、重量を抑える点において袋を使うケースが多いです。
定型外郵便の送り方
では、定形外郵便の送り方はどのようにしたら良いのでしょうか?
早速定形外郵便の送り方を見ていきましょう。
- 送りたい荷物の重さを測り、送料の目安を割り出す
- 送りたい荷物の袋や箱等の外装を準備する
- 送りたい荷物に宛名を書く
- 送りたい荷物に切手を貼ってポストに投函するか、郵便局に持っていって料金を払う
手順①:送りたい荷物の重さを測り、送料の目安を割り出す
メルカリなどのフリマアプリを使うにしても、プライベートで使うにしても、荷物を送りたい時は送料を測る事から始めましょう。
それは、そもそも本当に定形外郵便を使うかどうかを決められるからです。
場合によっては、定形外郵便のほうが他の郵送サービスのほうが安く使える可能性があります。
定形外郵便を使うとしても、事前に切手を貼るという事であれば、それ相応の料金の切手が必要です。
定形外郵便で料金不足が発覚した場合、受取人の方が不足分を支払う可能性があります。
フリマアプリだとそれが悪評価に繋がる事もありますし、プライベートの使用においても受取人の方にご迷惑をかけますので、料金には気を付けましょう。
そのような理由からも、事前に重さを測る事は必要な手続きです。
手順②:送りたい荷物の袋や箱等の外装を準備する
定形外郵便は指定の袋や箱がない点から外装は自由ですが、外装がない状態で送る事は好ましくありませんので、箱や袋を準備しましょう。
定形外郵便においてどれくらい外装の自由度が高いかですが、何とチラシで包んで送っても宛名がきちんと書かれており、切手が相応金額を貼られていたら、そのような簡素的な送り方でも相手先に届くとか。
しかし、それはあまりにも特殊な送り方ですので、やはり封筒や箱に入れるほうが印象が良いです。
茶封筒等も100円ショップや通常の文具屋でも売られていますので、手に入りやすいですので、ぜひとも手に入れましょう。
メルカリを含むフリマアプリをされる方であれば、封筒は数があっても支障がないくらいによく使います。
手順③:送りたい荷物に宛名を書く
定形外郵便の場合の送り方として、箱や袋に宛名を書く必要があります。
宅急便のように伝票がありませんので、箱や袋に直接書く形になるのです。
もちろん、宛名シールでも問題のない送り方です。
気を付けるべき点としては、雨で宛名がにじんでしまう事があることです。
宛名を書く際は、水性ペンではなく油性ペンを使いましょう。
さらには、透明もしくは半透明の養生テープ等を上に貼る事で、宛名が見えてなおかつにじむのを防ぐことができます。
そこまで丁寧にすることにより、メルカリ等のフリマアプリにおいては「丁寧な人」という良い評価を得られる可能性が上がるのです。
手順④:送りたい荷物に切手を貼ってポストに投函するか、郵便局に持っていって料金を払う
定形外郵便の場合の送り方は切手を貼ってポストに投函をするか、郵便局に持っていって直接お金を払うかの方法で、出すことができます。
ポストに投函をしたら良い点において、定形外郵便は非常に気楽に出すことができる方法と言えるでしょう。
しかし、仮に切手の料金不足があった時にそれに気が付くことができません。
多くの場合は先方に届いてその方が料金を支払う形になります。
先方が受け取り拒否をしたり、ご不在であれば料金不足で返還されるようになります。
その点において、郵便局に持っていく送り方の方がより確実と言えるでしょう。
郵便局にもっていく際は、送りたい荷物に切手を貼って持っていっても、お金を持って切手を貼らずに持っていっても構いません。
郵便局に持っていくとその場で重さを測って貰えますし、不足があったらそこで現金で支払ったら受付をしてもらえます。
メルカリなどのフリマアプリを使う際には、郵便局に持っていく方がより確実で安心できる送り方でしょう。
定型外郵便の梱包のコツ
定形外郵便で送り方にはコツがありますが、どのようなコツがあるのでしょうか?
送り方のコツについて見ていきましょう。
- 送る物は、必ず衝撃緩和素材やOPP袋を使う
- 服等の柔らかい物を送りたいときはOPP袋のみで良い
- 送りたい荷物に封をする際は、ガムテープで止める等しっかりと
コツ①:送る物は、必ず衝撃緩和素材やOPP袋を使う
定形外郵便を使う場合、袋のほうが重さが軽いことからよく使われることがありますが、中身を保護する事においては、箱に比べると劣ります。
箱に入れる際もそうなのですが、特に袋に入れる際は衝撃吸収をするものに包みましょう。
さらには袋だと、雨に濡れてしまう危険性があります。
OPP袋に入れる等の対処も必要です。
定形外郵便は気楽に送ることができる一面がある一方で、OPP袋を使わなかったり、衝撃緩和素材を使わないことによって、フリマアプリにおいてはそれが悪評価につながることがあります。
さらには、時にDSソフトなどの精密機械を定形外郵便で送ることもあるでしょう。
そうすると作動しないトラブルに見舞われることもありますので、梱包はしっかりとするべきです。
コツ②:服等の柔らかい物を送りたいときはOPP袋のみで良い
衣類等を送る場合は、衝撃緩和剤は不要です。
なぜなら、柔らかいので、精密機械を送る時に比べて衝撃で壊れることはないからです。
むしろ、衝撃緩和素材を入れることによって、重さが増えて送料が上がります。
コツ③:送りたい荷物に封をする際は、ガムテープで止める等しっかりと
簡易的に梱包しても問題がない定形外郵便ですが、その分封をする際はガムテープ、糊付け、セロハンテープのいずれかで良いのですが、しっかりと封をすることが必要です。
メルカリなどのフリマアプリにおいても、時にお洒落に見せるためにマスキングテープで封をされる方もいます。
しかし、マスキングテープは仮止めとしても使われる一面があり、届いたときに封が開いている状態で届くケースもあります。
中身がきちんと守られる事が最も大切です。出来ればガムテープ等簡単にはがれない物で封をするほうが確実です。
定型外郵便を送る時に最適の梱包材料
袋も良い送り方ですが、箱のほうがより保護力が上がります。
定形外郵便で使える段ボールとしてお勧めです。
送料を安くするためには袋などの軽量なもののほうが料金が安くなる傾向があります。
定形外郵便を使うときには、ぜひともそろえておきたい封筒です。
定形外郵便を使う際にも中には衝撃に弱いものもあるでしょう。
そのような時に役立つのが、この衝撃緩和素材です。
雨に濡れないように保護する必要があるものにおいてはOPP袋は必須です。
ほとんどのものに関してはOPP袋は必要なのではないでしょうか。
フリマアプリをされる方であれば、必ず持っていた方が良いものです。
定形外郵便は柔軟性がある便利な郵送方法!
定形外郵便は送り方や送る物の形状を選ばない柔軟な郵送方法です。
最近は、様々な郵送方法がある一方で、袋や箱が決まっていたり、形に制限がある等送り方が難しい物もあります。
そのような時も定形外郵便は便利です。
メルカリ等でも、定形外郵便を積極的に利用していきましょう。