超簡単!裏地や切り替えなしの給食袋の材料
最もシンプルな、給食袋を作る際の材料を紹介しましょうね。
- 好みの布地
- 紐
- 縫い針
- 縫い糸
- 裁ちバサミ
- アイロン
- 紐通し
大きいものでありませんからね、材料もシンプルです。
簡単給食袋の材料①:好みの布地
まず、布地がなければ何も始まりませんね。
布地は洗濯のしやすさを考えて、綿100%のものを選びましょう。
給食袋には、オックス、シーチング、ブロードと言った、少し厚い目の生地の方が、作りやすさも、子どもが実際に使うことを考えても良いですね。
簡単給食袋の材料②:紐
給食袋は、出し入れする口を閉める必要があります。
紐でぎゅっと締めるのが一般的ですね。
ロープみたいな紐が適していますよ、給食袋の大きさに合った長さのものを用意して下さいね。
こちらも、洗濯の事を考えて、素材を選びましょう。
簡単給食袋の材料③:縫い針
給食袋程度なら、ミシンがなくても、縫い針だけで何とかなります。
布地に適した太さの縫い針を使いましょう。
ミシンがないと、布地のほつれ止めをするのがちょっと大変ですが、そこは頑張って下さい。
簡単給食袋の材料④:縫い糸
糸がない事には、布地を縫えませんね。
手縫いにしろ、ミシンにしろ、布地に合わせた色の糸を選びましょう。
普通に家に置いてある、手縫い用の糸で大丈夫ですよ。
生地がそこそこ厚みがあるものを使う事のと、子どもが雑に扱って敗れてしまう事を考えて、ボタンを付け直すときに使うぐらいの太めの糸にしましょう。
ミシンの糸なら、#60~#50ぐらいが適正ですね。
簡単給食袋の材料⑤:裁ちバサミ
布地を切りますから、裁ちバサミも必要です。
作業効率も良くなりますから、良いものを使って下さい。
切れ味が悪い場合は、砥石やサンドペーパーで刃を研ぐと、又よく切れるようになりますよ。
簡単給食袋の材料⑥:アイロン
アイロンは、給食袋を作っている途中にも、仕上げにも必要です。
普段使っているもので良いですよ。
もし、アイロンの底が汚れていたら、重曹を使って綺麗に落としておきましょう。
簡単給食袋の材料⑦:紐通し
給食袋に必須の、紐を通す時に必要な道具です。
ウエストのゴムを入れ替えたり、日頃から使うことが多い道具ですから、大抵のご家庭にあるでしょう。
どうしてもない場合は、安全ピン、ヘアピンで代用して下さい。
これらに紐を取り付ければ、普通の紐通しと同じように生地の中をスムーズに通ってくれるのです。
超簡単!裏地や切り替えなし給食袋の作り方
では、一番簡単な給食袋の作り方を紹介しましょうね。
- お好みの布地1枚
- 紐1本
- 針、糸、ミシン
- 紐通し
- アイロン
ミシンでも手縫いでもできる、作り方ですよ。
裏地や切り替えなし給食袋の作り方の手順①:布を切り、ほつれ止めする
まず、布地を必要な大きさに切りましょう。
切れたら、切りっぱなしになっている所をほつれ止めをします。
輪の部分に、ほつれ止めは必要ありませんよ。
布地の3~4辺、丁寧にミシン、あるいは、手縫いしましょう。
裏地や切り替えなし給食袋の作り方の手順②:生地を二つ折りにして、縫う
ほつれ止めが出来たら、生地を真ん中で折って二つ折りにします。
きちんと、生地の端と端を合わせて折りましょう。
続いて、片方は布端から輪まで、もう片方は8cmぐらい離れた位置から輪に向かって、生地の両辺を直線で一気に縫います。
裏地や切り替えなし給食袋の作り方の手順③:紐通しの部分を作る
先ほど縫い残した部分は、紐を通す場所になります。
上から1cm折り返して、アイロンがけしましょう。
続いて、先ほど縫った脇の部分は、縫い目で割ります。
紐通し口がある方にある、縫い目を割ったところをコの字に縫います。
出来たら、紐を通す部分を3cmほど折り返し、アイロンがけして、待ち針で留めたら、まっすぐ縫いましょう。
これで、紐通しの部分の完成です。
裏地や切り替えなし給食袋の作り方の手順④:紐を通す
最後に、紐通しを使って、給食袋に紐を通します。
ウエストのゴムひもを通す時と、同じ要領ですよ。
紐通し部分をぐるっと回って、反対側の出口から紐が出てきたら、左右が適度な長さになるように、引っ張って調整しましょう。
通した紐をしっかり結び合わせて完成です。
簡単!マチあり給食袋の作り方
マチありの給食袋の作り方も、簡単ですよ。
マチあり簡単給食袋
まず、材料です。
- お好みの布地1枚
- 紐2本
- 針、糸、ミシン
- 紐通し
- アイロン
先ほど紹介した、一番簡単な給食袋と同じですね。
もちろん、手縫い、ミシン、どちらでも作れますよ。
布地は、マチの長さを考えて、用意して下さいね。
マチあり簡単給食袋を作る手順①:袋の寸法を決める
まず、給食袋の寸法を決めましょう。
仕上がりサイズで、縦、横、高さを決め、必要な布地の大きさを計算します。
切り取る布地の縦横の寸法を求める計算式を紹介しますね。
- 縦(高さ×2)+(マチの幅)+(縫い代6cm)
- 横(幅の長さ)+(マチの幅)+(縫い代2cm)
マチあり簡単給食袋を作る手順②:入り口部分を折り返し、両端をほつれ止めする
生地を切ったら、まっすぐに置き、両方の短辺を端から1.5cm
折り返してアイロンがけしましょう。
この状態で、両方の長辺のほつれ止めをします。
手縫いだと大変ですが、こちらも頑張って下さい。
ほつれ止めが出来たら、生地を中表で半分に折ります。
マチあり簡単給食袋を作る手順③:開きどまりの印をつけて、本体の脇を縫う
中表に半分に折ったら、紐通しの位置を決めます。
ここでは、紐2本使う場合の作り方を紹介しますね。
紐1本の場合は、紐通しの位置も片方だけでしたが、紐2本の場合は、両脇に作る必要があります。
給食袋の入り口になる方の布端から、左右裏表同じ長さで、縫わない部分を決め、印をつけましょう。
ある意味、紐1本のものよりやりやすいですね。
その印から輪に向かって真っすぐ、両脇を縫います。
縫い終わったら、両脇を縫い目で割りましょう。
マチあり簡単給食袋を作る手順④:マチを作る
今度は、給食袋を脇が中心に来るように、三角形に折ります。
三角形の頂点から内側に、マチを作るために縫う位置を決めましょう。
縫う位置は、出来上がりサイズのマチの長さ÷2で決めて下さい。
位置が決まったら、一気に直進で縫いましょう。
縫えたら、三角形の部分を切り落とします。
くれぐれも、縫った所に沿って切らないようにして下さいね。
切り落としたら、そこもほつれ止めしておきましょう。
マチあり簡単給食袋を作る手順⑤:紐通し口を作り、紐を通す
ここまで紹介した作り方と同じ作り方で、紐通し口を完成します。
一番簡単な給食袋の作り方と同様に考えて作業していただいて良いのですが、両辺が開いているので、裏、表と短い直進で作業できるので楽ですよ。
最後にまた共通の作り方で最後の作業、紐を1本ずつ、左右の紐通し口から通して、完成です。
切り替えのある給食袋の作り方
切り替えのある給食袋の作り方を紹介しましょうね。
切り替えのある給食袋
まず、材料です。
- お好みの布地2枚(本体、切り返し部分用)
- 紐2本
- 針、糸、ミシン
- 紐通し
- アイロン
ここまでと違うのは、切り返し用の布地が必要な所です。
本体の布地と色、柄が合うように選びましょう。
切り替えのある給食袋を作る手順①:給食袋のサイズを決め、布地の大きさを決める。
まず、仕上がった時の給食袋のサイズを決めましょう。
決まったら、本体部、切り返し部の布地のサイズを決め、切ります。
本体の布地は以下のサイズで2枚切り出しましょう。
- 縦 仕上がり寸法+紐通し口の長さ+縫い代1cm
- 横 仕上がり寸法+縫い代2cm
切り返しの布地は、以下のサイズで1枚切り出します。
- 縦 仕上がり寸法+縫い代2cm
- 横 仕上がり寸法+縫い代2cm
切ったら、ほつれ止めして下さいね。
切り替えのある給食袋を作る手順②:本体と切り返しを縫い合わせる
まず、本体と切り返しの布地を縫い合わせます。
切り返しの布の長辺と、本体布の短辺(縫い代を付けた方)を中表に合わせましょう。
合わせたら、縫い代で縫い合わせます。
切り返しの布地を中心にして、左右に本体の布地を取り付ける感じですね。
切り替えのある給食袋を作る手順③:本体を作る
縫えたら、今度は切り返し部分の真ん中で布地を半分に折りましょう。
中表に折るんですよ。
開きどまりを決めたら、待ち針で留めて、両脇をまっすぐ縫いましょう。
底の部分は、返し縫いしておくとしっかりしますね。
切り替えのある給食袋を作る手順④:開きどまり部分をコの字に縫う
脇の縫い目を割って、開きどまりの口をコの字に縫います。
一般的な給食袋の作り方と同じですね。
出来たら、紐通しの部分を縫って完成しましょう。
切り替えのある給食袋を作る手順⑤:紐を通して完成
最後に、共通の作り方作業、紐通しをして完成です。
切り返しがあっても、基本的な作り方は同じですね。
紐1本のもの、2本のもの、また、マチ付きのものも作れますよ。
切り替えありマチありの給食袋の作り方
切り替えあり、マチありの給食袋の作り方を紹介しますね。
切り替え、マチありの給食袋
まずは、材料です。
- お好みの布地2枚(本体、切り返し部分用)
- 紐2本
- 針、糸、ミシン
- 紐通し
- アイロン
マチ付きの給食袋と同じですね。
そうです、マチを付ける作業が増えるだけなんです。
切り替え、マチありの給食袋を作る手順①:布地を切り出す
普通のマチ付き給食の作り方と同じ要領で、本体2枚、切り返し1枚で布地を切りましょう。
本体の布地サイズは以下の通りで2枚作ります。
- 縦 仕上がり寸法+紐通し口の長さ+縫い代1cm
- 横 仕上がり寸法+縫い代2cm
切り返しの布地は以下の寸法で1枚切ります。
- 縦 仕上がり寸法+縫い代2cm
- 横 マチの長さ+(底の長さ×2)+縫い代2cm
切れたら、ほつれ止めをして下さいね。
切り替え、マチありの給食袋を作る手順②:本体を作る
これも、普通の切り替えし付き給食袋の作り方と同じです。
切り返しの布地を中心に左右、本体布を縫い付けて中表に折り、両脇を開き止まりから脇までまっすぐ縫っておきましょう。
本体と切り返しの布地は、同じ長さの辺を合わせて縫って下さいね。
切り替え、マチありの給食袋を作る手順③:紐通し口を作る
ここまでの給食袋と同じ作り方で、紐通し口を作ります。
コの字に縫う作業も、ここまでの作り方で紹介した方法でしておきましょう。
布地を切る時に測った寸法に従って作って下さいね。
また、紐通し口は狭く設定してしまうと、いざ、紐を通す時も、実際に使う時もスムーズに開閉できず、苦労する事になりますよ。
切り替え、マチありの給食袋を作る手順④:マチを作る
マチを作ります。
先ほど紹介した、マチ付き給食袋の作り方と全く同じです。
袋の底の両端を三角形に折って、マチの長さで測って縫って、要らない部分を切り落として下さいね。
切り替え、マチありの給食袋を作る手順⑤:紐を通して、完成
最後に、紐通し口の左右から、紐を通しましょう。
給食袋の作り方共通の作業ですね。
これで、完成です。
切り返しがあると、おしゃれな感じがしますね。
アレンジして、持ち手を付けたりすると、お弁当袋として使うのに便利な給食袋になりますよ。
切り替えあり裏地ありの給食袋の作り方
切り替えも裏地もある、給食袋の作り方を紹介しますね。
切り替え、裏地ありの給食袋
まず、材料です。
- お好みの布地2枚(本体、切り返し部分用)
- 裏地用の布地1枚
- 紐2本
- 針、糸、ミシン
- 紐通し
- アイロン
裏地がつく分、必要な布地が1つ増えますね。
表地とは違う色柄の布地を選ぶと、作っている途中で失敗が少なくなりますよ。
他は、ここまで紹介して来た給食袋の材料と同じです。
切り替え、裏地ありの給食袋を作る手順①:布地を切り、ほつれ止めする
表布に関しては、切り替えしのある給食袋の作り方と同じです。
本体の布地は以下のサイズで2枚。
- 縦 仕上がり寸法+紐通し口の長さ+縫い代1cm
- 横 仕上がり寸法+縫い代2cm
切り返しの布地は、以下のサイズで1枚。
- 縦 仕上がり寸法+縫い代2cm
- 横 仕上がり寸法+縫い代2cm
裏布ですが、こちらは深く考えなくて大丈夫です。
仕上がり寸法+縫い代2センチで、大きく1枚切りましょう。
ほつれ止めも忘れずして下さいね。
切り替え、裏地ありの給食袋を作る手順②:表布を縫い合わせて裏地を付ける
表布を縫い合わせて、本体を作ります。
ここの作り方は、切り返し付給食袋の作り方と同じです。
底布の左右に、本体布を縫い付けるんでしたね。
これが出来たら裏返して、裏地を付けます。
本体に裏地を縫い付ける時は、裏地と本体生地を中表に合わせましょう。
布地の端をきちんとそろえて、待ち針で留めたら、両方の短辺を縫い代1cmでまっすぐ縫います。
切り替え、裏地ありの給食袋を作る手順③:表地を切り返しの縫い目で合わせて縫う
短辺を縫い付けたら、中表のままで、内側の表地の切り替え部分の縫い目が中心に来るように布を回転させましょう。
- 切り替え部分の縫い目から本体布側へ3cm開けておく
- 切り替え部分の布地は片辺に数センチ、開け口を残す
上記2点に気を付けて、長辺の両端を縫って、表地と裏地を合わせる作業を完了します。
縫い終わったら、縫い目を割ってアイロンがけして下さいね。
切り替え、裏地ありの給食袋を作る手順④:表地と裏地をひっくり返して、紐通し口を作る
先ほど縫い残した、数センチの開け口から裏地を引っ張り出します。
縫い目が内側になりますね、端もきれいに引っ張って、形を整えて下さいね。
裏地を表地の中に入れたら、紐通し口を同じ作り方で作り、紐を通して完成です。
シンプルなものや可愛いものなど給食袋6選
良く手作りされている、ユニークな給食袋を紹介しますね。
みんなが作ってるおしゃれな給食袋①:フリル付き給食袋
これはおしゃれでまた、可愛いですね。
フリルをつける位置も、本体の真ん中に限らず、入り口、裾色々出来ますよ。
作り方は、一番簡単な給食袋とほぼ同じで、本体の両脇を縫う前にフリルを挟んでおくだけです。
みんなが作ってるおしゃれな給食袋②:リバーシブル給食袋
リバーシブルもおしゃれですね。
表と裏に、違う生地を使った給食袋ですから、裏地のある給食袋と同じ作り方で出来ますね。
みんなが作ってる可愛い給食袋③:テトラパックみたいな給食袋
この形を見て懐かしさを感じる方も多いでしょう。
ファスナーが必要なので、ちょっと作り方は変わりますが、簡単にできるんですよ。
布にファスナーを縫い付けた後、テトラ型になるよう、縫うだけです。
こちらは、給食用のグッズを入れるより、小物入れの方が向いていますね。
みんなが作ってる可愛い給食袋④:市販のキットを使った給食袋
手芸用品のお店に行くと、給食袋を作るのに必要な材料を揃えたキットが売られています。
布を切る作業がないので楽ですよ。
可愛い布地のキットも多いですよ。
一緒に、上履き入れや手提げバッグも作れるものもあります。
作り方を書いた紙が同梱されている事が多いので、始めて子供が幼稚園に入るので、色々作らないといけない、と言う親御さんにありがたいですね。
みんなが作ってる手縫い給食袋⑤:コップ袋
コップ袋は小さい給食袋と言って、過言ありませんね。
給食袋と全く同じ作り方で、サイズだけ小さくすればよいのですから、手縫いで楽勝ですね。
マチ付き、切り替え付き、また、工夫して歯ブラシセットを入れる袋も出来ますよ。
みんなが作ってる手縫い給食袋⑥:100均材料の給食袋
材料をすべて100均で調達して作る給食袋です。
作り方はどんな形状の給食袋であれ、全く同じです。
カットクロスを使うのが一般的ですが、手拭いでも可愛いのが作れますよ。
ただ、手拭いだと、給食袋としては少し弱いですから、デリケートな小物を入れるのに使うと良いですよ。
給食袋におすすめの生地
給食袋におススメの生地を紹介しましょうね。
キャラクターものの生地です。
子どもさんの為に作るなら、好きなキャラクターで作ってあげると喜びますよ。
生地の素材は綿で、柄は、方向が決まっていないものを選びましょう。
手作り初めて、洋裁初心者という親御さんが作る場合も楽ですよ。
給食袋の作り方、是非ともマスターしましょう
袋は何かと便利です。
特に、給食袋みたいな形状の袋は、使い道も色々あって、いくつあってもありがたいですよね。
子どもさんにしても、給食袋は給食がなくなってからも、末永く必要で、使えるものです。
作り方も難しくありませんから、基本の、一番簡単な作り方だけでもマスターしましょう。
作り方を覚えれば、用途別に袋を作る事も出来ちゃいますよね。
コップ袋、お弁当袋、スマホポーチ、基本の作り方に少しずつ違う作業を加えて、自分だけの袋を、どんどん作っちゃいましょう。