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マッシュルー ムは冷凍保存がおすすめ!保存食レシピも紹介

近頃は、生のマッシュルームを普通のスーパーでも見かけますよね。
でも、売られているマッシュルームって結構量が多くありませんか?

家族が多い方なら1回で使いきれても、1人暮らしだと一度の料理では余らせてしまいますよね。
しかもマッシュルームは、思った以上に日持ちが短いんです。

そんなマッシュルームを上手に保存するには、冷凍保存がおすすめ!
保存食レシピもご紹介します。

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マッシュルームは保存が難しい?

保存の難しいマッシュルーム

マッシュルームはきのこの中でも、特に保存が難しいといわれていますよ。
シメジやまいたけ、エリンギなどが冷蔵庫で約1週間日持ちするのに対し、マッシュルームは早いと2~3日で傷んでしまいます。

マッシュルームをおいしく食べるために、上手に長持ちさせるには、新鮮で美味しいものを選ぶことも重要なんです。

<下に続く>

おいしいマッシュルームの選び方

マッシュルームを保存してから使う

マッシュルームは新鮮なら生でも食べられるきのこです。
できるだけ美味しいマッシュルームを食べたいなら、よくみて上手に新鮮なものを選びたいですよね。

マッシュルームを選ぶときは、以下の4つのポイントに気をつけましょう。

  1. 軸が伸びていない
  2. かさが閉じている
  3. 傷や変色がない
  4. すっぱい臭いがしない

順にご紹介します。

おいしいマッシュルームの選び方①:軸が伸びていない

おいしいマッシュルームを選ぶのに注目してほしい部分があります。
スーパーにあるマッシュルームをひっくり返して、軸の部分をみてみましょう。

実はあまり知られていないことですが、マッシュルームは、スーパーに並んでいる間も、少しずつ少しずつ成長しています。
軸が伸びているということはそれだけ成長したということ。

収穫からすこし時間がたってしまった、少し古くなったマッシュルームだということになりますね。
次にマッシュルームを選ぶときは、軸が伸びていないか、是非気をつけてみてみてくださいね。

おいしいマッシュルームの選び方②:かさが閉じている

マッシュルームは、成長すると、かさも開いてきます。
収穫したての新鮮なマッシュルームは、軸が短くかさも閉じた、コロンと丸い形をしています。

おいしいマッシュルームを選ぶには、かさの開いていない閉じたものを注意して選びましょう。

おいしいマッシュルームの選び方③:傷や変色がない

おいしいマッシュルームを選びたいなら、傷や変色のあるものは避けましょう。
マッシュルームに傷があると、そこからいたんでしまいます。

丁寧な生産者や販売店は、品物に傷をつけないようにするものですよね。
また、黒や茶色の少し濃い変色があるマッシュルームも、なるべく選ばないようにしましょう。

おいしいマッシュルームの選び方④:すっぱい匂いがしない

マッシュルームは古くなってくると、酸味のあるすっぱい匂いがしてきます。
そのようになったらもう腐る寸前。

おいしいマッシュルームをいただきたいなら、そのような匂いのするマッシュルームは選ばないようにしたほうが賢明です。

<下に続く>

マッシュルームはどんな保存方法ができる?

マッシュルームの保存の仕方

マッシュルームは私たちがよく行くような、普通のスーパーでは、他の野菜と並んで常温で販売されているところが多いかと思いますが、家では普通冷蔵庫で保存しますよね。
実は冷蔵庫以外にも、マッシュルームを新鮮なまま保存できる方法がありますよ。

マッシュルームは、以下の4つの方法で保存が可能です。

  • 冷蔵保存
  • 冷凍保存
  • 乾燥保存
  • オイル漬け保存

冷蔵ではしっかりポイントを守れば1週間程度、冷凍では1ヶ月程度の日持ちがします。
また、しっかり乾燥させたマッシュルームは約1年持つというから驚きです。

日本の干ししいたけのようなものですね。
マッシュルームのオイル漬けも、イタリアの家庭ではメジャーな保存方法ですね。

こちらも1週間程度持つ上に、マッシュルームの旨みが移ったオイルは絶品ですよ。

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マッシュルームを冷蔵保存するときのポイント

マッシュルームを保存する冷蔵庫

マッシュルームを冷蔵庫で保存するときも、少しだけ気にして欲しいい、気をつけたいポイントがありますよ。
以下の4点に気をつけるとおいしく保存できます

  1. 水で洗わない
  2. 水分を拭く
  3. キッチンパーパーにくるむ
  4. 密閉容器に入れる

順にご紹介します。

マッシュルームを冷蔵保存するときのポイント①:水で洗わない

きのこ類はみなそうですが、マッシュルームも水で洗うと風味が落ちたり、腐りやすくなったりします。
根菜や菜っ葉のように土にしっかりと埋まっていない、マッシュルームの可食部分には直接土があたることも少なく、そんなに汚れてはいないので、水で洗う必要は無いのです。

マッシュルームを冷蔵保存するときのポイント②:水分を拭く

マッシュルームの余分な水分は、キッチンパーパーで拭いてから保存しましょう。
このとき、石づきがある場合は切り落とし、気になる汚れはキッチンパーパーで拭いてくださいね。

マッシュルームを冷蔵保存するときのポイント③:キッチンパーパーにくるむ

マッシュルームを冷蔵保存するときは、キッチンパーパーにつつんで、保存している最中に出た水分をキャッチしてもらい、マッシュルームが水分でべちゃべちゃになるのを抑えるのもポイントです。
3~5つくらいの使いやすい個数をまとめてキッチンペーパーで包んでくださいね。

マッシュルームを冷蔵保存するときのポイント④:密閉容器に入れる

キッチンペーパーで包んだマッシュルームはそのままあまり触らないようにして、すぐ密閉容器に入れます。
タッパーでもいいですし、ジップロックつきのビニールでもいいですね。

保存は野菜室ではなく冷蔵室がおすすめです。
マッシュルームを保存するのに適した温度が2~5℃のため、温度の高い野菜室ではなく冷蔵室のほうが向いているんですね。

このようなポイントを抑えれば、約1週間新鮮なマッシュルームが楽しめますよ。

<下に続く>

マッシュルームは冷凍保存がおすすめ!

マッシュルームを保存する冷凍庫

これまで、マッシュルームを冷蔵保存するときのポイントをお伝えしましたが、マッシュルームは冷蔵保存よりも、冷凍保存が断然んおすすめなんです。
冷凍することで、旨みが増し、保存期間も冷蔵保存の約4倍も長くなりますよ。

次はマッシュルームを冷凍保存するときのポイントをご紹介します。

<下に続く>

マッシュルームを冷凍保存するときのポイント

マッシュルームを保存する冷凍庫の中

マッシュルームを冷凍保存するときに気をつけたい4つのポイントはこちらです。

  1. 水気を拭く
  2. 食べやすい大きさに切る
  3. レモン汁をかける
  4. 密閉容器に入れる

順に見ていきましょう。

マッシュルームを冷凍保存するときのポイント①:水気を拭く

冷蔵保存同様、マッシュルームは洗わず、最初から付いている水分はキッチンペーパーで綺麗に拭いていきます。
鮮度を保ったまま冷凍するにはこの作業が重要です。

マッシュルームを冷凍保存するときのポイント②:食べやすい大きさに切る

マッシュルームは、カットしてから冷凍保存すると、調理に使うときにとても楽です。
作る料理をイメージしながらカットの仕方を変えても良いですよね。

もし、作る料理がイメージできないなら、半分にカット、4等分にカット、薄くスライスの3種類を作っておけば、色々な料理に対応できますよ。

マッシュルームを冷凍保存するときのポイント③:レモン汁をかける

マッシュルームはカットすると酸化して黒ずみます。
これを防ぐためには、冷凍前にカットしたマッシュルームにレモン汁をかけておきましょう。

マッシュルームをカットする包丁を、あらかじめレモン汁で湿らせておいても、同様の効果があります。
ボトルタイプのレモン汁を冷蔵庫に常備しておけば簡単ですよね。

レモンをかけてから時間がたつと、マッシュルームから水分が出てしまうので、そうなる前に冷凍庫に入れてくださいね。

マッシュルームを冷凍保存するときのポイント④:密閉容器に入れる

ここまでできたら、密閉容器に入れて冷凍庫に入れますよ。
ジップロックつきのビニールが便利です。

空気を抜いて、平らにして冷凍すると、より使いやすいので、是非試してみてくださいね。

<下に続く>

ブラウンマッシュルームもホワイトマッシュルームも扱いは同じでOK

保存したブラウンマッシュルーム

マッシュルームには、ブラウンマッシュルームとホワイトマッシュルームがありますが、これまで紹介した保存の仕方はどちらに対しても使っていただけます。
どちらも基本的なきのこの性質に変わりはないので、取り扱いは同じでかまいませんよ。

この2種類のマッシュルームは、菌の種類が違うので、ホワイトマッシュルームよりもブラウンマッシュルームのほうがきのこの風味が強いのが特徴です。

<下に続く>

マッシュルームの保存食レシピ5選

保存したマッシュルームで料理

マッシュルームは味付けしてから保存したほうが長持ちする場合があります。
そんなマッシュルームの保存食レシピ、5選をご紹介します。

  1. マッシュルームのガーリックオイル漬け
  2. マッシュルームのマリネ
  3. マッシュルームの野菜ストック
  4. マッシュルームのにんにく炒め
  5. マッシュルームクリーム

順に見ていきましょう。

マッシュルームの保存食レシピ①:マッシュルームのガーリックオイル漬け

まずはイタリアの家庭料理、マッシュルームのガーリックオイル漬けをご紹介します。
材料はこちらです。

  • マッシュルーム8個
  • オリーブオイル 120cc
  • にんにく 2片
  • 輪切り鷹の爪適量
  • ローリエ 1枚
  • 塩ひとつまみ

作り方は以下になります。

  1. マッシュルームとにんにくはスライスにする。
  2. 鍋にオリーブオイル・にんにく・輪切りの鷹の爪・ローリエを入れ中火で火をつけ具材を入れる。
  3. グツグツしてきたら弱火にし15分位コトコト煮込む。
  4. 火を止め冷やし保存瓶に入れる。2.3日したら食べ頃です。

参考COOKPAD

パンにつけて食べるだけでも美味しそうですよね。
1週間程度の日持ちはするので、熟成させながら食べ進めるのが楽しみですね。

マッシュルームの保存食レシピ②:マッシュルームのマリネ

ビネガーを使ったマッシュルームのマリネもおすすめです。
1タッパー分の材料はこちらです。

  • マッシュルーム200g
  • にんにく 2かけ
  • サンドライドトマト(乾燥トマト)4枚
  • オリーブオイル 200cc
  • 赤ワインビネガー大さじ2
  • バルサミコビネガー 大さじ2
  • 蜂蜜 小さじ1
  • ミックスハーブ 小さじ1.5
  • ローリエの葉 1枚

作り方は以下になります。

  1. マッシュルームは洗ってへたの先を少し切り、食べ易い大きさ(大きさによって1/2〜1/4)に切る。
  2. ニンニクは潰してみじん切りに、乾燥トマトは3mmくらいのみじん切りにしておく。
  3. マリネ液をボールで合わせ、そこにマッシュルームを入れてまぜる。
  4. 適当な容器に移して冷蔵庫で最低でも3−4時間(時間があれば1晩)寝かせば出来上がり。

参考COOKPAD

マリネも少し寝かせて食べると、味がなじんで美味しいですよね。

マッシュルームの保存食レシピ③:マッシュルームの野菜ストック

マッシュルームを使った野菜ストックも、保存食としておすすめです。
こちらの材料で3リットルできますよ。

  • にんじん(皮つき)2本
  • 玉ねぎ3個
  • 玉ねぎの皮3個分
  • 長ネギ1本
  • セロリ(茎)長さ25cmを2本分
  • セロリ(葉)少し
  • マッシュルーム5個
  • パセリ(葉・茎) お好みの量
  • (あれば)ベイリーフ 3枚
  • (あれば)タイム 3本
  • 黒こしょう適量
  • 油 適量

作り方は以下になります。

  1. 野菜(ベイリーフとタイム以外)をざく切りにする。
  2. 油を熱した大きめの鍋に、野菜全てと黒こしょうを入れて炒める。
  3. 野菜の量が減ったら、野菜が隠れるくらいのお水を加える。
  4. 強火で沸騰させ、アクを取り除く。
  5. アクが出なくなったら、中火〜弱火にして1時間煮る。
  6. 途中、水が蒸発して水かさが減ってくるのでお水を加える。
  7. 出来上がったら、火からおろし粗熱を取る。
  8. ザルで漉して完成!
  9. ◎出し殻は捨てるか、小分けの袋に入れて保存して料理に足してもOK

参考COOKPAD

このマッシュルームを使った野菜ストックで日々の野菜不足を解消しましょう!

マッシュルームの保存食レシピ④:マッシュルームのにんにく炒め

マッシュルームのにんにく炒めを冷凍保存するのもおすすめです。
材料はこちらです。

  • マッシュルーム2パック
  • にんにく 大1片
  • オリーブオイル 大さじ1
  • 塩小さじ1/3

作り方は以下になります。

  1. マッシュルームは石づきを取り、お好みの厚さにスライス。にんにくは、潰す。
  2. フライパンにオリーブオイル大さじ1と、にんにくを入れ弱火で香りを出す
  3. 香りがたったら、マッシュルームと、塩小さじ1/3を入れ軽く混ぜ合わせる。
  4. 蓋をして中火で、3分ほど蒸し焼きに。汁がたくさん出てくるので、その後蓋を取り、強火で汁気を飛ばすように煮詰める。
  5. 冷めてから、冷凍保存用のジップ ロックに。3週間ほど冷凍保存可能です。

参考COOKPAD

こうしておくと、日常のお料理がとても楽になりますね。

マッシュルームの保存食レシピ⑤:マッシュルームクリーム

マッシュルームクリームも保存食にはおすすめです。
2人分の材料はこちらです。

  • マッシュルーム大3個
  • ベーコン又は生ハム2枚
  • 生クリーム 100cc
  • パセリみじん切りひとつまみ
  • 黒コショウ少々
  • クラッカー又はバゲット4枚
  • オリーブオイル 大さじ1
  • 塩小匙1/8

作り方は以下になります。

  1. マッシュルームとベーコンをみじん切りにする
  2. フライパンにオリーブオイルを入れ、マッシュルームとベーコンを炒める
  3. 生クリームを加え、半量になるまで沸騰させる
  4. 煮詰まったら、塩味を調える
  5. フライパンの底を冷水で冷やし、クリームを固める 纏まったら、フードカッターなどでペースト状にする

参考COOKPAD

バゲットやクラッカーにのせると、とても美味しいですよ。

<下に続く>

おすすめのきのこレシピ本

きのこの常備菜: 毎日食べてやせる!免疫力アップで健康に!
1296円

低カロリーで食物繊維豊富なきのこは、ダイエットにも有効です。
きのこの栄養を考えると、毎日でも食べたい食材ですよね。

そんな方におすすめなのが、こちらのレシピ本です。
きのこの常備菜を覚えておけば、毎日の食卓に無理なくきのこ料理を並べることができますよ。

こちらのレシピをみて、簡単に健康的な常備菜を作りましょう。

<下に続く>

マッシュルームを上手に保存して日々のご飯で味わおう

保存したマッシュルームを食べる

今回はマッシュルームの保存について詳しくご紹介しましたね。
マッシュルームは足の速いきのこですが、栄養満点でダイエットにも向いています。

冷凍保存やオイル保存などを上手に活用して、毎日の食卓にマッシュルームを使ってみてはいかがですか。
きっと思ったよりも簡単に、日々の生活にマッシュルームは取り入れられるはずですよ。

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