ワイシャツやTシャツのたたみ方を覚えるメリット
年間を通して使うワイシャツやTシャツ。
まずはそれらのたたみ方を覚えるメリットについて見ていきます。
ワイシャツやTシャツのたたみ方を覚えるメリットは、以下の4点が挙げられます。
- 持ち運びが便利になる
- ワイシャツに目につくところにしわがつきにくくなる
- 収納がコンパクトになる
- どのシャツがどこにあるのかすぐに分かる
では、順番にメリットを解説していきます。
メリット①:持ち運びが便利になる
会社でお仕事をされている方は、急な出張の仕事が入ることもあるかと思います。
予めワイシャツの美しいたたみ方のポイント押さえた方法を知っておけば、しわがついていないワイシャツをいつでも持ち運べますから便利ですね。
加えて出張先でもワイシャツを美しくにたためますから、ケースに入れる時もストレスフリーです。
メリット②:ワイシャツに目につくところにしわがつきにくくなる
ワイシャツにしわができてしまうのは、洗濯の際にワイシャツの生地内の繊維の分子が膨張し、他の衣服と擦れ合って分子がバラバラになってしまうため。
なのでワイシャツを洗濯し、乾燥させた後はすぐにアイロンがけをしてしわを伸ばすのがポイント。
あとワイシャツの格好いいたたみ方を知っておくことで、目につくところにしわがつきにくくなります。
しわがつかないワイシャツのたたみ方を知っておけば、いつでも新品同然のワイシャツを着れるというわけですね。
メリット③:収納がコンパクトになる
大抵はハンガーに吊るしてクローゼットに収納するかと思われるシャツ類。
しかしながら、シャツ類はたためば収納をよりコンパクトにすることができます。
シャツのたたみ方を習得することで、少ない収納スペースに入れるTシャツやワイシャツなどの枚数を増やせますよ。
メリット④:どのシャツがどこにあるのかすぐに分かる
本記事の収納方法の解説部分でも触れますが、たたんで収納することによってどのシャツがどこにあるのか?
それがすぐ分かるようになります。
目当てのシャツがどこにあるのかすぐ分かるということは、それだけ時間の節約につながるという事。
時間もスペースもコンパクトに出来るのが、シャツのたたみ方を会得する利点といえますね。
おすすめのワイシャツのたたみ方【基本編】
それでは、まずワイシャツはどんなたたみ方でたたんでいけばいいでしょうか。
会社員の方は是非知っておくと良いおすすめのワイシャツのたたみ方ですが、以下の4点の手順を順番に解説していきましょう。
- まずワイシャツを上向きにしてボタンをとめる
- 裏返して袖の部分をたたんでいく
- 折った袖に合わせて身頃を重ねていく
- すその部分を折り返して半分にたたんでいく
手順①:まずワイシャツを上向きにしてボタンをとめる
最初にワイシャツの一番上についているボタンをとめ、あとは1つずつ飛ばしながらボタンをとめていきましょう。
ボタンをとめる事によってシャツ全体がずれにくくなるので、前もってボタンはとめておくと良いですよ。
手順②:裏返して袖の箇所をたたんでいく
ボタンをとめ終えたらシャツを裏っ返しにし、袖の箇所をしわにならないように丁寧にたたんでいきます。
袖のついているアームホールから折り返し、ひじの部分を折っていきましょう。
そうして下に向けて折ります。
同じように反対側も折り返して折っていきましょう。
折っていく際、なるべくしわは伸ばすイメージで折っていくとしわがつきにくいです。
手順③:折った袖に合わせて身頃を重ねていく
そして折った袖に合わせて身頃を重ねていきます。
反対側も同じようにして重ねて折っていきましょう。
ちなみに『身頃』とは、簡単に解説すると衣服の胴体部分を包む箇所のことです。
手順④:すその部分を折り返して半分にたたんでいく
最後にすその箇所を10~15cmほど折り返し、半分にたたんでいきます。
その状態でひっくり返せば、見事しわがついていない状態でワイシャツがたためているというわけですね。
会社での出張時などでは、しわがついていない美しいなワイシャツが必要になる場面も多いと思います。
ですから、基本的なワイシャツのたたみ方は知っておいて損はないですよ。
おすすめのワイシャツのたたみ方【台紙を使う編】
ワイシャツのたたみ方ですが、台紙を使用したたたみ方もあるのはご存知でしょうか?
ワイシャツの台紙を用いてのたたみ方ですが、次の5つの工程になりますね。
- まずワイシャツを裏っ返し台紙を衿の下、中心に置く
- 台紙を押さえながら、台紙側面に合わせてワイシャツをたたんでいく
- 袖は下にストンと落とすようなイメージで折っていく
- 反対側も同じように折っていく
- すその箇所を中へ向けてたたんでいく
では、順番に見ていきましょう。
手順①:まずワイシャツを裏っ返し台紙を衿の下、中心に置く
まずワイシャツを裏っ返しにした後で台紙を衿の下、ワイシャツのヨーク部分の中央に置きましょう。
ヨークとは、肩から背中にかけての切り替え部分のことを指します。
手順②:台紙を抑えながら、台紙側面に合わせてワイシャツをたたんでいく
次に台紙を手で押さえつけつつ、台紙の側面に合わせてワイシャツを中央に向けてたたんでいきましょう。
たたみ方ですが、ワイシャツの生地の下まで伸ばすようなイメージでOKですよ。
手順③:袖は下にストンと落とすようなイメージで折っていく
次に袖の箇所。
袖の箇所はアームホールの根本部分から折るようにして、下側にストンと落とす。
このイメージのたたみ方で折っていきましょう。
手順④:反対側も同じように折っていく
次に反対側も手順②、手順③の通りに折っていきます。
手順⑤:すその箇所を中へ向けてたたんでいく
最後にすその箇所。
すそは袖の箇所で1回折り曲げ、そのままもう1回折るようなイメージのたたみ方でいくと、ちょうど衿の箇所に当たるようにたたむことが可能です。
ここまでたたむことが出来たら、あとは裏っ返しにして軽く伸ばして完成。
台紙、もしくは厚紙を使えばアイロンがなくても美しくワイシャツをたたむことができるんですね。
ワイシャツの収納方法
次にワイシャツの収納方法についてですが、それは大きく分けて2つ。
・ハンガーにかけてクローゼットに収納する
・たたんでボックスなどに入れて収納する
まあ、だいたいこのあたりの方法が妥当ですよね。
まずハンガーにかけて収納する方法。
最も簡単で特に時間をかけることもなく収納できるので、ワイシャツはハンガーにかけて収納している人も多いでしょう。
この方法は重力の重みでワイシャツの生地にしわがつきにくい点がメリット。
ただ、ワイシャツを1枚1枚ハンガーにかけていくと、結構かさばるんですよね。
クローゼットに余裕があるなら問題ないですが、収納スペースに余裕がない場合。
今回の記事で紹介しているたたみ方を参考にして、たたんで収納していく方法に切り替えていきましょう。
次にたたんで収納していく方法について。
こちらの画像では100均の書類ケースを、そのままワイシャツの収納ケースとして活用していますね。
なかなか豪快な収納アイデアです。
たたんで収納していく方法は、少ないスペースを有効活用できるのでその分多くの衣服を収納できます。
ただし、他の衣類とこすれてしわがつきやすいというデメリットもあるので、ワイシャツ同士を収納するとしたら交互に重ねて収納する。
この方法でしわを予防しましょう。
おすすめのTシャツのたたみ方【半袖編】
次は半袖Tシャツのたたみ方についてです。
下に動画をご紹介していますが、このたたみ方は見ていてびっくりさせられます。
本当に一瞬のうちにスパッときれいにTシャツをたたんでいますから。
動画では比較的ゆったりとした動作でたたんでいますけど、慣れれば2秒以内でササッとたためてしまうでしょう。
Tシャツを一瞬でたたむたたみ方ですが、以下の4点の工程となります。
- Tシャツの身丈の半分と身幅の1/4が交差する箇所をつまむ
- 左手でつまんだ箇所の同じ線の肩の部分を右手でつまむ
- 右手でつまんだ肩の箇所をつまみつつ、同じ線のすその箇所をつまむ
- 軽く払い、袖を折り込むようにしてたたむ
手順①:Tシャツの身丈の半分と身幅の1/4が交差する箇所をつまむ
まずTシャツの身丈(縦部分)の半分と、身幅(横部分)の1/4とが交差する箇所を左手でつまみます。
手順②:左手でつまんだ箇所の同じ線の肩の部分を右手でつまむ
次に左手でつまんだ箇所。
その縦の線の肩部分を右手でつまみます。
手順③:右手でつまんだ肩の箇所をつまみつつ、同じ線のすその箇所をつまむ
ここの手順がちょっとややこしいです。
右手でつまんだ肩の箇所をつまみながら、縦の線のすその箇所まで重ねるように持っていきます。
手順④:軽く払い、袖を折り込むようにしてたたむ
そしてそのまま、軽く払い、袖の箇所を折り込むようにしてたたんでいけば完成。
最後、Tシャツを持ち上げた時に軽く払うようなたたみ方でたたんでいく。
これが美しくたたむコツとなります。
おすすめのTシャツのたたみ方【長袖編】
次に紹介していくのは、長袖Tシャツのたたみ方についてです。
これも一瞬でたたんでいくたたみ方があるかなと思い探してみたのですが・・
意外となかったので普通の方法を紹介していきますね。
おすすめの長袖Tシャツのたたみ方ですが、以下の4点の工程となります。
- Tシャツの正面を自分の方へ向ける
- 首元(衿幅)の端っこを押さえ、袖を半分に折る
- 折った部分を押さえつつ、反対側を同じようにたたんでいく
- 最後にすその箇所をすくい上げるようにして折る
手順①:Tシャツの正面を自分の方へ向ける
まずTシャツの正面を、自分の方へと向けましょう。
Tシャツの位置は、自分がたたみやすいと感じるところにセットしてください。
手順②:首元(衿幅)の端っこを押さえ、袖を半分に折る
Tシャツの首元(衿幅)の端っこを指でしっかり押さえつつ、袖を半分に折ります。
この時、袖をもちつつ軸を押さえるイメージで折るようにしてたたんでいきましょう。
手順③:折った部分を押さえつつ、反対側を同じようにたたんでいく
手順②で折った部分を手で押さえながら、反対側も同じようにしてたたんでいきます。
この時残った袖は、重量に任せてそのまま前に落とすように折っていきましょう。
手順④:最後にすその箇所をすくい上げるようにして折る
最後にすその箇所をすくい上げるように、半分に折るようにしてたたんでいきます。
慣れないうちはたたみ方を確認しながらたたんでいくといいですが、たたみ方に慣れたらリズミカルにパッパッパッとたたんでいくと、一気に長袖Tシャツをたたんでいけますね。
Tシャツの収納方法
Tシャツの収納方法ですが、これはワイシャツの収納方法に比べて種類が多いですね。
まずはTシャツでも普通にハンガーにかけて収納する方法。
どこにどのTシャツがあるのか一目瞭然で、しわになりにくいといった点がメリット。
ただ、意外とスペースを取るので衣服の量が多い人は、やっぱりたたんで収納した方がいいかもしれませんね。
こちらは記事内のたたみ方などでTシャツをたたみ、収納ボックスにシャツを立てて収納していくやり方。
立てて収納していくことで、目当てのTシャツがどこにあるのかすぐ分かります。
ボックス内にTシャツを収納していくなら、こちらの方法もありかなと思います。
そしてこちら。
シャツのたたみ方でTシャツをたたんでから、Tシャツケースに収納していく方法となります。
収納ケースに1つずつたたんで収納していくので、衣類同士がこすれないのでしわになりにくい点がポイントですね。
見た目もとってもおしゃれでスッキリしていて、本棚とかに置いても違和感なさそうです。
おすすめの収納ボックス
最後におすすめの収納ボックスを紹介していきましょう。
こちらのアイリスオーヤマから出ている3段ボックスです。
今回紹介していったたたみ方でたたんだワイシャツなどを、2枚並べて収納することが可能。
開け閉めもスムーズに行えて、商品自体は軽量なもののボックスの中に衣服などを入れてしまえば動くこともないです。
加えて大容量に収納できますから高評価のレビューも多いですよ。
是非あなたのクローゼットに置いてみてはいかがでしょうか。
是非あなたのクローゼットに置いてみてはいかがでしょうか。
シャツのたたみ方を習得して、時間とスペースを手に入れよう!
すでに日常生活に溶け込んでいるTシャツやワイシャツは、馴染みすぎて目を向ける機会が少ないかもしれません。
でも、シャツのたたみ方を習得していつもきれいで格好いいシャツを身に着けておけば、あなた自身の見た目もパリッと美しくなります。
あと、時間の節約と収納スペース確保にもつながりますから、まさに一石二鳥。
是非シャツのきれいなたたみ方のポイントとコツを知って方法を会得して、時間とスペースをコンパクトにした生活を手に入れてください。
シャツのたたみ方については、こちらの記事でも詳しくご紹介しているので、ぜひご覧ください。
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