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2019/07/10

電動サンダーの使い方や選び方を大公開!マキタなどのおすすめ製品も様々紹介

木工でDIYを行う時に必ずしなければいけない作業が、やすり掛けです。
ケバ立った表面部分や小口をなめらかにするだけでなく、塗装の下処理を行うためにも重要。

手動でやろうとすると大変な労力がかかるため、電動サンダーで作業することをお勧めします。
そんな電動サンダーの選び方やおすすめ製品をご紹介するので、参考にしてみてください。

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電動サンダーとは

電動サンダー

電動サンダーとは電動で動かす工具の種類の一つで、木材や金属を研磨したり、錆を落とす時に使うものです。
他に古くなった塗装を剥がすことが出来、人の力だけでは難しい広範囲の処理に向いています。

DIYでは主に、紙やすりや布やすりをセットして木材のやすり掛けなどの用途にする場合が多くなっています。
このようなやすり掛け(サンディングという)では、人の手で使用とすると大変な時間や労力がかかってしまうため電動サンダーを使用することをおすすめします。

一口に電動サンダーといっても、プロ用の高機能の物から家庭で使うコンパクトなサイズまで様々。
またパッドの形や振動の向きによっても、様々な種類があるので使用用途や使う物によって選ぶようにしましょう。

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電動サンダーの種類

電動サンダーの種類

電動サンダーの種類は大きく分けて5つあります。

  1. オービタルサンダー
  2. ディスクサンダー
  3. オービットサンダー
  4. 三角サンダー
  5. ベルトサンダー

電動サンダーの種類①:オービタルサンダー

サンドペーパーや専用のやすりなどを装着した四角形のパッドが振動することで研磨するタイプの電動サンダーです。
木材の表面加工に使われることが多く、粗目から仕上げまでを一台でこなすことが出来ます。

また市販されているサンドペーパーによる加工が可能な機種もあり、汎用性もあります。

電動サンダーの種類②:ディスクサンダー

別名をディスクグラインダーとも言い、円形のディスクが回転することで研磨をすることが出来ます。
また刃を変えることで、研磨だけでなく切断や切削加工も可能になります。

電動サンダーの種類③:オービットサンダー

別名ランダムサンダーとも呼ばれ、円形のパッドを毎分一万回転以上で振動させることによって、平らな面だけでなく湾曲した曲面などにも使用できます。
金属の研磨やさび落としにも使え、より強い力で研磨することが出来る種類の電動サンダーになります。

またバフを取り換えることで、ワックスがけなどの艶出しに使うことも可能。

電動サンダーの種類④:三角サンダー

文字通りアイロンのような三角形のパッドが特徴です。
四隅の部分や狭い場所にも使え、三角サンダー専用の三角形のやすりを取り付けて使用します。

手に持ちやすいアイロン型で、小回りが利くので細かい作業に適しています。

電動サンダーの種類⑤:ベルトサンダー

ベルト状になっているヤスリ自体を回転させることで、そこに加工物を当ててより強い力で研磨することが出来ます。
バリと呼ばれる不要な部分を取ったり、塗装剥がしといった金属の加工も難なく行えるサンダーです。

また台に固定することで、卓上サンダーとして使うことも出来ます。

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電動サンダーの使い方

電動サンダーの使い方

ではここで、実際に動画を参考にして、電動サンダーの使い方を見ていきましょう。

  1. やすりをパッドにセットして電源を入れる
  2. 木材の表面加工を行う
  3. 小口を加工する
  4. ペンキの下地作りとして

電動サンダーの使い方①:やすりをパッドにセットして電源を入れる

電動サンダーのスイッチを入れるとパッドが上下運動をすることで、やすり掛けをしてくれます。
結構大きな音が出るので、夜間や狭い室内では音に気をつけるようにして下さい。

またパッドには機種専用のサンドペーパーを使用するほかにも、市販の紙やすりが使える電動サンダーもありますのでよく確認してから替えのやすりを買うようにすると良いでしょう。
さらに替えのサンドペーパーも紙やすりと同じように、番手によって粗さが違うので数種類準備しておくことをおすすめします。

電動サンダーの使い方②:木材の表面加工を行う

表面を磨く際は木目に沿って滑らせるように動かすときれいに仕上がります。
グリップをしっかり持って、上下左右に動かしながらムラにならないよう均等に掛けるのがコツです。

電動サンダーの使い方③:小口を加工する

木材をカットした断面の小口も、そのままにしておくとケガをする場合があるので、電動サンダーでサンディングを行うようにすると良いでしょう。
その場合はパッドを加工したい小口部分に当てて電動サンダーを動かしながら使うと、角が取れて丸く仕上がります。

電動サンダーの使い方④:ペンキの下地作りとして

ツルツルとした化粧ボードにそのまま塗装しようとすると、弾いて上手く色がついてくれません。
そんな時にはツルツルした化粧ボードの表面に軽く電動サンダーのパッドを当てると、表面の塗装が剥がれてザラザラとした手触りに。

こうすることで塗装の乗りも良くして、下地作りの調整にも役立ちます。

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電動サンダーの選び方

電動サンダーの選び方

ここでは電動サンダーの選び方を見ていきます。
これから電動サンダーの購入を考えている方は参考にしてみてください。

  1. 形で選ぶ
  2. 性能で選ぶ
  3. 価格で選ぶ
  4. サイズや重量で選ぶ
  5. 定格時間で選ぶ

電動サンダーの選び方①:形で選ぶ

一口に電動サンダーといっても、パッドの形状は様々で長方形や丸形、アイロン型などがあります。
細かい部分にも加工したいなら、三角サンダーやコーナーサンダーといった電動サンダーを選んだ方が良いでしょう。

またサンダー自体激しく動くため、グリップの持ちやすさも重要です。
両手でグリップするタイプの電動サンダーもあるので、選ぶ際にはグリップの握り心地を確かめてみてください。

電動サンダーの選び方②:性能で選ぶ

電動サンダーにはプロ仕様となっており、様々な機能の付いたものがあります。
中でも重要な機能は集塵機能です。

やすり掛けをしたときに舞う細かい木くずなどを掃除機で吸い取ってくれる効果があります。
この機能が無いと室内で使う際にはホコリが舞ってしまい、部屋中が粉塵だらけになることも。

そのため出来るだけ集塵機能のある電動サンダーを選びましょう。
また集塵機能にはダストパック付きとフィルター式があるので、これらも選ぶ際の基準にしてみてください。

電動サンダーの選び方③:価格で選ぶ

数ある電動サンダーの中でも比較的高価格帯なのがプロ用です。
大工さんや建築関係の職人さんが使用するもので、音が静かで耐久性も高め。

一方家庭用は主にDIYなどで使用するタイプで価格は低め、シンプルな機能が特徴です。
どのくらいの頻度で、どう使用するかによって、どの位の価格帯のランクの電動サンダーを選べばよいかを決めるようにして下さい。

また目の粗さを変えるには、別のサンドペーパーも準備しなければいけません。
市販のサンドペーパーを使って加工が出来る電動サンダーから、専用のサンドペーパーが必要な種類まであるのでご注意下さい。

消耗品も意外と馬鹿にならないので、電動サンダーを選ぶ際にはぜひ忘れずに頭に入れておきましょう。

電動サンダーの選び方④:サイズや重量で選ぶ

プロ用の電動サンダーは比較的大きめで、重量も重い物が多いようです。
広い範囲を一度に加工できる一方で、取り回しがしずらいという難点があります。

また狭い範囲を研磨するのも難しいので、どのような木工品に使いたいのかによって選んでください。

電動サンダーの選び方⑤:定格時間で選ぶ

全ての電動サンダーには定格時間が決まっています。
この定格時間とは、連続して使用できる時間のこと。

この定格時間が過ぎたら、電動サンダーを休ませるために一方時間モーターをオフにする必要があります。
そのため広い範囲を短時間で使いたい時には、連続使用できる定格時間が長い物を選ぶようにして下さい。

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おすすめの電動サンダー10選

おすすめ電動サンダー

それではここで、おすすめの電動サンダーをご紹介していきます。

おすすめの電動サンダー①:ワットノット 布ヤスリ 6枚セット 電動サンダー

ワットノット 布ヤスリ 6枚セット 電動サンダー
2980円

ワンタッチ式の電動サンダーで、持ちやすいグリップが特徴。
木工や金属の研磨はもちろん、塗装剥がしや金属のさび落としまで幅広く使えます。

耐久性の高い日本製の布やすりが6枚セットになっており、初心者にはこのまま使えるセットになっています。
また比較的コンパクトなので、女性でも苦も無く使って頂けます。

さらにやすりの交換はワンタッチで、作業中の手間もかかりません。

おすすめの電動サンダー②:BOSCH 吸じんオービタルサンダーPRO

BOSCH 吸じんオービタルサンダー
7795円

ドイツの電動工具メーカーである「BOSCH」のプロ用オービタルサンダー。
お尻部分についているマイクロフィルターシステムで、粉じんなどを強力に吸引してくれます。

また190Wのモーターを搭載している一方で、振動の少ない設計や無段階で振動速度を調節する機能も付いています。
さらにサンドペーパーは、マジック式の専用ペーパーと市販のサンドペーパーの両方の使用が可能に。

プロが長時間使用しても耐えられる性能と使い心地で、負担が少なく作業を進めることが出来ます。

おすすめの電動サンダー③:RYOBI ミニサンダ

RYOBI ミニサンダ
5972円

パットの寸法が75×105㎜と小型で、主に木工品の研磨作業に適した電動サンダーです。
付属の集塵ノズルに別売の集塵ホースを付けることで、集塵機に接続。

乾式作業用なので、サンダーを湿らせての作業には向いていません。
またサンドペーパーはクランプ型で挟み、しっかりと固定することが可能。

おすすめの電動サンダー④:マキタ 充電式ランダムオービットサンダ

マキタ 充電式ランダムオービットサンダ
13827円

回転しながらのオービタル運動で、ムラなくパワフルに作業が出来ます。
そもそも「オービタル」とは軌跡や環状という意味で、こちらのオービットサンダは丸く円を描くように動くのが特徴。

またパッドに空いた穴から粉じんを吸引する、自己吸引機能が搭載されダストバッグに溜まるようになっています。
こちらはバッテリーを使用した充電式ながらアダプター式に匹敵するパワーを持ち、電源がない場所での作業に適しています。

さらにワンタッチで3段階変速が可能で、低重心なので作業がしやすい設計になっています。

おすすめの電動サンダー⑤:E-Value ランダムサンダー

E-Value ランダムサンダー
3579円

こちらは比較的小型で軽量のオービットサンダー。
円形パッドなので、曲面の研磨作業に適しています。

偏心運動と回転運動で短時間できれいに仕上がり、研磨作業のほかサビ落としや塗装剥がしにも活躍。
またサンドペーパーの交換はマジック式になっているため、サンドペーパーの裏面についているマジックテープを、穴を合わせるようにして付けてください。

さらに集塵機能が内蔵されており、ダストパックにゴミが貯まる仕組みになっているので安心してください。
しかし電動サンダーのような工具を使用する際には、長袖長ズボンを着て肌を露出しないように注意が必要。

電動サンダーを使用する際には、保護メガネやマスクなどを装着し、必ず手袋をはめるようにするように心がけて下さい。
屋外で使用するときにはゴム製の手袋や、滑り止めの付いた靴を身に付けるようにしましょう。

おすすめの電動サンダー⑥:HiKOKI 電気ディスクグラインダー

HiKOKI 電気ディスクグラインダー
8690円

専用のディスクを切断砥石やダイヤモンドカッターに交換するだけで、研磨の他に切削や切断加工も行えます。
切断砥石とは、鉄やステンレスといった金属の切断が可能で、シャープな切れ味が特徴。

一方ダイヤモンドカッターは、モルタルやコンクリート、レンガやタイルといった建材の溝入れや切断に適しています。
どちらも安全のために保護マスクや手袋、メガネなどを装着して使用するようにして下さい。

グリップは握りやすいようにディスクグラインダーとしては、細めに作られています。
また本体の重さは約1.5キロと軽量、毎分1万2千回転でスムーズな作業を実現します。

おすすめの電動サンダー⑦:高儀 EARTH MAN エアーポリッシャー&サンダー

高儀 EARTH MAN エアーポリッシャー&サンダー
9800円

パッドにサンディングペーパーを取り付ければ下地の研磨や塗膜剥がしなどに、毛バフを付け替えればワックスがけやツヤだしに使えます。
またエアホースでコンプレッサーに接続すれば、車のコンパウンドにも活躍。

その際には空気圧で車体を傷付けることなく、きれいに磨くことが出来ます。
パッド部分は偏心運動と回転運動のダブルアクションで、ムラなく仕上げることが可能に。

おすすめの電動サンダー⑧:RYOBI ディスクサンダ

RYOBI ディスクサンダ
21107円

主に金属の研磨やさび落とし、塗装剥がしに適しています。
小型で1.8㎏と軽量ながら連続使用にも耐えられ、負荷をかけても回転が落ちない「フィードバッグ回路」を採用。

音も比較的静かなので、作業もはかどりそうです。

おすすめの電動サンダー⑨:マキタ 防じんミニサンダ

マキタ 防じんミニサンダ
10680円

パッドに空いた穴から自己集塵を行い、防塵カバー付きスイッチが特徴。
さらにパッドは三角形タイプと四角形タイプの両方が取り付け可能なので、隅やコーナー部分の研磨には三角形のパッドを付けて使用できます。

別売の器具を使えば集塵機への接続が可能で、プロの作業にも対応。
またグリップは握りやすい形状になっており、手にフィットして滑りにくくなっています。

おすすめの電動サンダー⑩:H&H ベルト&ディスクサンダー

H&H ベルト&ディスクサンダー
14980円

ベルトサンダーとディスクサンダーが一台になりました。
上部のベルトサンダーでは、ナイフなどの刃物やドリル刃を研ぐことが可能に。

本体サイドにはディスクサンダーが付いており、通常の研磨作業も問題なく行えます。
ただしベルトサンダーとディスクサンダーが同時に駆動するため、作業する際には注意して下さい。

<下に続く>

DIYにおすすめの電動工具

おすすめ電動工具

Makita 充電式インパクトドライバ
14800円

電動サンダーと同様、DIYを始めるにあたって無くてはならないのが電動ドライバーです。
ところで穴あけやビス止めに便利な電動ドライバーですが、厳密には2種類あるのをご存知ですか?

それがドリルドライバーとインパクトドライバーです。
ドリルドライバーは回転のみの力で穴あけやドリルを行うのに対し、インパクトドライバーは打撃(インパクト)と回転の力で強力にネジを締めることが出来ます。

こちらマキタのインパクトドライバーは、従来品より小型でリチウムインライトバッテリーを採用し、軽量化にも成功。
無段階の変速スイッチで打撃と回転を効率的にネジに伝えます。

さらにLEDライト付きなので、暗い場所での作業や手元が見えずらい時にも快適に作業をすることが出来ます。
電動サンダーと同様、準備しておきたい電動工具の一つです。

<下に続く>

電動サンダーを賢く選ぼう!

電動サンダーを選ぶ

プロ用や家庭用、回転しながら動くものから振動するタイプまで、電動サンダーには多彩な種類があることが分かりました。
使用頻度や使う目的によって、適切な電動サンダーを選ぶようにしましょう。

電動サンダーは他の電動工具と比べて重要視されていない印象がありますが、木工でDIYを使用と思っている方には是非持っていて欲しい工具でもあります。
サンディングがとても楽になる電動サンダーで、快適なDIYを行ってください。

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