子供と工作におすすめ!手作りウォールポケットの魅力
毎日生活していく中で、小物などどうしても色々なアイテムが増えてしまい収納スペースに困る、といったことってありますよね。
そんな時の救世主になるのがウォールポケットです。
ウォールポケットを活用することで、バラけてしまいがちな小物などもすっきり収納でき、お部屋を綺麗に整頓することができます。
しかも壁などに掛けて使用できるので、チェストなどのように収納スペースをとることもありません。
そんなウォールポケットは収納ポケットとしての機能性に優れているだけでなく、おしゃれなインテリアとしても注目されています。
ウォールポケットは既製品も多く販売されていますが、実は身近なアイテムを使って手軽に手作りすることもできるんですよ。
一般的には布で作られることが多いですが、近年では様々な素材を使ったものが作られています。
素材やデザインなど、作り方の工夫次第では針やハサミなどをあまり使用せずに作れるので、子供と一緒に工作することもできます。
子供のおもちゃやぬいぐるみなどの小物や、保育園からのプリントなどを収納しておくのにも活用できるウォールポケットを、お子さんと一緒に手作りしてみましょう。
100均の材料を使ったコスパ最強!ウォールポケットの作り方8選
ウォールポケットは100均のアイテムを使うと材料費も抑えられ、またとても簡単に手作りすることができます。
100均の材料を使ったおすすめの作り方を紹介します。
- クリアファイル
- カトラリーケース
- シーグラスマット
- 繋がるポケット
- ポーチ
- フラワー壁掛けカゴ
- ボール紙
- クッションカバー
100均の材料を使ったウォールポケットの作り方①:クリアファイル
100均でも販売されているクリアファイルをそのままポケットとして使います。
クリアファイルのサイズはA4でもA3でも、あるいは小さいサイズでも、自分の用途に合わせて自由に選べます。
作り方はまず、クリアファイルの上部を両面テープで貼り付け、開いている口を一辺だけにしましょう。
そのままクリアファイルを使ってしまうと、使用しているうちにめくれて中身が落ちやすくなってしまいます。
土台には、同じく100均で売っているビニール地のテーブルクロスを使うと手軽です。
ポケットになるクリアファイルの幅よりも少し大きいサイズに折りたたむ、もしくはカットして使用してください。
壁に掛けて使用する場合は上部を折りたたみ、中に紐を紐を通します。
そのままピンなどで壁に貼り付けて使用する場合は紐を通さなくても大丈夫です。
土台が完成したら、ポケットを両面テープで貼り付けて完成です。
テープはなるべく粘着力の強いものを使って下さいね。
ポケットの中身が丸見えで困る場合は、お気に入りの切り抜きやラッピング紙などをファイルに入れると良いでしょう。
クリアファイルなので、あまり厚みのあるものは入れられませんが、手紙や子供の学校のプリントなどを入れるにはピッタリです。
針を使わず、ハサミもほとんど使用しません。
作り方も非常に簡単なので、子供と一緒に工作するのもおすすめですよ。
100均の材料を使ったウォールポケットの作り方②:カトラリーケース
100均のセリアで販売しているカトラリーケースは、シンプルなのでアレンジ作品が作りやすいと人気の商品です。
もちろん、ウォールポケットにも簡単にリメイクすることができます。
作り方ですが、まずはポケット横についている紐をカットします。
根本からカットするよりも少し残して折りたたみ、接着剤で貼り付けてタグのようにすると可愛く仕上がりますよ。
ポケット部分はそのまま使用します。
カトラリーケース上部にハトメを付け、紐を通せば完成です。
ハトメを付けない場合は、上部を折り返して輪にし、棒を通して紐を付けます。
リネン風の素材で作られているので、接着剤で簡単に止められます。
元々が柄のないシンプルな素材なので、自分の好みのアレンジを加えることができます。
レースや刺繍などとも相性が良いですし、スタンプや転写シールでワンポイント入れるのも素敵ですね。
作り方も簡単なので、ハンドメイド初心者さんにもおすすめですよ。
100均の材料を使ったウォールポケットの作り方③:シーグラスマット
100均のダイソーで販売されているシーグラスマットを使えば、マリンテイストのおしゃれなウォールポケットが作れます。
作り方が非常に簡単で、屋内だけでなく屋外にも掛けておけるので実用性もばっちりです。
まず、シーグラスマットを縦にして下からおおよそ3分の1ほどの場所で折りたたみます。
網目などを良く見て、左右で高さが違わないようにしましょう。
折り目がずれないように、洗濯ばさみなどで押さえておきます。
重なった側面部分を、それぞれ紐などで結んで閉じていきます。
紐をぐるぐる巻いて上下だけ結んでも大丈夫ですが、網目ごとに結んだ方が丈夫になります。
また、結ぶ紐はある程度の強度があれば何を使用しても大丈夫です。
麻紐を使用すると目立たず馴染み、男前風になります。
リボンなどで巻き付けて編み上げるとガーリーに仕上がって可愛いですよ。
紐やリボンを使えば簡単に連結させることができます。
同じ作り方でも最後の仕上げ方によってガラッと雰囲気が変えられるので、飽きてきたら紐を変えてみてください。
シーグラスマットは網目が大きく、針を使わずに作れるので、子供の夏休みの工作などにも良いですね。
100均の材料を使ったウォールポケットの作り方④:繋がるポケット
小さな子供と一緒に手作りをするなら、まずは100均のダイソーで販売されている「つながるウォールポケット」を利用するのがおすすめです。
商品名の通り、ウォールポケットをつなげて使用することができます。
作り方ですが、必要な分だけつながるウォールポケットを用意し、下の段になるポケットの紐を外します。
棒を引き抜いて、上になるポケットの下部にある輪に通します。
そのまま同じ棒に、下のポケット上部にある輪を通します。
これを必要な段数繰り返せば完成です。
工具を一切使わず、作り方も説明書がついているので小さなお子さんが一緒でも安心して作る事ができます。
ウォールポケット自体も幅が広く、ぬいぐるみなども入るサイズになっているので実用性もばっちりですよ。
100均の材料を使ったウォールポケットの作り方⑤:ポーチ
大き目のポーチと板を使って、100均の材料とは思えないハイセンスなウォールポケットが作れます。
特別な工具は必要なく接着剤があれば作る事ができますが、グルーガンがあれば便利です。
横幅が大き目の角型ポーチと、そのポーチと同じ幅の板を用意します。(どちらも100均で揃います。)
板には軽くやすりをかけておくと、完成した時の手触りがよくなりますよ。
作り方は、まずポーチを裏返して、生地を縫い付けてあるバイアステープを取り外していきます。
特にファスナー周囲など、生地を傷めてしまわないように注意して丁寧に外して下さい。
全て取り外すとポーチの生地が縫製前の2枚の状態に分割されます。
生地がほつれない程度に糸くずを取り除いて綺麗にしてください。
ポーチの縫い代部分が板の側面に来るようにして、接着剤などで板に貼り付けていきます。
上段のポケットになるポーチも同じように、ポーチ下部の縫い代部分を板に貼り付けてください。
板の上部に紐を取り付けて完成です。
100均ではバッグの持ち手なども販売しているので、ポーチの色や雰囲気に合わせてレザーの持ち手をピンで取り付けても素敵ですね。
100均の材料を使ったウォールポケットの作り方⑥:フラワー壁掛けカゴ
100均のダイソーで販売されている、ガーデニング用のフラワー壁掛けカゴもウォールラックとして活用することができます。
大き目のバスケット型ポケットになるので、大きなものも収納できるのが魅力です。
作り方は、壁に強力フックを取り付け、カゴを引っ掛けるだけです。
細いチェーンを2本使えば、カゴを上下に連結することもできます。
(壁やフックの強度によっては重さで外れてしまうことがあるので注意してください。)
ポケット内の通気性が良いので、タオルなどを丸めて入れておくと良いですね。
網目が大きいので、小物を入れたい場合は隙間から落ちてしまわないように、布などを敷いておくと良いでしょう。
100均の材料を使ったウォールポケットの作り方⑦:ボール紙
大きめサイズのボール紙を使って、最近人気の男前風ウォールポケットが作れます。
カッターを使用しますが、作り方はまさに図工の授業のようなので、子供と一緒に作ってみると楽しいですよ。
100均セリアで販売されているB4サイズのブラックボード(3枚入り)を使用します。
土台になる1枚の上下に15ミリ幅くらいの線を引き、その線に沿って折り目をつけます。
上下それぞれの折り目の内側に両面テープを貼り、折りたたんだ状態で貼り合せます。
ボール紙をもう1枚使ってポケットを作ります。
半分に切り、土台と同じように上下15ミリ幅で線をつけます。
上部は折り目をつけた後、土台と同じように両面テープで貼り合せておきます。
ポケットの下部側は、上部を貼り合せたのとは逆方向に折り目をつけ、折り目の外側に両面テープを貼って土台に貼り合せます。
側面はまだ貼り合せずにそのままにしておきましょう。
ポケット用の残っている半紙を使って、ポケットの両脇マチ部分と、仕切りを作ります。
仕切りは無しでも良いですし、数はお好みで調整してください。
マチ部分と仕切りは横幅が60ミリ、縦はポケットの高さ以下になるようにカットします。
15ミリ幅で縦に線を引いて互い違いに折り曲げ、W字になるようにしてください。
W字に曲げた両外側部分に両面テープを貼り、土台に貼り付けていきます。
両脇のマチになる部分は、内側に山が来るようにつけるとすっきりと仕上がりますよ。
反対側のテープも剥がしてポケットと貼り合わせたら完成です。
お好みで土台やポケットにハトメをつけたり、転写シールやステッカーなどで飾り付けると更におしゃれになります。
100均の材料を使ったウォールポケットの作り方⑧:クッションカバー
袋状になっているクッションカバーとカーテンクリップを使って、超お手軽な簡易ウォールポケットが作れます。
クッションカバーを交換する際にリメイクしてみるというのも良いですね。
作り方ですが、まず袋状になっているクッションカバーの口を半分ひっくり返して外側に折り返します。
折り返した端を、また更に外側に折り返します。
上部を少し裏側に折り返し、左右をカーテンクリップで挟めば完成です。
重い物は入れられませんが、ペンやメガネなど、ちょっとしたものを一時的に置くには十分です。
ポケットの脇も洗濯ばさみやクリップなどで押さえたり、両端も裏側に折り返して細めにすると少し強度が上がります。
無造作な雰囲気の男前ウォールポケットなので、ガレージなどに何気なく掛けておくとおしゃれですよ。
キルトやタオルを使ったウォールポケットの作り方8選
タオルやキルト生地などを使っても手軽にウォールポケットを手作りすることができます。
頂き物などで余ってしまいがちなタオルをリメイクするのも良いですね。
どういった作り方があるのか紹介していきます。
- フェイスタオル
- ハンドタオル
- バイアステープを活用
- キルティング
- 円形のポケット
- 円形バイアステープ
- ゆったりポケット
- 端切れを活用
キルトやタオルを使ったウォールポケットの作り方①:フェイスタオル
フェイスタオル2枚とラップの芯1、2本で、手軽にウォールポケットが手作りできます。
ラップの芯はあったら少し便利という程度なので、無くても問題なく作れます。
使用するタオルのうち1枚は土台部分、もう1枚はポケットになります。
作り方は、土台用のタオルを縦に敷き、上下の部分にラップの芯を通せる大きさの輪を作って縫い止めます。
ラップの芯を使わない場合は、壁に掛けた時にウォールポケットがしぼんでしまわないように、接着芯などで補強しておきましょう。
その場合は、壁掛け用の紐の端を輪の中にそれぞれ少し入れて縫い付けておくと綺麗に仕上がりますよ。
ポケットになるタオルは4つ程度に切り分けておき、そのうちお好みで2~3枚を使ってください。
ポケットの大きさ(深さ)は全て同じにする必要はありませんので、目的に合った大きさにカットすると良いでしょう。
取り出し口(上)になる部分は折り返して縫いとめておきましょう。
ポケットの位置をわかりやすくするため、また取り出し口の補強も兼ねてポケット上部にタオル地と異なる色や模様のテープを取り付けるのも可愛いですね。
ポケットを取り付ける位置を決めたら、底の部分を少し内側に折り返してマチ針で土台に付け、ミシンで縫い付けましょう。
ポケットの中央部分にも縦にミシンを入れると、ポケットを分割することもできます。
上下の輪にラップの芯を入れ、上部には壁掛け用の紐を通せば完成です。
洗濯する時にはラップの芯を取り外すのを忘れないように気をつけてくださいね。
キルトやタオルを使ったウォールポケットの作り方②:ハンドタオル
フェイスタオルとハンドタオルを組み合わせても、手軽にウォールポケットを作ることができます。
フェイスタオルを土台に、ハンドタオルをポケットに使用します。
作り方ですが、フェイスタオルを縦、横どちらでも好きな向きに置き、ポケットを付けたい位置にハンドタオルを乗せてマチ針で留めます。
ポケットになるハンドタオルの側面と底の部分をミシンで縫い付けるだけで完成です。
壁掛け用の紐は、「キルトやタオルを使ったウォールポケット①」で紹介したようにラップの芯を使って取り付けると簡単です。
ラップの芯を使わない場合は、上部を小さめの輪に縫って棒を入れ、その棒に紐を結んで壁に掛けるようにしましょう。
棒も使わずに仕上げたい場合は、上部の左右二箇所に紐を取り付け、壁も二箇所に留めるようにしてください。
紐を一箇所だけで留めようとするとどうしてもタオルがしぼんでしまうので注意です。
ハンドタオルをそのままポケットとして使用すれば布を裁断せずに済むので、切り落とした布の始末もない分、作り方が更に簡略化できるのが嬉しいですね。
キルトやタオルを使ったウォールポケットの作り方③:バイアステープを活用
可愛いキルト生地を使ったウォールポケットは、バイアステープを使うとすっきりと仕上げることができます。
ポケットには、土台と同じ幅の生地を用意しましょう。
作り方は、まずポケットの取り出し口側を処理していきます。
内側に折り返して縫うだけでも良いですし、レースなどで装飾したい場合はこの時に一緒に取り付けてください。
処理が終わったらポケットの位置を決め、土台になる生地の上に重ねてマチ針で留めます。
ポケットの底の部分は内側に折り返して留めましょう。
ミシンでポケットの底部分を縫い付けます。
ポケットを分割する場合は、分けたい箇所で縦にミシンを入れて留めてくださいね。
バイアステープを土台の縁に沿ってぐるっと一周取り付け、マチ針で留めます。
この時に、壁掛け用の紐(あるいは棒を通すための輪)をポケット上部左右に取り付け、縫い目をバイアステープで隠すようにすると綺麗にしあがります。
ミシンでバイアステープを一気に縫い付ければ完成です。
バイアステープを縁に使うことで、土台の布の処理とポケットの端の処理を一度に済ませることができ、補強にもなるのでおすすめですよ。
キルトやタオルを使ったウォールポケットの作り方④:キルティング
キルト生地はパッチワークや刺繍、そしてもちろんキルティングとの相性がとても良いですよね。
ポケット部分に見せたい模様が来るように配置すれば、自分だけのお気に入りの作品を飾っておくことができます。
作り方は、まずポケットの上下にバイアステープなどでパイピングをします。
下の段になるポケットは、土台の端に付けるようであれば上だけでOKです。
手間は少しかかってしまいますが、バイアステープでなくてもお気に入りの生地や使いたいデザインの生地があればそれを使っても良いですね。
土台になる生地は、裏布、キルト芯、表布の3枚を重ねて使います。
上の縁のみをミシンで縫い合わせておき、裏布を跳ね上げて表布が一番前に来るようにしておきます。
ポケットを土台の表布とキルト芯に仮止めし、ミシンで底部分を縫い付けます。
ポケットが重なるように取り付けしたい場合は、壁に掛けた時に上にくるポケットから順に縫い付けていきましょう。
土台の布を全て重ね合わせてから側面、下の部分の縁をパイピングします。
上部は裏側に折りたたんで輪を作り、裏布にまつり縫いで留めておきましょう。
この時に、表布に糸を通してしまわないように気をつけてください。
輪の部分に棒を通し、壁掛け用の紐を取り付ければ完成です。
表から見ても、裏から見ても余分な縫い目がない綺麗なウォールポケットになります。
一見、作り方が難しそうに思えますが、土台の布の重ね順だけ間違わなければ大丈夫ですよ。
キルトやタオルを使ったウォールポケットの作り方⑤:円形のポケット
ポケットの位置や大きさ、形などを自分の好みに出来るのが手作りウォールポケットの魅力です。
土台の形も、四角にこだわらず好きな形にすることができますよ。
ここでは円形の可愛らしいウォールポケットの作り方を紹介します。
作り方はまず、ポケット用の布を切り、取り出し口側の布の処理を済ませておきます。
縁は円形に切り抜ぬいておきましょう。
円形は刺繍枠を型紙代わりにするのが綺麗な作り方のコツです。
次に土台用の布を2枚円形に切り抜き、ポケット用の布と表布が中表になるように重ねて3枚一気に縫い合わせます。
この時、上部は少し縫わずに開けておいてください。
縫い残した部分から布を引っ張り出して表布とポケットが正面に来るように裏返し、形を整えます。
縁をアイロンなどで押さえると綺麗に仕上がりますよ。
最後に縫い残した部分をまつり縫いして完成になります。
壁掛け用の紐と、ボタンなどを取り付けることで複数のポケットを連結させることができます。
色違いで何個か作って繋げておいても可愛いですね。
ポケットは真っ直ぐに付けずに、斜めや縦にしてもお洒落な雰囲気になりますよ。
キルトやタオルを使ったウォールポケットの作り方⑥:円形バイアステープ
楕円形などの変形ウォールポケットも、バイアステープなどでパイピングすると簡単に作ることが出来ます。
バイアステープは縫い合わせることで壁掛け用の紐としても利用できますね。
作り方は非常にシンプルで、ポケット用の布を土台の上に重ね、外周をバイアステープでぐるっと縫い合わせるだけです。
ポケットの取り出し口を直線ではなく、中央が高くなっている曲線にすると円形のウォールポケットにマッチした柔らかい印象になりますね。
また、中に入れたものが落ちにくくなるので実用性もアップします。
刺繍やキルティングなど、素敵な模様が入っていればインテリア代わりの壁飾りにもなりますね。
キルトやタオルを使ったウォールポケットの作り方⑦:ゆったりポケット
ポケットにマチを付けると、厚みのある物でも収納できるようになります。
マチ部分は、土台に縫い付ける際に一緒に作成する作り方です。
ポケット用の布を裁断する際は、マチの分も入れてやや大きめに切っておくと安心です。
作り方は、ポケットの布を中表になるようにして上下を半分に折り、上端を少し外側に折り返しておきます。
両脇を縫い合わせたらひっくり返して形を整え、口になっている側を縫い合わせて閉じましょう。
マチにするところを折り、マチ針で押さえておきます。
ポケットを土台に置き、両端を縫い付けます。
連続したポケットの場合は、内側のマチ部分も縦に縫い付けておきましょう。
マチを畳んで整えた後、ポケットの底の部分を縫い付ければポケットは完成です。
ポケット内に重めの物を収納する予定であれば、土台部分にもキルト生地などを使用して丈夫に作っておいた方が良いですね。
壁掛け部分の強度にも注意しましょう。
キルトやタオルを使ったウォールポケットの作り方⑧:端切れを活用
裁縫やハンドメイドをやっていると、どうしても端切れの布が増えてしまいますよね。
そんな端切れを上手に使えば、カード収納にピッタリのウォールポケットが作れちゃいます。
作り方は、四角形の布に取り出し口が斜めになるようにして小さなポケットを付けていきます。
ポケット同士を縦・横それぞれ連結して縫い合わせ、一つの大きな四角形にします。
土台代わりの裏布と合わせ、周囲をパイピングして、壁掛け用の紐を付けたら完成です。
ポケットはカードが少し隣のポケットにはみ出る程度のサイズにすると、収納されているカードが見やすくなりますよ。
カード用ウォールポケットの作り方をアレンジして小さなポケットを31個作れば、レシート入れになります。
家計簿が付けやすくなりますし、端切れの色の組み合わせ次第で見ているだけでも楽しいウォールポケットになります。
生地が余っている人などには特におすすめです。
ウォールポケットのおしゃれな付け方
壁になるところがあれば、どこにでも付けられるのがウォールポケットの魅力の一つです。
でも、せっかくであればおしゃれに飾っておきたいですよね。
クリア素材で作られたウォールポケットであれば見える収納として、またキルトなどの作品など可愛らしいデザインであれば、インテリア代わりにリビングに飾っておいても素敵です。
基本的には、その場所で使う小物などを収納しておくことが多いので、作業棚の側面などに掛けておくと使い勝手が良いですよ。
ハンドクラフトが趣味の人であれば、向かい側の壁や机の横など、手を伸ばせばすぐ届く位置に掛けてあると作業がしやすくなります。
洗面所などでは鏡の横に掛けておき、歯ブラシや櫛などの小物を入れておくのも良いですね。
水場近くに掛ける場合は、なるべく耐水性のある素材のものを選びましょう。
トイレなどではポケット幅の広いものを掛けて、予備のトイレットペーパーホルダーとして使っている人も多いようです。
蓋付きの小さめウォールポケットの中に生理用品を入れて掛けておくのも賢い使い方です。
また、ドアの裏側や戸棚などの扉の内側にウォールポケットを掛けておくのも上手なスペース活用法になります。
食器棚の扉の内側にウォールポケットを掛け、割り箸やナプキンなどちょっとしたものを収納しておけば、来客時にはそのままカトラリーケースとして持ち出すことができますよ。
そして意外なところでは、ウォールポケットの上部をベッドマットの下に挟んで、ベッド横に取り付ける使い方があります。
ベッドに横になったままテレビを見ている時などにリモコンを収納しておけますし、メガネや水の入ったペットボトルなども入れられるのでとても便利です。
おすすめのウォールポケット生地
綿素材の花柄プリント生地が25枚セットになっています。
30センチ×30センチサイズと、ポケット
に丁度良い大きさなのがおすすめです。
綿100%なので肌触りが良く、小さな子供が使うウォールポケットなどにも安心して使用できます。
天然素材で作られた生地で、独特の柄と鮮やかな色がとても美しく目を引きます。
非常に存在感があるので、壁にかけてあるだけでお部屋の雰囲気を変えられます。
布は薄目ですがしっかりと作られているので、ウォールポケットなど使用頻度が高いものに使用しても破れにくくなっています。
男前デザインのウォールポケットにぴったりのデニム生地です。
実際のデニム生地だと硬すぎて一般的なミシンが使えませんが、こちらの生地は綿100%のソフトデニムなのでミシンが使用できます。
無地なので転写シールやペンキなどとの相性も良く、アレンジを加えやすい生地です。
自分好みのウォールポケットの作り方でおしゃれに
ウォールポケットは壁などに掛けておくだけでお部屋の雰囲気がぐっとおしゃれになります。
手作りのウォールポケットであれば、部屋のイメージや収納したい物に合わせて自分好みにカスタマイズできるのも嬉しいですね。
低コストで簡単に作ることができ、しかも作り方も簡単なものが多いので、何種類か作ってちょっとした模様替えとして付け替えても楽しいですよ。
収納兼インテリアとして、自分だけのウォールポケットを作ってみてくださいね。