ダイソーのメタルジグで釣果が上がると話題に!
近年堤防や岩場からハマチなどの中型の青魚やシーバスを狙う、ライトショアジギングという海釣りが人気です。
ライトショアジギングは、メタルジグというルアーを使って海釣りをするゲームなのですが、なんとダイソーでこのメタルジグが100円+税で販売しているんです。
しかも「釣果があがる」と話題なのだとか。
今回はダイソーのメタルジグについて
- ダイソーのメタルジグの種類
- ダイソーのメタルジグのメリット
- ダイソーのメタルジグのデメリット
- 釣り方やカスタム方法
について詳しく解説していきます。
ダイソーメタルジグの種類や色
ダイソーのメタルジグの種類や色は一種類だけではありません。重さもカラーもバリエーションが豊富です。
- ダイソーで販売しているメタルジグの種類
- ダイソーメタルジグ「ジグロック」の特徴
- ダイソーメタルジグ「ジグベイト」の特徴
- ダイソーメタルジグのカラータイプ
- ダイソーメタルジグのサイズ
- ダイソーメタルジグの重量
について詳しく解説していきます。
ダイソーのメタルジグ①:ダイソーメタルジグの種類
ダイソーで販売しているメタルジグは、「ジグロック」と「ジグベイト」という2種のラインナップがあります。
どちらの商品ともに、重さ、カラーバリエーションが豊富で、細かく分けると全部で18種類。
しかもすべて100円+税で購入できます。
ダイソーのメタルジグ②:ジグロックについて
ジグロックは、後発で販売されたメタルジグになります。
ジグロックは、センターバランスを採用していて、中心付近が一番太く真ん中に重心あるメタルジグです。
飛距離・・・フロントバランスとリアバランスの中間
フォール・・・ゆっくりと水平を維持したまま、ひらひらと沈んでいく
アクション・・・大き目
ターゲット・・・青魚、根魚などあまり魚種をあまり選ばない
扱いやすさはジグベイトの方が上ですが、環境や場所、魚種を選ばずオールマイティに活躍するメタルジグです。
ダイソーのメタルジグ③:ジグベイトについて
最初に販売されたメタルジグが「ジグベイト」です。
ジグベイトは後方に重心があるリアバランスを採用しているメタルジグです。
後ろに重心があるため、センターバランスのジグロックと比べると飛距離が伸びます。
飛距離・・・よく飛ぶ。風の影響を受けにくい。
フォール・・・後方から沈んでいく。沈むスピードも速い
アクション・・・リールを巻くだけで安定した動き
ターゲット・・・青魚、根魚などあまり魚種を選ばない
遠くまで投げやすいですし、ただ巻くだけで安定した動きをしますので、ライトショアジギング初心者でも扱いやすいメタルジグです。
ダイソーのメタルジグ④:ダイソーメタルジグのカラー
ダイソーのメタルジグのカラーは全部で6種類。
ジグベイト | ブルー | ピンク | オレンジ |
---|---|---|---|
ジグロック | ブルーピンク | シルバー | グリーン |
人気のカラーは、ブルー、ブルーピンク、シルバーが人気です。
ダイソーのメタルジグ⑤:ダイソーメタルジグの重さ
ダイソーの:メタルジグの重さ*のラインナップは次の通り。
商品名 | 小 | 中 | 大 |
---|---|---|---|
ジグベイト | 14g | 28g | 40g |
ジグロック | 14g | 28g | 40g |
ターゲットやポイントの環境や天候によりどの重さがベストなのかは変わってくるので、全部そろえておいても損はないですね。
ダイソーのメタルジグ⑥:ダイソーメタルジグの長さ
ダイソーのメタルジグの長さのラインナップは次の通り。
長さはフロント~リアアイまでの長さなので、針はサイズに入っていません。
商品名 | 小 | 中 | 大 |
---|---|---|---|
ジグベイト | 77㎜ | 82㎜ | 91㎜ |
ジグロック | 66㎜ | 76㎜ | 84㎜ |
ダイソーのメタルジグのメリット
ダイソーのメタルジグのメリットにはどんなものがあるでしょうか。
- ロストが怖くて躊躇する場所を攻めても怖く無い
- 初心者でも扱いやすいリアフロントのメタルジグがある
- リアバランスとセンターバランスなので魚種を選ばない
- 安いのでカスタマイズを楽しめる
ダイソーのメタルジグのメリットについて詳しく解説します。
メタルジグのメリット①:ロストが怖くて躊躇する場所を攻めても怖く無い
ダイソーのメタルジグで釣果があがりやすいという理由に、「値段が安いので普段は攻めにくい場所も果敢にチャレンジできる」という点があります。
メタルジグを使ったライトショアジギングの釣り方は、遠投して海底付近を攻める釣り方です。
そのため、
- 遠投ときにラインが切れてメタルジグをロスト
- 底の岩などに引っかかり、根がかりしてメタルジグがロスト
というリスクが高いんですね。
これでメタルジグの値段が高かったら、根がかりを恐れて深いところに攻めるのを躊躇してしまいます。
けれど100円+税で買えるので無くしてもそこまでショックは受けません。
ロスト対策で、海底や風などの探りを入れるために最初はダイソーのメタルジグでテストするという方も。
メタルジグのメリット②:ライトショアジギング初心者でも扱いやすい
ライトショアジギングは、メタルジグの形状によりルアーのアクションが変わってきます。
基本は遠投してアクションを加えながら釣るという方法なので、飛距離と巻いたときのアクションがカギとなります。
ダイソーのジグロックは、リアバランスを採用しているので初心者でも遠くに飛ばしやすいですし、ただ巻くだけで安定したアクションを見せてくれます。
そして何よりも100円+税という値段なので、根がかりを気にせずに果敢に攻められる所も初心者にとっては嬉しいですね。
メタルジグのメリット③:魚種をあまり選ばない
ダイソーのメタルジグには、
- センターバランスと呼ばれるタイプのメタルジグ
- リアバランスという後方にバランスがついているメタルジグ
2種類があります。
どちらのタイプのメタルジグも魚種を選びません。
ロックフィッシュ、ひらめやマゴチ、ハマチといった青魚もダイソーのメタルジグで釣果が出ています。
それに加えて、ダイソーのメタルジグは、重さやカラーもバリエーションも多いのが特徴。
何種類も用意しやすい値段なので、狙ったスポットでどのジグが一番ベストなのか探ることもしやすいですよ。
メタルジグのメリット④:カスタマイズがしやすい
また値段が安いのでカスタマイズにも気兼ね無くチャレンジできます。
- 蓄光テープを貼る
- マジックでカラーを変える
- ラメやシールでカスタマイズなど
カスタマイズに使ったパーツの値段にもよりますが、安いと150円くらいでカスタマイズできますよ。
ダイソーのメタルジグのデメリット
ダイソーのメタルジグは値段相応のデメリットもあります。
- 塗装がはがれやすい
- 針がかかりにくい
- さびやすい 4.店舗によっては取り扱いが無い
ダイソーのメタルジグのデメリットについて詳しく解説していきます。
メタルジグのデメリット①:塗装が剥がれやすい
ダイソーのメタルジグは、非常に塗装が剥がれやすいです。
バイトしたときに魚の歯があたっただけで塗装が剥がれますし、海の中で岩などの障害物に触れただけで塗装がとれてしまうことも。
そうなってしまうとただの鉛の塊になってしまいます。
塗装剥がれ対策としては、マニキュアのトップコートでたっぷりと保護するかウレタン塗装する方法があります。
マニキュアのトップコートは100均でも購入できますよ。
メタルジグのデメリット②:フックにばらつきがある
ダイソーのメタルジグのフックは、ばらつきが激しいです。返しが弱い針も中にはあります。
また大きな魚がかかったときに、耐えきれず針やスプレッドリングが伸びでしまうことも。
せっかく魚が食ってくれたのにばれたら悲しいですよね。
そのため使用するときは、強度のあるフックとスプレッドリングの交換は必須といえます。
メタルジグのデメリット③:針がさびやすい
フックとスプレッドリングは、製品のばらつきに加えて、さびやすいです。
さびてしまうと強度が落ちてしまいますし、いざ交換しようとしたときにも外しにくくなります。
やはりフックとスプレッドリングは使う前に交換をしておいたほうが安心して使えます。
メタルジグのデメリット④:店舗によっては取り扱いが無い
メタルジグはダイソーのすべての店舗で取り扱いがあるわけではありません。
店舗によっては、釣具の取り扱いがほとんど無い所も。
そのため何店舗かまわらないとダイソーのメタルジグを入手できなかったり、欲しい商品の重さの在庫が無い場合もあります。
そのときは店頭でメタルジグが注文できないか聞いてみてください。商品が廃盤になっていなければ購入できます。
ダイソーメタルジグを使った釣り方
メタルジグはライトショアジギングという防波堤や岩場、砂浜から遠投してフィッシュイーターを狙うゲームに適しています。
丘っぱりからでも30cmを超えるアジやイワシ。中型のひらめ、カマスなどを狙うことができます。
ライトショアジギング用ロッドの選び方
ロッドは遠投向きの長い竿を使用します。30~60gの重さと1号~2号のラインに対応したロッドを使用します。
ライトショアジギング用のリールの選び方
ライトショアジギングでもっとも大事なのがリール。ひらすら巻き取るアクションが必要なので、軽くて頑丈な操作性に優れた高性能なリールが必要です。
ライトショアジギング用のラインの選び方
0.8号から2号までの太さのPEラインを使用します。
また道糸とは別に、岩場やテトラとの接触が多い部分(1.5~2m)には、ショックリーダーと呼ばれる別の糸を使用します。
ライトショアジギングの基本動作
動作はフォール(投げてみずに着水してから底に沈むまでの流れ)とアクションを組み合わせます。
フォールときの動きも、リールを巻いたときのジグのアクションもメタルジグのタイプによって違います。
またアクションの付け方は、ただリールを巻く方法から、竿の動かし方とリールの巻き取りスピードで変わります。
そのためアクションのとり方は動画でチェックしながら実践しつつ覚えるのがおすすめです。
ダイソーメタルジグの改造事例
ダイソーのメタルジグは、値段が安いので気軽に改造して楽しむことができます。
100均で購入できる蓄光シートやホログラムを使ったデザイン変更も簡単にできますよ。
- 蓄光シートやホログラムシールを使ってデザイン変更
- 針とリングの交換
- マニキュアのトップコートで保護する
- マジックで塗装
また針とリングの交換と塗装の保護は、確実に釣果をあげたければ必須のカスタマイズです。
ダイソーのメタルジグの改造事例について詳しく解説していきます。
ダイソーメタルジグの改造事例①:蓄光シートやホログラムシールを使ってデザイン変更
100均で手に入る蓄光シートやホログラムシールをカットして貼れば、オリジナルのデザインに変更できます。
- ゼブラ模様
- ツートンカラー
- スポット模様
など自分の好きなデザインに。
ステッカー以外にも、またネイルやクラフトで使うラメやネイルシールを使っても、カスタマイズできます。
ただしデザインを変更する際には1点だけ注意点があります。
それはデメリットでも紹介しましたが、ダイソーのメタルジグは塗装が非常に剥がれやすいということ。
そのため塗装をヤスリで一度落としてから貼るか、そのまま上に貼る場合は、丁寧にシールを張らないと、塗装ごと剥がれてしまいますのでご注意ください。
またカスタマイズしたあとはしっかりコーティングするのも忘れないようにしてくださいね。
ダイソーメタルジグの改造事例②:フックとスプリットリングの交換
フックとスプリットリングは強度が弱くかかりも悪いので、強度のあるものに交換します。
スプリットリングは、100個入りのものが600円ほど。
フックはサイズにもよりますが、5個入りのものが300円ほどで購入できます。
フックをつなげているスプリットリングは、専用の道具が無くても、フィッシングプライヤーやラジオペンチで簡単に取り外すことができますよ。
ダイソーメタルジグの改造事例③:マニキュアのトップコートやウレタンで保護する
塗装が剥がれないようにするにはコーティングがおススメ。
またホログラムや蓄光シールをはったときも必ずコーティングは必須の工程です。
このときに一度に厚く塗ってしまうとひび割れてしまうので、3回程度に分けて重ね塗りをします。
トップコートは100均のネイルコーナーで手に入りますが、より簡単にコーティングしたいときは、ウレタンで塗装するのがおすすめです。
ダイソーメタルジグの改造事例④:アシストフックの取り付け
ダイソーのフックは後方のトリプルフックの1つだけです。
ここだけ交換するだけでもいいのですが、前方にもアシスト用のフックをとりつけてフックの数を増やすのもおすすめです。
ターゲットとなる青魚は捕食するときに、尾では無く頭やお腹にくらいつく習性があります。
そのため後方だけのフックだと、ヒットせずばらしてしまう可能性が高いです。
前方にもアシストフックをとりつけることで、釣れる可能性がグッとUPしますよ。
おすすめの釣りグッズ本
「ライトショアジギングを始めたいけれど、ロッドの選び方やポイントなどよくわからない」という人におすすめしたい一冊です。
ロッドやメタルジグの選び方、飛距離が出せるキャスティングの方法についてわかりやすく解説しています。
また日ごろサボりがちな、ロッドやリールのメンテナンス方法についても紹介しています。
ダイソーのメタルジグでガンガン攻めよう
ダイソーのメタルジグの魅力はなんといってもその値段。フックやコーティングをしても釣具屋で買うよりも安く手に入れることができます。
ライトショアジギング初心者でも、根がかりやロストを恐れずにガンガン攻めることができるメタルジグです。
シーバスだけでなく、ひらめやマゴチなどの魚も、いいサイズのものがダイソーのメタルジグで釣れています。
一度ダイソーの釣具コーナーをチェックしてみてください。