ダイソーのメタルラック(スチールラック)とは?
100均のダイソーで購入できるメタルラック(スチールラック)とは、「ジョイントラック」とも呼ばれていて、キッチンやお部屋の収納などに便利なアイテムです。
様々なパーツが100円で買え、自分好みのサイズにできて部屋の隙間に収めることができます。
片付けをする時に、目的別にサイズを変えてお好みに組み立てることが可能。
中には組み立て不要ですぐに使えるラックもありますよ。
メタルラック(スチールラック)は普通に購入すると、以外に値段が高く数千円から数万円などと言うものもあります。
100均で購入すれば、各パーツごとに購入しても1,000円から2,000円ほどで買えるのが嬉しいですね。
そもそもメタルラックは、アイリスオーヤマの商標だということですが、ちょっと触れていきます。
メタルラックはアイリスオーヤマの商標
メタルラックはそもそも「アイリスオーヤマの商標」です。
しかし、一般的にこの手のラックはどのメーカーでも「メタルラック」と呼ばれています。
そのため「スチールラック」や「ジョイントラック」と呼ぶのが適切ではないでしょうか。
商標登録してある商品には「ブランドロゴ」といったものが付いていて、一目でわかるようになっています。
しかし、アイリスオーヤマの商品にはロゴの付いていない商品も多く、ブランド品と見分けるのは難しくなっているかもしれません。
ダイソーのメタルラックには「ジョイントラックCHRシリーズ」というダイソーブランドであることがわかる名前が付いていますよ。
ダイソーのメタルラックのパーツとサイズ
では、ダイソーのメタルラックのパーツとサイズをみていきましょう。
- ジョイントラック用ラック
- カゴ状のラック
- 転び止めラック
- ポール(補強バー)
- 延長ポール
- 固定部品
- キャスター
続いて、ダイソーのメタルラックのパーツとサイズを、それぞれ詳しくみていきます。
ダイソーのメタルラックのパーツとサイズ①:ジョイントラック用棚
ラックのサイズは5種類あります。
30cm×15cm、30cm×30cm、45cm×20cm、45cm×25cm。
30cm×15cmのみ1個100円で、他の4サイズは全て1個300円となっています。
30cm×15cmの大きさは、大人の手の平ぐらいと小さく、小物を乗せるのに適しています。
厚みがあまりないので、重たいもの(本やDVD・CDなど)を乗せるよりも、軽めのものを乗せる方が適しているのではないでしょうか。
お部屋にはマフラーや手袋などの小物、キッチンにはお菓子や調理に使う軽めの食材などが良いでしょう。
ダイソーのメタルラックのパーツとサイズ②:カゴ状のラック
カゴ状のラックはサイズが2種類あって、幅45cm×奥行き25cm×高さ6.5cmと、幅40cm×奥行き25cm×高さ6.5cmの大きさになっています。
値段は1個300円です。
平らなラックだけではなく、深さのあるカゴ状のラックがあると便利ですね。
2種類のカゴがあるので、ご自分で自由自在に好きな場所を選んで組み立てるのが楽しいアイテムです。
深さがあるので、細かい物を収納するのに適しています。
金網から漏れることのないように、きれいな布やペーパーなどを敷いていただくと、ちょっとした小物入れになります。
アイデアを駆使してカゴ状のラックをうまく活用してくださいね。
ダイソーのメタルラックのパーツとサイズ③:転び止めラック
ダイソーのメタルラック(スチールラック)には、丸い物を入れても転がらないように工夫してある「転び止めラック」があります。
サイズは幅40cm×奥行き25cmで、1個300円です。
少し起き上がりのあるラックですので、転がりやすい物をしっかり端で受け止めてくれます。
ダイソーで取り扱っているメタルラック(スチールラック)は、様々な工夫がされているクオリティの高い物ばかりです。
転び止めラックが1つあると便利で重宝するのでおすすめです。
ダイソーのメタルラックのパーツとサイズ④:ポール(補強バー)
ダイソーのメタルラック(スチールラック)のポール(補強バー)には、25cm、39cm、47cmの3タイプあり、いずれも100円です。
据え付ける場所によって高さを選んでいただけます。
あまり目立たせたくないという方は25cmのポールが良いですね。
全体的に大きめのラックにしたいのであれば、39cmや47cmのポールを使っていただくと良いでしょう。
様々な高さでアレンジできますので、お好みの高さのものを使ってくださいね。
ダイソーのメタルラックのパーツとサイズ⑤:延長ポール
ダイソーのメタルラック(スチールラック)の延長ポールは、24cm、38cm、46cmの3タイプあり、いずれも100円です。
延長ポールを使うことで、より高さを出すことも可能です。
キッチンなどで活用するときは、高さがある方が使い勝手が良いかもしれません。
立ったりしゃがんだりしなくても良いように、頻繁に使うものは延長ポールを使って自分の身長に合わせ、すぐ取れるようにすると便利ではないでしょうか。
ダイソーのメタルラックのパーツとサイズ⑥:固定部品
ダイソーのメタルラック(スチールラック)のラックとポールを固定する部品は、4個で100円です。
固定部品がないとラックは完成しませんので、必需品になりますね。
スチールラックの大きさによっても必要な固定部品の数が違ってきますので、あらかじめ完成図を描いてみて部品の数を合わせるようにするのが良いのではないでしょうか。
ダイソーのメタルラックのパーツとサイズ⑦:キャスター
最後にメタルラックの一番下に取り付けるキャスターですが、4個入りで100円のものと1個入りで100円のものがあります。
おすすめは1個入り100円のキャスターです。
1個入り100円のキャスターの方が滑りが良いと評判です。
ラックを動かすものですので、滑りが悪いとラックに乗っている物が動いたり落ちたりしてしまいますね。
安心のために値段の高い方を選ぶことをおすすめします。
ダイソーのメタルラックを買う時の注意点
では、ダイソーのメタルラックを買う時の注意点をみていきましょう。
- 買い間違いや買い忘れに注意
- 取り付けにはハンマーがあると便利
- 収納目的を決めて計画的に
続いて、ダイソーのメタルラックを買う時の注意点を、それぞれ詳しくみていきます。
ダイソーのメタルラックを買う時の注意点①:買い間違いや買い忘れに注意
ダイソーのメタルラックは、キット販売ではなく各パーツごとにバラ売りになっています。
ですので、必要なものだけを選んで購入することになります。
後であれが足りない、これが足りないという問題が起きて、何度も100均に足を運ぶことがないように、作りたいラックを先に想定してください。
想定したラックから、どのパーツが何個というふうに書き留めてから100均に足を運ぶと、買い忘れや余計な買い物が防げるのではないでしょうか。
買い間違いをしてしまった場合は、購入してから1週間以内であれば返品や交換ができます。
条件は、未開封で使用していないものになりますので注意が必要ですね。
ダイソーのメタルラックを買う時の注意点②:取り付けにはハンマーがあると便利
ダイソーのメタラックを組み立てる際には、しっかり固定部品とポールを取り付けることが重要です。
また、棚を設置する時にもきちんと嵌めないと斜めになってしまったり外れる危険があります。
ソフトハンマーやゴムハンマーなどの優しいタイプのハンマーも一緒に購入しておくと、固定部品にポールがしっかりはまるのを助けてくれます。
ダイソーではゴムハンマーも売っていますので、メタラックを購入するときに一緒に買うことをおすすめします。
ダイソーのメタルラックを買う時の注意点③:収納目的を決めて計画的に
ダイソーのメタラック購入の前に、どの部分にどんなメタラックを設置したいのかをあらかじめ決めておくことをおすすめします。
100均のダイソーに行ってから憶測で買ってしまうと、サイズが合わなかったというトラブルの元になってしまいます。
収納目的とサイズを明確にしていけば、スムーズに購入できて、返品や交換などの手間が省けます。
なによりもDIYということで、ラック一つでも計画性を持って取り組むことが大事ですね。
ラックだけを設置するのか、おしゃれにアレンジしたいのかなど、紙に描いても良いかもしれません。
描くことでメタラックのパーツだけを買うのか、アレンジするアイテムも買うのか迷わなくて済みますので、是非計画的に買うことをおすすめします。
ダイソーのメタルラックの組み立て方
では、ダイソーのメタルラックの組み立て方をみていきましょう。
- ポールに固定部品を取り付ける
- ポールに棚板を通し固定する
- 延長ポールを取り付ける
続いて、ダイソーのメタルラックの組み立て方を、それぞれ詳しくみていきます。
ダイソーのメタルラックの組み立て方①:ポールに固定部品を取り付ける
メタラックのポールは、寝かせて取り付けるとスムーズに取り付けることができます。
最初に知っておきたいことは、ポールの黒いゴムの部分の大きい方が下側ということです。
完成した時に黒いゴムの部分をくるくると回すと高さの調整ができます。
固定部品は2つのパーツが合わせられていますので、パカッと外して2つに分けます。
固定部品の上向きの矢印と「TOP」と書かれている方が上になるようにポールに取り付けます。
取り付けたら分けたもう一つの固定部品を合わせます。
固定部品がポールの溝にうまく入るとパチっと音がしますので、これで成功です。
ダイソーのメタルラックの組み立て方②:ポールに棚板を通し固定する
固定部品を付けたポールに棚板を通します。
通すときはポールの上から棚板を棚板固定部品に棚板をしっかり入れましょう。
接合部分を棚板の上からゴムハンマーでたたいて水平に固定するとうまく嵌ります。
うまく通すことができると、固定部品の溝にカチッと嵌ります。
パーツとポールの溝にしっかり嵌めるようにしないと後々作り直しする羽目になってしまいますので、注意してくださいね。
ダイソーのメタルラックの組み立て方③:延長ポールを取り付ける
固定部品とポールを取り付けたラックを起こします。
起こした時に、固定部品が棚と正しくかみ合っているか確認してくださいね。
2段目の組み立てをするために、延長ポールを取り付けます。
ポールの上部には、黒いゴムがついています。
この黒いゴムを外し、延長ポールを取り付けてくださいね。
ポールの上部と延長ポールの下部は、ネジ形状になっているのでそのままくるくると回して取り付けます。
②で説明したとおりに棚板を取り付けます。
固定部品が隠れるくらいしっかりと棚板を固定。
棚板の取り付けが完了したら、すべての棚のコーナーリングに近い部分をゴムハンマーで叩いて、しっかりと固定してください。
キャスターを使用される場合は、キャスターも取り付けてくださいね。
ダイソーのメタルラックを組み立てる時の注意点
では、ダイソーのメタルラックを組み立てる時の注意点をみていきましょう。
- 固定部品の取り付け方に注意
- 取り付けにはハンマーがあると便利
- 地震対策に突っ張りポールも一緒に
続いて、ダイソーのメタルラックを組み立てる時の注意点を、それぞれ詳しくみていきます。
ダイソーのメタルラックを組み立てる時の注意点①:固定部品の取り付け方
ダイソーのメタルラック(スチールラック)は、一人でも十分取り付けることが可能です。
しかし、組み立てる時にいくつか注意点があります。
1つめは、固定部品を取り付ける作業。
固定部品はメタラックを作る際の最も重要な部分です。
固定部品がしっかり合わさっていないと、メタラックの強度が弱くなって壊れる可能性が。
固定部品をしっかり合わせると、パーツ同士ががっちりかみ合って丈夫なメタラックが完成します。
固定部品は4箇所が同じ位置に来て水平になるように注意しながら取り付けてくださいね。
ダイソーのジョイントラック用ポールは、5本おきに2本線の溝が付いていますので、溝を目安にして取り付けると水平になるようです。
溝をしっかり確認しながら作業を進めてください。
ダイソーのメタルラックを組み立てる時の注意点②:スペースを十分取る
メタラックを組み立てる場所は、整理整頓して作業の障害になるものを取り除いてから行うことをおすすめします。
作業中に余計な物が置いてあると、作業の邪魔になって上手く取り付けできないことがあります。
また、回りが見えなくなって物にぶつかって怪我などのトラブルを起こす可能性もあるので、極力十分なスペースを取って作業を行うようにしましょう。
ダイソーのメタルラックを組み立てる時の注意点③:地震対策に突っ張りポールも一緒に
背の高いメタラックを取り付けた場合、そのまま設置しても地震が来ると倒れる危険性があります。
ですので、「つっぱりポール」が必要になります。
ダイソーには高品質のつっぱりポールが売っていますので、是非取り付けることをおすすめします。
ダイソーのつっぱりポールの種類は豊富で、小さいサイズは18cmからあり、12サイズあって190cmまでとバラエティに富んでいます。
耐荷重も1キロから40キロまでなので、大変クオリティの高い商品です。
ダイソーのつっぱりポールは、メタラックを取り付ける場所に合うサイズを選んで取り付けてくださいね。
100均グッズでメタルラックがさらに便利に
ダイソーのメタルラックを100均のアイテムでおしゃれに変身させることもできます。
「カーテンワイヤー用強力クリップライナー」と余り布を使って、丸見えのラックを目隠しする方法です。
ジョイントラック上部にカーテンワイヤー用強力クリップライナーを引っ掛けて、布を止めるだけで素敵な目隠しに仕上がりますよ。
もっとおしゃれな感じにしたい場合は、前述したつっぱりポールを使ってカーテンレールにする技です。
つっぱりポールの端にダイソーの「S字フック(100円)」を引っ掛けて、右端に寄せます。
次にダイソーの「ポール用カーテンクリップ(100円)」を何個か入れます。
あとはカーテンにできそうな生地をダイソーで購入して、クリップで止めれば、ちょっとしたおしゃれなカーテン付き物入れに変身。
中がごちゃごちゃになっていても目隠し代わりになります。
キッチンに置くと便利かもしれませんね。
またメタラックは細かい物を置きにくい難点が。
解決法として、ダイソーの「滑り止めマット」を敷くことをおすすめします。
メタルラックを活用した収納テクニック
では、メタルラックを活用した収納テクニックをみていきましょう。
- 靴収納
- テレビ台
- ブックシェルフ
続いて、メタルラックを活用した収納テクニックを、それぞれ詳しくみていきます。
メタルラックを活用した収納テクニック①:靴収納
靴って結構増えてきますよね。
玄関の靴箱に入りきらなくなったものをどうしようかと悩んでしまいます。
ダイソーのメタルラックは、少しの隙間にも置けるサイズがありますので、組み立てて置いてみてはいかがでしょうか。
収納しきれない靴を置くのに最適です。
延長ポールで高く増やしていけるので、便利ですね。
靴箱と玄関の隙間に入るようにサイズを選んでいただければ、天井までの高さにもできますよ。
周りに何もない不安定な状態であれば、ダイソーの補強バーを使用すると良いかもしれません。
メタルラックを活用した収納テクニック②:テレビ台
テレビ台は買おうと思うと結構な値段がしますよね。
ダイソーのメタルラックは、テレビのような重い機材なども置けるんです(耐荷重は10kg)。
大きなラックで幅が45cmあるので、ちょっと大きめのテレビも置けます。
メタラックを2段にしてDVDプレーヤーを下部に入れることも可能ですね。
テレビ台は単純な作りですので、組み立ても簡単にできます。
下にキャスターを付けて移動できるようにすると、お掃除も簡単ではないでしょうか。
メタルラックを活用した収納テクニック③:ブックシェルフ
ダイソーのメタルラックは、種類が沢山あり使い道が豊富です。
中くらいの大きさのメタラックでブックシェルフを作っても良いかもしれません。
ほんの高さはさほど高くないので、3段から4段にしても安定感が失われません。
本が崩れないように補強バーを適度に使って組み立てると、崩れる心配もありませんね。
上部にはブックスタンドを利用して押さえていただくことをおすすめします。
ダイソーのメタルラック(スチールラック)を様々にアレンジして楽しもう!
ダイソーのメタルラックを使って自分好みにアレンジすると、お部屋の雰囲気も変わって収納することが楽しくなりますね。
気分転換をしたい時は自分で理想のお部屋像を描いてみて、メタラックで改造してみてはいかがでしょうか。
パーツごとの販売ですが、全部揃えても2,000円ぐらいとブランドのメタルラックと比べてリーズナブルに購入できます。
収納を考えている方はぜひダイソーのメタラックをおすすめします。
ジョイント部分やキャスターなどもあるので、自分仕様にカスタマイズ出来るのがとても良い。
ただ、ものによっては100円でないものもあるので、細かく色々揃えると高くつくので、それならホームセンターで完成品を買った方が良いのかなとも思う。