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栗の食べ方特集!レンジでほくほく美味しい食べ方や栗の上手な茹で方解説

秋の味覚の代表格にも位置づけされる食材といえば、栗ですね。
栗は甘くてほくほくした食感が特徴的ですが、一晩水にさらしたり、茹でる時間にも気を使わないといけなかったりして、肝心の下ごしらえは少し面倒。もう少し簡単に調理したい。

ここでは栗の上手な茹で方や、レンジで簡単に出来る美味しい食べ方も動画を交えてご紹介していきますよ。

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レンジでほくほく!栗の美味しい食べ方8選

栗は電子レンジで温める食べ方もアリ

食べるために下ごしらえで時間が掛かってしまう栗ですが、電子レンジを使うだけで、食べた時に長時間蒸したようなほくほくの食感が味わえるんです。

火を使わずボタン一つで手軽に柔らかくなる栗ですが、以下の項目では電子レンジを使った美味しい食べ方をご紹介しますね。

紹介するレシピはレンジで加熱するだけで食べられる手軽なものから本格的な料理まで掲載していくのでお楽しみに。

なお、栗の食べ方として代表格にも挙がっている栗ご飯については後ほど解説いたしますのでそちらの項目も是非参考に。

  1. 蒸し栗
  2. 栗の渋皮煮
  3. マロンクリームスプレッド
  4. モンブラン
  5. 栗大福
  6. 栗きんとん
  7. 栗羊羹
  8. クリーム煮

レンジでほくほく!栗の美味しい食べ方①:蒸し栗

まずはシンプルにレンジで加熱した蒸し栗から。余計な味付けをしていないので、食べた際の素朴な甘みと食感を楽しめますよ。

ただし、レンジで過熱する際はそのままだと栗の中の空気や水分が温まることによって中で空気が膨張し、ほうっておくと爆発するため、十分な下ごしらえを忘れずに。

レンジ加熱での下ごしらえは、栗の下側を切り落としたり、上側のとがった部分に切り込みを入れておきましょう。切り込みがあると中の空気が抜け、爆発を防げます。

食べきれずに残ったら甘露煮にしたり、栗きんとんに加えたりと、アレンジも加えて食べてみてください。冷凍保存もしておけば、後で調理にも使えるので便利ですよ。

レンジでほくほく!栗の美味しい食べ方②:栗の渋皮煮

過熱する際の工程も多い渋皮煮もレンジで加熱すれば短時間で完成。作った渋皮煮はそのまま食べてもいいし、スイーツのトッピングとして使うのにもぴったり。

渋皮煮で気になるのは薄い渋皮を何処まで剥くかですが、皮についた毛羽立った部分と黒い筋が取れれば問題はないので、渋皮を完全に剥く必要はありません。

栗をたくさん買ったり、食べきれない時は渋皮煮にして保存しておくのもおすすめの調理法ですよ。

レンジでほくほく!栗の美味しい食べ方③:マロンクリームスプレッド

ゴロゴロとした見た目とボリュームを楽しむ栗も、電子レンジで加熱してフードプロセッサーに掛ければ保存も利いて食べやすいペースト状のスプレッドに。

甘くて滑らかな舌触りでパンに塗って食べたり、ホイップクリームと一緒にシュークリームに挟むほか、パイのフィリングとして使ってももおいしい食べ方のひとつです。

ペーストにする際は栗を細かく刻むのがコツ。混ぜる際も牛乳を加えると滑らかになりやすく、ラム酒で香り付けするとより一層おいしくなりますよ。

レンジでほくほく!栗の美味しい食べ方④:モンブラン

栗を使ったスイーツの定番といえばモンブラン。土台の生地に載せるペーストや細いクリームも、電子レンジで加熱した栗が大活躍。

クリームの作り方は先ほどのマロンクリームスプレッドを応用すれば簡単。栗を出来るだけ細かく裏ごしてペーストすれば絞りやすいクリームに仕上がりますよ。

レンジでほくほく!栗の美味しい食べ方⑤:栗大福

和菓子店などで買っている栗大福も、レンジで加熱した栗を求肥と餡でくるめば本格的なものも自宅で味わえるんです。栗は蒸すだけでなく、甘露煮を使ってもいいですね。

求肥もレンジで加熱するだけで作れる手軽さもあり、餡も通常の粒餡やこし餡だけでなく、白餡にしたりと、アレンジの幅も利かせるとレシピバリエーションが増えますよ。

レンジでほくほく!栗の美味しい食べ方⑥:栗きんとん

おせち料理の定番メニューである栗きんとんも、電子レンジを使って下ごしらえをすればすぐに食べられる時短メニューに。

作り方も電子レンジで加熱した栗をペースト状に裏ごして砂糖や水などの調味料を加えてしっとりと混ぜるだけ。混ぜた後はラップで包んで形を整えますが、それはお好みで。

栗きんとんはさつまいもを使う場合もありますが、栗だけでも美味しく作れるので、栗が余ったら挑戦してみるのもアリですね。

レンジでほくほく!栗の美味しい食べ方⑦:栗羊羹

栗大福のように餡を使ったスイーツの一つが栗羊羹。寒天や塩、砂糖を入れて混ぜた餡を固めて作りますが、栗は餡に入れる前に加熱して柔らかくするのがポイント。

餡をいちから作るのが難しい場合、餡の材料が全て含まれた冷蔵庫で冷やすだけの羊羹の素も販売されているので、料理が面倒な方でも簡単に自宅でも作れますよ。

レンジでほくほく!栗の美味しい食べ方⑧:クリーム煮

スイーツの材料など甘い食べ物のイメージが強い栗ですが、クリーム煮のようにメインのおかずとして食べる場合もあるんです。

栗は加熱するとじゃがいものようにほくほくしているのでクリーム煮と相性も良く、塩やこしょうなどのスパイスの効果で栗の甘みが苦手な方もおいしく食べられますよ。

クリームシチューにする場合は人参ほうれんそうなど、彩りのある野菜も一緒に煮込むと見た目もボリュームアップしますよ。お肉も鶏肉にしてみたりと、お好みでどうぞ。

<下に続く>

ためしてガッテンで紹介された栗の茹で方をご紹介

栗は茹でる食べ方がぴったり

この項目では、過去にNHKで放送された番組、【ためしてガッテン】で紹介されたの栗の茹で方を実践した動画をご紹介。

ここではゆで方だけでなく、渋皮のむき方も紹介されているので、必見ですよ。

こちらの動画での注目ポイントは圧力鍋でじっくり蒸すこと。茹で方というよりは蒸し方になりますが、圧力を加えて蒸しあげることで、ほくほくとした甘みのある食感に。

まずは栗を茹でる前に包丁で十字に切り込みを入れますが、熱を通しやすく、栗を柔らかくするために必要な下ごしらえなので、必ず行うこと。

水もかぶるくらいの少し多めが上手に仕上げるコツ。水が足りないと火が通らないので要注意。**少し多いかなというくらいがちょうどいいですよ。

動画では電器タイプの圧力鍋を使っていますが、直火に掛けるタイプの圧力鍋でも7分ほど火に掛ければ美味しく仕上がるので、試してみてくださいね。

<下に続く>

冷凍栗の茹で方おすすめ8選

食べきれない栗は冷凍する方法で

栗拾いやスーパーで買ったり、食べきれず栗が余ってしまったらどうしていますか。食べきれず余った栗は冷凍保存するのがおすすめ。

栗は冷凍保存しても食べる際には品質には問題なく、長期保存ならすぐに食べなくても*半年間保存できるのもメリットの一つ。

栗を先に冷凍しておけば面倒な下ごしらえをせずに調理に使えて便利、冷凍する際にあらかじめ小分けしておけば、使いたい分や食べたい分だけ解凍することもできますね。

ここでは栗を冷凍する前に茹でる方法を順序ごとに解説していきますので、余った栗を冷凍する際にはお試しあれ。茹で方は普段の栗の下ごしらえをする際にも活用可能です。

  1. 丁寧に洗った栗をひたひたの水が入った鍋に入れる
  2. 中火に掛けて水からじっくり茹でる
  3. 沸騰したら火を止めて1分ほどお湯にさらす
  4. ザルにあけてしっかりと水気を取る
  5. タオルやキッチンペーパーで残った水気を拭き取る
  6. 温かい栗に切り込みを入れて鬼皮を剥く
  7. 一度お湯に戻してから渋皮を剥く
  8. フリーザーバッグに入れて冷蔵庫へ

冷凍栗の茹で方①:丁寧に洗った栗をひたひたの水が入った鍋に入れる

基本的な下ごしらえとして、まずは栗を丁寧に水洗いしておきます。洗い終わったら栗がかぶるくらいに水をひたひたに注ぎます。水が足りないとしっかりと茹で上がりません。

冷凍栗の茹で方②:中火に掛けて水からじっくり茹でる

中までしっかりと火を通しておくため、中火で水からじっくりと茹でていきます。弱火や強火にすると中途半端に火が通って生煮えになるので、火加減には十分注意が必要です。

水は沸騰するまで火の温度を上げ下げしないようにも気をつけてください。火に掛けている間はなるべくコンロに触らないように。

冷凍栗の茹で方③:沸騰したら火を止めて1分ほどお湯にさらす

水が沸騰してきたら火を止めてそのままお湯の中へ。ただ茹でるだけでは栗に火が通らないので、お湯にさらして中まで温めておく必要があるからです。

お湯にさらす時間が長いと水分が入りすぎて水っぽくなり、栗のほくほくした食感が損なわれるので、さらすのは1分程度で十分。さっとさらした次の工程に入りましょう。

冷凍栗の茹で方④:ザルにあけてしっかりと水気を取る

水気が残ったままだと冷凍した際に霜が出来、食べる時に風味が損なわれてしまうため、まだ熱いうちにザルにあけて水気を取っておきましょう。

熱いうちに水気を切ると冷たい栗と比べて中に水気が残りにくくなるので、さらしおわったらすぐにザルにあけておくのがオススメ。

冷凍栗の茹で方⑤:タオルやキッチンペーパーで残った水気を拭き取る

ザルにあけただけでも残ってしまった水気は、タオルやキッチンペーパーでしっかり水気を拭き取っておきます。まだ栗は熱いのでザルにあける際はやけどに気をつけて。

皮を剥く場合は次の工程に入りますが、食べるときに剥きたい方や、皮が付いたままでも大丈夫な方はここで冷凍しましょう。解凍した状態でも皮は剥きやすくなっています。

冷凍栗の茹で方⑥:温かい栗に切り込みを入れて鬼皮を剥く

冷凍するだけなら皮がついたままでも可能ですが、下ごしらえを楽にしたい方はここで皮を剥いておきましょう。

生のままでは固い皮ですが、栗は既に茹でてあるので、固さもほとんど気にせず剥けますよ。

鬼皮と呼ばれる外側の固い皮に切り込みを入れ、手で剥いていきます。切り込みを入れると剥きやすくなるので必ず行うこと。切り込みは十字に入れておくのがコツです。

冷凍栗の茹で方⑦:一度お湯に戻してから渋皮を剥く

渋皮は薄くて剥きにくいので、一度お湯に軽く戻しておくと指でもスルっと剥くことが出来ます。渋皮も手で細かく剥いていき、皮がなくなったら茹で栗の出来上がり。

冷凍しない場合もこの状態ならすぐに料理に使えるので、覚えておくと後々の下ごしらえが楽になりますよ。

冷凍栗の茹で方⑧:フリーザーバッグに入れて冷蔵庫へ

全ての工程が終わったら、栗をフリーザーバッグに入れて冷蔵庫へ。食べる際は皮を剥いた栗の場合は電子レンジで軽く過熱してから食べてください。

電子レンジで過熱する際は温めすぎに注意。火を通しすぎるとパサパサになって風味が損なわれてしまうので、様子を見て注意しながら行ってくださいね。

皮付きの場合は、熱湯に5分ほど漬けるだけでも食べられるのでおすすめですが、それでもまだ凍っているような感触の場合は電子レンジで少し温めれば丁度良くなります。

冷凍栗、特に皮なしの栗を解凍すると食べた際に風味が落ちやすくなるので、火を通していることを考慮して出来れば1ヶ月、*早くても3ヶ月以内**で食べきるようにしましょう。

解凍した栗はそのまま食べたり、料理にアレンジして食べたりと、食べ方もバリエーション豊富。上記のレンジで温めた栗のレシピを参考にお好みの食べ方を試してみてくださいね。

<下に続く>

栗の蒸し方と蒸し栗の美味しい食べ方をご紹介

蒸し栗のおすすめの食べ方

栗は茹でる以外にも蒸したり焼いたりと、調理の仕方もたくさんあるのですが、ここでは栗の蒸し方と蒸し栗を使った美味しい食べ方をご紹介します。

鍋タイプの蒸し器で蒸す場合、水洗いした栗を皮付きのまま蒸し器に入れて4~50分ほどじっくり蒸していきます。蒸し終わったらスプーンで栗を取り出せば出来上がり。

電子レンジを使う場合は容器に水を栗がかぶるくらい入れて、500Wの温度で7~8分ほど加熱すれば出来上がり。鍋では時間が掛かるという方はこちらの方法がおすすめです。

出来上がった栗の食べ方で最も良く知られているのが栗ご飯。栗の甘みとほくほくした食感を感じられるので、栗があれば作る家庭も多い料理の一つです。

作り方は洗ったもち米に栗、水、塩、酒を入れて炊くだけ。好みで昆布を入れると風味も増し、栗ご飯に使うもち米は洗った後に水につけておくと、ふっくら炊き上がりますよ。

栗の味付けに関しては、ご飯に塩や酒が含まれているので特段必要はなく、塩や酒の量を調節すればおかずがなくても美味しく食べられます。

<下に続く>

おすすめの蒸し器

栗を蒸して食べるには蒸し器を使う方法が良い

栗の蒸し方の手順がわかったので、次に必要なのは栗を蒸すのに使う蒸し器。ここでは栗をはじめ、野菜やおかずを蒸すのに便利な蒸し器をご紹介。

レンジや鍋で使う蒸し器だけでなく、圧力鍋のような電器タイプの蒸し器も販売されているので参考にご覧ください。

ルクルーゼ スチーマー 蒸し器 ステンレス ココット ロンド 22cm用 940071-22
7506円

まずは一般的なコンロで使うタイプの蒸し器。蒸し方は付属品の鍋の上に蒸し器をセットしてから鍋に水を張り、火に掛けるだけで簡単。

厚手のステンレス製蒸し器とホーロー製の鍋の中で蒸気が逃げず、栗などの野菜だけでなく、もち米もふっくらと蒸しあがります。

野菜やおかずを蒸すだけでなく、プリンなどのスイーツも作れるので、大抵の蒸し料理もおまかせです。

また、この蒸し器にはラムカンと呼ばれる専用のココット皿もついてくるので、先ほど紹介したプリンや茶碗蒸しはこのお皿で作ってしまいましょう。

手軽でカンタン電気蒸し器「卓上ひとりフードスチーマー」 FODSTM01 【 スチームクッカー ゆで卵 蒸し野菜 中華まん 】
3980円

こちらの蒸し器は電気を使用するタイプの蒸し器ですが、卓上タイプなので、キッチンよりもテーブルの上に置き、蒸した野菜やシュウマイをその場で食べるのに向いています。

タイマーをセットして約30秒待てばアツアツホカホカの料理をすぐに食べられます。一人で食べるのはもちろん、家族や友人とホームパーティーをする際にも大活躍。

食べた後のお手入れも専用のトレーや受け皿を洗うだけなので、面倒な後片付けも楽々に済ませられるのが便利なところです。

和平フレイズ らくCHIN!シリコーン L RR-5272
1380円

電子レンジで手軽に済ませたいならシリコンスチーマーがおすすめ。容器に野菜などの食材を入れてレンジでチンすれば、しっかりと熱の通って下ごしらえも楽々。

波型の底になった形状だから、調理の際に余分な油を落とすことが出来て脂分の多い肉や魚料理も低カロリーになり、料理も下ごしらえも、これ一個で簡単に済ませられます。

蒸し器は上記で解説した3タイプが中心。使い勝手や調理方法に合わせて自分が使いやすいものを選ぶようにするのがいいですね。

<下に続く>

栗の食べ方を覚えて美味しくいただきましょう

栗を美味しく食べる方法

皮むきや水にさらしたり、下ごしらえが少し面倒な印象が強い栗ですが、調理方法を正しく覚えれば手軽に料理がしやすい食材でもあります。

栗の食べ方もレシピが豊富に紹介されているので、自分が食べたいレシピがあったら是非作ってみてくださいね。

圧力鍋や電子レンジなど、自分が使いやすい道具も上手に使い、秋には収穫した栗で美味しい料理を食べましょう。

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