クローゼットに布団を収納するアイデア
クローゼットに布団を収納するアイデア①:棚、ラックをDIYする
布団をクローゼットに収納するときに整理整頓しやすいということは大切です。そこで、適度な隙間を維持でき、布団を整理整頓しやすい棚やラックを置きます。
クローゼットのサイズは、ご家庭によってさまざまですね。ご自宅のクローゼットに合った棚やラックを探すのはちょっと大変という方は、DIYしてしまいましょう。
すのこやホームセンターで購入できる資材で十分作れます。
クローゼットに布団を収納するアイデア②:キャスター付き収納庫に入れる
クローゼットのメリットは、扉を全開にできるという点です。押し入れのように、襖を取り外さないと全開にできないということもありません。
そこで、キャスター付き収納庫を利用します。キャスター付き収納庫は、奥にしまったものでも簡単に出し入れできるので便利ですね。
クローゼットならば、キャスター付き収納庫をたくさん並べても、すべて取り出せるので、掃除をする際にもありがたいです。
クローゼットに布団を収納するアイデア③:圧縮袋に入れて、立たせて収納する
クローゼットは奥行き、幅は押し入れほどないことが多いので、できれば、立たせて収納したいですね。そこで、圧縮袋でコンパクトにしてから、立たたせた状態で収納します。
圧縮袋ならば、隙間にも収まるので、クローゼットの収納にもおすすめです。
クローゼットに布団を収納するアイデア④:ラップストラップで布団を固定
圧縮袋は、ちょっと時間がかかるし、掃除機を出すもの面倒・・・と思っている方には、ラップストラップがおすすめです。圧縮袋のように平たくなることはないですが、何度も使用できますよ。
布団をコンパクトにたたんだら、3か所くらいをラップストラップで固定します。
クローゼットに布団を収納するアイデア⑤:薄手の布団は収納ケースに
タオルケットや肌掛布団などの薄手の布団は、洋服を収納するケースに収納しましょう。
簡単に取り出せますし、いつ必要になっても大丈夫ですし、中身が見えるケースを使用すれば、簡単に探すこともできますね。
クローゼットに布団を収納するアイデア⑥:布団のたたみ方を変える
たくさんの布団を1つのクローゼットに収納することは大変です。でも、たたみ方を変えるだけで、より多くの布団をクローゼットに収納できるようになることもあります。
通常、布団は三つ折りなどにたたむことが多いですが、クローゼットに収納する場合は、クローゼットに合うサイズになるようにたたみましょう。
- Zの形にたたむ
- 両端を真ん中にたたみ、3つ折りにする
- 半分にたたんで丸める
など、クローゼットに合うサイズになるように工夫してみてください。
クローゼットに布団を収納するアイデア⑦:梱包用フィルムで巻いて収納
たくさんの敷布団は収納のときに、結構なスペースをとってしまいます。そこで、100均で購入できる梱包用フィルムで布団をコンパクトにして、クローゼットに収納してしまいましょう。
梱包用フィルムはラップのように巻き付けていくと、フィルムとフィルムのみくっつきます。
粘着部分がついて剥がれない・・・、うまく縛れない・・・、などということもないので、布団を縛るときには向いています。
敷布団を3カ所くらい梱包用フィルムで巻けば、自立します。梱包用のビニールテープでも代用できますよ。
しっかり縛りましょう。
クローゼットに布団を収納するアイデア⑧:洗濯ネットに収納
掛け布団も自立させて収納できれば、クローゼットもスッキリします。でも、やわらかい掛け布団を自立させるのは、なかなかむずかしい・・・。
そこで、⑦と同じように掛布団を自立させて収納するには洗濯ネットを使います。
布団を洗濯できる洗濯ネットはホームセンターなどで購入できます。洗濯以外でも、収納に活躍してくれますので、何枚か持っているといいですね。
クローゼットに布団を収納するアイデア⑨:立てると倒れてくる布団はつっぱり棒でブロック
圧縮袋などでコンパクトにした布団は、倒れてしまって隙間にぴったりはまらないことも・・・。
そんなときは、100均などで購入できるつっぱり棒で布団をブロックしましょう。
ブックエンドと同じ要領で圧縮した布団をおさえれば、立てても倒れてくることもなく収納できます。
クローゼットに布団を収納するアイデア⑩:毎日の布団収納は腰の高さに
毎日の布団の出し入れは重労働です。
クローゼットでも、押し入れでも、布団を収納するときは一番下に布団を収納してしまうという方は多いですが、体や腰のことも考えてちょうど腰のあたりに収納しましょう。
いろいろなものをクローゼットに収納していると、腰のあたりに布団収納スペースをつくるのは難しいという方もいるかもしれませんが、毎日使う布団だけでも、収納ラックの上に重ねるスペースを作りましょう。
クローゼットに布団を収納するのに便利なアイテム
クローゼットに布団を収納するのに便利なアイテム①:布団専用収納ケース
布団専用収納ケースは100均やインテリアショップ、ホームセンターなどで購入できます。
大きくてもリーズナブルで、シックな色合いの布団専用収納ケースを選ぶときれいに見え、クローゼットの中も落ち着いた雰囲気になります。
取っ手がついていたり、布団圧縮袋と一体になっていたりするケースもあり、大きな布団を収納するときに重宝します。
立たせて使用できるケースもありますので、スペースを取らずににしまいたい方にはおすすめです。
また、季節ものの布団などは、クッションになるかわいい布団収納ケースを使ったり、オーバーサイズの古着を着せてクッションにしたりして、インテリアとしても楽しめますよ。
インテリアとしても使用できますので、部屋のインテリアに合った色の収納ケースを選ぶとよいですね。
クローゼットに布団を収納するのに便利なアイテム②:すのこ
すのこも100均で購入できます。
すのこは布団の下に敷いて使うことが多いですが、すのこを組み合わせてラックを作れば、クローゼットに合った自分だけのラックが作れます。
すのこを組み合わせたラックは販売されていますので、サイズが合えば、購入してしまうと楽ですね。
すのこのラックは湿気予防にもなり、たくさんの布団もスッキリ片付くので一石二鳥です。
クローゼットに布団を収納するのに便利なアイテム③:ラック
ラックはさまざまな大きさのものが購入できます。2段や3段のもの、棚が伸縮するものなど、バリエーションが豊かです。
ラックを使用すれば、布団と布団の間に適度な空間ができるので、過度に湿気がこもってしまうこともありません。クローゼットに合わせてサイズが調整できるものもありますよ。
クローゼットに布団を収納するのに便利なアイテム④:布団収納庫
クローゼットの下にしまった布団を移動するのは結構大変ですが、キャスターが付いている収納庫ならば、布団を移動するのも簡単です。必ず、クローゼットのサイズを測って購入しましょう。
また、インテリアショップやホームセンターなどでは、組み立てが済んだものが販売されていることもありますので、組み立てが苦手だという方は探してみてくださいね。
クローゼットに布団を収納するのに便利なアイテム⑤:圧縮袋
圧縮袋も100均で購入でき、バルブ式とジッパー式、2つのタイプがあります。
バルブ式はバルブに掃除機を当てて、吸引します。空気が抜け終わり、掃除機をはずすと、オートロックでバルブが閉じ、完全、安心に圧縮することが可能です。
バルブ式は、ジッパー式に比べると価格が少し高めですが、特に圧縮後の厚みにこだわりたいという方におすすめです。
ジッパー式は布団を圧縮袋に入れて、圧縮袋の端に掃除機のノズルを入れ、空気を抜いていくタイプです。空気を抜いてから、うまく袋の端を閉じないと、失敗してしまいますので注意が必要です。
何枚か買うことを考えると、手間はかかりますが、ジッパー式の方がリーズナブルです。また、特定の掃除機では、使用できない圧縮袋もありますので、購入前に確認しましょう。
電動の吸引機がついている圧縮袋もありますよ。また、布団は、洗濯、天日干しなどをして、掃除機をかけてから、圧縮することをおすすめします。
できれば、からっと晴れた湿度の低い日に収納しましょう。カビ、ダニの繁殖を防げます。
また、圧縮したままの布団でも、1年に1回くらいは圧縮袋から出して、風通しのよい場所に広げておきましょう。長期間の圧縮は、布団の機能を損なうことになってしまいますので、注意が必要です。
クローゼットに布団を収納するのに便利なアイテム⑥:つっぱり棒
圧縮袋で圧縮した布団や収納ケースに入れた布団が倒れてきてしまうときに、ストッパーとして使用します。ストッパーとして使用する以外に、薄手の布団やタオルケットならば、掛けて収納もできますよ。
ただし、つっぱり棒を使用するときには、強度をしっかり確認しましょう。
クローゼットに布団を収納するのに便利なアイテム⑦:つっぱり棚
クローゼットや押し入れは天井の空間が大きく空いてしまい、もったいないなー、何か収納できないかなーと感じる方は多いです。つっぱり棚は押し入れやトイレなどでよく見かけますね。
耐荷重30kgくらいのつっぱり棚ならば、薄手の布団を何枚か収納できますよ。
クローゼットに布団を収納するのに便利なアイテム⑧:スチールラック
思い切ってスチールラックをクローゼットに入れてしまうと収納が簡単かもしれませんね。スチールラックならば、棚を移動することができますので、シーズンに合わせた収納スペースを作ることができます。
クローゼットに布団を収納するのに便利なアイテム⑨:折りたたみベッド
クローゼットの大きさが、折りたたみベッドが入る大きさであることが条件ですが、クローゼットに折りたたみベッドごと収納してしまいましょう。
折りたたみベッドにはキャスターがついているものが多いので、移動も簡単で、布団をたたむ手間も必要ありません。
また、布団をかけたままクローゼットに移動すれば収納できてしまうので、突然の来客などのときにはありがたいです。
クローゼットに布団を収納するのに便利なアイテム⑩:除湿ボックス
クローゼットや押し入れに布団をしまうと、湿気がこもってしまうことがあります。除湿器を置いてもいいですが、コンセントの問題などある場合は、除湿ボックスがよいでしょう。
収納した布団の周りに除湿ボックスを置きます。除湿ボックスのほかに、新聞紙も湿気を吸ってくれますので、気になるところには敷いておくと湿気を吸収してくれますよ。
また、定期的にクローゼットを開けることも忘れないでくださいね。
クローゼットに布団を収納するおすすめの方法
クローゼットに効率的に布団を収納する方法はどのようなものがあるのでしょうか?
クローゼットは押し入れに比べてちょっと狭いですが、どれだけ空間を上手に利用できるかが、クローゼットに布団を収納するときのカギです。
- 使用頻度の少ない布団は、圧縮して収納
- 布団を立たせて収納
- 布団収納袋や収納ツールは同系色を
- 薄手のものは収納ボックスに
クローゼットに布団を収納するおすすめの方法①:使用頻度の少ない布団は、圧縮して収納
狭いクローゼットも布団を圧縮して収納すれば、すっきりします。先述したように、圧縮袋には2種類あり、予算や使い勝手によって選べます。
圧縮袋によっては、ご家庭の掃除機が使用できないものもありますので、よく説明書を読んで確認してくださいね。羽毛布団は圧縮がちょっと心配だなーといった場合は、羽毛布団用の圧縮袋もあります。
クローゼットに布団を収納するおすすめの方法②:布団を立たせて収納
クローゼットは狭かったり奥行きがあまりなかったりすることが多いですね。布団は立たせて収納することでクローゼットの空間をうまく使うことができますよ。
自立する布団収納ケースや洗濯ネット、つっぱり棒をうまく活用し、収納しましょう。
また、折りたたみベッドや布団干し台がクローゼットに入る場合は、そのまま収納すると簡単ですね。湿気対策にもなりますよ。
クローゼットに布団を収納するおすすめの方法③:布団収納袋や収納ツールは同系色を
クローゼットの中にたくさんの色があると、ごちゃごちゃした印象になってしまいます。できれば、購入する際に同系色の収納ツールやグッズを選ぶようにしましょう。
見た目がすっきりすれば、片付いた印象に感じますよ。
なかなかそろえるのは難しい・・・という場合には、100均などで購入できるマスキングテープなどを利用し、収納ツールを同系色でデコレーションするといいですね。
クローゼットに布団を収納するおすすめの方法④:薄手のものは収納ボックスに
洋服などを収納する収納ボックスには、薄手の布団やタオルケットをたたんで丸めて収納しましょう。
押し入れ用だと、サイズが大きくなってしまいますので、クローゼットにあったサイズを選んでくださいね。カラーボックスやスチールラックもおすすめです。
おすすめの収納本
無印のクローゼット収納アイテムが満載で、省スペース内で収納するアイデアもたくさん掲載されています。
LDKは辛口コメントが多い本ですが、参考になることがいっぱいで家中の収納を見直したくなる、収納の応用がどんどん広がる一冊です。
クローゼットの布団収納は立たせて
私たちの生活に欠かせない布団。でも、収納には予想外のスペースを取ってしまうこともあって、頭を悩ませてしまうことが多いです。
クローゼットに収納するときは、立たせて収納が基本です。隙間に収納できる方法は、ほかにもたくさんありますので、クローゼットのサイズに合った布団収納方法を工夫してみてください。