すき家の牛丼を家でも味わいたい!
甘辛く煮込んだたまねぎと牛肉が乗せられた温かいご飯。具材とご飯の量も選べて料金もお財布に優しいすき家の牛丼はふとした時に食べたくなりますよね。
その上すき家には基本的な牛丼だけでなく、トッピングのバリエーションも豊富でどれを食べようか迷ってしまうほど。
すき家の牛丼を自分の家で楽しめたらいいですよね。そんなすき家の牛丼のレシピに関する解説を、これからご紹介していきます。
すき家の牛丼の再現レシピ
すき家の牛丼は玉ねぎと牛肉が中心の具材で、見栄えは基本的な牛丼のレシピそのもの。でも、牛丼のレシピはお店ごとに違うのはすき家でも同じです。
すき家の牛丼を自宅で、それも一般的に買える食材で再現できないだろうか。すき家の牛丼が好きな方はそう考えてしまいますよね。
そんな独自のレシピを持つすき家の牛丼を自宅で簡単に作ってみた写真がこちらになります。
写真ではネギ玉牛丼に使われるネギと卵もセットに添えられていて見た目も本格的。すき家の牛丼はトッピングさえ別につくってしまえばアレンジも自由自在なんです。
自宅で牛丼を作ればすき家に行けない時でも食べられるし、具材もご飯の量も自分好みに調整可能。いつだって特盛りのキングサイズも楽しめますよ。
すき家の牛丼のレシピを覚えれば後に紹介するチーズ牛丼やネギ玉牛丼のレシピにも応用可能。ここでは紹介しないトッピングのレシピでも美味しく作ることが可能です。
次の項目ではすき家の牛丼のレシピをご紹介しますので、是非作ってみてくださいね。
簡単にできる!すき家の牛丼の再現レシピ
ここではお待ちかねのすき家の牛丼を自宅で再現できるお手軽レシピをご紹介。家庭では難しいと思いがちなすき家の牛丼ですが、手軽な方法で作れてしまうんです。
材料はどれも家庭で用意できるものばかりなので是非作ってみてくださいね。
以下のレシピに掲載されている材料は牛丼のメインである牛肉と玉ねぎはもちろん、みりんやしょう油、だしの素に甜菜糖と、家庭ならではの調味料を使用します。
甜菜糖は自宅では使わない、手に入りにくいと感じられた方は似たような風味の三温糖やきび砂糖でも美味しく仕上げられますよ。
こちらではすき家の牛丼の製法と同じく、野菜を炒めずじっくりと煮込んでいきます。じっくりと煮込むことで野菜と牛肉の旨味が染み出たすき家ならではの味わいになります。
煮込む際のコツは玉ねぎを煮込みすぎないこと。玉ねぎは時間と共に水分を含んで柔らかくなってしまい、シャキシャキとした歯ごたえがなくなってしまうので注意しましょう。
ダシダを使ったすき家の牛丼の再現レシピ
韓国料理では頻繁に使われる粉末調味料のダシダ。牛肉と野菜の旨味成分がふんだんに含まれており、韓国料理以外にもハンバーグや餃子などの下味や炒め物にも使われます。
牛肉と野菜の旨味が含まれたダシダは牛丼の隠し味にもぴったり。鶏がらスープや魚介ベースのだしの素よりも牛肉ならではコクのある味わいを生み出してくれます。
以下のレシピではダシダを使ったすき家の牛丼風の作り方をご紹介。作り方の手順も簡略化され、手軽に作れるようになっているのでおすすめですよ。
このレシピのコツは白ワインで牛肉を柔らかくすること。牛肉は筋があって長い時間を掛けないと固いままですが、白ワインを加えることですぐに柔らかくなります。
煮込む前に白ワインのアルコールを飛ばしておくのも重要なポイントなので、忘れずに行ってくださいね。
味付けが薄くて物足りないという方はじっくり煮込むと更に味わいの濃いしっかりした牛丼になりますよ。
すき家の牛丼を再現するポイント
すき家の牛丼は自宅でも再現できるレシピがたくさんありますが、より忠実に再現するには以下のポイントに注目すると再現を高くなり、作りやすくなりますよ。
どれもすき家の牛丼ならではのポイントが目白押しなので、これらの項目を参考にして作ってみてくださいね。
- 牛肉はバラ肉を使う
- 牛肉と玉ねぎの比率は4:1
- じっくりと時間を掛けて煮込む
①牛肉はバラ肉を使う
まず、牛丼を作る上で重要なのは牛肉選びですが、お肉は必ず脂身のついたバラ肉を使うようにしましょう。すき家の牛丼のレシピでも牛バラ肉が使われています。
バラ肉そのものや脂身の旨味がつゆに染み出て、すき家特有のコクのある旨味が生み出されるのでおすすめですよ。
ちなみに、細切れ肉やロースなどの塊肉では脂身が少なく、旨味がほとんど出ないので使わないようにしてください。
②牛肉と玉ねぎの比率は4:1
牛丼を作る際の材料の目安ですが、牛丼4に対し玉ねぎの割合は1にすると、旨味をちょうどよく含んだ美味しい牛丼になります。
玉ねぎは見栄えもそうですが、煮込んだ際に出る甘みが、牛肉独特の臭みを消し柔らかくする役目も持ち合わせているので、玉ねぎを入れることによって旨味も引き立たせてくれるのです。
玉ねぎを煮込む際は繊維に沿ってくし型に切ると、しっかり煮込んでもシャキシャキの食感も残るので必ずくし型に切ることをおすすめします。
③じっくりと時間を掛けて煮込む
すき家の牛丼は煮込んですぐのものを出すのではなく、つゆが具材に染み渡って旨味が出た頃を見計らって牛丼として提供しています。
家庭でも温度を徹底管理とまでは行きませんが、出来るだけじっくりと煮込み、旨味が出ると食べごろと考えると作りやすいでしょう。
アクを取り除きながらじっくりコトコトと弱火から中火で煮込み、出来上がる頃に蓋をして更に煮込むのがベストな作り方です。
すき家のチーズ牛丼再現レシピ
次にご紹介するのは、3種類のチーズを贅沢に使用したすき家の人気メニュー【とろ~り3種のチーズ牛丼】の再現レシピです。
レシピを再現する上で気になるのは企業秘密でもあるチーズの種類ですが、ここで使われるチーズはチェダーチーズ、とろけるタイプのチーズ、モッツァレラチーズの3種類。
スライスチーズだけでも美味しいですが、チェダーチーズとモッツァレラチーズを加えることでチーズのコクと旨味を最大限に引き出し、丼を更に美味しくできるのです。
ここで紹介するチーズも家庭で手に入るものなので、再現しやすいところにもメリットがあります。レシピは以下で紹介しているので参考に。
上記のレシピではレトルトタイプの牛丼を温めて作っていますが、先ほど紹介した牛丼のレシピとコツを活用するとより一層忠実に再現できますよ。
本家すき家では仕上げにパセリを載せていますが、こちらのレシピのようにハーブやブラックペッパーでアレンジしてもおいしいので試してみてくださいね。
すき家のねぎ玉牛丼再現レシピ
たっぷりの青ネギとコチュジャンのピリっとした辛味が味わい深い【ねぎ玉牛丼】も家庭で簡単に再現できるんです。
ねぎ玉牛丼を再現する上で重要なのは青ネギに絡ませるコチュジャンたれ。ピリっとした辛味の中に甘みも含んだコチュジャンは甘辛く煮込んだ牛丼も相性バッチリ。
使うネギも白ではなく、きちんと青ネギを使うことが重要ポイント。青ネギ独特の風味が牛丼の旨味を引き立たせ、脂身も気にせずさっぱり食べられるからです。
以下のレシピでは青ネギを載せる牛丼のレシピも掲載しているので、使う調味料は少し多めですが、複雑な手順は一切無いので手軽に再現できますよ。
ここでは玉ねぎを炒めて柔らかくするという少し異なるレシピですが、牛肉をじっくり煮込む作り方はほとんど同じ。煮込んだら30分ほど置いて味をしみ込ませるのも重要。
青ネギにかけるコチュジャンたれには更に旨味を引き立たせるために牛丼のタレを加えるのがポイントです。食べる直前に掛けたり、あらかじめ混ぜたりとお好みでどうぞ。
すき家でテイクアウトした牛丼のアレンジレシピ
すき家の牛丼はお店で食べるだけでなく、自宅に持ち帰って食べるテイクアウトも人気メニューのひとつ。お店で食べる時間が無いときにも便利。
でも、せっかく家で食べるのだからもっと自分なりのアレンジをして食べたいですよね。実際に自宅ですき家の牛丼をアレンジしたレシピの写真がこちら。
すき家のアボカド牛丼にパクチーを乗せただけのレシピですが、薬味として使われるパクチーの独特の風味が牛丼に絡み合い、さっぱりとした味わいになります。
以下ではテイクアウトしたすき家の牛丼のアレンジレシピを紹介しますので、いつもの味付けに飽きたという方は是非挑戦してください。
- 卵とキムチと青ねぎを添えて
- 肉うどん
- チャーハン
- コロッケ
すき家牛丼のアレンジレシピ①:卵とキムチと青ねぎを添えて
いつもすき家で食べる牛丼も、テイクアウトすれば好みの味付けにアレンジし放題。こちらのレシピはその具体的な例であり、キムチと青ネギも定番中の定番。
ここでは一から牛丼を作るレシピを公開していますが、もちろんテイクアウトの牛丼にキムチやネギを添えても美味しいですよ。生卵もお好みで温玉にしてどうぞ。
すき家牛丼のアレンジレシピ②:肉うどん
ご飯を先に食べてしまって肉が残った。そんな時は余ったお肉をうどんと一緒に盛り付けてみてください。牛肉の旨味が溶け出していつものうどんもおいしく変身しますよ。
ここではうどんの上に温めた牛肉を乗せただけですが、牛丼のつゆと一緒にうどんに入れて煮込むとより一層味の染みたうどんになります。卵はお好みで入れてくださいね。
すき家牛丼のアレンジレシピ③:チャーハン
つゆだくの牛丼も美味しいけれど、水分を含んだご飯は食べ応えがなくて飽きてしまう。そんな時はご飯にも火の通るチャーハンがおすすめですよ。
作り方も手軽で簡単、ご飯と具を別々に炒めたらもう一度一緒に軽く炒めるだけ。最初にご飯と具を別々にするのは具の水分でご飯が水っぽくならないようにするため。
レシピでは過去に販売された白髪ネギ牛丼を使っていますが、ネギは別に用意しても大丈夫ですよ。
すき家牛丼のアレンジレシピ④:コロッケ
最後にご紹介するレシピは牛丼の具を使ったコロッケ。コロッケは余った肉じゃがを消費するためのレシピでもありますが、似たような味付けの牛丼にも合うんです。
レシピは上記の通り。牛丼には既に味が付いているので、後はマッシュして塩コショウをしたじゃがいもに混ぜて揚げるだけ。
牛丼の具を使う際には必ず汁気をしっかりと切っておくこと。つゆが残ったままだと、汁気が原因でコロッケが熱を帯びて膨張し、爆発する危険性があるので注意。
なお、今回の記事に掲載しているクックパッドでは紹介されていませんが、牛丼を使ったライスコロッケのレシピもありますので、ご飯も一緒に消化したい方は是非。
おすすめの牛丼レシピ本
すき家の牛丼の再現レシピを把握したところで、早速作ってみたいですよね。すき家の牛丼レシピ以外にも、色んな丼料理にも挑戦したい時にレシピ本があると便利。
こちらのレシピ本は10分で手軽に作れる料理をコンセプトに、牛丼をはじめ、カツ丼や親子丼などのバラエティ豊かな丼料理を紹介。
丼物の種類も100円程度の材料を使った丼やお肉中心のがっつりメニュー、更にヘルシーな野菜中心の料理とその数総勢50種類以上。料理のマンネリ化の心配もなし。
少ない材料で10分以内で作れる丼料理ばかりなので、料理が苦手な方や料理を作る時間の無い一人暮らしの方でも簡単に作れるレシピが満載のおすすめの一冊です。
すき家の牛丼レシピを自宅で楽しもう
お店に行けば手軽に食べられるすき家の牛丼も、レシピを覚えて自宅で作ればいつでも好きな時に食べられるのが嬉しいところ。
ここで紹介しているレシピはごく一部ですが、すき家には期間限定で追加されるメニューも続々登場するので、そのメニューのレシピも覚えて美味しく食べたいですね。
豪勢なディナーもいいけど、今夜の夕食は手軽な牛丼にしてみませんか。