コメのとぎ汁の特徴4選
コメのとぎ汁の特徴①: コメのとぎ汁は簡単に作れる
コメのとぎ汁の特徴としてまず挙げたいのが、お金を掛けずに簡単に作れるということです。
ご存じの通りコメのとぎ汁とは、コメを研いだ時に出る白く濁った汁のことを指します。
多くの人は何も意識せず捨ててしまっているであろうコメのとぎ汁は、様々な美容効果が期待できることで注目を浴びています。
作り方はとっても簡単、コメを研いだ際の汁を保存しておくだけです。
ただし、1回目のとぎ汁はホコリが多く混ざっていることもあるため、使用するなら2回目のとぎ汁が望ましいでしょう。
コメを炊く人であればとぎ汁は必ず出るものなので、わざわざお金を掛けなくても作ることができます。
コメのとぎ汁の特徴②: 栄養がたくさん
コメのとぎ汁と言えば白濁色ですが、これはコメぬかです。
コメぬかにはたくさんの栄養があり、それが流れ出したとぎ汁にも栄養素が含まれているそうです。
せっかくのコメぬかの栄養素が入った万能液であるコメのとぎ汁を捨ててしまうのはもったいないですよね。
コメのとぎ汁にはどんな栄養素が入っているのかを見ていきましょう。
・ビタミンB1、ビタミンB2
・ビタミンE
・鉄分
・カルシウム
・たんぱく質
・でんぷん質
・脂質
・アミノ酸
こんなにもたくさんの栄養素が入っているのだから、美容や健康に良い効果があることも納得ですよね。
栄養豊富なコメのとぎ汁を有効活用する方法はたくさんあります。
コメのとぎ汁の特徴③: 使い道がたくさん
コメのとぎ汁の使い道と聞いてまず思い浮かべるのが野菜の下茹でですよね。
コメのとぎ汁を利用することであく抜きができるため、野菜をよりおいしく調理することができます。
他にも使い終わった食器のつけ置きや床の掃除、お風呂掃除にも使うことができます。
さらにびっくりなのが、コメのとぎ汁は植物にあげることでぐんぐん育つとも言われているのです。
ただし、植物にコメのとぎ汁をあげる際には根腐れの原因となる可能性があるため、水で希釈してから与えましょう。
このようにたくさんの使い道がありますが、まだまだ他にもコメのとぎ汁の使い道があるかもしれませんね。
コメのとぎ汁の特徴④: 水道代節約にも
今までお水を使っていたところをコメのとぎ汁に替えることで、水道代を安くすることも可能です。
例えばコメのとぎ汁で食器のつけ置きをした場合、つけ置きをする水の節約だけでなくつけ置きによって汚れが落としやすくなり食器洗いに使うお水も節約できるでしょう。
このように1回1回は小さなことですが、生活の中でコメのとぎ汁を使うことによって確実に水道代の節約につながります。
コメのとぎ汁を使うことで、汚れが落ちるなどのプラスαの効果も得られるのが嬉しいですよね。
肌荒れに効果的なコメのとぎ汁の使い方5選
コメのとぎ汁の使い道を紹介しましたが、続いては美容面での使い方をご紹介します。
栄養がたくさん含まれたコメのとぎ汁は、肌荒れの改善にも効果が期待できると言われています。
- 洗顔
- パック
- 化粧水
- 手荒れ改善
- マッサージオイル
肌荒れに効果的なコメのとぎ汁の使い方①: 洗顔
まず最も取り入れやすいコメのとぎ汁を使った美容法が洗顔です。
顔は肌荒れが気になる部位でもあるため、コメのとぎ汁を使うのにぴったりな部位とも言えます。
コメのとぎ汁はコメの成分と同じですので、もちろん肌にもやさしい天然の成分です。
また、コメのとぎ汁には洗浄効果もあることから、顔の汚れを落とすのにも最適です。
使い方は簡単で、コメのとぎ汁で洗顔した後に水で洗い流すだけです。
洗いあがりの肌はしっとりと保湿され、もちもちしているためリピートする人が続出しています。
肌荒れに効果的なコメのとぎ汁の使い方②: パック
コメのとぎ汁で作るパックも肌荒れに効果的と言われています。
作り方はとっても簡単なので、肌荒れの悩みがあるのであれば1度試してみるのもおすすめです。
用意するものはコップとコメのとぎ汁のみです。
コップにコメのとぎ汁を入れて、一晩冷蔵庫で寝かせましょう。
時間が経つとコップの底にコメぬかのクリームが沈殿するため、コップの水を捨てて沈殿したコメぬかのクリームを使います。
そのまま顔や手など肌荒れが気になる部分に塗り、少々時間をおいてから水でよく洗い流しましょう。
コメのとぎ汁から作ったクリームをアレンジしたパックもおすすめです。
今話題のクレイと混ぜてクレイ洗顔にすることでより肌荒れ改善効果が期待できるでしょう。
肌荒れに効果的なコメのとぎ汁の使い方③: 化粧水
洗顔後の化粧水としてコメのとぎ汁を愛用している人も多いようです。
コメのとぎ汁をそのまま化粧水として肌につけるだけで、肌荒れ知らずのもちもちの肌が手に入るそうです。
水を肌につけると乾燥してしまうイメージがありますが、コメのとぎ汁には油分も入っていることから保湿の効果もあります。
コメのとぎ汁を化粧水として使用するなら、冷蔵庫で保存して長くても2日程度で使い終えるのが良いでしょう。
肌荒れに効果的なコメのとぎ汁の使い方④: 手荒れ改善
最も肌荒れが気になる部位と言えば手ですよね。
特に冬場は乾燥によってひび割れたり、ひどい場合には手荒れから出血してしまうこともあります。
このような手荒れを少しでも改善したいのであれば、手を洗う際にコメのとぎ汁を使用してみましょう。
前述したようにコメのとぎ汁には栄養素と油分が含まれているため、手荒れを改善して保湿もしてくれます。
手洗いにコメのとぎ汁を使うことに抵抗がある場合には、手をコメのとぎ汁にしばらく入れておくだけでも手荒れ改善の効果が期待できます。
肌荒れに効果的なコメのとぎ汁の使い方⑤: マッサージオイル
コメのとぎ汁に精製されたオリーブオイルを混ぜるだけで肌にやさしいマッサージオイルになります。
オリーブオイルは食用ではなく精製されたものを選びましょう。
オリーブオイルには保湿効果やアンチエイジング効果、美白効果などがあるため、コメのとぎ汁と合わせれば素晴らしい効果が期待できるマッサージオイルが完成します。
顔のマッサージはもちろん、全身のマッサージに使えるためぜひ入浴中に使用してみましょう。
健康維持に効果的なコメのとぎ汁におすすめの飲み方
健康と美容の2つの効果があることで注目を浴びているのが、コメのとぎ汁から作るコメのとぎ汁乳酸菌です。
乳酸菌と聞くとお腹に良いイメージがありますが、このコメのとぎ汁乳酸菌も飲むことでお腹の調子が良くなると言われています。
ただし、コメのとぎ汁乳酸菌を作る際にはいくつか注意点があるため、正しい方法で作りましょう。
用意するものはペットボトル、コメのとぎ汁、塩、精製されていない砂糖です。
精製されていない砂糖とは、甜菜糖、きび糖、黒糖など白ではない砂糖のことです。
可能であれば使用する米は無農薬、水はミネラルウォーターにするとより体に良いコメのとぎ汁乳酸菌が作れます。
ペットボトルにコメのとぎ汁を500ml入れ、小さじ1の塩と小さじ2から4の砂糖を加えます。
ペットボトルの蓋をしっかりと閉め、冷蔵庫ではなく常温の状態で1週間程度発酵させましょう。
発酵の段階でペットボトルの中にガスが溜まってしまうため、毎日1回蓋を開けてガス抜きをすることが鉄則です。
1週間程度発酵させた後に甘酸っぱい匂いになっているか確認しましょう。
この時に腐敗臭や不快な臭いがしたら迷わずに捨て、また1から作り直しましょう。
コメのとぎ汁乳酸菌は完成後は必ず冷蔵庫で保存して早めに飲むようにしてください。
頭皮の悩みや白髪に効果的なコメのとぎ汁の使い方4選
美容に最適なコメのとぎ汁ですが、髪の毛や頭皮にもぜひ使いたい万能液です。
ヘアケアとしてコメのとぎ汁を使う場合の4つの方法をご紹介します。
- シャンプー
- トリートメント
- ヘアパック
- 頭皮マッサージ
頭皮の悩みや白髪に効果的なコメのとぎ汁の使い方①: シャンプー
コメのとぎ汁で髪の毛を洗えばシャンプーいらずと言われるほど、コメのとぎ汁は洗浄効果が高いと言われています。
しかもコメのとぎ汁で髪の毛を洗った後はトリートメントをする必要がないと言うから驚きです。
トリートメントは髪の毛がきしんでしまうのを防ぐために使用しますが、そもそも髪の毛がきしむ原因はシャンプーにあります。
コメのとぎ汁には髪への保湿効果もあるため、洗いあがりはしっとりとしています。
髪の毛のごわつきやパサつきで悩んでいるのであれば、週に数回シャンプーをコメのとぎ汁に替えてみてはいかがでしょうか。
頭皮の悩みや白髪に効果的なコメのとぎ汁の使い方②: トリートメント
いつも通りシャンプーをした後にトリートメントとしてコメのとぎ汁を使用する方法もあります。
コメのとぎ汁は髪にコシをプラスして、太く健康な髪の毛を育てる効果が期待できます。
使い方は、コメのとぎ汁をシャンプー後の髪の毛によく馴染ませ、数分置いてから洗い流します。
毛先の傷みが気になるのであれば、毛先にしっかりとコメのとぎ汁を揉みこんで栄養を与えましょう。
頭皮の悩みや白髪に効果的なコメのとぎ汁の使い方③: ヘアパック
コメのとぎ汁をヘアパックとして使用することもできます。
やり方はトリートメントと似ていて、シャンプー後の髪の毛にコメのとぎ汁をしっかりとつけます。
5分程度待ってからお湯で洗い流し、その後いつも通りトリートメントをしましょう。
このとき、熱いタオルで髪の毛を包んで蒸すことにより、髪の毛にコメのとぎ汁の成分が浸透するためおすすめです。
週に2回程度このコメのとぎ汁ヘアパックを行うことで、艶々の髪の毛が手に入るでしょう。
頭皮の悩みや白髪に効果的なコメのとぎ汁の使い方④: 頭皮マッサージ
頭皮マッサージは頭皮の血行を良くするため、白髪予防や薄毛予防にもおすすめです。
そんな頭皮マッサージの効果をより高めたいのであれば、コメのとぎ汁をプラスしてみましょう。
コメのとぎ汁には洗浄成分があることから、頭皮に詰まっているホコリや皮脂をきれいに取り除いてくれると言われています。
コメのとぎ汁を使った頭皮マッサージは、髪の毛のボリュームアップにも最適な方法です。
コメのとぎ汁洗顔に特化したおすすめのブログ5選
コメのとぎ汁洗顔に特化したおすすめのブログ①: おうちでエステ
コメのとぎ汁を使った洗顔方法を中心とした美容に関する使い方を3つ紹介しています。
コメのとぎ汁洗顔の希釈やお湯の温度も詳しく解説しているので、はじめてコメのとぎ汁洗顔を試してみる人はぜひこのブログを読んでみましょう。
また、コメのとぎ汁の使い方だけでなくゴムバンドを使用したストレッチのやり方も載っていますので参考にしてみましょう。
<おうちでエステ>VOL.2「ゴムストレッチ」「お米のとぎ汁洗顔」
コメのとぎ汁洗顔に特化したおすすめのブログ②: 米のとぎ汁乳酸菌~虫さされに効く~
コメのとぎ汁乳酸菌の作り方を画像付きで詳しく解説しているブログです。
画像があって分かりやすいので、これからコメのとぎ汁乳酸菌を作ってみたい人はぜひ読んでみてください。
また、虫さされのかゆみ止めなど一風変わったコメのとぎ汁乳酸菌の使い方も紹介されています。
虫さされのかゆみ止めはこれからの季節に大活躍しそうなので、ぜひ参考にしたい活用法ですね。
コメのとぎ汁洗顔に特化したおすすめのブログ③: コメのとぎ汁、捨てちゃうなんてもったいない!
習慣にしているコメのとぎ汁の使い方を3つ紹介しているブログです。
特にコメのとぎ汁を使った床と木製家具の掃除方法について詳しく書かれています。
コメのとぎ汁を使えばフローリングのワックス掛けも不要になるため、節約にももってこいの方法ですよね。
ブログを読んでみると、記事のタイトル通りコメのとぎ汁を捨てるのはもったいなく感じてしまうでしょう。
コメのとぎ汁洗顔に特化したおすすめのブログ④: 捨てないで~。お米のとぎ汁活用法
コメのとぎ汁にはどんな活用法があるのかを詳しく説明しているブログです。
特に掃除や食器洗い、料理などの家事にコメのとぎ汁を使う方法が紹介されています。
また、コメのとぎ汁を美容液として活用する方法も載っているので、様々な使い方をしてみたいという人は一度目を通してみると参考になるでしょう。
コメのとぎ汁と豆乳で作る豆乳グルトの作り方も紹介しています!
コメのとぎ汁洗顔に特化したおすすめのブログ⑤: 朝の洗顔は米のとぎ汁で!
コメのとぎ汁の作り方から保存方法、洗顔としての使い方までを紹介しているブログです。
コメのとぎ汁を使って洗顔することで、その後の化粧ノリにも差が出るそうです。
ブログでも紹介している通り、コメのとぎ汁は簡単に手に入る美容液です。
毎回コメのとぎ汁を捨てているという人は、このブログを参考にしてぜひ1度コメのとぎ汁洗顔を試してみてはいかがでしょうか。
コメのとぎ汁におすすめの保存方法4選
コメのとぎ汁におすすめの保存方法①:ペットボトルに保存
コメのとぎ汁はペットボトルに入れて保存する人が多いようです。
ペットボトルはしっかりと蓋を閉めて密閉できますし、底にコメのとぎ汁の成分が沈殿しても振って混ぜやすいのがポイントです。
ペットボトルは簡単に手に入りますが、必ず中をよく洗って使用しましょう。
万が一ペットボトルの中が汚れたままでコメのとぎ汁を保存してしまうと、菌の繁殖の原因となってしまいます。
ペットボトルでの保存は、コメのとぎ汁乳酸菌を作る場合の容器としても適しています。
コメのとぎ汁におすすめの保存方法②:スプレーボトルに保存
コメのとぎ汁を掃除に使う場合にはスプレーボトルに入れて保存するのがおすすめです。
スプレーボトルに入れておくことで掃除の際にはそのまま使うことができるため、とても使い勝手が良いのが特徴です。
コメのとぎ汁は、床やシンク、お風呂など様々な場所の掃除に使うことができます。
コメのとぎ汁スプレーを1本作っておくと掃除が楽になるでしょう。
コメのとぎ汁におすすめの保存方法③:蓋つきのタッパーに保存
蓋つきのタッパーでコメのとぎ汁を保存する方法もあります。
この保存方法は、コメのとぎ汁をパックとして使う人におすすめです。
パックとして使う場合、底に沈殿したコメぬかをクリームとして使用するため、タッパーに保存しておくとたいへん使いやすくなります。
ペットボトルに保存しておくと底に溜まった沈殿物だけを取ることはできなくなってしまうため、使う用途に合わせて保存方法を替えることが重要です。
コメのとぎ汁におすすめの保存方法④:冷蔵庫で保存
コメのとぎ汁は常温のままだと1日くらいしか保存がきかないと言われています。
そのため、常温で保存するのであれば作ったその日中に使い切る必要があります。
コメのとぎ汁を少しでも長く保存したいのであれば、密閉容器に入れて冷蔵庫で保存するのが適しています。
しかし、冷蔵保存したとしても2日程度しか保存はきかないため、やはり早めに使い切ってしまうことが大切でしょう。
コメのとぎ汁の使用方法は様々ですが、髪の毛や顔、体に使う場合にはなるべく新鮮なものを使った方が肌にやさしいと言えます。
コメのとぎ汁は生ものですので、保存の際には十分に注意しましょう。
おすすめのコメ成分の配合コスメ
コメヌカエキス、ライスステロール、加水分解コメエキスの3つのコメ由来の保湿成分が配合された洗顔料です。
粘り気があるしっとり泡が特徴で、洗いあがりの肌も水分を含んでもっちりしています。
乾燥ケアしながら洗顔ができるので、乾燥肌の人や乾燥が気になる季節におすすめです。
肌極みで洗顔後は化粧水や乳液でのケアも忘れずに行いましょう。
注目のコメ成分であるライスパワーNo.11が配合されている化粧水として話題になっているのが米肌です。
ライスパワーNo.11は肌が水分を保持する力をアップさせる効果があり、肌の内側から潤いケアしてくれるのが特徴です。
コメ成分が配合された化粧水を選ぶならば、ライスパワーNo.11が配合されているかをチェックしてみましょう。
米肌は保湿成分がたっぷり入っているのにベタつかず、さっぱりとした使用感が癖になります。
敏感肌でも使えますし、匂いもないので使いやすさからリピーターも多いようです。
コメ成分配合のフェイスパックといえば、ライスマスク ウォッシュオフがおすすめです。
コメ成分の洗浄効果により毛穴に詰まった角質汚れをスッキリと落としてくれるのが特徴で、ごわついた肌や乾燥肌をケアしてくれるフェイスパックとなっています。
洗顔後の肌に使用し、15分程度置いてから洗い流しましょう。
疲れた肌をなんとかしたい時のケアにぴったりなお助けアイテムです。
コメのとぎ汁は保存方法を守って正しく使用しましょう
コメのとぎ汁の活用方法はたくさんあり、全身どこにでも使える万能な美容液です。
ご紹介した方法以外にも、お風呂にコメのとぎ汁を入れて入浴するという使い道もあります。
ただし、コメのとぎ汁は保存方法や保存期間を理解していないと腐ってしまう恐れがあります。
正しい方法で保存し、早めに使い切ることをしっかりと頭に入れておきましょう。
コメのとぎ汁は簡単に作れてしかも節約アイテムとしても使えるため、試してみる価値はあります。