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2019/07/24

グルーガンの使い方を徹底解説!コツや使える素材を紹介

工作やDIYでよく使われるグルーガン。
この頃、100均でも売っていますね。

接着するための道具だと言うのは分かるのですが、何を、どんな風に接着するのでしょうか。
正しい使い方、気を付けるべき事は何でしょうか。

まとめて、紹介しましょう。

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グルーガンの使い方

グルーガンの使い方

グルーガンの使い方について、説明しますね。

  1. グルースティックを装填する
  2. グルーガンを加熱する
  3. トリガーを引き、溶けたグルーを出す

案外、使い方は簡単なんですよ。

グルーガンの使い方①:グルースティックを装填する

まず、グルーガンにグルースティックを装填します。
グルースティックとは、樹脂を固めた棒みたいなものです。

この頃、カラーバリエーションも豊富ですね。

グルーガン本体の後ろに、差し込み口がありますから、そこからしっかり差し込みましょう
途中でグルースティックが抜けたりしないよう、グルースティックが中で動かないぐらいになるまで、ぐっと押し込んで下さいね。

グルーガンの使い方②:グルーガンを加熱する

グルースティックを装填出来たら、グルーガンの電源を入れます。
グルーガンを温めて、グルースティックを溶かすのです。

電源コード式なら、コンセントに差し込み、電池式なら、スイッチをオンにしましょう。

商品によりますが、3~5分ぐらいで充分に熱を持ち、グルースティックが溶けます。

グルーガンの使い方③:トリガーを引き、溶けたグルーを出す

いよいよ、作業での使い方ですよ。
グルーガンのトリガー(引き金)を引くと、先端から溶けたグルーが出てきますね。

接着したい所などの上でトリガーを引き、溶けたグルーを落としましょう。
接着に使う場合は、グルーを落とした後、速やかに、接着する、もう1つの材料をくっつけます。

1~2分もしたら、グルーが固まり始めますよ。

<下に続く>

グルーガンの特徴5選

グルーガンの特徴

グルーガンの特徴を紹介しますね。

  1. 接着できるものが多い
  2. 接着に時間がかからない
  3. 接着以外にも使える
  4. すぐに使えない
  5. 固まったグルーがはがしやすい

工具の特徴を理解するのは大事ですよ。

グルーガンの特徴①:接着できるものが多い

グルーガンは、使い方が簡単な上に、接着できるものが多いんです。

接着できるものを、リストアップしますね。

  • 木材、コルク、紙
  • プラスチック
  • ガラス
  • 金属

しかし、グルーガンも万能ではありませんよ。
どんな使い方をしても接着できないものもありますから、説明書接着するものの素材をよく確認して下さいね。

グルーガンの特徴②:接着に時間がかからない

グルーガンのありがたい所は、接着に時間がかからない所です。
トリガーを引いて、溶けたグルーを出したら、数秒で固まり始めます。

1分もしたらもう、完全に固まっているんです。

その分、作業を手早くしないといけませんが、どんな瞬間接着剤も、このスピードには、かないませんね。
このスピードを生かした使い方も、たくさんあるんですよ。

グルーガンの特徴③:接着以外にも使える

グルーガンは、手芸に使う使い方もありますね。
使い方次第で、色んなものが作れるんですよ。

シリコン型に流し込んだり、グルーそのもので枠型を描いて作ったり、本当に自由自在です。
家具などの修理に使う使い方もありますね。

グルーガンの特徴④:すぐに使えない

グルーガンは、引き出しから出して来てすぐ接着、とはいきません。
電源を入れて5分もすれば使えますが、急ぐ時は長く感じますよね。

作業をしていて一番時間がかかったのは、グルーガンが温まるのを待つ時間だった、という事もありますよ。
しかし、この頃は、温める時間があまりかからないグルーガンも販売されていますから、作業を急ぐ人はそれを選ぶと良いでしょう。

グルーガンの特徴⑤:固まったグルーがはがしやすい

何と言っても樹脂ですから、固まっても簡単に剥がせるんですね。

この特徴を生かした使い方もありますよ。
シールスタンプとか、アクセサリーを作る人が多いですね。

逆に言うと、接着力はあまり強くないという事なんですけどね。

<下に続く>

グルーガンを上手に使うコツ5選

グルーガンの上手な使い方

グルーガンの上手な使い方を紹介しますね。

  1. 円を描くように落とす
  2. グルースティックをしっかり溶かす
  3. 強度の確認はすぐにしない
  4. 失敗したらすぐ外す
  5. 他の接着剤と併用する

上手な使い方を覚えると、仕上がりが綺麗になりますよ。

グルーガンを上手に使うコツ①:円を描くように落とす

グルーガンを使っていると、溶けたグルーが糸を引くという事がよくありますね。
しかも、結構粘り気があります。

グルーガンから溶けたグルーを出した後、グルーガンをクルクルっと、円を描くように回すと、うまく処理できますよ。
是非ともこの使い方を覚えましょう、水あめをイメージすると、解りやすいですね。

グルーガンを上手に使うコツ②:グルースティックをしっかり溶かす

焦る気持ちは分かりますが、グルースティックがしっかり溶けるまで、作業を待ちましょう。
不完全な溶け方だと、グルーの塊が残りますから、綺麗に接着できませんよ。

グルーガンの使い方注意点として、大事な事の1つと言えますね。

グルーガンを上手に使うコツ③:強度の確認はすぐにしない

グルーガンで接着した後、すぐに触れないようにしましょう。
いくら接着に時間がかからないといっても、接着して即、固まるものではありませんからね。

どんな接着剤でも共通ですが、接着の強度を確認するのは、充分に時間を置いてからにしましょう。

グルーガンを上手に使うコツ④:失敗したらすぐ外す

グルーガンの接着で、もし失敗したら、すぐに接着するものを引き離しましょう
グルーガンは固まるまで時間が短いですからね。

しかし、それでも間に合わなかった時は、ドライヤーなどで接着部分を温めてみましょう。
グルーが柔らかくなって、外しやすくなりますよ。

机に落とした、型などに流して工作していて失敗した、と言うなら、グルーが固まってから剥がしましょう。
何もなくても簡単に剥がせますが、マニキュアの除光液があると楽です。

グルーガンを上手に使うコツ⑤:他の接着剤と併用する

グルーガンを正しい使い方で使っても、どうしてもうまくいかない場合がありますね。
そんな時は、他の接着剤を併用しましょう。

グルーガンと併用できる、と明記している接着剤も結構あるんですよ。

また、グルーガンは、表面がつるつるした素材埃や油が付いているものを接着するのは苦手なんです。
もし、表面が汚れている場合は、綺麗にふき取って、再チャレンジすると良いですよ。

  • グルーの量を増やす
  • 接着して素材を抑えている時間を長くする

上記の対処法でも、うまく行くことがありますから、原因を探って対応したり、使い方を工夫したりしましょう。

<下に続く>

グルーガンを使うときの注意点5選

グルーガンの使い方、注意点

グルーガンの使い方で注意すべき点を紹介しますね。

  1. 火傷に注意
  2. グルーガンは常に先端を下に
  3. グルースティックの色を変えた時
  4. 作業スペースには古新聞紙などを
  5. しっかり冷めてから片付ける

本当に、気を付けてくださいね。

注意点①:火傷に注意

グルーガンは、相当な高温になります。
特に、使用中のグルーガンの先端は、130℃にもなっているんです。

熱湯より高温ですね、大きい火傷になる理由がわかりますね。

溶けたグルーも同様です。
グルーガンの先端に触れないようにするのはもとより、溶けたグルーにも触れないようにしましょう。

高温で粘度のあるものは、皮膚にくっつくと簡単に取れませんから、重い火傷になってしまうんですよ。

注意点②:グルーガンは常に先端を下に

グルーガンを加熱している時から使い終わるまで、グルーガンは常に先端を下にして、立てておきましょう。
専用のスタンドがあると、一番良いですね。

加熱する間に、中のグルースティックが溶けていきますね。
グルーガンを逆流する事があるんです。

加熱している時も、グルーガンの下に新聞紙などを敷いておくと良いですよ。

注意点③:スティックの色を変えた時

グルーガンの使い方の特徴に、グルースティックを後ろから差し込んで補充していく、というのがあります。
グルースティックも色とりどり、後から違う色のグルースティックを装填して使う、なんて事は良くありますね。

その場合、前のグルースティックと色が混ざってしまう、という事が起こるんです。
混ざったグルーが全て出てしまうまで、トリガーを引き続けると解決しますよ。

注意点④:作業スペースには古新聞紙などを

グルーガンの作業スペースには、新聞紙などを敷きましょう。
溶けたグルーが机や床に落ちると汚れますし、また、グルーガンの熱い先端が付いて、焦げたりしかねませんからね。

作業場もキチンと環境を整えておくと、後片付けも楽ですよ。

注意点⑤:しっかり冷めてから片付ける

使い方と同じぐらい大事なのは、片付け方です。
漬かったグルーガンは、すごい高温になっています、片付けるのは、この熱がちゃんと取れてからにしましょう。

熱いまま片付けると、収納が痛みますし、中のグルースティックが溶けて漏れ出して、大惨事になりますよ。

<下に続く>

グルーガンが使える素材5選

グルーガンが使える素材

グルーガンが使える素材を紹介しますね。

  1. 木、紙、コルク
  2. 電気基盤
  3. シリコン型

本当、色んなものに使えるんですね。

グルーガンが使える素材①:木、紙、コルク

、あるいは、木から作られたものなら、グルーガンは問題なく使えますよ。
紙やコルクも大丈夫です。

素材や用途によって、グルーガンの使い方を変えて下さいね。
何を作るのかにもよりますが、薄い紙にたっぷりグルーを出して、紙同士を接着すると、グルーが余ってしまって、ボコボコした感じになりしますよ。

グルーガンが使える素材②:布

布にも、グルーガンは安心して使えます。
リースを作るのに使う人は多いですね。

布同士の接着にも、布と他の素材との接着にも使えます。
硬化スピードが速いですから、作業が早く進むんですね。

布でも特に、表面がザラザラしたものはグルーガンの接着に適しています。
先ほども書きましたが、接着剤としての使い方は、グルーを少し出す程度で大丈夫ですよ。

作品がグルーの塊で見苦しくならないよう、適切な使い方でやりましょう。

グルーガンが使える素材③:電気基盤

グルーガンは、電気基盤に使う使い方もあります。
樹脂は絶縁性がありますから、そこには電気が通らないのです。

基盤の部品の接着だけでなく、基盤のカバーを作る使い方もあるんですね。
電気基盤の会社でも、グルーガンを活用されている所があるんですよ。

グルーガンが使える素材④:石

を接着する使い方もありますよ。
工作にありがたいですよね。

アクアリウム(水槽)の中の石を作るのに、使う人が結構いらっしゃいますよ。
石を接着する際のグルーガンの使い方は、グルーをたっぷり出すよう、トリガーを引く時間を長くする事、基本、石は接着しにくいですからね。

剥がれやすさも考慮して、しっかり接着できる使い方でやりましょう。

グルーガンが使える素材⑤:シリコン型

シリコン型は、ハンドメイドする人ならよくご存じでしょう。
この中に、グルーを流し込むのです。

シリコン型で工作する場合のグルーガンの使い方は、接着する際の使い方より簡単ですね。
かさがある分、固まるまで時間がかかりますから、焦らないよう、充分に固まってから、型から外しましょう。

せっかくの作品が、台無しになってしまいますよ。

<下に続く>

グルーガンが使えない素材4選

グルーガンが使えない素材

グルーガンが使えない素材もしますね。

  1. 一部のプラスチック
  2. 発泡スチロール
  3. 金属
  4. 気温が高い所で使うもの

使い方によっては、仮止めぐらいはできる素材もありますよ。

グルーガンが使えない素材①:一部のプラスチック

プラスチックの接着もOKなグルーガンですが、低い温度で溶けるプラスチックには使えません。

グルースティックは、170℃で溶ける仕様になっているんです。
もし、これ以下の温度で溶ける素材のものに付けてしまったら、当然、溶けますよね。

また表面がつるつるのプラスチックにも、グルーガンは使えません。

グルーガンが使えない素材②:発泡スチロール

発泡スチロールも、グルーガンの接着に適しません。
もし使うのなら、マスコットやフィギュアなど、小さくて、修理も簡単なものに限りましょう。

発泡スチロールも、ポリスチレンという発泡プラスチックの1種で、気泡を含ませてあるんですね。
実は、熱に弱くて、90℃で溶けてしまうんです。

グルーガンは、170℃に達していますから、使わない方が良いことがよく分かりますね。

グルーガンが使えない素材③:金属

グルーガンは、金属の接着にも適しません。
金属に使う場合は、仮止め程度にとどめておきましょう。

グルーガンは樹脂です、そもそも、金属のような固くて重いものを繋ぎとめ程の力はありません。
しかも、グルーガンは、接着しても剥がれやすいと言う特性があるんですよね。

グルーガンが使えない素材④:気温が高い所で使うもの

これは、全ての素材に関して言える事ですから、良く頭に入れえといてください。
グルーガンは、気温の高い所で使うものの接着には使わないようにしましょう。

グルーガンの樹脂は、グルーガンの中では170℃まで上げて溶かしていますが、本来は、80~100℃程度で溶けてしまう、熱に弱いものなんです。
真夏の炎天下車の中に長時間置いていると、簡単に溶けてしまうのですよ。

<下に続く>

おすすめのグルーガン

おススメのグルーガン

おススメのグルーガンを紹介しますね。

中小型 グルーガン elesories 35W 高温 ぐるーがん 手芸用 木工用 diy 補修 工具セット スティック10本付 強力
1580円

一般のご家庭で使いやすい、大きすぎず小さすぎないグルーガンです。
見た目は一般的なグルーガンと変わりませんが、特許を有した人間工学の技術をもって作られているんです。

特別にスタンドなどなくても、このグルーガン本体だけで、先端が下向き、建てた状態で置けるようになっているのもありがたいですね。
加熱も早くて、3分でグルースティックが溶けて使えるようになりますよ。

グルースティックがセットになっているのも、嬉しいですね。
グルースティックもまた、品質が良く、糸を引いたりしにくいんですよ。

<下に続く>

グルーガンも適切な使い方で

グルーガンも適切な使い方で

接着や工作、色んな使い方が出来るグルーガン、しかし、その用途は思っているほど広くないんですね。
接着は、古の時代から人類の課題ですが、どんなものでも接着できる、完璧な接着剤は未だ存在しないのです。

グルーガンは、長期間接着し続ける力はありません
ですから、小物まめに修復できるもの、あるいは、仮止めに使うのが向いていると言えます。

特性を把握して、適切な使い方をして下さいね。

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