クエン酸風呂の効能5選
クエン酸風呂の効能を紹介しますね。
- 肌がツヤツヤに
- 疲労回復
- 肝機能向上
- 殺菌効果
- 防臭効果
クエン酸は、レモンや梅干しにたっぷり含まれているものですよ。
クエン酸風呂の効能①:肌がツヤツヤに
クエン酸風呂の効果で一番うれしいのは、肌がツヤツヤになる事です。
これは、クエン酸にピーリング効果があるからなんですね。
皮膚の表面の、不要な角質を落としてくれるんです。
お風呂上りは、すっかり新しい皮膚になっているって事ですね。
肌荒れ、肌のくすみ、毛穴の汚れ、ニキビなどに悩まされていた人が、クエン酸風呂にして改善された、と言うのは多いですよ。
クエン酸風呂の効能②:疲労回復
クエン酸風呂は、疲労を回復させる効果もあります。
そもそも、酸味をもたらすクエン酸、酸っぱい食べ物にたくさん入っていて、これを食べても、同じ事が言われていますよね。
クエン酸は、身体が疲れた時に蓄積される、乳酸を分解する力を持っているのです。
食べる場合と比べたら、微々たるものであるとしても、皮膚からも確実に吸収されているんですよ。
クエン酸風呂の効能③:肝機能向上
クエン酸風呂は、肝機能も向上させます。
肝臓は、代謝に深く関わる臓器で、代謝の為のエネルギーを最も必要とするのは、肝臓なんです。
肝臓の具合が悪くなると、肌が荒れるって言いますよね。
肝臓の機能を高めることは、美肌にする事にもつながるって琴なんです。
クエン酸風呂の効能④:殺菌効果
クエン酸には、殺菌効果があります。
酸性の物質だからですね、この効果を利用して、掃除に使う人も多いです。
人間の皮膚には、善玉菌、悪玉菌といますが、クエン酸風呂は、酸性である故に、これらの菌を全滅させないのです。
これは、湯船で過ごす間、肌が弱酸性になるためで、善玉菌は残して、悪玉菌だけをやっつけてくれるからなんですね。
クエン酸風呂の効能⑤:防臭効果
クエン酸風呂は、体臭を防ぐ効果があるんですよ。
人間の体臭の原因はアンモニア、アンモニアはアルカリ性ですね。
酸性であるクエン酸と結びつくと、中和され、アンモニアは効力を失うわけです。
それだけではなく、クエン酸の美肌効果(肌のい古角質を取ってくれる)も、体臭予防につながるんですよ。
古い角質も体臭の原因、また、毛穴が綺麗になると、汗もスムーズに出るようになりますよね。
クエン酸風呂の危険性
クエン酸風呂には、危険な事もあるんです。
1つは、クエン酸をお風呂に入れるのも、適切な量があるという事です。
一般的な家庭の浴槽(200リットル)なら、クエン酸は大匙2~3倍入れれば充分なのです。
これ以上入れると、逆に、肌荒れを起こしますから、肌の弱い人は出来るだけ控えめにした方が安全でしょう。
特に、重曹と混ぜて、炭酸性の入浴剤を作る場合は気を付けてくださいね。
炭酸ガス(二酸化炭素)が発生し過ぎて、最悪、酸欠になりますよ。
また、お風呂に使った後、共通して言える事ですが、湯船から出たら、お風呂場から出る前に、必ずシャワーの綺麗なお湯で身体を流して下さい。
皮膚にクエン酸を長く残しておくと、皮膚を傷めてしまう原因になりますよ。
疲れに効果的なクエン酸配合入浴剤8選
市販品の、クエン酸入浴剤を紹介しますね。
- ビタミンC配合入浴剤
- 食品用クエン酸
- 香料入りの入浴剤
- スポーツ用の入浴剤
- ベビー用入浴剤
- ヨモギ入り入浴剤
- バスソルト
- バスボール
クエン酸入りなら、どれも疲れを取るのに適していますよ。
疲れに効果的なクエン酸配合入浴剤①:ビタミンC配合入浴剤
クエン酸だけでなく、ビタミンCも配合した入浴剤です。
混同されがちですが、ビタミンCはアスコルビン酸と言って、クエン酸とは全く別の物質なのですよ。
同じように酸っぱいのは、ビタミンCの持つ酸味は、クエン酸に由来するものだからです。
ビタミンCが追加される事で、クエン酸の量が少し増えるという事になりますね。
疲れに効果的なクエン酸配合入浴剤②:食品用クエン酸
クエン酸の入った入浴剤をわざわざ買う必要はなく、とにかく、クエン酸を買ってくる方法がありますよ。
食品用を買っておけば、お風呂だけでなく、掃除などにも、マルチに使えますね。
たっぷり入っているものもありますよ、お風呂には、大さじで適量を計って取り出しましょう。
しかし、クエン酸はすぐに湿って固まるので、気を付けてくださいね。
疲れに効果的なクエン酸配合入浴剤③:香料入りの入浴剤
お風呂で香りも楽しみたい、と言う人なら、香料入りの入浴剤を選びましょう。
もちろん、クエン酸も入っていますよ。
専用の計量スプーンで計って入れてくださいね。
香りの効果でリラックスも出来ますが、稀に、香料に弱い人がいますから、気を付けてください。
疲れに効果的なクエン酸配合入浴剤④:スポーツ用の入浴剤
スポーツ後の疲れを癒すことに特化した入浴剤もあるんです。
クエン酸の疲労回復効果に注目しているんですね。
そもそもお風呂は、血行を良くし、緊張をほぐします。
身体を良く動かす人にも良いですね。
疲れに効果的なクエン酸配合入浴剤⑤:ベビー用入浴剤
赤ちゃん用の入浴剤にも、クエン酸が入っていますよ。
まだ、沐浴をしている新生児時代から使えるものもあるんです。
赤ちゃん用ですから、デリケートな肌に優しく作られていますよ。
大人でも、敏感肌の人に向いていますね。
こちらは粉末でなく、液体の入浴剤である事も特徴です。
疲れに効果的なクエン酸配合入浴剤⑥:ヨモギ入り入浴剤
ヨモギも肌に良いと言われ、昔からお風呂に使われていますね。
ヨモギを使った化粧水も良く売られています。
入浴剤の場合、薬用と銘打っているものが多いですね。
クエン酸の美肌効果に、ヨモギの新陳代謝を上げる効果、身体を温める効果が得られるんです。
美肌になる上に、身体が温まりますね。
疲れに効果的なクエン酸配合入浴剤⑦:バスソルト
バスソルトを愛用する人も多いですね。
クエン酸入りのバスソルトもあるんですよ。
バスソルトは塩ですから、普通の入浴剤とはまた違う効果があるんですよね。
特徴的なのは、デトックス、むくみ解消の効果がある事です。
疲れに効果的なクエン酸配合入浴剤⑧:バスボール
バスボールは、知らない人はいないでしょう。
キャラクターのマスコットが入っているものもあって、子どものいる家庭、コレクターの人も結構買っていますね。
バスボールこそ、クエン酸と重曹を混ぜた炭酸入浴剤です。
シュワシュワと泡を出しながら溶けていく様子は、見ていても楽しいですね。
香や色も、バリエーション豊富です。
クエン酸風呂の入り方3選
クエン酸風呂の、正しい入り方を紹介しますね。
- 大理石、鉄製の浴槽で使わない
- クエン酸を入れ過ぎない
- 効果を期待し過ぎない
どれも、大事な事ですよ。
クエン酸風呂の入り方①:大理石、鉄製の浴槽で使わない
クエン酸は、大理石、鉄製の浴槽には入れないようにしましょう。
クエン酸は酸性、鉄製品だと、錆びの原因になるのは明らかですね。
大理石も同じ事です。
クエン酸の酸によって、溶けてしまうんですね、虫歯みたいになってしまうんです。
人工であれ天然素材であれ、大理石は小さい穴がたくさんあるのも特徴です。
そこに入ってしまうと、いくら綺麗なお湯で流しても、取れません。
クエン酸風呂の入り方②:クエン酸を入れ過ぎない
先ほども書きましたが、クエン酸の入れ過ぎには気を付けてください。
たくさん入れたところで、効果がUPするものでもありませんし、逆に、皮膚トラブルを招く原因になりますよ。
クエン酸は、ピーリング効果があります。
これも行き過ぎると、洗い過ぎ状態になり、結果、肌を傷める、という事です。
クエン酸風呂の入り方③:効果を期待し過ぎない
クエン酸風呂が身体に良いと言って、効果を期待し過ぎないようにして下さい。
入浴剤はしょせん入浴剤、効果があると言っても、医薬品程には効きませんよ。
身体の洗浄も、クエン酸のお風呂につかるより、石けんなどで洗った方が、はるかに汚れが落ちます。
疲労回復にしても同じです、疲れているなら、早く休むなどした方がずっと良いですよ。
アトピー改善におすすめのクエン酸風呂の入り方3選
アトピー改善に良い、クエン酸風呂の入り方を紹介しますね。
- 長時間つからない
- クエン酸の量は控えめに
- お風呂から出る前には、シャワーを
肌の健康の常識を、守りましょうね。
アトピー改善におすすめのクエン酸風呂の入り方①:長時間つからない
肌の弱い人は、基本的に、浴槽につかる時間も短めにした方が良いのです。
長時間つかるほど、大切な皮脂が落ちてしまいますからね。
クエン酸を入れているなら、尚の事、短時間にしましょう。
クエン酸のピーリング効果が、かえって良くない結果を招くからです。
ちょっと話がそれますが、石けんなどで洗う時も、擦らないよう、良く泡立てて、そっと洗うようにしましょう。
アトピー改善におすすめのクエン酸風呂の入り方②:クエン酸の量は控えめに
クエン酸はピーリング効果がありますね。
ですから、肌の弱い人は、お風呂に入れる量も普通の人より控えめにしましょう。
大さじ2~3杯が標準量ですから、これより控えめ、1~2杯にとどめておく方が良いですね。
入浴剤を入れる事は、肌の弱い人にとって良い事なのです。
しかし、傷口がある場合は、クエン酸がしみて痛くなる事があるんですよ。
アトピー改善におすすめのクエン酸風呂の入り方③:お風呂から出る前には、シャワーを
お風呂から出る前には、必ずシャワーを浴びましょう。
どんな肌の人でも守って欲しい事ですね。
入浴剤だけでなく、湯船の中で、いろんな汚れを拾っているものなんですよ。
クエン酸を使った風呂掃除方法5選
クエン酸で風呂掃除をする方法を紹介しますね。
- クエン酸水溶液を作る
- 水垢を取る
- 浴室その物
- 浴室内の小物
- シャワーヘッド
結構やっている人、多いですね。
クエン酸を使った風呂掃除方法①:クエン酸水溶液を作る
お風呂掃除にクエン酸を使う場合は、事前に、クエン酸水溶液を作りましょう。
何も難しくありませんよ、水200ccに小さじ1杯のクエン酸を入れて溶かし、スプレーボトルに入れるだけです。
スプレーだと、掃除中も扱いやすいですよね。
クエン酸を使った風呂掃除方法②:水垢を取る
クエン酸は、水垢取りに最も適しています。
いくら擦っても落ちなかった水垢も、クエン酸水溶液をスプレーするだけで、簡単に落ちるんですよ。
水垢の正体はカルシウム、それに、色んなゴミが集まってできたものです。
カルシウムはアルカリ性ですから、酸性であるクエン酸で中和されるんですね。
クエン酸を使った風呂掃除方法③:浴室その物
浴槽、ドア、壁、床、浴室その物を丸ごと綺麗にしましょう。
浴室の汚れは、基本、全て水垢と考えてよいですよ。
汚れている所はもちろん、全ての場所にクエン酸水溶液をスプレーしましょう。
後は、スポンジでこするだけです。
あまりにも頑固な場合は、クエン酸水溶液をキッチンペーパーやトイレットペーパーにしみこませて、しばらく貼り付けておくと良いですよ。
クエン酸水溶液を撒いておいて、しばらく放置しておくだけでも違ってきます。
クエン酸を使った風呂掃除方法④:浴室内の小物
シャンプーボトル、洗面器、子どものおもちゃ、浴室には小物もたくさんありますね。
これらもクエン酸で綺麗になりますよ。
浴槽に適量の水かお湯を張り、クエン酸を1カップ溶かしましょう。
残り湯でも良いですよ。
そこに、お風呂の小物を漬け置きするのです。
クエン酸を使った風呂掃除方法⑤:シャワーヘッド
シャワーヘッドも、水垢で目詰まりして来ますね。
これも、クエン酸で漬け置き洗いしましょう。
小物と一緒に漬けて置いても良いですね。
最後に、スポンジでこすり、水が出て来る穴は、爪楊枝で綺麗にしましょう。
また、しっかりシャワーが出てくれるようになりますよ。
重曹とクエン酸を混ぜる危険性
重曹とクエン酸の組み合わせは、入浴剤はそれその物ですし、掃除でもやっている人が多いですよね。
実はこれ、結構危険な事なんです。
クエン酸と重曹を混ぜても、発生するガスは二酸化炭素ですが、お風呂は密室ですよね、その中でこれが大量発生したらどうなるか、考えてみてください。
一酸化炭素程、危険ではありませんが、やはり、窒息の原因になりますよね。
また、化学反応するという事は、中和してしまう、という事、入浴剤ならそれで良いですが、掃除に使うとなると、意味がなくなります。
クエン酸と重曹は、混ぜないで別々に使うのがベストですね。
もっとも危険なのは、クエン酸と重曹に、塩素系漂白剤を混ぜてしまう事です。
あえて混ぜなくても、排水溝に流した時に一緒になりますから、結果、混ぜたのと同じ状況になり、有毒ガスが発生して、取り返しのつかない事になるケースが多いんですよ。
おすすめのクエン酸配合商品
クエン酸入りの化粧水です。
ハトムギも入っている上に、無添加、無着色なんですよ。
顔だけでなく、全身に使えるのも良い所です。
手に取って直接つけても良いですし、コットンで付けても良いですよ、スプレーヘッドを取り付けて、吹き付けて使う方法もありますね。
結構しっとりしているので、肌が潤いますよ。
クエン酸はお風呂にも掃除にも
クエン酸は、食べ物だけでなく、お風呂や掃除にも使える、ありがたいものですよね。
しかも、天然成分だから自然環境にも優しいです。
しかし、優しいとばかり思いこんでいてはいけないんですよ。
使い方によってはかえって健康被害を招いてしまうことがあるからです。
天然素材とか、ナチュラルとかいう物を使っていると、明らかにそれで健康被害に遭っていても、そのせいだと気づかない事が多いんですよね。
肌に合うものは、人それぞれ違います。
クエン酸風呂も、万人向けでないことを頭に入れて置きましょう。