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2019/08/04

カラーボックスを収納付きベンチにする方法を徹底解説!補強のポイントを紹介

自分好みの家具をDIYして、お部屋のインテリアを変えたい。
けれど、全部一から作るのはハードルが高そう。

そんな方には、ホームセンターでも買えるカラーボックスをDIYするのがおすすめ。
ちょっとひと手間加えるだけで、立派なベンチが出来ちゃいます。

今回はカラーボックスを収納付きベンチにする方法。
カラーボックスを補強するポイントなどについて解説していきます。

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みんなが作ったカラーボックスベンチ作品5選

みんなが作ったカラーボックスベンチ画像

まずは、カラーボックスを活用したベンチの作品をご紹介していきましょう。
紹介していく作品は、次の5点です。

  1. 敷布団パットとリメイクシートで
  2. ブラックカラーでクールに
  3. ソファにリメイクしてシックに
  4. グリーンマットとウッドシートでナチュラルに
  5. あえて収納部分を隠さずオープンに

カラーボックスベンチ作品①:敷布団パットとリメイクシートで

作品の1点目は、敷布団パットとリメイクシートを使用した作品。
木目調のカラーボックスの周辺に、レンガ柄とアメリカンな柄のリメイクシートを貼り付け。

上の面には板と敷布団パットをのせて、ちゃんと座った時お尻が痛くなるのを予防していますね。
物がたっぷりはいる点も嬉しいですが、更に底にはキャスターを装着。

動かしたいと思ったら、床を傷つけず動かせる点も素晴らしい作りですね。

カラーボックスベンチ作品②:ブラックカラーでクールに

作品の2点目は、ブラックカラーでクールにまとめたベンチ。
ブラックカラーのベンチにホワイトカラーの文字を入れて、上には天板を乗せた比較的あっさりとした作り。

天板の裏におそらく、座った時にずれないための角材が貼られているはずです。
部屋全体の印象をクールにまとめたい場合に、参考になる作品ですね。

カラーボックスベンチ作品③:ソファにリメイクしてシックに

ベンチ作品の3点目。
2つのカラーボックスをL字型に組み合わせた、ソファ風ベンチです。

作り方は比較的簡単。
ボックスに合わせて、板と固綿スポンジをカットします。

そしてお部屋のイメージに合った布で板とスポンジを包み、タッカーでしっかりと固着。
最後に端っこに蝶番を装着し、物を取り出しやすい状態にすれば完成。

板と固綿スポンジを上手く活用すれば、こうしたハイセンスなソファも作れてしまうんですね。

カラーボックスベンチ作品④:グリーンマットとウッドシートでナチュラルに

作品の4点目は、ニトリのドア付きカラーボックスを使用した作品。
こちらベンチの脚とドアの部分にウッドシートを接着。

あとは、お部屋のコーディネートに合わせて、円形のグリーンマットを設置すればOK。
ウッドシートとグリーンマットで、ナチュラルな雰囲気を演出しています。

ただ、カラーボックスの耐久性のためか旦那さんは座れなかったとの事。
そこをクリアするなら、ボックスの耐久性を底上げしないといけませんね。

カラーボックスベンチ作品⑤:あえて収納部分を隠さずオープンに

作品の5点目は、あえて収納部分を隠さずオープンにしたベンチ。
外観から察するに、カラーボックスぴったりに裁断した天板の上に敷布団マットをセット。

次にピンクの柄布でそれらを覆い、裏をタッカー等で留めてそのまま設置したといったところでしょう。
耐久性が気になるところですが、娘さんの家具との事なので耐荷重の範囲内なんでしょうね。

<下に続く>

カラーボックスベンチのDIYアイデア5選

カラーボックスベンチのDIY画像

続いて、カラーボックスのベンチの工作アイデア集についてチェックしていきます。
チェックする項目は、以下の5選となります。

  1. キャスターを装着する
  2. 取っ手を付けてオシャレに収納
  3. 布とクッションで外観をおしゃれに
  4. ベンチ部分の裏に木材を貼り付け
  5. 収納面を上にして作成

カラーボックスベンチアイデア①:キャスターを装着する

ベンチDIYアイデアの1つ目は、キャスターを備えつけること。
カラーボックスを横向きに倒し、上に天板とマットをのせていく。

それだけでもベンチとしては機能します。
けれども、底面にキャスターを取りつければベンチを動かしたいと思った時にすぐ動かせます。

キャスターは100均でも調達出来ますので、材料費が掛からない点が嬉しいですね。

カラーボックスベンチアイデア②:取っ手を付けてオシャレに収納

ベンチDIYアイデアの2つ目。
ニトリの扉付きのカラーボックスに取っ手を付けたアイデア。

そのままでも開ける分には問題ないのですが、この方はセリアのリメイクシートを貼り付け。
更に取っ手のアイテムを取り付けて、外観をオシャレにまとめています。

収納スペースは当然として、ベンチとしても使える。
とても参考になるアイデアですね。

カラーボックスベンチアイデア③:布とクッションで外観をおしゃれに

アイデアの3つ目。
小さめのカラーボックスに、布とクッションをのせたわかり易い作品。

カラーボックスは扉が付いていなければ、中が見えてしまいますが布で覆ってしまえば見せえません。
画像のように、布で覆い根本の部分を画鋲などで留めてしまえばOK。

あとはカラーボックスの上にお尻を痛めないよう、柔らかいクッションを置けば完ぺきです。
カラーボックスの強度が心配な方は、後ほど紹介する補強の項目を参考にしてみてください。

カラーボックスベンチアイデア④:ベンチ部分の裏に木材を固定

アイデアの4つ目は、ベンチ部分の裏に木材を接着すること。
このベンチですが、蝶番が付いていないタイプですね。

この場合、何の対策もしていないと座った時にふたがズレてしまいます。
その予防策として、ボックスの幅に合わせてズレ防止用の木材が裏側に固定されているという訳です。

ネジを使って固定されているので、クッション部を貫通しないようネジの高さには注意して固定していきましょう。

カラーボックスベンチアイデア⑤:収納面を上にして作成

ベンチDIYアイデアの5つ目は、収納面を上にしてベンチを作成するという事。
カラーボックスは作りからして、収納面を横にするよりも上にしてベンチを作成した方が耐久性が上がります。

収納面を上に向け、天板をのせて蝶番を端っこに取付け。
ちゃんとふたの部分が開閉するのを確認したら、クッションや座布団等を設置すれば完成。

外観をより良くしない場合は、画像のように木目調のリメイクシート等を貼り付けておきましょう。

<下に続く>

カラーボックスベンチに必要な材料

カラーボックスベンチに必要な材料画像

では引き続き、カラーボックスに必要な材料をピックアップしていきます。
ピックアップしていく材料は、次の5点です。

  1. クッション
  2. 合板などの板材
  3. 蝶番
  4. おしゃれな布
  5. リメイクシート

必要な材料①:クッション

REZOA (レゾア) クッション 中身 日本製 ヌードクッション 45×45 cm 【洗濯機で洗える 適度な弾力でへたらない】
1690円

カラーボックスベンチに座る頻度が高いなら、用意したい材料はクッション。
天板に敷布団パットをのせるなどして、更に座り心地をアップさせたいなら是非用意したいところ。

こちらのクッションはあくまで中身なので、お部屋のインテリアに合わせてカバーを選ぶことが出来ますよ。

必要な材料②:合板などの板材

アイリスオーヤマ カラー化粧棚板 LBC-645 ホワイト
1293円

カラーボックスの収納面を上にしてベンチを作るなら、座るための板材が必要となります。
こちらのカラー化粧棚板は、ラックの制作からテーブル用の天板と幅広く活用する事が可能。

お部屋の色合いによって、板の色も変えて注文する事が出来ます。

必要な材料③:蝶番

ハイロジック ステンレス蝶番 51mm 17493 6枚入
494円

カラーボックスの収納スペースを上にして、なおかつ蝶番が開け閉め出来るようにしたい。
そういった場合は、蝶番は必須となりますね。

ベンチ用に取り付けるなら、サイズは大きめでしっかりしたものを選んだ方がいいです。
こちらの商品は厚みもあって、ガタツキもないということで評価が高いですよ。

必要な材料④:おしゃれな布

北欧テイスト 生地 カットクロス 50×65cm 8枚セット(1370-2)
1480円

天板やクッション材を、お部屋のインテリアに合わせて装飾したい。
その場合、おしゃれな布で天板やクッション材をを覆って、タッカー等で留めてしまいましょう。

こちらの北欧テイストのカットクロスは、8枚セットになっています。
店頭ではなかなか目にしない柄という事で、気に入る柄の布がきっと見つかりますよ。

必要な材料⑤:リメイクシート

「RELIVE」壁紙シール 簡単 模様替え おしゃれ 木目 DIY【45cm× 10m】 (モダンブラウン)
2280円

あとは、カラーボックスの外観を手軽に変える事が出来るリメイクシート。
リメイクシートはお部屋の印象に合わせて家具類の外観を変えられるので、人気が高いですね。

こちらのリメイクシートは防水加工が施されており、色も9種類と豊富に揃っています。
お好みのシートを選んで、ベンチをきれいに仕上げていきましょう。

<下に続く>

カラーボックスを使った収納付きベンチの作り方

カラーボックスを使った収納付きベンチ画像

続いて、カラーボックスを使用した収納付きベンチの作り方を見ていきます。
作り方の手順は、次の7工程です。

  1. 椅子になる木材を切り出していく
  2. ジョイントマットを切り出した木材に合わせ、カットしていく
  3. ジョイントマットを木材に貼り付ける
  4. デニム生地をクッション部分に張っていく。
  5. 椅子に蝶番を取り付けていく
  6. カラーボックスの底にキャスターを設置する
  7. カラーボックスに椅子の部分を取り付けていく

カラーボックスを使ったベンチの作り方①:椅子になる木材を切り出していく

まず座る部分の天板となる木材を用意します。
そして、収納面を植えにしたカラーボックスの横幅と縦幅に合わせて裁断していきましょう。

収納の扉となる天板を1つにする場合は、木材の切り出しはこれで完了。
収納スペースに合わせて扉を作る場合は、スペースの数だけ木材を切っていきます。

カラーボックスを使ったベンチの作り方②:ジョイントマットを切り出した木材に合わせ、カットしていく

木材の切り出しが完了したら、次は座りやすくするための処置。
ダイソー等で調達してきたジョイントマットを木材に合わせてカットしていきます。

この時、ジョイントマットの凸凹している部分が木材で覆われるようにカットしていく事。
そうすれば、凸凹の部分を埋める作業が楽になります。

カットしてしく際は、カッターナイフで十分です。
ジョイントマットは1枚の板につき、3枚分用意していきましょう。

カラーボックスを使ったベンチの作り方③:ジョイントマットを木材に貼り付ける

続いて切り出したジョイントマットを、多用途ボンドを使い木材に貼り付けていきます。
貼っていく際の注意点として、ジョイントマットの凸凹部分が重ならないよう交互に置いていく事。

そうでないと強度が落ちてしまう可能性があります。
そして木材の土台も接着し、重しをつけて十分に乾燥させていきしょう。

カラーボックスを使ったベンチの作り方④:デニム生地をクッション部分に張っていく。

椅子の土台が十分に乾燥したら、デニム生地をクッション部分に張っていきます。
生地は引っ張って貼り付ける事になるので、かなり大きめなものを用意しましょう。

まず木材の面を上にして、それぞれの中央に布生地をタッカーで仮留めしていきます。
この時しっかり、生地を引っ張りつつ仮留めするようにしましょう。

そして生地のシワを伸ばしながら、タッカーで留めていき仮留めした所を外していきます。
シワが寄ってしまったら、その都度修正していきましょう。

タッカーで留め終えたら、余った生地を裁断していきます。

カラーボックスを使ったベンチの作り方⑤:椅子に蝶番を取り付けていく

次に椅子となる部分に、蝶番を取り付けていきます。
蝶番を取り付ける際、タッカーで留めた箇所が邪魔になる場合はそこを取り外してください。

そして蝶番の向きに注意しつつ、ネジで締めて取り付けていきましょう。

カラーボックスを使ったベンチの作り方⑥:カラーボックスの底にキャスターを設置する

カラーボックスの底に、キャスターを設置していきます。
キャスターは100均の商品だと4つで40kg。

対して、ホームセンターの商品だと4つで80kgまで耐える事が出来ます。
ですから、キャスターはなるべくホームセンターの商品を使用した方が安心ですね。

ちなみにカラーボックスの背面は衝撃に弱いです。
そのため、背面にはまず厚さ10mm前後の細長い木材などを貼り付け。

そうしてから、四隅にキャスターを取り付けるようにしましょう。

カラーボックスを使ったベンチの作り方⑦:カラーボックスに椅子の部分を取り付けていく

そして、カラーボックスに椅子の部分を取り付けていきます。
まずドリルで蝶番のネジ入れのための穴をあけ、ネジをしっかり締め込んでいきます。

ネジ締めが完了したら、座って問題がないか。
収納扉としてもちゃんと機能しているか、チェックしていきましょう。

問題なさそうなら、カラーボックスの収納付きベンチの完成です。
以下の動画は、かなり参考になるので是非ご覧ください。

<下に続く>

カラーボックスの強度を補強するポイント5選

カラーボックスの強度を補強するポイント画像

続きまして、カラーボックスの強度を補強するポイントをピックアップしていきます。
補強していくポイントは次の5つになりますよ。

  1. 天板を置く
  2. クッション材を活用する
  3. L字金具で強度を補強する
  4. カラーボックスの裏に補強用の板を貼る
  5. 収納面を上にして、蝶番を活用する

ポイント①:天板を置く

ポイントの1つ目は、横置きにしたカラーボックスの上に天板を置く事。
天板を設置することで、カラーボックスそのものに掛かる衝撃が分散されます。

天板の厚さは10mm~12mm程度あれば安心ですね。

ポイント②:クッション材を活用する

次に天板の更に置くクッション材も活用しましょう。
クッション材は100均のジョイントマット等でも大丈夫ですが、より強度を高めるならウレタン性のものがおすすめ。

特に高弾性ウレタンなら座った時の衝撃を吸収してくれるので、更に強度を上げる事が出来ます。

ポイント③:L字金具で強度を補強する

棚などの補強の際にも用いられる『L字金具』
これはカラーボックスの強度を補強する際にも使えます。

留める際は角材やすのこ等と組み合わせて留めていくと、更に強度がアップしますよ。

ポイント④:カラーボックスの裏に補強用の板を貼る

カラーボックスの裏側は特に強度が弱い箇所です。
そのため、背面に板材を貼り付けて、更に添え木も備え付けると強度が増します。

底抜けする可能性も否めないので、底の部分の補強はしっかり行っておきましょう。

ポイント⑤:収納面を上にして、蝶番を活用する

カラーボックスは収納面を横にするより、上にした方が強度が高まります。
収納スペースを上にするので、座る面には天板とクッション材を組み合わせて。

更に、布を巻きつけてタッカーで貼り付け。
そうしたら、蝶番をカラーボックスに留めていきましょう。

少々手間ではありますが、こちらの方が強度と安全性の面で安心出来るので、是非やってみてください。

<下に続く>

ベンチ作りにおすすめのカラーボックス

アイリスオーヤマ カラーボックス 3段 収納ボックス 本棚 幅41.5×奥行29×高さ88cm ブラック CX-3
1780円

最後に、ベンチ作りにおすすめのカラーボックスをご紹介しておきます。
アイリスオーヤマから販売されている『カラーボックス 3段』

全12色の豊富なカラーバリエーションもさることながら、組み立ても15分~30分と楽々。
そして耐荷重は80kgで、釘を打っても問題ない自由な加工性が魅力的。

あとは横置きにした際の収納性も、CDとDVDなら200枚以上。
単行本は216冊で、文庫本なら168冊とたっぷり収納する事ができます。

このカラーボックスでベンチを作れば、収納性抜群のベンチになりますね。
是非購入を検討されてみてはいかがでしょうか。

<下に続く>

カラーボックスのベンチでお部屋を自在にコーディネート!

カラーボックスのベンチまとめ

今回はカラーボックスを収納付きベンチにする方法や材料。
カラーボックスの強度を補強するポイントなどご紹介していきました。

木材を使って、一から家具作りをしていくのはさすがに大変です。
しかしカラーボックスを上手にDIYしていけば、収納付きのベンチに作り変える事も簡単に出来ます。

リメイクシート等を使えば、お部屋のインテリアに合わせてカラーボックスの外観も変えられますね。
是非、カラーボックスのベンチ作りにチャレンジしてみてください。

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