- 1 歳 9 ヶ月の平均的な身長と体重
- 1歳9ヶ月頃の洋服サイズは80~90cmが目安
- 1歳9ヶ月頃から好奇心が旺盛になってくる
- 1歳9ヶ月頃から簡単な質問にも答えられるようになる
- 1歳9ヶ月頃の言葉の発達は個人差があり喋らない子もいる
- 1歳9ヶ月頃に言葉の発達を促すポイント5選
- 1歳9ヶ月頃の癇癪は言葉の発達が進めば自然とおさまることが多い
- 1歳9ヶ月頃はイヤイヤ期が始まる子もいる
- 1歳9ヶ月頃のイヤイヤ期の心構え5選
- 1 歳 9 ヶ月の食事は幼児食を進めていく時期
- 1歳9ヶ月頃の味付けは薄味が基本
- 1歳9ヶ月頃の幼児食におすすめのレシピ5選
- 1歳9ヶ月頃は食事のルールを決めることが大切
- 1歳9ヶ月頃におすすめのおもちゃ
- 1歳9か月の心身の変化に寄り添おう
1 歳 9 ヶ月の平均的な身長と体重
1歳9ヶ月の、平均的な身長体重を紹介しますね(2008年降雨製労働省の調査より)。
身長 | 体重 | |
---|---|---|
男の子 | 78.1~88.8cm | 9.2~13.2kg |
女の子 | 76.6~87.4cm | 8.5~12.4kg |
男の子のほうが、ほんの少し大きい感じですね、しかし、すでにもう、性差が現れています。
男の子も女の子も、赤ちゃん体型を卒業し、すっかり幼児体型になっていますよ。
1歳9ヶ月頃の洋服サイズは80~90cmが目安
1歳9ヶ月の子どもさんの洋服サイズは、80~90cmが最適です。
先ほどの身長、体重の平均から考えても、その通りですよね。
季節に合った、脱着しやすい、させやすいものを選びましょう。
結構自分で動く様になっていますから、つなぎではなく、ツーピースタイプの洋服が適していますよ。
ツーピースだと、服を汚した時、全て脱がして洗わなくてよいのも楽です。
1歳9ヶ月ぐらいだと、まだトイレトレーニングは始まりませんから、オムツの事も考えて選ぶと良いでしょう。
素材は、風通し、汗の吸収を考えて、綿100%が最適ですね。
1歳9ヶ月頃から好奇心が旺盛になってくる
1歳9か月の子供は、知的好奇心が高まります。
何かにつけ、「あれ、なに?」と指差ししたりしながら、尋ねてくるようになりますよ。
どこへ行っても、何を見ても質問攻めしてきますから、親御さんや周りの人達は疲れると思いますが、誠実に答えてあげましょう。
1歳9ヶ月だと、少し言葉の意味が分かるようになり、自分の意志伝達も少し出来るようになった頃で、視覚も発達してきています。
生まれて初めて見るもの、出会うものばかりですよね。
子どもは世界を知ろう、もっとよく見ようとしているのです。
質問攻めが始まったら、おもちゃも知的好奇心を刺激するものにする方が良いですよ。
1歳9ヶ月頃から簡単な質問にも答えられるようになる
1歳9ヶ月になると、簡単な受け答えが出来るようになります。
まだ2語文は早いですが、単語や、単語を繋げたような言葉なら、自分から発する月齢ですからね。
好奇心旺盛な時期ですから、親御さんからも「これ、なに?」と言う言葉かけをしましょう。
お子さんは単語で答えてくれますよ。
1歳9ヶ月になると、大人からの簡単な指示も、結構入るようになります。
「クッション、持ってきて。」など、軽い、子どもが持っても危なくないものを、持ってくるようにさせても良いですね。
コミュニケーションの練習にもなりますし、お手伝いの基礎にもなりますよ。
1歳9ヶ月頃の言葉の発達は個人差があり喋らない子もいる
1歳9ヶ月になると、言葉の発達が気になる親御さんも増えてきますね。
しかし、言葉の発達は非常に個人差があり、また、全く話さなかった子が突然たくさん話すようになったりと、必ずしも発達の目安表の通りにいかないものなのです。
まず、覚えておいていただきたいのは、子どもは話す以前に理解する事から、言葉の獲得をしていく、という事です。
意味を理解しない事には、自分で使う事も出来ませんよね。
子どもが自分から発する言葉に関してだけ言えば、男の子も女の子も、1歳9か月で30語が平均なんですよ。
年上の兄弟姉妹が多い子、おしゃべりが好きな子は、自然に、発する言葉の数も多くなる傾向がありますね。
1歳9ヶ月頃に言葉の発達を促すポイント5選
1歳9か月のお子さんの、言葉の発達を促す方法を紹介しますね。
- たくさん言葉かげする
- 話す意欲を奪わない
- とにかく、返事する
- 赤ちゃん言葉を使う
- 親同士のコミュニケーションも大切に
無理しない範囲で、やって下さいね。
言葉の発達を促すポイント①:たくさん言葉かげする
まず、子どもにたくさん言葉を覚えてもらいましょう。
その為には、親御さんの言葉かけが一番です。
周りにいる大人、兄弟姉妹がしても良いのですよ。
ものの名前、歩く、座る、など、行動を表す言葉をたくさん使うと良いですね。
言葉の発達を促すポイント②:話す意欲を奪わない
意味のある言葉が出始めてまだ日が浅い1歳9ヶ月、子どもが話す意欲を失わないように接しましょう。
元々、おしゃべりが好きでない子もいますが、話す意欲は大切にしてあげたいものです。
- 親が先回りして話してしまう
- 子どもの言葉をさえぎってしまう
上記のような事は絶対にしないようにしましょう。
発達期の子どもだけでなく、誰かとコミュニケーションする上での大切なマナーでもありますよ。
言葉の発達を促すポイント③:とにかく、返事する
子どもの質問、話しかけには必ず返事しましょう。
ある程度成長すれば、独り言もありますが、1歳9ヶ月ならまだ、そのような事はないですよ。
好奇心旺盛な1歳9ヶ月、疑問を持つという事は、興味を持つという事、興味のあるものは、覚えやすいですよね。
言葉の獲得に、これほど良いチャンスはありませんよ。
言葉の発達を促すポイント④:赤ちゃん言葉を使う
1歳9か月ぐらいなら、まだ、赤ちゃん言葉を使ってあげた方が良いですよ。
赤ちゃん言葉は、子どもにとって発音しやすい言葉でもあるからです。
子どもが使っている言葉を一緒に使うと、親子の絆が深まりますよ。
ただし、3歳頃になったら、赤ちゃん言葉は卒業するように持って行ってくださいね。
言葉の発達を促すポイント⑤:親同士のコミュニケーションも忘れずに
子どもに話しかける事ばかりではなく、親同士のコミュニケーションも大事にしましょう。
親だけではなく、他の年上の子ども達も、会話が少ない、と言う状態になっているのは絶対に良くありません。
大人同士のコミュニケーションは、1歳9ヶ月の子どもにも良い影響があるのです。
既にしっかり発達した人達の言葉から、学ぶものはたくさんあります。
また、子どもの前で話をする時は、綺麗な言葉を使うようにしましょうね。
1歳9ヶ月頃の癇癪は言葉の発達が進めば自然とおさまることが多い
癇癪は1歳半ぐらいから始まるケースが多いです。
1歳9ヶ月だったら、結構やってしまう子がいますね。
この頃、発達障害について広く知られるようになり、癇癪=発達障害とすぐ結びつけ、心配する親御さんが多いですが、まだ1歳9ヶ月なら、深く心配する事はありませんよ。
癇癪は、小さい子どもには自然な事なのです。
意思表示、身辺の自立、言いたい事、やりたい事いっぱいあるのに、自分ではまだうまく出来ないゆえに起こしてしまうのです。
成長と共に収まりますから、見守りましょう。
1歳9ヶ月頃はイヤイヤ期が始まる子もいる
癇癪は、イヤイヤ期に通じるところがあります。
よって、1歳9ヶ月なら、そろそろイヤイヤ期が始まっている場合があるのです。
イヤイヤ期は何かにつけ、拒否しますので、好奇心からくる質問攻めと重なると、本当に疲れますね。
イヤイヤ期が始まる少し前に、子どもの自己主張が強くなったと感じる親御さんもいますよ。
大変な時期の始まりと身構えてしまいがちですが、結構、話し言葉での意思疎通もはかれるのが1歳9ヶ月というもの、聞き分けの良さも出てきますよ。
子どもの気持ちを察しながら、関わるようにすると良いですね。
1歳9ヶ月頃のイヤイヤ期の心構え5選
1歳9ヶ月のイヤイヤ期に対する心構えを紹介しましょう。
- 自分でやらせる、選ばせる
- 代わりのものを用意する
- 甘えさせる
- ゆっくり待つ
- 子ども扱いしない
その子に合ったやり方で対応して下さいね。
1歳9ヶ月頃におすすめの心構え①:自分でやらせる、選ばせる
1歳9ヶ月になったら、危なくない範囲で何でもやらせてみましょう。
どうじに、服やおもちゃなど、子ども自身がが使うものは子ども本人に選ばせるようにすると良いですよ。
イヤイヤ期は自立心の表れです。
親からの一方的な押し付けは、嫌がるのが当たり前ですよね。
1歳9ヶ月頃におすすめの心構え②:代わりのものを用意する
何かにつけ、大人の真似をしたがるのが子どもというもの、1歳9ヶ月ともなると、そろそろごっこ遊びも始まります。
家事仕事など、お父さんやお母さんのしている事を見て、真似たがる事も多くなるでしょう。
また、この欲求を抑えてしまうと、とたんにイヤイヤ!となるのもイヤイヤ期の特徴です。
ごっこ遊びのセットなど、代わりに使って良い、安全なものを与えると良いですね。
1歳9ヶ月頃におすすめの心構え③:甘えさせる
自立心、自我が芽生えてもまだ、1歳9ヶ月です。
甘えたい気持ちはまだまだいっぱいありますね。
甘えてきた時は、思いっきり甘えさせてあげましょう。
子どもの心の安定に繋がりますよ。
心が安定すると、余計なイヤイヤも減るというものです。
1歳9ヶ月頃におすすめの心構え④:ゆっくり待つ
1歳9か月のイヤイヤ期、癇癪が始まったら、ゆっくり待つのも良い対処法です。
癇癪と言うのは、絶対に収まるものなのですよ。
何とか抑えようと手を出し、口を出しとすると、逆効果になってしまうんです。
少し離れた所から見守る、また始まったかと受け流す、と言う対応をしましょう。
1歳9ヶ月頃におすすめの心構え⑤:子ども扱いしない
イヤイヤ期かな?と思ったら、1歳9ヶ月であってももう、子ども扱いをやめましょう。
何もかも大人として扱うのではなく、1人の人格のある存在として扱う、と言う意味です。
先ほど書いたように、何事も大人からの一方的な押し付けでやらない、とか、あと、言葉遣いを変えてみるのも良いですね。
敬語とかではなく、赤ちゃん言葉をやめる位で良いのですよ。
もう、本当の赤ちゃんではない、子どもになって来たんだ、と、心得ておきたいですね。
1 歳 9 ヶ月の食事は幼児食を進めていく時期
1歳9ヶ月になったら、そろそろ幼児食に移行するよう、食事の内容を変えていきましょう。
幼児食を作る際のポイントを揚げますね。
- 手づかみできるもの
- フォーク、スプーンで食べられるもの
- 具材は小さく、柔らかめに
- 大人より薄味にする
- 量は、大人の半分を目安に
噛む力も成長と共に、少しずつ強くなりますから、それに合わせて具材の固さを変えていきましょう。
栄養バランス、好き嫌いを作らないようにも気を付けたいですね。
また、食事の場が楽しい場になるように工夫しましょう。
子ども用の席を設けて、同じ食卓を囲む、団らんをする、とても大事な事ですよ。
1歳9ヶ月頃の味付けは薄味が基本
1歳9ヶ月に限らず、子どもの食事は薄味を心掛けましょう。
大人だってそうですよね。
味が濃いという事は、それだけたくさんの調味料を使っているという事です。
塩分過多は、健康を害する事に直結しますね。
子どもは大人に比べて、味覚が敏感です。
大人と同じ味付けでは、味が濃すぎてとても受け付けられないんですよ。
大人ならかなりの薄味で、子どもには充分なんです。
また、味覚を育てると言う意味でも、薄味は大事ですね。
人生の初めから濃い味に慣れてしまうと、薄い味のものを受け付けなくなり、将来、とても困る事になるんですよ。
1歳9ヶ月頃の幼児食におすすめのレシピ5選
1歳9カ月の幼児食におススメのレシピを紹介しますね。
- 野菜入りホットケーキ
- チキンライス
- 豆腐のハンバーグ
- わかめときゅうりの酢の物
- 具だくさんみそ汁
どれも、おいしそうですね。
1歳9ヶ月頃におすすめのレシピ①:野菜入りホットケーキ
ホットケーキミックスでホットケーキを焼く要領で作れますよ。
1歳9ヶ月なら、おやつにしても良いですね。
普通にホットケーキミックスで生地を作ったら、そこに、野菜の細切れを入れましょう。
冷凍のミックスベジタブルを使っても良いですよ。
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手づかみしやすいサイズに焼いてあげましょうね。
1歳9ヶ月頃におすすめのレシピ②:チキンライス
チキンライスは子どもの好物ですね。
炊飯器で作る事も出来るんですよ。
ウインナーや鶏肉を細かく切って、野菜のみじん切りと固形の無塩コンソメ、無塩バター、ケチャップ、材料をすべて炊飯器に入れて、普通に炊きましょう。
美味しいチキンライスの完成です。
1歳9か月のお子さんには、おにぎりにしてあげると食べやすいですね。
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1歳9ヶ月頃におすすめのレシピ③:豆腐のハンバーグ
ヘルシーな大豆製品は、幼児期から取り入れましょう。
豆腐ハンバーグはおススメですよ。
しかし、豆腐だけでは繋がりませんから、合いびきのミンチ、ツナなどと一緒にまとめると良いですね。
片栗粉を使っても良いですよ。
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1歳9ヶ月頃におすすめのレシピ④:わかめときゅうりの酢の物
小さい子どもでも、案外酢の物って好むんですよ。
キュウリは出来る限り薄く、わかめも、細かく切って作りましょう。
酢は、薄めてあげた方が良いですね。
作り置きは出来ませんが、時短レシピなので、親御さんも楽ですよ。
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1歳9ヶ月頃におすすめのレシピ⑤:具だくさんみそ汁
野菜も火を通せば食べやすくなりますね、1歳9か月の子どもにも、この方法でたくさん食べてもらいましょう。
野菜は何でもよいので、冷蔵庫の在庫整理を兼ねて作っても良いですね。
お子さんには、お味噌は薄い目にしてあげましょう。
大人と一緒に作っておいて、器に入れてからお湯を足しても良いですね。
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1歳9ヶ月頃は食事のルールを決めることが大切
1歳9ヶ月になったら、食事にもルールを決めましょう。
1歳の誕生日を迎えたら、生活のリズムも大人と同じようになってきますよね。
- ダラダラ食べない
- 食事の時間を決める
- お菓子、ジュースを与え過ぎない
- ちゃんと座って食べる
食事は生きるための基本、幼児期からきちんと習慣づける必要があるんです。
ダラダラ食べる、甘いものの食べ過ぎは、虫歯にもつながりますね。
あと、ながら食べをしないようにさせましょう。
大変な事故に繋がりますよ。
1歳9ヶ月頃におすすめのおもちゃ
1歳9ヶ月におススメのおもちゃを紹介しますね。
1歳から6歳まで使える知育玩具です。
モンテッソーリ教育の考え方に基づいたおもちゃなんですよ。
感覚遊びから、ごっこ遊びに変わっていく1歳9ヶ月、このセットがあれば、子どもが自分の成長に合わせて、子ども自らが遊び方を工夫して行けますね。
おもちゃとしての安全はもちろん、収納袋も付いていますよ。
1歳9か月の心身の変化に寄り添おう
1歳9ヶ月となると、2歳ももうすぐ、赤ちゃんは完全に卒業し、子どもになっていく時期なんですね。
今までにない行動、反応をするようになって、親御さんが戸惑うことも多くなるでしょう。
1つ1つ、子どもにとっては意味のある行動ですから、否定せずに寄り添いましょう。
事前に親御さんが正しい知識を身に付けておくと、安心して対応できますね。