ステンシルとは型を使って模様を染めること
ステンシルとは、ステンシルシートなどの型を使い布や陶器、金属やプラスチックなどの様々な素材に色を付けていく技法のことを指します。
元々は製図やレタリングなど、同じ文字や図形を描くためのものでした。
いつしかその手軽さが広く知られ、看板や洋服などだけでなくケーキのデコレーションにまで使われるようになりました。
また現在では手軽なリメイク方法として、DIYや小物制作の場面で人気になっています。
今や100均などにもステンシルシートが置いてあったりと、意外にも私たちの身近なものになっています。
簡単に出来て、アレンジも出来るステンシルを試してみて下さい。
ステンシルの魅力
それではステンシルの魅力とは一体何でしょうか?
- 簡単に出来る
- おしゃれでかっこいい
- オリジナリティを出せる
- コスパが良い
- いろんな色で楽しめる
ステンシルの魅力①:簡単に出来る
ステンシルの一番の魅力といえばその手軽さです。
型と塗料さえ準備すれば、そのほかは身近にある物で代用できます。
元々同じ図柄を写すために生まれた技法なので、だれでも簡単にプリントが可能。
また布やプラスチックのほかにも、陶器や金属といった固い物にもプリントが出来るので汎用性が高いのも特徴です。
塗料を塗るのは専用スポンジや筆の他にも、使い古しの布や台所用スポンジなどでも代用可。
何なら指や手でも塗れちゃうので、子供と一緒に作っても楽しそうです。
ステンシルの魅力②:おしゃれでかっこいい
同じ図柄をプリントする技法をステンシルと呼ぶのですが、シートにした際に文字や数字が切り離されないようにデザインされた字体も同じく「ステンシル」と言います。
よく米軍をはじめとする軍隊の戦車や備品にもよくステンシルがされているのを見たことがあると思います。
これらの字体が独特のかっこよさがあると人気になっているのです。
実際にアメリカの陸軍で使用されている字体を真似たステンシルシートがある程。
その男前で武骨な感じがステンシルの大きな魅力となっています。
ステンシルの魅力③:オリジナリティを出せる
ステンシルシートは、クリアファイルなどを活用して自分で作ることも可能。
またステンシルの字体テンプレートがインターネットなどでダウンロードできるので、だれでも簡単にオリジナルのステンシルシートが作れます。
またイラストもコツさえ掴めば作れるので、自分で作った作品にステンシルしても楽しそうです。
工夫次第でいろんな活用が出来るので、是非挑戦してみて下さい。
ステンシルの魅力④:コスパが良い
プラスチック製のステンシルシートは、一度使用しても何度でも繰り返し使えるので、コスパが最高に良いのが利点です。
また塗料なども100均にある水性塗料を使用でき、塗料を塗るのは家にあるスポンジなどで代用が可能。
数百円でお気に入りの小物やTシャツをリメイク出来ます。
ただし、布製品にステンシルする際は専用の布用絵の具などを使う必要があるのでご注意下さいね。
ステンシルの魅力⑤:いろんな色で楽しめる
男前でクールなイメージにしたかったら黒や白の単色で、楽しいイメージなら何色も使ったりが出来るのもステンシルの魅力の一つ。
1文字ずつ色を変えたり、あえて色を混ぜてグラデーションにしたりと、イマジネーションも無限に広がります。
是非あなたらしい色でステンシルを楽しんでみて下さい!
ステンシルに必要なもの
ステンシルしてみたいけど、一体どんなものを準備すればいいの?
そんな方に、基本のステンシルに必要な物をご紹介します。
- ステンシルシート
- 塗料
- 専用スポンジ
- ステンシル筆
ステンシルに必要なもの①:ステンシルシート
こちらは手帳サイズのステンシルシート。
様々なフォントのローマ字が並んでおり、自分の好きな字体で一文字ずつステンシルすることが出来ます。
比較的小さいサイズの文字なので、専用のペンなどでなぞって使うようにして下さい。
主にTシャツや小物などをステンシルする際に便利なシートです。
ステンシルに必要なもの②:塗料
絵の具のぺんてる社より発売されている、布用絵の具がこちらです。
15色の絵の具入りで、専用のステンシルシートまで付属。
アイロンがけ無しで、水洗いしても大丈夫なので洋服やバッグ、上履きなどにもステンシル出来ます。
また絵具タイプなので色を混ぜ合わせて、自分の好きな色を作ることも可能。
オリジナルグッズの作成や子供と一緒に作ったりと、楽しみながらステンシルが出来るアイテムになります。
ステンシルに必要なもの③:専用スポンジ
こちらはステンシル専用のスポンジセットです。
サイズの違う5種類のスポンジがセットになっており、木製の持ち手付き。
アクリル絵の具や水彩絵の具に使用可能で、水洗いすれば繰り返し使えます。
ステンシルに必要なもの④:ステンシル筆
こちらは固めのイノシシの毛を使ったステンシル用のブラシ。
筆の先が平らになっており、ポンポンと叩くようにして絵の具を落とすので、ステンシルがし易い作りです。
太さが違う3本セットで、ステンシルの大きさなどによって使い分けることが出来ます。
ステンシルブラシやスポンジの使い方としては、塗料を付けたら一度新聞紙などに余分な塗料を落とし、ちょっとかすれる位になったらステンシルシートに色を付けていきます。
何度も色を重ねることで濃い色にできるので、かすれた状態からだんだん濃くしていくのがコツです。
ステンシル基本のやり方
ここで基本のやり方を動画と共にご紹介します。
- ステンシルシートをカットする
- セロテープで固定する
- ステンシルシートの上から塗料を塗る
- 乾いたらゆっくりシートを剥がす
- 次の文字をテープで留める
ステンシルの手順①:ステンシルシートをカットする
動画では100均などに売っているステンシルシートを使っています。
まずそのままではステンシルがやりずらいので、自分のステンシルをしたい文字の部分のみハサミでカットします。
この時周りのスペースが狭すぎると、塗料がはみ出てしまう場合があるのでなるべく周りのスペースを広めに取るようにしましょう。
ステンシルの手順②:セロテープで固定する
次にカットしたステンシルシートを対象物にセロテープやマスキングテープなどで固定していきます。
セロテープは対象物とステンシルシートの間に隙間が出来ないよう、しっかりと引っぱりながら貼るようにして下さい。
ステンシルシートに隙間が開いてしまうと、塗料が入り込んで文字や絵がきれいに写せなくなります。
また曲面にステンシルする際は、文字が曲がってしまわないように気を付けながら固定するように注意して下さい。
さらに好きな文字をアルファベットを組み合わせる場合は、一文字ずつステンシルするようにしましょう。
ステンシルの手順③:ステンシルシートの上から塗料を塗る
セロテープでしっかり固定したら、ステンシルシートの上から塗料を塗っていきます。
この時ちょっとかすれるように塗ると、かっこよく仕上がります。
またステンシルのキワの部分は塗料が付きすぎていると端からにじんでしまうので、かすれた状態から徐々に濃くしていくと良いでしょう。
水はなるべく付けずに、ちょっと水分が足りないかな?という位が丁度良いかもしれません。
ステンシルは簡単に出来ますが一度失敗してしまうと修正が難しいので、練習してから本番に臨むようにして下さい。
また対象物の素材によっても塗料の付き方が変わってくるため、何度か挑戦してコツを掴んでいきましょう。
ステンシルの手順④:乾いたらゆっくりシートを剥がす
塗料がしっかりと乾いたら、セロハンテープを剥がしてゆっくりとシートを外していきます。
この時塗料が乾いていないと、別の場所に付いてしまう恐れがあるのでご注意を。
一気に剥がすのではなく、丁寧に端のほうからゆっくりと剥がすと良いでしょう。
剥がしたステンシルシートは水洗いして余分な塗料を落とすことで、また使えるようになります。
ステンシルの手順⑤:次の文字をテープで留める
一文字ずつステンシルする場合は、前の文字が乾いたら次に取り掛かりましょう。
手順②に戻って、テープで留めるところから始めて下さい。
みんなが作ったステンシル作品アイデア10選
それでは皆さんが作ったオリジナルステンシル作品をピックアップしていきます。
どれも真似したいアイデア作品ばかりです。
ステンシル作品アイデア①:ファンヒーターの男前リメイク
まっ白のファンヒーターを全く違うイメージにリメイク。
黒をベースに、茶色やグレーなどで汚し加工を施し、電源やタイマースイッチを白のステンシルで表示しています。
さらにファンヒーターの前面には「COUTION」の文字をステンシル。
忘れがちな裏面にもしっかり塗装を施しています。
白でステンシルした上からさらに汚し加工をすれば、使い古されたアンティーク感が出てきます。
真似してみたい男前でかっこいいリメイクアイデアです。
ステンシル作品アイデア②:エプロンにステンシル
DIYなど作業をする時にするエプロンにも、ステンシルでかっこよくリメイクしてみましょう。
塗料は洗濯しても色落ちしない、布用絵の具を使います。
かっこよくしたいなら英文をメインにして単色で、かわいいイメージなら図柄やイラストなどをカラフルな絵の具でステンシルして下さい。
使用感を出すために、わざと絵の具を使って汚してみてはいかがですか?
刷毛に多めの塗料を取りエプロンの前で振ると、点々と付いて自然な汚れに見えます。
ステンシル作品アイデア③:年賀状イラストをステンシル
マンネリになりがちな年賀状イラスト、来年はこんなかわいらしいステンシルで作ってみましょう。
富士山や干支のイラスト、西暦や元号の他にも、賀正の文字などを組み合わせて一枚の年賀状を作っていきます。
また絵具もグラデーションにしたりとカラフルにすることも。
世界に一枚だけのオリジナル年賀状で、友達や大切な方に新年のご挨拶をしてみてはいかがですか?
ステンシル作品アイデア④:ステンシルマシンを使ったアイデア
米軍も使っているステンシルマシンとは、好きな文字を組み合わせてステンシルシートを作るための機械のこと。
使うシートは塗料がにじみにくい専用のオイルコート紙を使います。
アルファベットや数字を一文字づつ選び、打刻することで紙がカットされる仕組みで、自由にステンシルシートを作れると人気。
シンプルなトートバッグにワンポイントでステンシルするだけでも、おしゃれな雰囲気に変わります。
ステンシル作品アイデア⑤:古着にステンシルしてリメイク
おしゃれな古着には自分でステンシルしてリメイクすれば、世界で一着だけのオリジナルになります。
写真のようなシンプルなジャケットに、黒い塗料で背中と胸にステンシルするだけで、ちょっとミリタリーっぽい仕上がりになりました。
布にカッティングシートを固定する場合は、テープなどではなくスプレーのりを使うと良いようです。
裏返したカッティングシートを新聞紙の上などに置き、数十センチ離した場所からスプレーします。
しばらくおいて、のりをなじませてから布に貼るようにして下さい。
塗料を塗る際は、量を一定にしないと色ムラになりやすいのでご注意を。
ステンシル作品アイデア⑥:ダストボックスをリメイク
生活感が出てしまうダストボックスは、木製の専用ボックスでおしゃれにリメイク。
100均のすのこをバラバラにして木材として使用、箱型に組み立てています。
ゴミ箱はキャスター付きの板に乗せて、出し入れがしやすい工夫がされています。
またボックスの上はサイドテーブルとして使えるので、スペースの有効利用にもなっています。
最後にステンシルで仕上げをすると、かっこいいダストボックスになりました。
ステンシル作品アイデア⑦:古材とステンシルでジャンクな庭づくり
ジャンクとはジャンクテイストの意味で、使い古された武骨な味わいのことを指します。
ステンシルはそのジャンクテイストにするにはピッタリで、古い木材との組み合わせが良く似合っています。
古材に取り付けた蝶番やガーデングッズなども古びた味わいで、ジャンクテイストを一層引き立たせていますね!
ステンシル作品アイデア⑧:虫よけカバーをおしゃれにリメイク
玄関や軒下などに吊るして使う虫よけのカバーにも、ステンシルでかっこよくリメイクしています。
好きな色でカバー全体を塗ったら、白や黒でステンシルをします。
イラスト等よりは英字や数字でシンプルにするとかっこよさが増します。
最後に茶色の塗料やアンティークメディウムでサビ感を出すように加工すれば完成。
ステンシル作品アイデア⑨:ステンシルで繊細なネイルアート
ネイル専用のステンシルシートを使えば、おしゃれで繊細なネイルアートになります。
ネイル用のステンシルシートは比較的柔らかく、爪の形に合わせて簡単に曲げられるのが特徴。
剥がせるネイルでシートを固定し、好きなネイルで色付けします。
ラメやラインストーンでデコれば、キラキラがかわいいネイルアートの完成。
ステンシル作品アイデア⑩:アートラテでカフェ気分
休日のブランチには、おしゃれにステンシルしたアートラテを作ってみましょう。
こちらは専用のステンシルを使い、ミルクフォームの上にココアパウダーで模様を付けています。
難しいラテアートとは違い、ココアパウダーを振りかけるだけで出来るので不器用な方でも大丈夫。
デザインの違う三種類のステンシルがセットになっているので、気分に合わせて変えてみてもいいですね!
ステンシルにおすすめの型
ステンシルするにはなくてはならない型の各種。
その中でもおすすめのアイテムをご紹介していきます。
おすすめの型①:ステンシルシート アルファベット大文字&数字セット
こちらは「OLD MILITARY」というフォントのステンシルシート。
一文字一枚のシートになっており、組み合わせて自分の好きな単語に出来ます。
このステンシルシートの凄いのは、文字スペースの間が等間隔になっているということ。
これにより、初心者の方でも並べるだけできれいにステンシル出来ます。
また高分子プラスチックを使用し、水洗いすることで繰り返し使えます。
おすすめの型②:Mollytek 12枚セット 描画テンプレート ステンシルシート
花や動物、妖精などのかわいらしいイラストがモチーフになったステンシルシート。
カレンダーや手帳、ノートなどにぴったりのサイズです。
水性絵の具やマーカーだけでなく、鉛筆や万年筆でも使え、子供でも簡単にステンシルを楽しむことが出来ます。
シャープなラインのイラストが多く、エレガントな雰囲気のステンシルが出来上がる型です。
おすすめの型③:小屋女子ステンシル 「バスサイン」
バスの行き先表示サインをモチーフにしたステンシルシートが、今やリメイク女子に人気。
独特のフォントで、小物や布にステンシルするだけで武骨な男前インテリアになります。
こちらはシートをカットして、好きな文字のみステンシルすることが出来ます。
さらに36×53cmの大き目サイズで、壁や床に直接塗装しても良さそうです。
おすすめの型④:ラテアート用 ステンシルシート どうぶつ柄
クマさんやパンダ、小鳥などのかわいいアニマルが、ラテアート用のステンシルとして登場しました。
泡立てたミルクの上にココアパウダーを振ると、簡単にラテアートが完成。
ラテアートの他にもパンケーキやお菓子作りにも使用でき、お家に居ながらにしてカフェ気分が味わえます。
子供と一緒に作っても楽しそうなステンシル型です。
おすすめの型⑤: 曼荼羅ステンシルツール (9枚ステンシル+2枚絵筆入)
曼荼羅やアラベスク文様を思わせるデザインがおしゃれなステンシル。
壁紙や石、木材やタイルなどに置いて塗料を落とすだけで、雰囲気のある模様を描けます。
ステンシル用の絵筆付きで、塗料を準備するだけでOK。
エアブラシやスプレーでも使用でき、複数の柄を組み合わせて使えば自分だけのオリジナルステンシルが完成。
100均でそろうステンシルの材料
何でもそろう100均では、ステンシルの材料も豊富に取り扱っています。
100均でそろうステンシルの材料①:豚毛ステンシルブラシ
ステンシルする際にあると便利なブラシが2号・6号・8号・12号の4本セットになって100円という安さ。
細い部分から、広い部分までのステンシルに対応できるセットになっています。
さらに固めの豚毛を使用し、先端部分が太いので塗料を効果的に落とせます。
初心者ならこちらのセットでステンシルを始めてみては?
100均でそろうステンシルの材料②:ステンシルシート
今やステンシルシートは100均でも揃えられる時代です。
こちらはアルファベットや看板風のイラストのステンシルシート。
プラスチック製なので洗って繰り返し使えます。
また一文字ずつカットして、好きな単語に組み合わせることも可能。
汎用性の高いアルファベットは、様々なフォントを100均で揃えてみてはいかがでしょうか。
100均でそろうステンシルの材料③:アクリル絵の具
100均ではアクリル絵の具も各色揃えられます。
顔料にアクリル樹脂が練りこまれているアクリル絵の具は、紙だけでなく布やガラス、コンクリートや板などの様々な素材に色を付けることが出来ます。
水で溶かして使い、乾くまでの時間が短いので手軽に使ってみて下さい。
ただし布にステンシルする場合は、裁縫専用の糊などを混ぜ合わせると、色が落ちにくくなります。
100均でそろうステンシルの材料④:ラッカースプレー
広い部分をステンシルする際には、ラッカースプレーなどのスプレー塗料をおすすめします。
アクリルスプレー等と比べると、発色が良く乾く時間も早いのが特徴。
ただしシンナー臭が強めなので、なるべくなら風通しの良い屋外で使用するようにして下さい。
100均でそろうステンシルの材料⑤:ステンシルスポンジ
長い持ち手が付いたステンシルスポンジは使いやすいと評判です。
両端に大きさの違うスポンジが付いており、色や塗る場所により使い分けが出来ます。
また100均にはこのような専用スポンジの他にも、食器洗い用スポンジや化粧用スポンジなどがあり、これらを使ってステンシルすることも。
目の粗さがそれぞれ異なるため、仕上がりもそれぞれに違ってくるのでお試しください。
自作のステンレスシートなら好みのデザインが作れる!
実はステンシルシートは、100均やネットショップで買うだけでなく自分で作ることも出来るんです。
しかも身近にある材料で作れるので、自分の好きなイラストやデザインをステンシルすることが可能に。
さらにはステンシル専用フォントなどをダウンロードしてプリントアウトすれば、それを元にカットするだけで単語や文章まで作れちゃいます。
自分なりのステンシルをしたい方は、是非ステンシルシートから作ってみては?
ステンシルシートを自作する方法
ここではステンシルシートを自作する方法をご紹介していきます。
いくつかポイントがあるので、作るときの参考にしてくださいね。
- ステンシルしたいイラスト等をパソコンに取り込む
- プリントアウトしたらクリアホルダーに入れる
- デザインナイフでカットする
- ステンシルする部分の周りをカットして完成
ステンシルシートを自作する手順①:ステンシルしたいイラスト等をパソコンに取り込む
ステンシルを自作する場合に便利なのが、ステンシル用フォントやフリー素材など。
自分の思い描くイメージのものが見つかったら、ダウンロードしてプリントアウトの準備をしてください。
欲しいイラストがステンシルに対応していない場合は、画像編集ソフトなどを使用して切り取る部分と残す部分を考えながら画像に手を加えていきます。
ステンシルシートを自作する手順②:プリントアウトしたらクリアホルダーに入れる
A4サイズの用紙にプリントアウトしたら、同じくA4サイズのクリアホルダーに挟みます。
というのも、クリアホルダーをカットすることでステンシルシートにしてしまおうというアイデアなのです。
特にクリアホルダーは、用紙をテープなどで固定しなくても間に挟むだけでOK。
簡単にステンシルシートが作れると、リメイクマニアに評判になっています。
ステンシルシートを自作する手順③:デザインナイフでカットする
クリアホルダーに挟んだら、用紙と一緒にカットしていきます。
この時使用するのがデザインナイフです。
普通のカッターと違い細かい部分のカットも簡単で、曲線も思い通りにカット出来ます。
100均にはデザインナイフや、カット用下敷きなども取り扱っているので探してみて下さい。
カットする際のコツとしては、あらかじめ端に切れ目を入れておくとカットした場合もはみ出しにくくなります。
ステンシルシートを自作する手順④:ステンシルする部分の周りをカットして完成
A4サイズのクリアホルダーのままでは使いにくいので、ある程度の余白を持ってステンシルした周囲をカットしていきましょう。
ここまで来たら完成です。
おすすめのステンシル本
空き缶や空き瓶などの不用品をリメイクして、かっこいい雑貨を作るための本です。
ステンシルだけでなくウッドバーニングやアーミー風ペイントなど、真似したいリメイクテクニックが満載。
さらに人気ブロガーさんの新作リメイクやおしゃれなリメ缶作りのアイデアなどを紹介しています。
これから男前リメイクをしてみたいと思っている方にピッタリの一冊です。
ステンシルでおしゃれな小物を作ろう
小物などを簡単にリメイク出来るステンシル。
自作のステンシルシートなどを使い、おしゃれでかっこいい小物を作ってみて下さい。
簡単に手に入る材料ばかりなので、子供と一緒でも楽しめながら作れちゃいます!