燻製器の種類と特徴
自家製燻製の美味しさは格別です。
燻製を自宅で簡単にスタートするために、まず燻製器をチョイスするところが肝心でしょう。
燻製器には種類や使い方の違いがあって選べばキッチンで手軽に使うなんてことも可能なんです。
はじめに、燻製方法について3つご紹介します。
熱燻製
熱燻製は高めの温度で食材を煙で燻していく方法です。
熱燻製や熱燻などと呼ばれていて、調理に近いので初心者におすすめです。
熱燻製の特徴
熱燻製の温度管理は80℃くらい。
燻製器の中の温度を発煙するほど高温に保っていると、チップから煙が上がると言うイメージ。
短時間でできるので、成果を早く知りたい人にもおすすめです。
バーベキューや焼き肉に近くて調理の感覚。
外側がカリカリで中はジューシーな仕上がりが期待できます。
早いものだと30分ほどで出来上がるので、アウトドアやバーベキューのついでに燻製するなら、熱燻製がおすすめです。
温燻製
温燻製は一般的な燻製方法です。
60℃くらいの温度管理をしてじっくりと燻製するので、熱燻製より日持ちする燻製が出来上がります。
温燻製の特徴
30℃~60℃くらいの温度で、数時間かけて燻製します。
熱を通しすぎると食感が硬くなってしまうイカやタコなどを燻製するなら温燻製がおすすめです。
温度が60℃以上になると食材の仕上がりがパサつく感じがあります。
煙を出しながらも温度を下げるという温度管理が難しいので、熱燻製に何度か挑戦して慣れてきたなという頃にやってみることをおすすめします。
冷燻製
冷燻製は低温で長い時間をかけて燻す燻製方法です。
温度管理が温燻製より難しいので、燻製に慣れた上級者におすすめ。
冷燻製の特徴
冷燻製は、20℃くらいの温度で数日~3週間かけて燻製します。
スモークサーモンや生ハムを作るときにおすすめ。
煙を起こす場所と燻製する食材が入った箱や場所を別に用意して、20℃に管理された煙だけが食材に当たり続けるイメージで作ります。
時間をかけて燻すので、水分が抜けます。
食材の長期保存なら冷燻製がおすすめとなります。
燻製器の選び方
燻製には初心者におすすめの熱燻製・温燻製、上級者向けの冷燻製と、温度管理と燻製時間の違いがありました。
燻製器の選び方は、自分ができる燻製方法から選ぶ必要がありますね。
では、燻製器を選ぶときのポイントとして、種類・サイズ・食材・場所・機能・デザインについて詳しく見ていきましょう。
燻製の種類
煙を作る場所と食材に煙を当てる箱や場所が別に必要になるのが冷燻製です。
場所を取りますし燻製の煙が出るので、広い庭があればおすすめの燻製。
初心者におすすめの熱燻製と温燻製は、煙が密閉できる容器があればできる方法です。
燻製器のサイズ
燻製器にはサイズがあります。
ちょっとした食材を家族だけで楽しむなら、小さな燻製器がおすすめです。
小さい燻製器の方が洗いやすいですし、収納場所も大型の燻製器より小さくてすみます。
たくさんのものを一度に燻製したり、魚をつり下げて燻製するならそれが可能なサイズを選びましょう。
アウトドアで使うならバーベキューコンロに乗るサイズを選びましょう。
燻製したい食材
燻製したい食材がすでに決まっているなら、その食材が入るサイズを探しましょう。
燻製器は、網の上に並べて使うタイプがあります。
網の中に入りきらないような食材は燻製できません。
大きめの魚を1匹とかベーコンブロックを丸々としたいならば、つり下げるような装置があるものや大型とか大容量をキャッチコピーにした燻製器がおすすめです。
使用場所
煙が出ることを想定して使う場所を考えておくことをおすすめします。
鍋タイプの燻製器をコンロの上で使う程度なら換気扇を回して対処できます。
大型の燻製器でたくさんの燻製を楽しみたいなら、ベランダや庭に設置することも。
燻製しないときの置き場所・収納場所も含めて燻製器の場所について、予め想定して選ぶことがおすすめです。
機能
コンロやバーベキューグリルで使うことができる鍋タイプのものや、IHで使うことができるタイプもあります。
ご自宅のキッチンで使う予定なら、コンロで使うことができる燻製器や卓上コンロに置くことができる燻製器がおすすめです。
レンジやオーブンで使うことができるものや、魚焼きグリルのような形状のものも。
自分がどうやって使ったら燻製を日常的に楽しむことができるかといった使いやすさもポイントになりますね。
毎日使うならオーブンやコンロタイプもおすすめですし、ホームパーティ用に大きなサイズも良いでしょう。
用途に見合った機能から選ぶこともおすすめです。
デザイン
燻製器の見た目は、様々です。
鍋のように見えるタイプもあれば、独立した大きな筒状タイプ、段ボールタイプなどあります。
タイプによってできる燻製方法が異なることもあるので、自分でやりたい燻製方法や燻製したい食材や食材の大きさなどと合わせて、デザインもチェックしてみましょう。
見た目が気に入らないと収納場所で眠ってしまうことも。
燻製ライフを楽しむために、かっこ良くて使いやすい燻製器を探してみるのもおすすめです。
おすすめの燻製器
ではこちらからは、オンラインショップや店頭で取り扱いがある燻製器をご紹介していきます。
サイズ・重さ・材質などと合わせて詳しく見ていきましょう。
【手頃な値段】ベルモント(Belmont) H-027 鉄製燻製鍋27cm
手頃な値段で鍋タイプの燻製器ならこちらもおすすめです。
使いやすいサイズなので、鍋と一緒に収納することも。
素材が鉄ですから、使った後に油を塗って錆びを防ぎましょう。
IH200V100Vは使用できませんのでご注意ください。
本体サイズ | 直径27cm |
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重さ | 発送時重量2.2 Kg |
温度計穴 | 1か所(蓋側面) |
付属品 | 温度計別売 |
材質 | 鉄 |
【初心者向けキット】ソト(SOTO) いぶし処 スモークスターターキット ST-124SK
ウッドチップ付きで折りたたみ収納可能なスターターキットなら、こちらもおすすめです。
食材さえ用意すれば、到着後すぐ燻製できるのが魅力。
熱燻製・温燻製どちらにも使えます。
キャンプなど持ち運びに便利なおかもち風見た目もおもしろい燻製器です。
本体サイズ | 幅22.2×奥行19.4×高さ41.5cm |
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重さ | 2kg |
温度計穴 | 一か所(上面) |
付属品 | フタ・チップ皿・網・フック・つまみ・スティック(4種)・温度計 |
材質 | スチール(メッキ鋼鈑)など |
【コンロや七輪でも使える】BUNDOK(バンドック) スモーク 缶 温度計付 BD-439
ガスコンロやバーベキューコンロ、七輪にも使える筒形の燻製器ならこちらもおすすめです。
ウッドチップは付属していないので、到着してすぐ燻製したいなら、食材とウッドチップを用意しておきましょう。
発煙があるので庭やベランダやアウトドアでの燻製がおすすめです。
本体サイズ | W25xD25xH45cm |
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重さ | 1.4kg |
温度計穴 | 一か所(上面) |
付属品 | スモーク缶・蓋・格子アミ・網・S字吊り下げ金具・チップ皿・スモーク用温度計 |
材質 | 表面処理鋼板(亜鉛メッキ)・スチール(亜鉛メッキ) |
【小型でキッチンでも使える】サーモス 保温燻製器 イージースモーカー ブラック RPD-13 BK
キッチンで燻製を楽しむなら、セラミックタイプで煙の少ないこちらもおすすめです。
カマンベールチーズを1個燻製するような小さいタイプの燻製器なので、洗ったり収納に便利。
温度計を使うことなく、説明書通りの過熱時間と保温時間で燻製を作るタイプの燻製器です。
温度計が面倒な人には温度管理不要で燻製を作ることができるのでおすすめ。
IHは対応していないので、コンロやガスコンロなどで使いましょう。
本体サイズ | 内径22.5㎝、幅28.5x奥行22.5x高さ14㎝ |
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重さ | 約2㎏(付属品含む) |
温度計穴 | 無し |
付属品 | スモークチップ50g(サクラ)・焼き石・アミ |
材質 | セラミック |
【高コスパ】ソト(SOTO) 燻家 スモークハウス
段ボール製の何度も使うことができる燻製器が1,000円未満という高コスパであります。
超が付くほどの初心者向きアイテムではないでしょうか。
本格的な燻製器を買う前に自宅でどれくらいできるかお試しするなら、コスパと段ボールという手軽な材質でこちらもおすすめです。
段ボール製のため火が燃え移らないように注意しましょう。
軽いのでアウトドアイベントにもおすすめ。
温度計が付属していないので、温度管理のためには温度計も一緒に注文しましょう。
本体サイズ | 幅230×奥行230×高さ520mm(使用時) |
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重さ | 553 g(発送時) |
温度計穴 | 側面(段ボールなので自分で開けることもできる) |
付属品 | スモーカー本体・ミニスモークウッド・アルミ皿・金棒・金網・フック |
材質 | 段ボール |
【折り畳みで持ち運び便利】ソト(SOTO) いぶし処 お手軽香房 ST-124
上でご紹介したソト(SOTO) いぶし処スターターキットのウッドチップが付属していない本体のみの製品です。
スターターキットを気に入って使っていて二代目が欲しい人なら、チップ無しのこちらもおすすめです。
折りたたんで収納できて持ち運びにも便利。
バーベキューやアウトドアなどイベントにもおすすめですね。
本体サイズ | 幅222×奥行194×高さ415m/m(使用時)、幅230×奥行40×高さ440m/m(収納時) |
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重さ | 2.0kg |
温度計穴 | 一か所(上面) |
付属品 | 本体・フタ・燻煙網・チップ皿・吊り下げフック・木製つまみ |
材質 | スチール(メッキ鋼鈑)など |
【大量に燻製できる】コールマン(Coleman) スモーカー ステンレススモーカー2 2000026791
燻製に慣れてたくさんの食材を一度に燻製したいときや、つり下げて燻製したいときなどには、こちらもおすすめです。
棚が2段になるので、一度にたくさんの食材を燻製にすることができます。
見た目の良さで選ぶ人もいるようですが、収納場所の確保をしておきましょう。
熱燻製も温燻製もできる大型の燻製機ならこちらがおすすめです。
本体サイズ | 約25×26.5×高さ40cm |
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重さ | 約2.1kg |
温度計穴 | 本体に付属 |
付属品 | 棚網・チップ皿・フック |
材質 | ステンレス、他 |
【スタイリッシュで軽い】アペルカ テーブル トップ スモーカー APELUCA TABLE TOP SMOKER
新潟県燕市で作られた日本製の燻製器をご紹介します。
見た目がかっこ良く比較的軽いのが魅力。
アウトドアのバーベキューコンロの上などで、のんびり燻製するならこんな燻製器もおすすめです。
家庭でちょっとした燻製をするならサイズと取り扱いで好感触のレビューも。
直下型のシングルバーナーや家庭用ガスコンロ使用不可ですので、取り扱いは注意書きなどに従って正しくご使用ください。
本体サイズ | 幅23×奥行18×高さ22cm |
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重さ | 約830g |
温度計穴 | 一カ所(上部) |
付属品 | 本体・蓋・網・チップ皿・スモークチップ(サクラ) ・スモークウッド(サクラ)・レシピブック・収納袋 |
材質 | 鋼板・ステンレス鋼など |
【2段の網置き】ホンマ製作所 (サンフィールド/SunField) 燻製 スモーカー スモークシェフ (スモークチップ付き) F-240
2段で網を置くことができるのでたくさんの燻製もできます。
日本製で折りたたみ可能。
サイズはコールマンのステンレススモーカーと同じくらいで価格は4割ダウン。
燻製に慣れてきた中級者で、様々なサイズの燻製作りならこちらもおすすめです。
本体サイズ | 直径24.8×高さ44cm |
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重さ | 2kg |
温度計穴 | 一カ所(上部蓋) |
付属品 | 網・S字フック・網乗せ金具・チップ皿・サクラチップ・ |
材質 | ルバリウム鋼板 |
【お皿の上で燻製できる】ポリサイエンス 燻製用 スモーカー ハンドヘルド・スモーキングガン
アメリカ製のスモーキングガンならこちらもおすすめです。
「ガン」とは銃のようにして使う形状からのネーミングのようですね。
冷燻製が一瞬で作ることができるというレビューも。
スモーキングガン用 シーリングカバーという製品があると、お皿に乗せた料理を直接燻製するという使い方も可能です。
本体サイズ | cm |
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重さ | 1.4 Kg(発送時) |
温度計穴 | □□□□□□ |
付属品 | スモークチップ・日本語取扱説明書・4 AA 電池 |
材質 | - |
【ガスコンロで使える】Coleman(コールマン) スモーカー コンパクトスモーカー 2000031269
熱燻製専用のコールマンの燻製器ならこちらもおすすめです。
鍋タイプで、ガスコンロの上などで手軽に燻製を楽しむことができます。
温度計を入れる穴はないので、鍋の蓋を触った温度の感じなどで調節が必要。
熱燻製に慣れた中級者向けといったイメージです。
本体サイズ | 約直径23.5×20.5(h)cm |
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重さ | 約835g |
温度計穴 | なし |
付属品 | 網・収納ケース |
材質 | ステンレスなど |
【便利な2WAY】キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) アドバンス折りたたみスモーカー M-6547
網乗せでも吊り下げでも燻製できるお手頃燻製器ならこちらもおすすめです。
折りたたみ収納できてコンパクトに持ち運べるのもポイント。
網が縦線のみなので、小さめの食材燻製には、網目状の網を別途用意した方が良いでしょう。
ちょっとガタつくというレビューがあるので、マグネットなど利用して使う工夫が必要です。
本体サイズ | 組立サイズ/(約)幅240×奥行255×高さ400mm、収納サイズ/(約)250×400×厚さ70mm |
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重さ | 2.5kg |
温度計穴 | 一か所(上部) |
付属品 | 本体・ふた・チップ容器・スタンド・網・フック・ハンドル・つまみ |
材質 | 鉄(亜鉛めっき)など |
【コンパクトで中が見える】ドウシシャ 燻製器 ブラック 直径12cm Live もくもくクイックスモーカー S LCQS-S-02
食材が乗る皿が12cmとかなりコンパクトな燻製器がこちらです。
丸いフォルムと燻される様子が分かるガラス蓋が魅力。
料理の一種として楽しむならこんな燻製器もおすすめです。
煙は漏れ出るようなので、燻し終わった後でテーブルへ運びましょう。
こちらの燻製器を使うなら固形燃料が必要です。
同時に注文または100均などで用意しておきましょう。
本体サイズ | 幅15×奥行15×高さ15cm |
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重さ | 898g |
温度計穴 | なし |
付属品 | サクラチップ・レシピ本 |
材質 | ガラスなど |
【大きめのセラミック製】トーセラム鍋 お手軽燻製鍋 スモークチップ5袋入り TSP/PN-31D5
セラミックの鍋タイプ燻製器で大きめのものをお探しならこちらもおすすめです。
熱燻製ができますので、初心者で大きな食材をキッチンで燻製したいなら良いでしょう。
本体サイズ | 直径25.5×高さ15cm、深さ5.8cm |
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重さ | 約2.0kg |
温度計穴 | なし |
付属品 | 網・スモークチップ |
材質 | セラミックス |
【家電のような燻製器】パナソニック ロースター けむらん亭 ブラウン NF-RT1000-T
トースターやレンジのような形状の燻製器があります。
自宅で毎週燻製をつまみにしたいという人なら、こちらもおすすめ。
アウトドア用燻製器と比べると割高ですが、設置してしまえば手軽に使うことができます。
「切身」メニューやオートクリーン」モード搭載。
燻製を日常で楽しむ人なら家電としての燻製器もおすすめですね。
本体サイズ | 45 x 35.5 x 18.5 cm |
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重さ | 5.4 kg |
温度計穴 | - |
付属品 | リチウムイオン 電池 |
材質 | - |
燻製器のお手入れ方法
燻製器の汚れですが、こびりついた食材からの汚れや燻した煙によるすすなど、燻製器独特の汚れがあります。
まずは、網にこびりついた食材の汚れを洗います。
スポンジで洗うと、当然すす汚れでスポンジが真っ黒になります。
ですから、使い捨てできる物で拭き取るのがおすすめです。
キッチン用クリーナーがベストですが、ウェットティッシュで黒いすす汚れを拭き取るだけで、後で食器洗剤で洗うときの汚れ落としが楽になります。
チップの熱とすすで汚れた鍋の底辺もウェットティッシュで軽く拭き取りましょう。
しつこい汚れには、使い捨てのメラミンスポンジもおすすめ。
直火タイプなら外側底にこびりついた黒いすす汚れも気になりますね。
素材の取扱注意に従って落としていきましょう。
しつこい汚れはタワシでごしごしと物理的に取り除いて行くことも。
セラミックやコーティングしている素材はタワシで傷がつくこともありますので、十分注意して掃除しましょう。
燻製は直火と煙で燻す料理。
多少のすす汚れは付着してしまうものと考えた方が、燻製ライフも楽しく過ごせます。
美味しい燻製を楽しむためにも、掃除は簡単に新品ほどの綺麗さを目指さないという考え方でほどほどに汚れを落としていきましょう。
燻製におすすめの食材
燻製するなら最初に何を燻製してみたいですか!?
手軽にできて、美味しさがひきたつもの、上級者になったら挑戦したい食材など、燻製におすすめの食材を5つご紹介します。
卵
茹で卵の燻製、おすすめです。
身近な食材でしかもコスパが良いのも良いですね。
1パック200円ほどの卵が燻製するだけでおもてなし料理にも。
燻製器を手に入れたならば、試して損はない食材です。
チーズ
チーズの燻製は、熱の管理に注意が必要です。
熱すぎると溶けてしまいますので、温燻製がおすすめ。
チーズの燻製は人気がありますので、燻製器のレシピに掲載されていることもあります。
付属レシピなど参考に、溶けすぎないチーズの燻製をお試しください。
溶けてしまっても、バゲットなどにつけて食べると美味しいですよ。
ちくわ
ちくわは、燻製しなくてもそのまま食べることもできる食材。
チーズのように溶けることもないので、成功しやすい食材なので、初心者におすすめです。
熱燻製で熱すぎると焦げることもあります。
レシピなど参考に美味しいちくわの燻製をお試しください。
ベーコン
ベーコンの燻製も美味しいと話題です。
燻製ベーコンを生肉から作るレシピもあります。
初心者はベーコンを熱・温燻製で、燻製に慣れてきたら生肉からベーコン燻製を作ってみるのもおすすめです。
サーモン
サーモンは、温度管理が難しい食材です。
ですが、冷燻製のスモークサーモンは格別。
厚みのあるサーモンを温燻製にしても美味しです。
半生程度で食べるなら、生食可能なサーモンを使ってみてくださいね。
燻製器を使ったおすすめレシピ
燻製器を使ったレシピを簡単にご紹介します。
熱燻製が初心者には簡単でおすすめです。
こちらでは、熱燻製に向く食材や作り方をご案内します。
材料
熱燻製に向く食材は、熱に溶けないこととと、熱を通すことで硬くならない質感があることがベスト。
- 卵
- 魚肉ソーセージ
- 手羽先
- 市販のベーコン
- ウィンナー
- 冷凍焼き鳥
- たらこ
- 塩鮭
- ししゃも
- スペアリブ
などがあります。
好みややってみようと思う食材、アウトドアなら手軽にできるうずらの卵や市販のソーセージやベーコンなども良いですね。
作り方
燻製の初心者で失敗が少ない食材としていくつかありますが、こちらでは市販ベーコンの燻製をご紹介します。
まず、燻製器にチップを所定の位置に投入して煙が上がるのを待ちます。
温度管理をする燻製器なら、80℃を目安にしましょう。
煙が出たら網にベーコンブロックを丸ごとセット。
蓋をして発煙が続く状態で、温度は80℃程度を維持します。
10分~20分ほどで出来上がりです。
少し冷ますと香りや味の馴染みが良くなります。
切ってすぐ食べても良いですが、1時間ほど冷まして食べてみましょう。
直後と冷ました後の味の違いをお試しください。
初心者ならベーコンブロック+鍋タイプ燻製器がおすすめ
燻製は手軽にできる調理法の1種でしたね。
小さな燻製器が1つキッチンにあるだけで、おもてなしや普段の料理のレパートリーが広がります。
いつもと同じ食材が燻製するだけで高級品になるということも。
初心者なら、手入れが簡単にできて洗いやすい鍋タイプもおすすめです。
まずはベーコンブロックから燻製ライフを楽しんでみませんか。