スターバックスの株主優待が廃止になった理由
株主優待が廃止になったのは、単純に上場廃止になったためです。
上場廃止になったので、もちろん株式を手に入れることができなくなり、株主優待もなくなったというわけです。
では、なぜ、上場廃止になったのか?
街にはスターバックスが溢れ、どの店も客が入っています。
インスタグラムには、新作のスターバックスドリンクがUPされて話題になったりと、業績が悪くなったようにも思えませんね。
上場廃止になったのは、2015年に日本で上場した「スターバックスジャパン」がアメリカ本社の「スターバックス」に買収されたからです。
今は、上場廃止になったの、IR情報は更新されていませんが、当期純利益は2011年に一度落ち込んだものの見事なV字回復を見せており、2015年まで右肩上がりの当期純利益でした。
本社のスターバックスコーポレーションも順調に売り上げをのばしています。
廃止される前のスタバの株はオススメだった
2001年にスターバックスジャパン上場され、2015年にアメリカ本社、スターバックスコーポレーションに買収されたため上場廃止されました。
上場から廃止まで、株価は順調に上がっていき、上場廃止が決まり、買収額が提示されても、最終の終値は、買収額を下回っていたので、最後まで持っていても、プラスが出ています。
スターバックス株を買って損をした人はいないとまで言われる伝説の株です。
もともと、日本での知名度を上げる為に、スターバックスジャパンは、上場したので、スタート(上場)からゴール(買収)まで見越して購入した人もいたかもしれませんね。
廃止される前のスタバの株主優待の4つのポイント
- 株主優待券がもらえる
- 保有枚数により株主優待チケットが増える
- 株主優待のドリンクチケットに金額の上限なし
- 年に一回の権利確定日に持っていればよい
株主優待券がもらえる
株主優待の権利日は、年に1回、3月末です。
その日までスターバックス株を所有していれば、株主優待券が自宅に送付されます。
6月末ごろに自宅に送付されていました。
株主優待券の使用期限は翌年の3月末までです。
保有枚数により株主優待チケットが増える
スターバックスの株券の保持数により、株主優待券の枚数が決まっていました。
たくさん持っていれば持っているほど、たくさん株主優待券がもらえるので、嬉しいですね。
スターバックス株の保有数によってもらえる株主優待券に違いがありました。
- 100株でドリンクチケット2枚
- 500株でチケット4枚
- 1000株で10枚
- 1万株で20枚
100株保有が一番利回りが良いですね。
株主優待のドリンクチケットに金額の上限なし
スターバックスのドリンクの特徴は自分好みにカスタマイズできるということです。
株主優待券が人気の理由も、ドリンクチケットに上限金額がないということが、その理由です。
自分好みにカスタマイズしても、カスタマイズの限界にチャレンジしみても良いのです。
現行メニューでのカスタマイズしてみました。
キャラメルマキアートの一番大きいサイズ(ベンティ)は、570円
- ホイップ増量̟+50
- ミルクを豆乳に変更+50
- エスプレッソ追加+50
- チョコチップ追加+50
これで合計770円
これだけの金額が、無料なので年に2回のちょっとした贅沢ですね。
年に一回の権利確定日に持っていればよい
株主優待券をもらうのに、一年間ずっと株式を保有している必要はありません。
権利確定日に保有していれば、株主優待券をもらえるので、権利確定日の翌日に売ってしまっても、問題ありません。
しかし、株主優待が人気の銘柄は、権利確定日が過ぎると株価が下落してしまう場合が多いので、株主優待目当ての銘柄は時期を見て購入し、ずっと保有しておくというスタンスの方も多いです。
他の方法でスタバをお得に使う方法3選
- おかわりが安い
- タンブラー持参
- 福袋を買う
おかわりが安い
スターバックスでコーヒーのおかわりができるのをご存じでしょうか?
「ワンモアコーヒー」といわれるサービスです。
ドリップコーヒー(ホット、アイスどちらでも可)やカフェミスト(カフェオレ)を購入したレシートを提示すれば、おかわりが150円で飲めるのです。
当日中であれば、同じ店舗である必要はないので、朝自宅近くのスターバックスで買って、仕事終わりに職場近くのスターバックスで「ワンモアコーヒー」を利用するなど、店舗数が多いからこそできるサービスですね。
タンブラー持参
スターバックスにタンブラーなどコーヒーを注げるカップを持ち込むと、全ドリンクメニューが20円引きになります。
タンブラーなどは、スターバックスの商品でなくても大丈夫です。
暑いので熱中症対策に水筒を持参している方も、スターバックスのスタッフにお願いすれば洗ってくれるので、どんどん利用しましょう。
福袋を買う
スターバックスの福袋を買うと、ビバレッジカードというドリンク交換チケットが4枚入っています。
ドリンクの金額上限は610円(税抜)です。
福袋販売価格は6000円、中身は
- トートバック
- 保冷ミニトートバック
- コーヒー豆2種類
- ステンレスボトル
- タンブラー
- シュガー(瓶入り)
- ビバレッジカード4枚
福袋はネットで申し込み、抽選で当たった人のみが購入できるレアアイテムですが、お得にスターバックスを楽しめるので、おすすめです。
2019年の福袋抽選方法は
2018年11/26から12/6までに、応募フォームにエントリー
12/13に当選メールが到着
2019年1/1から1/3までの間に店舗に購入しに行く。
ネットで申し込みが完了するので、試しにチェレンジしてみるのもいいですね。
オススメのスタバ関連商品
マグカップにセットしてお湯を注げば、簡単にドリップコーヒーができるマグドリップコーヒーです。
種類は4種類あります。
ライトノート ブレンド
軽めのコクで飲みやすいコーヒーです。
ナッツとココアがほのかに香る、軽めのコクと優しい酸味が特徴です。
コーヒー パイクプレイスロースト
スターバックス発祥の地の名を冠したコーヒー
カカオや炒ったナッツのようなほのかな香ばしさに、やわらかな酸味をあわせ持つコーヒー。丸みをおびた口あたりとなめらかな後味が特徴です。
コーヒー カフェ ベロナ
ローストの深みや甘みが特徴のブレンド
ダークココアのような口あたり、コクのある深みと甘みのある、奥行きのある豊かなブレンド。
コーヒー ディカフェ ハウス ブレンド
ナッツやココアの味わいが特徴で、スターバックス ローストによって引き出された香りやコクなど、すべてのバランスがよいコーヒーです。
おすすめは、ディカフェのパーソナルドリップコーヒーです。
ディカフェは、お店で注文するとプラス50円するので、わざわざ注文する人は少ないかもしれません。
コーヒーが好きな人は、カフェインの渋みというかコクが好きという方もいるので、あまり口にしたことがないという方もいるかも知れませんね。
しかし、スターバックスのディカフェの豆は、カフェイン入りの豆とそん色ないぐらいのうまみとコクがあり、驚きますよ。
家で寝る前に少しコーヒー飲みたい時に是非お勧めです。
スターバックスの株主優待はスターバックスをより楽しむためのツールだった
1996年、銀座にスターバックスの一号店がオープンし、2001年に上場、当時はまだスターバックスのカスタマイズは、あまり知られていませでした。
そんな人々にもっとスターバックスを楽しんでほしいという思いから、株主優待ができました。
現在は残念ながら株主優待は受けられませんが、季節ごとに新しいメニューが登場し、いつでもおいしいコーヒーが楽しめるスターバックスをこれからも応援したいですね。