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2019/08/16

食パンの冷蔵庫保管は固くなる!食パンに適した保管方法を詳しく解説

食パンって一度開封したものをなかなか一回では食べきれませんよね。

そんな時冷蔵庫で保管するのはNGなのは知っていましたか?
固くなっておいしくなくなってしまうんです。

今回は、食パンに適した正しい保管方法を詳しく解説していきます。
また、冷凍保管したあとおいしく焼くコツや、おいしく焼けるアイテムまで紹介していきますよ。

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食パンを冷蔵庫で保管すると固くなる理由3選

冷蔵庫はダメな理由

食パンはなぜ冷蔵庫で保管すると固くなってしまうのでしょうか。
それには冷蔵庫の温度帯と深い関係があるんです。

  1. 冷蔵庫の温度でデンプンが老化する
  2. 冷蔵庫内で水分が奪われてパサつく
  3. 未開封には冷蔵庫ではなく常温保存

食パンを冷蔵庫で保管すると固くなる理由【デンプンの特性】①:冷蔵庫の温度でデンプンが老化する

食パンにはデンプンが含まれているのですが、デンプンは0~4℃で老化する性質を持っているんです。
冷蔵庫の温度はまさに2~6℃くらいとデンプンが老化をしてしまう温度。

冷蔵庫に入れてデンプンが老化してしまうと、粘度もなくなり固くおいしくなくなってしまうんです。

食パンを冷蔵庫で保管すると固くなる理由【水分量の関係】②:冷蔵庫内で水分が奪われてパサつく

冷蔵庫で食パンを保管すると、水分が奪われやすくなってしまいます。
食パンは元々水分量の多いパンなので、冷蔵庫保管によって水分が奪われると、すぐにパサパサになってしまうんです。

そうするとせっかく本来はふわっとしたおいしい食パンであっても、冷蔵庫で保存したことによってパサついて固くおいしくないパンと化してしまいます。

食パンを冷蔵庫で保管すると固くなる理由【常温保存を推奨】③:未開封には冷蔵庫ではなく常温保存

工場で生産されているような食パンなら、冷蔵庫や冷凍庫に入れなくても未開封の状態ですぐにカビが生えることはありません。
そのため、賞味期限内であれば冷蔵庫ではなく常温保管がおすすめなんです。

開封済みの場合はきちんと密閉して、高温多湿の場所を避けて保管すればOK。
冷蔵庫だと乾燥してしまうのと同じように、常温でも空気が触れないように保管しましょう。

<下に続く>

食パンに適した保存方法4選

食パン保存方法

では食パンは冷蔵庫に入れずにどうやって保存すればおいしく食べられるでしょうか。
状態や季節でも変わってきますので、それぞれで紹介していきますね。

  1. 未開封なら断然常温での保存
  2. 開封済みなら密封する
  3. カビが生える前に冷蔵庫ではなく冷凍庫
  4. 気温の高い夏場も冷蔵庫ではなく冷凍庫

食パンに適した保存方法【未開封】①:未開封なら断然常温での保存

先ほども書いたように、食パンは基本的には常温保存が推奨されていて、パッケージにもそのように書いている場合も多いです。
未開封で賞味期限内であれば、冷蔵庫ではなく常温保存が◎。

しかし、湿気の多い場所や直射日光の当たる場所はNGです。
だからといってやはり冷蔵庫に入れるのは×なので、常温の冷暗所に保管するようにしましょう。

食パンに適した保存方法【開封済】②:開封済みなら密封する

冷蔵庫に入れずに常温でも、食パンは空気に触れることでどんどん乾燥してパサパサになってしまいます。
それを防ぐには、とにかく密封することが大事です。

買ったときについていたモールやクリップでは空気が入ってしまうので避けるのがベター。
ジッパーバッグに入れたり、パン専用のケースに入れるなどして、空気に触れないように保存しましょう。

食パンに適した保存方法【賞味期限切れ】③:カビが生える前に冷蔵庫ではなく冷凍庫

食パンは賞味期限ではなく、消費期限が設定されている場合が多いんです。
消費期限は、期限が切れると安全性が保障できなくなるものです。

そのため、期限切れのパンは食べないほうがベターですが、見た目にカビも生えていなくて異臭などもしない場合は、早めに冷蔵庫ではなく冷凍保管してしまうのが◎。
しかし、食パンはカビが生えやすく見た目にはわからないものもありますので、できるだけ早く食べきるようにしましょうね。

食パンに適した保存方法【夏場】④:気温の高い夏場も冷凍庫

常温保存が推奨されている食パンですが、夏場はどうしても室内の気温が上がってしまいますよね。
だいたい常温とされている気温は、15~25℃くらいなので、夏場では超えてしまうことも少なくないです。

やはり、夏場もすぐに食べきれない場合は、冷蔵庫保管ではなくすぐ冷凍庫に保存するのが安全ですよ。

<下に続く>

食パンに適した冷凍保存方法4選

冷凍保存方法

賞味期限中に食べきれないことが分かっている場合、冷蔵庫には入れず前もって冷凍するのが◎ですが、冷凍方法にも少しコツがあります。
おすすめの保存方法はこちら。

  1. 1枚ずつラップする
  2. アルミホイルで急速冷凍
  3. フレンチトーストにして冷凍
  4. 保存袋で完全密閉

食パンに適した冷凍保存方法【サランラップ編】①:1枚ずつラップする

食パンをかったまま一気に冷凍すると、すべてくっついてしまいます。
また、食パン1斤まるごと切らないで冷凍してしまうと、全部凍るのに時間がかかり、冷蔵庫に入れたのと同じようにおいしさが損なわれてしまうことも。

面倒でも一枚ずつラップで包み、早く冷凍されるようにしましょう。
また、ラップで包むことにより、空気とも触れにくくなるので◎。

食パンに適した冷凍保存方法【アルミホイル編】②:アルミホイルで急速冷凍

ラップの代わりにアルミホイルで包んで冷凍するのもOK。
こちらも一枚ずつ食パン包んで冷凍するようにしましょう。

アルミホイルの場合ラップよりも熱伝導がよく、急速に冷凍できるのでおいしさを損なわないのでお勧めの方法ですよ。

食パンに適した冷凍保存方法【調理編】③:フレンチトーストにして冷凍

食パンは容量が多く、毎日食べ続けるので飽きてしまうこともありますよね。
そんなときは、フレンチトーストにして冷凍するのもアリですよ。

ポイントはフレンチトーストを調理してから冷凍するということ。
調理前の卵液につけた状態だと、卵に火が通っていないので、菌が発生してしまう可能線があるんです。

一旦冷蔵庫で荒熱をとってから冷凍すれば2~3日は大丈夫。

食パンに適した冷凍保存方法【保存袋編】④:保存袋で完全密閉

やはりラップやアルミホイルだけだと、空気が入ったり冷凍焼けしてしまったりもしますよね。
一番空気に触れさせないで冷凍できるのが保存袋を使うこと。

ジッパーつきの保存袋に入れる前に、ラップやアルミに包めば完全に密封できるのでおすすめ。
最近では食パン専用の保存袋まで売られているんですよ。

<下に続く>

冷凍保存した食パンを美味しく焼くコツ

美味しく焼くコツ

一旦冷凍した食パンはリベイクするにもコツがあるんですよ。
コツはこちら。

  1. 前日から自然に解凍
  2. 布巾で溶けた霜を除去
  3. 霜などの水分は取る
  4. 自然解凍してから焼く
  5. 予熱で高温にして焼く

冷凍保存した食パンを美味しく焼くコツ【自然解凍】①:前日から自然に解凍

食パンは電子レンジを使って解凍すると、水分が失われて固くなってしまうことがあります。
そのため、自然解凍が◎です。

前日の夜に冷蔵庫に移しておくか、常温の場所に出して解凍するようにするとふわっとした状態に戻り、おいしく食べられますよ。
もしどうしても電子レンジを使う場合は、短い時間で様子を見ながら解凍するようにしましょう。

冷凍保存した食パンを美味しく焼くコツ【布巾を使う】②:布巾で溶けた霜を除去

霜が解凍時に食パンについてしまいますよね。
食パンがべちゃっとしてしまう原因です。

そうなるのを防ぐために、自然解凍したり冷蔵庫で戻す時にには保存袋から出し、ラップやアルミホイルをはずして清潔な布巾で包んで解凍するようにしましょう。
解けた霜を布巾がすってくれてパンに影響しませんよ。

冷凍保存した食パンを美味しく焼くコツ【表面の水分を取る】③:霜などの水分は取る

霜をそのままで焼くと、嫌なニオイの原因になってしまうことが。
それを防ぐためにも、上記で紹介したように布巾で包んで解凍するか、水分をふき取ってからリベイクするようにするといいですよ。

乾燥しすぎてしまうという場合は、きれいな水を霧吹きで吹きかけてからリベイクするのもおすすめ。

冷凍保存した食パンを美味しく焼くコツ【トースターで焼く】④:自然解凍してから焼く

凍ったままで焼くと、中がまだ冷たいのに表面が焦げてしまったりと焼きムラの原因になってしまうことがあります。
トースターで焼く場合は、前日の夜のうちに冷蔵庫に移して解凍しておくか自然解凍してから焼くようにするとおいしく焼きあがりますよ。

トースターはパンを焼くための道具なので、一番失敗がないのでおすすめです。

冷凍保存した食パンを美味しく焼くコツ【高温で焼く】⑤:予熱で高温にして焼く

前日の夜に冷蔵庫に移したり、自然解凍を忘れてしまった場合も大丈夫。
あらかじめトースターを200℃まで予熱しておけば、凍った状態のまま焼いても大丈夫。

高温で一気に焼くことで、外はカリッと、中はふんわりの食感まで実現できるんですよ。

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食パンを焼くときの注意点3選

焼くときの注意点

食パンをトースターを使って焼いて食べる場合、パサッとしてしまったりしていませんか?
少しの注意と工夫で、おいしく食パンを焼くことができるんですよ。

食パンを焼くときに注意したいことはこちら。

  1. しっかり余熱する
  2. トースター内を乾燥させない
  3. 奥が焦げやすい

食パンを焼くときの注意点①:しっかり余熱する

食パンを焼くときは、高温で一気に焼くのがコツになります。
そのため、食パンを入れる前に予熱しておくのがおいしく焼くために必要な一手間。

200℃ほどにあらかじめ温めておいてから焼けば、外はカリッと中はふんわりの理想の食感が楽しめますよ。

食パンを焼くときの注意点②:トースター内を乾燥させない

トースターで熱を加えることで、トースター内が乾燥し、冷蔵庫に入れていなくても結果食パンもパサパサしてしまうことにも。
トースターを予熱する時点で、トースター内を霧吹きで潤しておくと乾燥が防げますよ。

また、食パン表面にも軽く霧吹きで水をかけておくと食パンの水分が損なわれすぎずにいい食感の焼き上がりになるんです。

食パンを焼くときの注意点③:奥が焦げやすい

トースターは構造上、奥側が温度が上がりやすくなっています。
そのため、火が通りやすい山形食パンの丸みのある上部分を奥に向けて入れてしまうと、山形部分が焦げてしまうことも。

火の通りやすい部分は手前に配置するようにすると、焼きムラが最小限に抑えられてきれいに焼き上げることができますよ。

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食パンがおいしく焼けるおすすめのアイテム6選

おいしく焼くアイテム

ちょっとの工夫でおいしく焼ける食パン。
最近ではおいしい食パンを焼くのを手助けしてくれるアイテムがたくさんあるんです。

その中でおすすめを今回は6つ紹介しちゃいますよ。

  1. トーストスチーマーで極上食感
  2. 食パン専用の焼き網
  3. トースターブラシで焼きムラ防止
  4. とろけるバターナイフでスルスル
  5. スキレットでバターと焼く
  6. ロースターでキャンプでも美味しく

食パンがおいしく焼けるおすすめのアイテム①:トーストスチーマーで極上食感

とってもかわいい陶器の食パン型のこちら。
実は、水に浸して食パンと一緒にトースターに入れて焼けばスチーマーになるんです。

トースターの中でスチーム機能を果たすので、あの有名な高級なトースターと同じような食感、外はサクッ、中はもちもちの食感に焼きあがるとあって、とっても人気名アイテムなんです。

食パンがおいしく焼けるおすすめのアイテム②:食パン専用の焼き網

トースターは場所を取るから置きたくないという人もいますよね。
そんな人におすすめなのが、ガスコンロで食パンを焼くことができる焼き網。

最近では食パン専用のものまで販売されているんですよ。
焼き網型についた焦げ目がなんだかかわいくておしゃれですよね。

食パンがおいしく焼けるおすすめのアイテム③:トースターブラシで焼きムラ防止

トースターって使っていると、下のほうにパンくずが落ちてたまっていってしまいますよね。
これをためたままでいると不衛生だし焼きムラにもつながってしまうんです。

このブラシがあれば、パンくずを簡単に掃除できるんですよ。
奥のほうも届きやすいカーブ型に設計されているので、取り残しがありません

食パンがおいしく焼けるおすすめのアイテム④:とろけるバターナイフでスルスル

毎日食パンにバターを縫って簡単に朝食にする人も多いですよね。
ただ、冷蔵庫から出してすぐのバターって固くてバターナイフでもなかなかうまく塗れないことも。

このバターナイフなら、おろしがねになっている部分からスーッと簡単にバターが削れて、パンにスーッとなじんで塗ることができるんですよ。
朝のいらいらが少し解消されそうなアイテムです。

食パンがおいしく焼けるおすすめのアイテム⑤:スキレットでバターと焼く

おしゃれなスキレットを使って食パンを焼いてもおいしく焼けますよ。
スキレットだと高温で一気に焼けるので、パンの水分が失われずに焼けるので、パサパサにならないんです。

またスキレットだと、後からバターを塗らなくても、あらかじめスキレットにバターをひいて一緒に焼けば、食パンにバターがしみこんで絶品ですよ。

食パンがおいしく焼けるおすすめのアイテム⑥:ロースターでキャンプでも美味しく

キャンプに行ってもおいしい食パンを焼いて食べたいですよね。
そんなアウトドアなパン好きさんにおすすめなのが、ロースターです。

ロースターがあれば、カセットコンロやバーナーなどで、キャンプ先でも食パンを焼くことができちゃうんですよ。
焼き網で焼いた焦げ目と、外で食べる食パンは絶品間違いなしです。

<下に続く>

おすすめのオーブントースター

おすすめトースター

最近はオーブントースターも高機能でおいしくトーストできるものが多く販売されています。
今回は特におすすめの商品を紹介していきますよ。

アラジン グラファイトトースター


アラジンのトーストは、鉄の10倍の熱伝導率を持つ素材で作られていることで、一気に高温で焼くことができるのが特徴です。
そのため、短時間で外はカリッ中はモチモチの絶妙な水分加減の食パンをトーストすることができるんです。

焼きムラもできにくい構造になっているのがうれしいですよね。
インテリア性も抜群でおいているだけでおしゃれなのも人気の秘密です。

バルミューダ スチームオーブントースター


バルミューダのトースターは、独自のスチーム技術搭載で、極上の香りと食感が楽しめるトーストが焼けるんです。
またパンによって選べるモードが豊富で、トーストモードだけではなくクロワッサンモードなどもあるので、それぞれのパンが一番おいしい状態に焼くことができるのはうれしいですよね。

熱伝導もとってもいいので、高温で焼き上げるグラタンなどもおいしくできますよ。

三菱電機 ブレッドオーブン


蓋つきの特徴的なこちらは三菱電機から出ているブレッドオーブン。
まるで食パンを焼きたてのような、生食パンのような食感を楽しめる点が人気の秘密。

水分と熱を逃さない構造なので、ふんわりしっとりの食パンが焼きあがるんです。
焼いてもパンの耳までふわふわだなんて、ほかでは考えられないものがかないますよ。

<下に続く>

食パンは冷蔵庫ではなく常温か冷凍でおいしく

食パンを冷蔵庫はダメ

食パンをおいしく食べるには冷蔵庫保管はNG。
すぐに食べきる場合は常温保存がベストですよ。

またすぐには食べきれない場合は冷蔵庫ではなく、密閉して一枚一枚冷凍が鉄則です。

せっかくおいしい食パンを買っても冷蔵庫に入れてはそのおいしさが台無しになってしまいますよ。
正しく保存して、正しく解凍・リベイクして外はカリッ、中はふんわりの食感のおいしい食パンを楽しみたいですね。

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