- ダイソーのプリンターインクはPCグッズ売り場にある
- プリンターのインクの種類4選
- ダイソーで購入できるプリンターインク2種類
- ダイソーのプリンターインクの対応メーカー3社
- ダイソーのプリンターインクと純正インクの違い
- ダイソーのプリンターインクを使用するときの注意点4選
- ダイソーの再生プリンターインクの特徴3選
- ダイソーの再生プリンターインクの交換方法
- ダイソーの詰め替えプリンターインクの特徴3選
- ダイソーの詰め替えプリンターインクの交換方法
- ダイソーのプリンターインク交換時の注意点4選
- 100均のおすすめプリンターインク5選
- おすすめのプリンターインク
- ダイソーのプリンターインクを活用してインク代を節約しよう!
ダイソーのプリンターインクはPCグッズ売り場にある
100円ショップのダイソーで、プリンターのインクを購入することが出来ます。
しかし普段意識していない場合、「インクって、お店のどこに置いてあるんだろう?」と思うかもしれません。
ダイソーのプリンターインクは、USBケーブルやマウスのようなPC関連の商品の置いてあるコーナーにあります。
電池やライトといった、家電量販店で売っているアイテムも近くにあるので、目印にするといいでしょう。
プリンターのインクの種類4選
プリンターのインクにも、その特性によっていくつか種類があります。
製造メーカーやその製造方法によって、呼び名が変わるわけですね。
ここでは、代表的な4種類のインクの特徴をご紹介します。
- 純正インク
- 互換インク
- 再生インク
- 詰め替えインク
プリンターのインクの種類①:純正インク
キヤノンやエプソンといったプリンターのメーカーがそれぞれ製造している、新品のインクのことです。
いわゆる本家のインクなので、プリンターとのトラブルが起きることは少ないですし、保存面を見ても互換インクに比べて優れています。
もちろん純正インクを使用していてもプリンターにトラブルが起こることは0ではありませんが、安心感は大きいでしょう。
また、メーカー推奨の商品なので、故障の際には保証対象となることが多いのもメリットのひとつです。
プリンターのインクの種類②:互換インク
「互換」という名称のとおり、純正インクとの互換性を持ったインクのことを呼びます。
プリンターメーカーではないメーカーの製造した、新品のインクです。
新品という安心感も残しつつ、純正インクよりも安い価格で購入することが出来ます。
プリンターのインクの種類③:再生インク
使用後の純正インクを回収して、そこへインクを補充したもの。
カートリッジ(外側)をリサイクルしているので、リサイクルインクとも言われています。
純正カートリッジを使用しているのが特徴です。
プリンターのインクの種類④:詰め替えインク
一度使用したカートリッジを再び使っているインクというところは、再生プリンターインクと同じ。
再生インクとの最大の違いは、自分でインクを補充する必要があるというところです。
購入するのは中身のインクだけでいいので、金額が安く済むのが最大のメリット。
補充作業に慣れてしまえば、このインクが一番リーズナブルでしょう。
ダイソーで購入できるプリンターインク2種類
ご紹介した4種類の「純正インク」、「互換インク」、「再生インク」、「詰め替えインク」という4種類のインクのうち、ダイソーで購入できるのは以下の2種類です。
- 再生インク
- 詰め替えインク
ダイソーで購入できるプリンターインクの種類①:再生インク
純正インクと同じタイプの、カートリッジ型のインクです。
既にカートリッジの中にインクが入っているため、買ってくればすぐにインクの交換が出来ます。
交換の方法も純正インクと同じなので、非常に簡単です。
ダイソーで購入できるプリンターインクの種類②:詰め替えインク
スポイトのような形の容器の中にインクが入ったもの。
前述のとおり、カートリッジへのインク補充は自分で行います。
インクを入れる作業が必要なので再生インクに比べると少し手間がかかりますが、その分価格が安いのがメリットです。
ダイソーのプリンターインクの対応メーカー3社
ダイソーで買えるプリンターインクに対応しているメーカーは、以下の3社です。
ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
- キヤノン
- ブラザー
- エプソン
対応メーカー①:キヤノン
ダイソーで購入することの出来るインクが対応しているメーカーの1社目は、キヤノンです。
再生インクは216円(税込)、詰め替えインクは108円(税込)で購入可能です。
対応メーカー②:ブラザー
ダイソーのプリンターインクは、ブラザーにも対応しています。
価格はキヤノンと同様、再生インク216円(税込)、詰め替えインク108円(税込)。
対応メーカー③:エプソン
ダイソーで売っているプリンターインクが対応しているプリンターメーカー、3社目はエプソンです。
金額はキヤノン・ブラザーと同じです。
ダイソーのプリンターインクと純正インクの違い
ダイソーのプリンターインクは、先に紹介したとおり「再生インク」と「詰め替えインク」です。
製造しているのは互換インクのメーカーであるため、それぞれのプリンターメーカーが自社製品に合わせて製造している純正インクとは違います。
純正インクと比較すると、万が一のトラブルへの保証が弱いところが欠点。
逆に金額が安く、コストパフォーマンスに優れているのが強みです。
ダイソーのプリンターインクを使用するときの注意点4選
ダイソーで買ったプリンターインクを使用する時には、いくつか注意点があります。
純正インクを使用する際の注意点と重複する点もありますが、プリンターが壊れたりインクがだめになったりしないためには大切なことです。
以下に4つの注意点をご紹介しますので、確認してみてください。
- プリンターのメーカーに対応したインクを選ぶ
- 違うインクメーカーのインクを併用しない
- 封を開けるのは使用する直前に
- 保管状態に気をつける
ダイソーのプリンターインクを使用するときの注意点①:プリンターのメーカーに対応したインクを選ぶ
純正のインクを使用する際にも言えることですが、必ずご自身の使っているプリンターと同じメーカー用のインクを選びましょう。
違うメーカー用のインクは、そもそもカートリッジの形が異なっていてセット出来ない場合もあります。
セット出来たとしても不具合が生じる可能性があるので、避けた方が無難でしょう。
ダイソーのプリンターインクを使用するときの注意点②:違うインクメーカーのインクを併用しない
互換インクや再生インクにも複数のメーカーがありますので、別々のインクメーカーのインクを併用するのは避けましょう。
たとえばA社のキヤノン用インク(マゼンタ)とB社のキヤノン用インク(シアン)を一緒にセットするというような形です。
化学物質であるインクが、予期せぬ化学反応を起こし、プリンターを故障させてしまう可能性があるからです。
使用するインクのメーカーは、必ず揃えるようにしてくださいね。
ダイソーのプリンターインクを使用するときの注意点③:封を開けるのは使用する直前に
インクが真空パックの状態で売っているのは、品質を保つためです。
開封したまま放置すると、インクが固まったり、色が変色したりする原因になってしまいます。
そのため、交換する予定がないうちは購入時の状態で保存するのがいいでしょう。
ダイソーのプリンターインクを使用するときの注意点④:保管状態に気をつける
こちらも、ダイソーのプリンターインク以外にも言え当てはまることですが、インクは保管状態が悪いと品質に影響が出てしまいます。
直射日光や高温多湿になる場所は避け、真空パックのまま保管します。
また、未開封でも経年劣化による品質の低下が考えられます。
購入後は、遅くとも1年以内には使用するようにしましょう。
ダイソーの再生プリンターインクの特徴3選
それでは続いて、ダイソーのプリンターインクのうち、再生インクについて詳しくご紹介します。
- 価格が安い
- 品質面は純正インクと比べても遜色なし
- インクの詰め替えに適さない商品もある
ダイソーの再生プリンターインクの特徴①:価格が安い
100円ショップのダイソーで買えるとあって、一番の強みはやっぱり安く手に入ること。
1色216円(税込)なので、5色買っても1,000円弱。
たとえば、キヤノンのPIXUSプリンター。
こちらに対応の純正インクをAmazonで買おうとした場合、価格は5色で5,479円(2019年8月20日時点)です。
5分の1の価格で揃えられるのが、やはり一番にして最大の魅力と言えるでしょう。
ダイソーの再生プリンターインクの特徴②:品質面は純正インクと比べても遜色なし
価格は圧倒的に抑えられる再生プリンターインクですが、だからといって印刷の質が落ちてしまっては困りますよね。
その点ダイソーのインクは純正のものと比べても印刷に大きな違いは見られません。
写真やカラーの年賀状のような特別なものは純正インクの方が安心ですが、普段使いの印刷であればダイソーのインクでも十分であると言えます。
ダイソーの再生プリンターインクの特徴③:インクの詰め替えに適さない商品もある
ダイソーで売っている再生プリンターインクの中には、パッケージに「詰め替えは非推奨である」という旨が記載されている製品もあります。
そのような商品を使用する場合は、インクの詰め替えは行わない方がいいでしょう。
ダイソーの再生プリンターインクの交換方法
ダイソーで再生プリンターインクを購入した後は、プリンターへの挿入です。
再生インクの場合は純正インクの交換方法と同じですので、手順は簡単です。
以下にて、順を追ってご説明します。
- インクのカートリッジ挿入部を開ける
- 現在入れられているインクのカートリッジを外す
- 新しい再生プリンターインクを挿入する
ダイソーの再生プリンターインクの交換方法①:インクのカートリッジ挿入部を開ける
まずはインクのカートリッジを挿入する部分を確認します。
プリンター上部のスキャナーユニットにあることが多いですが、前面や側面に開くことの出来る場所がある型もあります。
もしも場所が分からない場合は、取扱説明書で確認をしてください。
ダイソーの再生プリンターインクの交換方法②:現在入れられているインクのカートリッジを外す
カートリッジそれぞれにフックがありますので、そのフックをつまんで真上に引き上げます。
力任せに抜くことはせず、ゆっくりと行いましょう。
ダイソーの再生プリンターインクの交換方法③:新しい再生プリンターインクを挿入する
入っていたインクのカートリッジがあった部分に、ダイソーの再生プリンターインクを挿入します。
色の順番に注意して、カチッと音がするまで差し込みましょう。
あとはスキャナーユニットやインク挿入部分の扉を閉めれば完了です。
ダイソーの詰め替えプリンターインクの特徴3選
それでは続いては、ダイソーの詰め替えプリンターインクについて、その特徴を3つご紹介します。
- 価格が安い
- 複数回分のインクが入っている
- 染料と顔料のインクがある
ダイソーの詰め替えプリンターインクの特徴①:価格が安い
こちらも再生プリンターインクと同じく、価格が安いのが強みです。
しかも詰め替えプリンターインクの場合は、再生プリンターインクよりもさらに安い1色108円(税込)で購入が可能。
ダイソーの詰め替えプリンターインクの特徴②:複数回分のインクが入っている
しかも詰め替えプリンターインクの場合は、複数回分の詰め替えインクがひとつの容器の中に入っているというお得さ!
自分で詰め替えを行う手間を考えても、節約度はピカイチですね。
ダイソーの詰め替えプリンターインクの特徴③:染料と顔料のインクがある
プリンターのインクには「染料インク」と「顔料インク」があって、使用しているプリンターの型番によっては、ダイソーの詰め替えプリンターインクと純正インクとで種類が異なる場合があるようです。
文字に滲みが出てしまうケースもあるので、インクを補充したら本番前に1度テストプリントを行った方がいいでしょう。
ダイソーの詰め替えプリンターインクの交換方法
詰め替えタイプのプリンターインクの交換方法をご紹介します。
再生プリンターインクはカチッとはめるだけでしたが、こちらは少し作業が必要です。
同じように、順を追ってご説明します。
- 現在入れられているインクのカートリッジを取り出す
- カートリッジに穴を開け、インクの注入口を作る
- ダイソーの詰め替えプリンターインクを注入する
ダイソーの詰め替えプリンターインクの交換方法①:現在入れられているインクのカートリッジを取り出す
まずはインクカートリッジを挿入する部分を確認し、インクを取り出します。
挿入部はプリンター上部のスキャナーユニットにあることが多いですが、前面や側面に開くことの出来る場所がある型もあります。
ダイソーの詰め替えプリンターインクの交換方法②:カートリッジに穴を開け、インクの注入口を作る
カートリッジに触ると、シールなどで封をされているインクの注入口が分かります。
その部分にドリルで穴を開け、インクの注入口を作ります。
この時、カートリッジを傾けたり振ったりすると、中に残っているインクが出てきてしまうことがあります。
落ち着いて、静かにゆっくり行いましょう。
ダイソーの詰め替えプリンターインクの交換方法③:ダイソーの詰め替えプリンターインクを注入する
開けた穴へ、ダイソーで購入した詰め替えプリンターインクを注入します。
溢れないように注意して入れたら、上からもう一度封をして完成です。
ダイソーのプリンターインク交換時の注意点4選
ダイソーのプリンターインクを使ってインク交換をする際は、以下の4点に注意して行ってください。
- 型番を間違えない
- 入れる順番を間違えない
- インクの液漏れ
- プリンターが認識しないことがある
ダイソーのプリンターインク交換時の注意点①:型番を間違えない
ダイソーにはいろいろな種類のプリンターインクが用意されているので、自宅で使用しているプリンターに対応している商品を購入することが大切です。
ダイソーへ行くときは、メーカー名と型番をメモして行くと安心ですね。
ダイソーのプリンターインク交換時の注意点②:入れる順番を間違えない
1度に2色以上のインクを交換する場合、取り外してしまうとインクの順番がわからなくなってしまうことがあります。
印刷に影響が出てしまう可能性があるので、正しい順番で各色のインクをセットするように注意しましょう。
ダイソーのプリンターインク交換時の注意点③:インクの液漏れ
特に詰め替えプリンターインクの補充の際のことですが、インクの液漏れによって手や洋服が汚れてしまうことに注意してください。
肌についたインクは洗えば落ちますが、染料によって荒れてしまうこともあります。
また、洋服についてしまったインクは落ちづらいです。
机に染みが残ってしまう危険もありますので、インクの補充作業をする際には新聞紙等を敷いた上で、ビニール手袋とエプロンで防御すれば安心でしょう。
ダイソーのプリンターインク交換時の注意点④:プリンターが認識しないことがある
プリンターによっては、インクが切れたことをライトで知らせてくれたり、液晶画面に残量を表示してくれる型もあります。
しかし純正インクではないインクを使用した場合、これらの認識が上手くいかないケースがあるようです。
使用するにあたっては問題ありませんが、次の交換時期を把握しづらいといったデメリットもあります。
気になるようであれば、ダイソーのインクを使用するのを避けた方が安心でしょう。
100均のおすすめプリンターインク5選
それでは最後に、おすすめのインクをご紹介します。
まずは100円ショップで購入できるインクから。
以下の5つは、いずれもダイソーで入手することが出来ますよ。
- 詰め替えプリンターインク キヤノン用
- 詰め替えプリンターインク ブラザー用
- 詰め替えプリンターインク エプソン用
- 再生プリンターインク キヤノン用
- 再生プリンターインク ブラザー用
100均のおすすめプリンターインク①:詰め替えプリンターインク キヤノン用
おすすめのプリンターインク、ひとつ目はキヤノン用の詰め替えプリンターインクです。
箱に対応機種の型番が記載されているので、よく確認して必要なものを選んでくださいね。
100均のおすすめプリンターインク②:詰め替えプリンターインク ブラザー用
100円で買えるおすすめインク、ふたつ目も同じく詰め替えプリンターインク。
こちらはブラザーのプリンターに対応しています。
色はブラック、マゼンタ、シアン、イエロー。
100均のおすすめプリンターインク③:詰め替えプリンターインク エプソン用
3つ目のおすすめインクはエプソン用の詰め替えプリンターインク。
こちらも対応型番を確認して合うものを選んでくださいね。
買ったあとは詰め替え作業がありますので、ついでに手袋やエプロンといった作業用アイテムも購入すると便利でしょう。
100均のおすすめプリンターインク④:再生プリンターインク キヤノン用
4つ目のおすすめプリンターインクはキヤノンのプリンターに対応した再生インク。
カートリッジごと交換が可能なので、サッと交換してすぐ印刷が再開できますね。
100均のおすすめプリンターインク⑤:再生プリンターインク ブラザー用
おすすめプリンターインク、最後にご紹介するのはブラザー用の再生プリンターインクです。
キヤノンやエプソンに比べると少しマイナーなブラザー社のインクまで購入可能なのがありがたいですね!
おすすめのプリンターインク
「安いのは魅力だけど、やっぱり品質が心配…」という方もいらっしゃるかもしれません。
そのような場合には、以下のようなインクもおすすめです。

キヤノン用の詰め替えプリンターインクのセット。
詰め替え回数はなんと6回分と大容量!
インク3色に加えて、作業用手袋、注入口を作るためのドリル、穴を開ける場所の目安となるドリルガイド用シール、インクを詰めたあとに封をするためのシールまで付属しています。
初心者でも安心のセットですね。

エプソン用の再生プリンターインクです。
シアン、マゼンタ、イエローが各1本と、ブラックが3本の6本セット。
ブラックは特に減りが速いので、2本予備として保管しておけるのが助かりますね。

こちらはブラザーのプリンター用の詰め替えインク。
専用の工具がセットになっています。
これならインクの補充に慣れていなくても簡単です。
指先にインクがついて汚れてしまう危険性も少なそうですね。
ダイソーのプリンターインクを活用してインク代を節約しよう!
プリンターメーカーの純正インクは品質・保証ともにしっかりしていて安心感がありますが、金額が高いのが大きなデメリットでした。
対してダイソーで購入できる再生プリンターインクや詰め替えプリンターインクは、印刷の質や作業の手間というデメリットもあるものの、とにかく金額が安く節約になることが魅力です。
予期せぬインク切れで近くに家電量販店がない時も、ダイソーに売っていることを知っていれば慌てずに済みますね。
また、ダイソーには電化製品以外に、お菓子や文房具も売っています。
プリンターインクの他に必要なものまで同時に購入することが出来るのも、100円ショップであるダイソーの便利なところです。
重要な書類や写真を印刷する時には純正インクを使い、普段のモノクロ印刷の時はダイソーのインクを使うというように用途によって使い分ける方法もいいですね。
目的に合わせて、ダイソーのプリンターインクを上手に使いこなしていきましょう!