漆喰を使ったDIYにおすすめの道具をご紹介
せっかく漆喰の壁塗りをDIYでするのですから、失敗したくないですよね。
失敗しないためのポイントはいくつかありますが、漆喰選びと下準備が重要です。
- DIY向けの漆喰を選ぶ
- 便利な道具を使って下準備を丁寧に
漆喰DIYをする際のポイント:DIY向けの漆喰を選ぶ
漆喰には「自分で練る粉のタイプ」と、開封してすぐに塗ることができる「練り済みタイプ」があります。
初心者のDIYには断然、練り済みタイプがオススメです。
というのも、漆喰は上手に練らないと乾燥する際にヒビ割れしてしまうからです。
この先で、初心者でも安心して扱える練り済みの漆喰をご紹介しているのでもう少しお待ちくださいね。
漆喰DIYをする際のポイント:便利な道具を使って下準備を丁寧に
漆喰や珪藻土など、DIYの壁塗りでは下準備を丁寧にすることが大切です。
地味に感じる作業の一つ一つが、次にやる作業の結果をいいものにしてくれます。
漆喰の塗りを自分ですると、家族の手形やペットの足跡、ビー玉やタイルを埋めることだってできます。
スポンジやローラーを使った模様づくりもDIYのだいごみですね。
そのため、ファミリーイベントとして取り組むご家庭も多いのだとか。
失敗しないためのポイントをおさえておけば、DIYで手間を楽しむ余裕が生まれます。
漆喰を使ったDIYにおすすめの道具をご紹介
ここでは、DIYの際にあると便利な道具をお伝えします。
また、DIYで評判の良いおすすめの道具も併せてご紹介しますので参考にしてくださいね。
下準備でおすすめの道具
- 布テープマスカー
- 塗装用マスキングテープ
- アクドメール
- うまーくヌレール 18Kg缶 下塗り用
- DIY左官ごて5点セット
- 赤長 珪藻土用仕上げ鏝 210㎜
- プラスチック盛板 250×250×38㎜ M
漆喰を使ったDIYにおすすめの道具①:布テープマスカー
壁塗りは「養生8割、塗り2割」と言われるほど、塗る前には下準備が大切です。
養生とは、作業のときに汚したり傷つけたりしては困る場所を保護する意味の建築用語です。
漆喰は木の柱や床などに一度ついてしまうとなかなか落とせません。
屋内でも屋外でも、汚したら困るところは、しっかりと保護をしておきましょう。
養生用のシートで床やエアコンなどを覆い、養生用のテープ止め。
言葉では簡単ですが手間のかかる作業です。
養生では他にも細かな作業が必要なので時間の限られているDIYでは少しでも手間を省きたいところ。
養生ではマスカーがあると大変便利です。
マスカーは養生用の布テープと養生シートが一つになったDIYで重宝する道具です。
テープを貼ってから折りたたんであるシートを広げるだけで簡単に養生ができます。
アイリスオーヤマの布テープマスカーは屋外でも室内でも使えます。
DIYだけでなく赤ちゃんの食べこぼし対策にもおすすめです。
漆喰を使ったDIYにおすすめの道具②:塗装用マスキングテープ
DIYの養生ではマスカーが便利とお伝えしましたが、マスキングテープも同時に使います。
マスカーとマスキングテープを組み合わせると、塗り端がピシリと仕上がります。
「貼る」ことについてはなんといっても知名度の高い3Mのマスキングテープがおすすめです。
あとで足りなくなって困らないように、まとめて買い置きしておくとよいでしょう。
漆喰を使ったDIYにおすすめの道具③:アクドメール
せっかくDIYで漆喰がきれいに塗れても、しばらくして汚れが浮き出てきたりしたら、とてもガッカリしてしまいますよね。
実は、漆喰や珪藻土などの素材は、壁の下処理をしないまま使ってしまうと、ヨゴレが浮き出てくることがあるのです。
浮き出てきたヨゴレのことを塗り壁の専門用語でアクといいます。
コンクリートやモルタル、古壁やベニヤ板などに塗る際は、下塗りをきちんとしてアクが染み出てこないようにしておきましょう。
フジワラ化学のアクドメールは、アクを止めてくれるだけでなく、下塗り前に古壁がボロボロ崩れるのも防いでくれる優れものです。
漆喰を使ったDIYにおすすめの道具④:うまーくヌレール 18Kg缶 下塗り用
DIYの壁塗りで、仕上がりを左右するのが下準備と下塗りです。
下塗りをしておくと、漆喰が壁にしっかりと張り付き、乾くときのヒビを防ぐことができます。
下塗り材には、シーラーの役割を兼ねているものもあります。
下塗り材については、下塗りポイントの項目であらためてご案内しますね。
漆喰を使ったDIYにおすすめの道具⑤:DIY左官ごて5点セット
壁塗りに必須な道具はなんといってもこてです。
DIYの初心者にはセットになっているものが安心でしょう。
漆喰を使ったDIYにおすすめの道具⑥
人によっては金属のこては扱いが難しいと思うかもしれません。
そういう方には、硬質プラスチック製のこてもあります。
プラスチック製なので金属性よりも軽く、錆る心配がありません。
形状や安さについ目が奪われがちですが、何時間も作業するのですから重さも考慮したいですよね。
さらに、プラスチックは金属と比べると柔らかいので弾力性があります。
こちらは珪藻土用となっていますがDIYでは漆喰で使っている人も多いようです。
漆喰を使ったDIYにおすすめの道具⑦:盛板
こてと並んで必須の道具が盛板です。
プラスチックの盛板なら、表面がつるつるとしているのでお手入れが簡単です。
道具はお手入れのしやすさもDIYでは大切ですよね。
失敗しない!漆喰DIYにおすすめのうま~くヌレールの魅力6選
いい道具をそろえても実際にどんな漆喰を選べばいいのか困ってしまいますよね。
そこで、失敗しない漆喰DIYの強い味方、うま~くヌレールの魅力をご紹介します。
- ふたを開けたらすぐに塗れる
- とっても塗りやすい
- ほとんどの壁に対応でカラーは12色
- メンテナンスが楽ちん
- 安全! 安心!
- 安心の実績
失敗しない!漆喰DIYにおすすめのうま~くヌレールの魅力①:ふたを開けたらすぐに塗れる
- 自分で練らなくていい
- 混ぜるときに粉が飛び散る心配がいらない
- ヒビができない
漆喰は粉の漆喰と、すでに混ぜてある練り済みの漆喰に分かれます。
DIYで人気のあるうま~くヌレールはプラスチックのバケツ型の容器に入っている練り済みの漆喰です。
自分で練る必要がありません。
そのため、それまで手間だった粉から練っていく作業が不要です。
また、自分で混ぜるとなると、粉が気管や目に入るリスクもあります。
漆喰は強アルカリなので期間や目に入ったら危険です。
その点、あらかじめ程よいかたさに調整してあるうま~くヌレールなら、DIYで取り扱うのにも安心ですね。
失敗しない!漆喰DIYにおすすめのうま~くヌレールの魅力②:とっても塗りやすい
- 最初から扱いやすい柔らかさ
- 自分にちょうどいい柔らかさに調整OK
うま~くヌレールはあらかじめ扱いやすい柔らかさに練ってあります。
ですが、塗っているうちに「もうちょっと柔らかいほうがいいな」と思う事もあるかもしれません。
そんな時、自分にちょうどいい柔らかさに調整することができるのは嬉しいですね。
もちろん、柔らかくすると言っても水を加えるのではありません。
コテや手で揉むだけでいいのです。
揉むだけで柔らかさを調整できるのは大きな魅力です。
失敗しない!漆喰DIYにおすすめのうま~くヌレールの魅力③:ほとんどの壁に対応
- 合板でも古壁でも! どんな素材の壁にも塗れる
- 下処理不要
DIYのリフォームで壁塗りをする場合は、何に塗るのか注意しなければいけません。
下地の素材にあわせて下処理をする必要があるからです。
しかしうま~くヌレールなら、屋内であればどんな素材でもすぐに塗ることができます。
ビニールクロスの壁紙や石膏ボード、合板はもちろん、繊維壁や砂壁などの古壁でも直接塗ってOKです。
手間も時間も大幅に短縮できてまさにDIYにぴったり。
ただし、外壁に塗りたい場合は専用の下塗りが必要です。
といっても外壁の下塗りは一般的に2回ですから、1回で済んでしまうのでやはり手軽です。
失敗しない!漆喰DIYにおすすめのうま~くヌレールの魅力④:カラーバリエーションは12色
- 黒を含めた12色
- 自然素材ならではの味わい
模様の入り方や、温度などの環境の影響を受け、微妙な色差が出ることがあり、自然素材ならではの味わいがあります。
失敗しない!漆喰DIYにおすすめのうま~くヌレールの魅力⑤:メンテナンスが楽ちん
- キレイが長持ち
- 硬くて丈夫
漆喰うま〜くヌレールの魅力は、もちろん仕上がった後も続きます。
なんといっても、綺麗な状態で長持ちします。
ポロポロこぼれたりヒビ割れたりすることがありません。
汚れても水拭き掃除ができますし、簡単なヨゴレなら消しゴムで消すだけ手落ちてしまいます。
また、猫ちゃんの爪とぎで困っているご家庭には嬉しい効果もあります。
うま〜くヌレールはとても硬いので、猫ちゃんが爪研ぎをしても崩れたりしません。
失敗しない!漆喰DIYにおすすめのうま~くヌレールの魅力⑥:安全! 安心!
- 安心の国内産
- 自然と環境に優しい素材
さて、どれほど魅力があろうとも、安心して使える素材でなければ家の壁に塗ることはできません。
毎日過ごす場所ですから、安全な素材を選びたいものです。
最近は珪藻土も漆喰も、DIY向けに調節されているものが増えてきました。
選ぶ際には原材料をチェックしましょう。
うま~くヌレールは栃木県佐野市から採掘された石灰石から作られた消石灰を主原料にしています。
原料も国内産の自然素材ですから安心ですね。
また、空気中の二酸化炭素を吸収するので、健康と環境にもやさしい素材です。
さらに、ホルムアルデヒドを吸着しても再放出しません。
失敗しない! 漆喰DIYにおすすめのうま~くヌレールの魅力⑦:安心の実績
- 長年愛されてきた実績
- 老舗メーカーならではのこだわり
うま~くヌレールを販売している日本プラスター社は漆喰の製造で80年の実績があります。
その中でも、うま~くヌレールは15年のロングセラー商品。
初心者にも扱いやすくて、安全な商品ですから選ばれ続けるのも納得ですね。
公式ホームページ引用
漆喰うま〜くヌレールは、自分で漆喰を塗る方々を真剣に全力で応援します!
漆喰を製造・販売するメーカーならではの技術力と研究開発から誕生した丈夫で安心・安全な漆喰うま〜くヌレールは、あなたのお部屋を心地よい漆喰空間にすることができるDIY漆喰です。
DIYで漆喰を塗る人に本当に良いものを提供したい……という老舗メーカーの心意気が伝わってきますね。
漆喰DIYにおすすめの色8選
漆喰と言えば城や蔵に使われているようなピシッとした白がもともとの色ですが、最近は様々な色があります。
メーカーが提供している中からおすすめの色をご紹介します。
- 黒
- グレー
- オレンジ
- 淡いピンク
- 薄い緑
- 明るいベージュ
- アイボリー
- 白
漆喰DIYにおすすめの色8選①:黒
真っ白なイメージのある漆喰ですが、なんと黒もあります。
黒は、高級感や重厚な印象を与えるとともに、空間のまとめ役になる色です。
リビングの壁を一面だけ黒くして引き締めの効果を狙ったり、店舗や施設で高級感を出すために使うのもおすすめです。
真っ黒な漆喰は珍しいので、それだけでも話題になりそうですね。
ただし、塗る際には汚れに注意が必要です。
また、乾いた後も強くこすると洋服に黒い粉がついてしまう場合があります。
万が一、黒い粉がついた場合は、軽くはたけば大丈夫です。
うま~くヌレール
漆喰DIYにおすすめの色8選②:グレー
黒があるなら、グレーだってあります。
また、色の濃さも暗いグレーから明るいグレーまで、様々です。
ほとんど白に近いグレーを灰白と言うのですが、これは日本の伝統色。
品のいい印象を与える灰白は、古民家のような落ち着いたアンティークの部屋にぴったりです。
クラウディ スカイ グレートーンスタッコ
漆喰DIYにおすすめの色8選③:オレンジ
オレンジも明るい色から濃い色まで様々あります。
あたたかみのあるオレンジは、リビングにもピッタリ。
オレンジ色は料理をおいしそうに見せてくれるので食事の時間も楽しくなるかもしれませんね。
また、濃いオレンジは腸の働きをよくする色ともいわれているのでトイレの壁にもおすすめです。
ベジタウォール
漆喰DIYにおすすめの色8選④:淡いピンク
優しいピンク色は、年齢を問わず女性に人気です。
ピンク色には女性ホルモンの分泌を促進する効果があるので美容効果が期待できるそうです。
ほかにも、ピンクには緊張をほぐしてくれる効果があるのだとか。
病院でも壁をピンクに塗っているところが多いのはこのためです。
また、漆喰のピンクは落ち着いた優しい色合いが多いです。
リラックスしたい寝室や美容を意識したい洗面所などにあいます。
うま~くヌレール
漆喰DIYにおすすめの色8選⑤:薄い緑
緑は目に優しいだけでなく、ピンク同様に緊張をほぐしてくれる色です。
また、青と緑は集中力を高め冷静さを保つ色ともいわれています。
勉強を中心とする子供部屋にぴったりですね。
しかし爽やかな緑でも、合わせるのが難しいケースもあります。
青や緑などの寒色は食欲を減退させてしまうので、ダイニングは避けた方がいいでしょう。
とはいえ、ダイエット効果を狙って選ぶのも一つのアイディアかもしれませんね。
PROST練り漆喰プレミアム
漆喰DIYにおすすめの色8選⑥:明るいベージュ
温かみのあるベージュは、リビングだけでなく家中のどの部屋にも使える万能カラーのひとつです。
また、プロヴァンスデザインにも合わせやすいので人気があります。
薄いオレンジ色の壁は、照明の色次第ではオレンジ色を強めることもできます。
漆喰の模様は指やこてだけでなく、スポンジやローラーなどでもつけることができるのですが、この模様を引き立たせるならベージュがおすすめです。
ひとりで塗れるもん
漆喰DIYにおすすめの色8選⑦:アイボリー
白い漆喰は好きだけれど、いつも見る壁にあの色はまぶしすぎる……と言う方にはアイボリーがおすすめです。
白の清潔感を持ちつつも、白すぎないので人気があります。
また、純白の漆喰よりも模様の凹凸が分かりやすいので、漆喰らしさを残しつつ模様も楽しむことができます。
タイルやビー玉などを埋め込んで楽しむにも合わせやすいです。
しっくい達人
漆喰DIYにおすすめの色8選⑧:白
なんといっても、一番人気があるのは漆喰そのものの色である白です。
実は、漆喰は混ぜ物が増えるほど強度が落ちるので、硬さを重視するなら色を加えていない白を選ぶのがいいでしょう。
特に、猫ちゃんに引っかかれそうなところや洋服がこすれる可能性があるところは、硬い壁にしておく方が無難です。
また純白の壁は清潔感があります。
漆喰と言えば白。
漆喰の魅力を最も感じられる色かもしれませんね。
漆喰DIYに役立つ下塗りポイント6選
下塗りをすると、DIYでも仕上がりがキレイになります。
それは素材の効果だけではなく、下塗りをすることで壁塗りの練習ができるから。
嬉しいことがいっぱいありますね。
- 下塗りの準備
- 掃除
- 養生
- 換気
- 塗り方
- 塗り終わったら忘れずにやること
漆喰DIYに役立つ下塗りポイント①:下塗りの準備
- 対策が必要なのはアクとヒビ
- 素材にあわせて準備を
壁塗りのDIYで、いちばんの敵はアクとヒビです。
壁の素材によって対応が異なりますから、確認しておきましょう。
漆喰や珪藻土などを砂壁などの古壁やベニヤ板に塗るときは、アクによる失敗を防ぐためにもシーラーが必須です。
下塗り材の他にシーラーとローラーも用意しておきましょう。
いっぽう、新築の石こうボードの場合はヒビ対策をする必要があります。
石こうボードはボードをビス止めしているので、ボードとボードの間とビスの部分からヒビが入りやすいのです。
ヒビを防ぐために、ファイバーテープと下地処理用パテを使います。
ボードとボードの継ぎ目やビスのくぼみにテープを貼り、その上からパテを塗りこんで隙間を埋めます。
こてを使って凸凹をなくしておけば、下塗りもしやすいですね。
漆喰DIYに役立つ下塗りポイント②:掃除
- ほこりとり
失敗しない漆喰DIYのコツは、それぞれの工程の準備をしっかりすること。
特にマスキングテープを貼る可能性がある壁の隅や窓の枠は日ごろ掃除をしないことが多いのではないでしょうか。
また、テープを貼らないところでもきちんと埃をとっておきましょう。
埃があると、漆喰が汚れてしまいます。
漆喰DIYに役立つ下塗りポイント③:養生
- DIYだからこそ丁寧にまっすぐ貼る
- ミリ単位で調節する繊細な作業
漆喰を塗りたくないところを養生していきますが、この作業が成功を左右します。
床を養生する場合を例にあげます。
壁と床の間に巾木(はばき)と言う板がある場合は、巾木に養生してください。
まず、マスキングテープを壁から2㎜ほど余裕をもって貼ります。
この2㎜は、下塗りの厚みと漆喰の厚みを考慮した幅です。
壁ギリギリの位置で貼ってしまうと、マスキングテープに乗ってしまう漆喰の量が増えてしまいます。
すると、はがすときに一緒に剥がれてしまい、仕上がりが汚くなってしまうのです。
次に、マスキングテープが数ミリ見える程度に壁から離して上からマスカーを貼ります。
マスカーを広げるのは実際に塗るときになってからなので、養生が終わるまではそのままで大丈夫です。
次に、下塗りのためのマスキングをします。
最初に貼っているテープの上に壁から1㎜の位置でマスキングテープを貼っていきましょう。
マスキングテープ、マスカー、マスキングテープの順に少しずつずれて重なります。
一番上に貼っているマスキングテープは最初にはがす、下塗り材の対策です。
漆喰DIYに役立つ下塗りポイント④:換気
- 空気の入れ替え
下塗りをする際、忘れがちなのが換気です。
作業中は必ず換気をして、万が一具合が悪くなったときは作業を中断するようにしましょう。
漆喰DIYに役立つ下塗りポイント⑤:塗り方
- 覚悟を決めて広い範囲に
- なるべく平らに
下塗りを平坦に仕上げると、この後の漆喰を塗る作業が楽ちんになります。
少しずる平らにしていくより、覚悟を決めて広い範囲に広げて塗るほうがうまくいきます。
広い範囲と言っても、大体1メートルくらいで大丈夫ですよ。
コテの角度は、進行方向に対して指一本分の斜めの角度をキープしていくのがうまく行くコツです。
下塗り材を削ってしまっているときは、コテを立てすぎている証拠です。
つまり下塗りは塗り方の練習をする絶好のチャンスです。
ここで慣れておけば、本番である漆喰の塗りに安心して取り組めますね。
漆喰DIYに役立つ下塗りポイント⑥:塗り終わったら忘れずにやること
- 気を抜かない
- マスキングテープをはがす
下塗り材を塗り終わったら達成感でいっぱいになりそうですが……DIYでも最後まで気を抜いてはいけません。
必ず、下塗り用のマスキングテープをはがしましょう。
壁から1㎜離して貼った、3枚のテープのうち一番上のテープは下塗り用です。
きれいな仕上がりのためにせっかく手間をかけたのですから、下塗り用のテープを貼っていたことを忘れないようにしましょう。
おすすめのDIY本
漆喰の壁塗りをDIYでする際に参考になる本を紹介します。
- 壁塗り実例&実践百科
出典 : www.amazon.co.jp壁塗り実例&実践百科 (Gakken Mook DIY SERIES)1646円
DIYでの壁塗りにスポットを当てた1冊です。
思わず真似したくなるような実例が豊富で、見ているだけでも楽しくなります。
本格的に壁塗りをしたい人にもおすすめです。
- 簡単! 住まいのDIYマニュアル 壁塗り
出典 : www.amazon.co.jp簡単! 住まいのDIYマニュアル 壁塗り [珪藻土・漆喰]1512円
DIY用の珪藻土と漆喰に特化して、わかりやすく解説してくれています。
いろんな本を読んだけれどどれも難しくて……という初心者にぴったりです。
失敗しない漆喰DIYのポイントはしっかり準備すること
漆喰の壁塗りは、DIYであってもたくさんの工程があります。
そして一つ一つの工程は次の作業のための準備です。
漆喰を塗る日だけでなく、掃除や養生を含めて余裕をもってスケジュールを組むといいでしょう。
家の壁は毎日、目に入るものですから見るたびに塗ったときを思い出すかもしれません。
壁塗りのDIYも楽しい思い出にしたいですね。