らっきょうの効能5選
らっきょうにはどんな良い効能があるのでしょうか。
- 便秘解消
- 老廃物の排出
- 疲労回復
- 美肌効果
- 中性脂肪に
らっきょうの効能①:便秘解消
便秘解消に欠かせないものといえば、食物繊維ですよね。
野菜には含まれているものが多いもの。
ニンジンやゴボウなどが浮かぶでしょう。
しかし、はるかに多くの食物繊維を含んでいるのがらっきょうなんです。
1つで1日に必要とされる量を摂ることができてしまうほど。
食事に少し加えるだけで良いので簡単ですね。
腸内環境が良くなることで、体に良い効果をもたらすことができます。
効能を活用することが美肌への近道かもしれませんね。
らっきょうの効能②:老廃物の排出
日本人の食事は、意識せず塩分を多く摂ってしまうことも多いもの。
そのため、水分摂取量も自然と増えている場合も。
塩分の中に含まれるナトリウムは、水分をため込む性質があります。
体の60%は水分でできています。
しかし、必要以上に水分が多くなることでむくんでしまうことにつながります。
らっきょうのカリウム成分には、水分を排出する効能が。
そのため、不要な水分と一緒に不要なものを排出することができます。
らっきょうの効能③:疲労回復
少量で消化を助けてくれる成分が豊富ならっきょう。
それだけではなく、疲労の回復に必要なビタミンの吸収を手伝ってくれる働きをします。
さらに、血液の流れを良くしてくれる効能も。
血管が詰まるような病気の予防をすることができるんです。
硫化アリルやアリシンと言われる成分がとっても働きもの。
臭いを発する原因でもあります。
しかし、殺菌作用などもあり、多くの効能が詰まっているんですね。
らっきょうの効能④:美肌効果
老廃物の排出でデトックス効果を得ることができます。
それだけではなく、美肌になれるビタミンも豊富。
日に当たると、肌を守ろうとしてシミができたり。
体が酸化してしまうことで、肌は衰えてしまいます。
そんな困りごとを解決してくれるのがらっきょう。
シミのもとを生み出しにくくなるんです。
それだけではなく、体の中からきれいにしてくれる優れた効能を持っています。
普段の食事に取り入れたいものですね。
らっきょうの効能⑤:中性脂肪に
これまで説明したように、多くの効能があるらっきょう。
整腸作用や疲労回復、美肌効果、老廃物の排出。
老廃物の中に、余分なコレステロールをくっつけて排出してくれる効果もあるんです。
コレステロールをため込んでしまわないことで得られる効能も多くあります。
その1つに血糖値の上昇を抑えるというものがあります。
そのため、糖尿病につながるリスクを減らすことが可能。
血糖値が激しく上下してしまうことは、体に良くありません。
色々な病気になってしまうリスクが高まるものです。
らっきょうの効能を上手に活用できると良いですね。
らっきょうの効果的な食べ方4選
食べ方を間違えては効果を活かすことができません。
効果を最大限に活用できる食べ方はどんなものでしょうか。
- 生で
- 焼く・揚げる
- 酢漬け
- 1日5粒まで
らっきょうの効果的な食べ方①:生で
多くの良い効能があるらっきょう。
せっかくなら、すべての恩恵を受けたいものですよね。
生のままなら、栄養素が逃げてしまう心配もありません。
しかし、そのまま食べるのは難しいでしょう。
味噌で味をつけたりして、食べやすい方法で摂ってみてください。
刻んで薬味にしてしまうのもおすすめです。
らっきょうが苦手でも、細かくしてしまえば、わからなくなるでしょう。
他のものと混ぜれば味も変わるはずですよ。
らっきょうの効果的な食べ方②:焼く・揚げる
火を通すことでさらに効果を発揮してくれるも成分もあります。
特にコレステロールや美肌を気にしている場合は、加熱調理しましょう。
また、加熱することで、甘みが出て味わいが変わります。
独特な辛さがなくなれば、食べやすくもなりますね。
焼いたり、揚げたりすることで、メニューの幅も広げることが可能。
わからないようにこっそり混ぜても良いかもしれませんね。
らっきょうの効果的な食べ方③:酢漬け
まず浮かぶらっきょうは、酢漬けではないでしょうか。
トッピングやおつまみにつまむだけでも効果はあります。
しかし、らっきょうの食物繊維は水に溶けてしまう成分です。
それ以外にも、水分のあるものに漬けておくことで少なくなってしまうものも。
酢漬けの場合、汁まで食べることができなければ栄養は劣ってしまいます。
とはいえ、汁をそのまま飲むことはできませんよね。
加熱調理の際に少し混ぜるなど工夫してみましょう。
らっきょうの効果的な食べ方④:1日5粒まで
効能が多く体に良いからと言って、食べ過ぎてしまうのは逆効果。
1日5粒までを目安に摂るようにしましょう。
特に油ものを食べるときには、食べておいた方が良いです。
胃もたれを起こしにくくしてくれます。
それ以外にもダイエット効果も得ることができます。
しかし、胃の働きを良くしてくれるので、食べ過ぎになってしまう可能性も。
食べ過ぎてしまわないよう気をつけましょう。
なんでもほどほどが一番効果的ですよ。
黒らっきょうのすごい効能5選
黒らっきょうは、更に多くの栄養を持っているものなんです。
白いものより期待できる効能は何なのでしょうか。
- 血液の流れを良くする
- 美容効果
- がんの予防に
- 疲労回復
- 甘くて食べやすい
黒らっきょうのすごい効能①:血液の流れを良くする
黒らっきょうに含まれているシクロアリイン。
これは白らっきょうにもある成分。
血液の流れを良くしてくれるものです。
なんと白らっきょうの2倍で、少量で効能を得ることができます。
血液がドロドロになってしまうと、病気のリスクが高まります。
黒らっきょうで得られる効能は、そんな心配をなくしてくれるでしょう。
黒らっきょうのすごい効能②:美容効果
肌に良いビタミンも多くなります。
体を酸化させないための成分も2倍に。
ビタミン以外に食物繊維も豊富。
便秘解消や老廃物の排出を促進してくれるもの。
そのため、ダイエットにもおすすめ。
少量で不要なものは排出して、必要なものを摂ることが可能。
年齢が上がっていくにつれて、色々と衰えも気になりますよね。
黒らっきょうの力で若さを保つことができるかもしれませんよ。
黒らっきょうのすごい効能③:がんの予防に
血液の流れを良くすることで、生活習慣病にもなりにくくなる黒らっきょう。
それ以外に、がんの予防をすることもできるんです。
がん細胞が育たないよう、必要な酵素の力を引き出してくれます。
特に胃に効能があります。
胃がんが育つための菌を消滅させてくれるんです。
胃もたれや胃荒れなどを防ぐこともできるのが嬉しいですね。
他には、皮膚や肺への効能も高く期待することができます。
がんの心配があったら、摂っておいて損はなさそうです。
黒らっきょうのすごい効能④:疲労回復
白らっきょうと同じように、疲労回復にも効果的。
その成分も2倍。
仕事中のおやつがわりにつまんでみてもよいでしょう。
しかし、らっきょうはらっきょう。
臭いは気になるものです。
きちんとケアはしておきましょう。
飲むことができるドリンクタイプやサプリのようなものもあります。
色々試してみてください。
黒らっきょうのすごい効能⑤:甘くて食べやすい
黒らっきょうの場合、それ自体の糖度が高くなります。
そのため、なまらっきょうに比べると食べやすいもの。
らっきょうというより、フルーツのような味に近くなります。
柔らかさもあり、プルーンに近いかもしれません。
甘い方が活用の幅が広がりますね。
らっきょうを使ったレシピ6選
効能を活かして、簡単にできるレシピを紹介します。
- らっきょうサラダ
- らっきょうの炒め物
- らっきょうの和え物
- 鶏ハムらっきょうソース
- らっきょうチャーハン
- らっきょう天ぷら
らっきょうを使ったレシピ①:らっきょうサラダ
旬のものは生で食べるのが1番です。
らっきょうを細くスライスして、さっと湯通しします。
粗熱が取れたら、ササミかツナを混ぜ合わせます。
マヨネーズ、塩、コショウで味を整えましょう。
とっても簡単ですね。
らっきょうを使ったレシピ②:らっきょうの炒め物
酒を少し入れたフライパンでらっきょうと鶏肉を蒸し焼きにします。
火が通ったら、味をつけていきましょう。
味付けは、にんにく、バター、オリーブオイル、ポン酢です。
好みで量を調節してください。
らっきょうを使ったレシピ③:らっきょうの和え物
らっきょうは薄切りにします。
オクラをミキサーにかけて、らっきょうにかけるだけ。
夏に嬉しいさっぱりとした1品ですね。
らっきょうを使ったレシピ④:鶏ハムらっきょうソース
鶏ハムは、鶏肉に下味をつけて煮込んでおきましょう。
らっきょ5粒、豆板醤、ケチャップ、ごま油でソースを作ります。
鶏ハムにチーズとソースをかけて、レンジで5分加熱すれば完成。
ソースの作り方がわかれば、他のものにも利用することができます。
らっきょうを使ったレシピ⑤:らっきょうチャーハン
らっきょうは小口切り、パセリはみじん切りにします。
あとは、通常通りチャーハンを作っていくだけ。
特に変わった味付けをする必要もありません。
らっきょうを使ったレシピ⑥:らっきょう天ぷら
らっきょうは薄皮をむいて、天ぷらにします。
揚げ方はさっとより、じっくりの方が良いでしょう。
揚げることで、甘みが増して食べやすくなります。
らっきょうを食べ過ぎた時の注意点4選
らっきょうを食べ過ぎてしまった時は、体の変化に注意しておきましょう。
- 胃もたれ
- 食欲が増す
- お腹の調子に注意
- 口臭ケアをしっかり
らっきょうを食べ過ぎた時の注意点①:胃もたれ
病気の予防に効能があるように、胃には良いものと説明しました。
しかし、食べ過ぎてしまうと胃もたれを起こしてしまうかもしれません。
効能が良いことで、成分を吸収しきれなくなってしまう可能性があります。
そのため、必要以上に胃が働かなくてはいけなくなってしまいます。
せっかく体に良いものなのに、これでは逆効果。
悪くなってしまっては意味がありません。
容量はしっかり守るようにしましょう。
らっきょうを食べ過ぎた時の注意点②:食欲が増す
らっきょうには胃の働きを良くしてくれる効能があります。
そのため、多くのらっきょうを食べることで、さらに食欲が増してしまうことも。
ダイエットに良いからと、食べ過ぎてしまうのは危険。
らっきょうは栄養が詰まっていて、カロリーも高いもの。
かえって太る原因になってしまいます。
らっきょうを食べ過ぎた時の注意点③:お腹の調子に注意
食物繊維が豊富なため、食べ過ぎてしまうとお腹を壊してしまう可能性があります。
便秘の場合、食物繊維を多く摂ったからといって解消できるとは限りません。
らっきょうの場合は水に溶けるものです。
しかし、食物繊維が急に体内に増えることで悪化してしまう場合も。
らっきょうを食べ過ぎた時の注意点④:口臭ケアをしっかり
食べて、吸収して、排出する。
どの過程においても、らっきょうの臭いが発生します。
それに経過によって、臭いも強いものになってしまうもの。
食べ過ぎてしまったら、しっかりケアをしておきましょう。
詳しい方法は次に紹介するものを参考にしてみてください。
らっきょうの臭いを抑える方法3選
らっきょうの臭いの原因は、アリシンという成分。
臭いを抑えるためには、成分が体に吸収される前に対処しておくことが大切です。
- 歯を磨く
- ポリフェノールを摂る
- 代謝をあげる
らっきょうの臭いを抑える方法①:歯を磨く
らっきょうに限らず、食べ物を食べた後は、その臭いがきになるもの。
臭いを消すのに有効な手段は食べかすを残さなこと。
歯磨きをするのが簡単な方法であり、マナーでもあります。
歯を磨くことができなくても、タブレットなどを持っておくと良いでしょう。
しかし、この場合、食べてすぐの臭いを消す効果があるだけです。
消化され吸収されていく過程で、別の臭いが発生してしまいます。
選ぶべきは胃まで届いて、成分を広げてくれる効果があるもの。
らっきょうを食べた後すぐ摂るようにすると良いでしょう。
らっきょうの臭いを抑える方法②:ポリフェノールやカテキンを摂る
ポリフェノールやカテキンは、らっきょうの臭いのもととなるものを抑えてくれます。
らっきょうを食べるときは、一緒に摂るようにすると効果的。
ウーロン茶や緑茶などを飲むようにしておくと良いでしょう。
柑橘系のもやパセリなどを摂っても効果が期待できます。
さらに臭いの強いものでごまかしてしまう作戦ですね。
らっきょうの臭いを抑える方法③:代謝をあげる
代謝をあげるには、運動などして汗をかくことが一番。
しかし、汗をかくことで、更に臭いが気になってしまいます。
水分を多く摂ったりして、体から臭いの成分を出してしまうのが良いでしょう。
一緒に老廃物を出すこともできますよ。
摂り過ぎてしまうと、必要なものまで出ていってしまいます。
摂取量には気をつけましょう。
トイレ回数が増えてしまうのが嫌な場合は、牛乳を摂ると良いでしょう。
臭いのもとが大きくなるのを防いでくれる効果があります。
おすすめのらっきょう食品
生や酢漬けより、活用の幅が広がります。
ちょこっと隠し味に使うことも可能。
味が整っているので、そのままかけるだけでも十分です。
生でも加熱しても摂りやすいでしょう。
らっきょうの効能で健康的に
意外にも、らっきょうに多くの効能があることがわかっていただけたでしょうか。
小さな粒で多くの栄養を摂ることができるのは嬉しいですね。
摂り過ぎは逆効果になってしまうこともあります。
摂取量には注意しましょう。
ちょっとした活用の仕方で、体の不調が良くなるかもしれません。
ぜひ、普段の食事に取り入れてみてください。