オイルポットとは
先ずオイルポットとは何なのか?
そこから解説しておきますね。
オイルポットとは、天ぷらや唐揚げ等の揚げ物系調理に駆使した油。
それををリサイクルして、もう一遍使える状態で保管しておくキッチンアイテムの事です。
基本揚げ物に活用した油は新聞紙に吸わせて牛乳パックに入れて捨てるか。
もしくは固めるテンプル等のアイテムを費やして、油を固形状にしてから破棄するしかありませんでした。
他のキッチンアイテムで代用するにしても高温の熱に耐えうる容器が必須となりますし、濾し網で揚げカスを取って濾過していくのはかなり煩わしいです。
さりとてオイルポットを駆使すれば、だいたい2~3回に渡って簡単に油をリサイクルして駆使出来るという訳ですね。
なので家宅でよく揚げ物を調理するご家庭の場合、かなりおすすめ出来るツールとなります。
オイルポットの種類と特徴
おすすめのオイルポットを紹介していく前に、各々の種類や特徴についてチェックしておきましょう。
網タイプ
オイルポットは大別すると2カテゴリーに分かれるのですが、その1つ目が『網タイプ』
その名が示す通り、網で活用した油を濾過していくモデルの事です。
オイルポット網タイプの特徴
網形式はだいたいステンレス製の商物が大半。
1回買入れしてしまえば、何かのアクシデントで破損しない限りずっと使い続ける事が出来ます。
価格も廉価な品が多いので、経済的にも優しいという特有性を持つのでおすすめ。
ちなみに網目の粗い商品を撰んでしまうと揚げクズの除去に手間取る事になるので、網目は微細な物を選択しましょう。
濾過の精確さは少々低下するものの、家宅で揚げ物に活用した油を長い事放置しないのであれば不都合はないといえます。
ランニングコストも掛からないので、一般的にはこちらがおすすめでしょうか。
フィルタータイプ
続いてフィルタータイプ。
この形式はフィルターや専用のカートリッジを据え付けて揚げクズを除去し、濾していくモデルとなります。
オイルポットフィルタータイプの特徴
網モデルよりも目が細かく、小さな衣や揚げクズをしっかり取り除いていくので濾過精密が高等という特性を持ちます。
フィルターには活性炭といった、使用済み油に含まれていた嫌な臭いを取り去る成分が付着している製品も多いです。
その為、リサイクルした油の臭いはなるべく無くしたい方におすすめ。
フィルターやカートリッジを買い替えないといけないので、ランニングコストが掛かるように思われます。
さりとて、同じ油を繰り返し駆使できるので長い目で見れば節約に繋がるというメリットもあります。
初期費用は掛かりますが、コストパフォーマンスを求める方にもおすすめですね。
オイルポットの選び方
続いて、オイルポットのおすすめな選び方を見ていきましょう。
材質
先ずは材質ですね。
オイルポットの材質は大別すると『ステンレス』『フッ素、シリコン加工』『ホーロー』等があります。
シンクにも活用されているステンレス素材はサビが生じにくく、耐久性と腐食性に強い点。
あとは長い期間油を保存するのに向いているマテリアルでもあり、値段も廉価なのでおすすめです。
フッ素、シリコン加工された製品は表層をコーティングする事によって、金属に直接油が接触するのを避け油を効率的に弾いてくれます。
ですから外面がベタベタせずストレスフリーに使用する事が出来て、メンテナンスがとっても楽ちんなところがポイント。
熱に強い特性と耐久力に長じており、劣化しにくいという点でもおすすめ出来る材質ですね。
最後にホーロー製。
ホーローはアルミニウムや鉄の金属の表層に硝子の成分を含んだ釉薬を、高温でコーティングして付着させた物を指します。
外装をガラスコーティングされているので、とにかく油のニオイが付きにくいという特性を持ちます。
あと汚れも落としやすいのでメンテナンスしやすく、見た目のディザインも可愛い製品が多いのでディザイン重視の方にはおすすめ。
ただ外装が硝子なので落としたり、何かにぶつけたりといった外衣的ショックにめっぽう弱いです。
そこは注意して扱う必要がありますね。
濾過方法
濾過方法ですが、これは先程ちょっと書いたように『鋼』『フィルター式』が主流となっています。
あとはフィルターに油の汚れを吸着させるパウダーを入れて漉す『パウダー式』という物もありますね。
ここは家宅で揚げ物をする回数が多いなら、フィルター式やパウダー式がおすすめとなりますし。
そんなに機会がないならフィルター式がおすすめとなります。
ご自宅の料理事情によって、方式を選択される事をおすすめしますね。
使いやすさ
次に使いやすさの点。
オイルポットの中でも汚れを落としやすく、長い期間扱えてしかも価格も安い。
そういった製品をお求めなら、やはりステンレスモデルがおすすめ。
だいたい平均的な性能を持ち合わせているので、最初はステンレスの品を撰んでおけば間違いないかと。
メンテナンスのしやすさで言えば、フッ素コーティングがされている品がおすすめですね。
強力な撥油性能を持つので定期的なメンテナンスの際、スルリと油が落ちて洗いやすいという特性を持ちます。
ホーロー製は製品にニオイが遷移しにくい特性を持つので、特にニオイに敏感な方にはおすすめ。
こちらも油を洗浄しやすい特有性を持つので、お手入れを楽に済ませる事が出来ます。
それぞれの材質によって使いやすさは変化してくるので、自身の利用シーンを想像して最適な品を選択してみてください。
サイズ
商品自体の大いさも考慮しておきたいところですね。
自宅で揚げ物をする際、活用する油の量は平均して800ml。
カップで言えばだいたい4杯分と、思ったよりも量があります。
濾過して少々油の量が減るとはいえ、それでも750ml以上のサイズは保持しておきたいところでしょう。
一般的な軌範で考えると、おすすめはだいたい1Lあたりのオイルポット。
このサイズ選択しておけば差し支えないはずです。
あと油はキッチン下や冷蔵庫など、冷暗所で保存しておくのが基本。
なので、それらの場所に貯蔵しておけるサイズを予めチェックしておく事をおすすめします。
お手入れのしやすさ
お手入れのしやすさは、主婦の方ならかなり気になる点ではないでしょうか。
メンテナンスが楽な素材を考えるなら、やはり撥油と防汚効果に長じたフッ素コーティング製の物がおすすめ。
数回使用した油でもしっかり弾いてくれるので、メンテナンスが非常に楽です。
あとホーロー製の商物も洗浄しやすいのでお手入れのしやすさではおすすめといえます。
定期的にオイルポットを洗いたいといった方は、これらの材質に着目されると良いですね。
耐熱温度
揚げ物をし終えた直後の油ですが、そのまま鍋に放置しておくのは厳禁です。
何故かといえば、鍋自身が酸化されて傷みが早まってしまうから。
ですから、なるべく早くオイルポットに移し替える必要があります。
さりとて、使用直後の油は180度位とかなり高熱です。
その為、、熱に耐えうる性能と熱を断つ性能。
あとは耐熱温度が高めなものですね。
これらを併せ持った製品を選択するのがおすすめとなります。
商品によっては耐熱温度が記載されていない物もあるので、その場合はメーカーサイトをチェックしてみるか。
もしくは店頭に足を運んで店員さんに確認される事をおすすめしたいです。
内容量
内容量は先程のサイズの項目とちょっとかぶりますが、だいたい800ml~1Lあたりの製品を選択しておきましょう。
ちなみに鍋型の製品だとその分内容量が多く入るので、一度の調理で多くの油を消費するご家庭にはおすすめです。
おすすめのオイルポット網タイプ8選
では、おすすめの鋼モデルのオイルポットを紹介していきましょう。
【油汚れが落としやすい】和平フレイズ オイルポット
鍋等でも有名な和平フレイズの製品です。
内外面がフッ素コーティングされているので、強力に油を弾いてくれます。
油もサッと切ることが出来てベタベタしないので、洗い物をするときも楽ちんと中々評価が高いです。
価格も廉価なのでおすすめですよ。
原産国 | 中国 |
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内容量 | 1.3L |
商品サイズ | 約190×152×160mm |
材質 | 内外面:ふっ素樹脂加工、油こしアミ部:ステンレス鋼 |
濾過方法 | 鋼 |
耐熱温度 | 記載なし |
【1Lの大容量で便利な】EC Hometec オイルポット
EC Hometecのステンレスモデルです。
304ステンレス素材によって、油の酸化や劣化スピードを遅くする効果があります。
フィルターの穴も約1mmと細かく効率的に濾過出来て、液垂れしにくいところがポイント。
容量も1Lと多めなので、ファミリー層に向いている品ですね。
原産国 | 記載なし |
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内容量 | 1L |
商品サイズ | 14.5x13x11.5cm |
材質 | ステンレス製 |
濾過方法 | 鋼 |
耐熱温度 | 記載なし |
【一人暮らしにおすすめ】アーネスト オイルポット シルバー
アーネストの小さめな商物となります。
本体から網皿までオールステンレスなので、汚れが付きにくく腐食にしくいです。
あと適正容量が600mlと小さめなので、小ぢんまりとして可愛く狭い場所にもスッポリ収まります。
単身生活の方におすすめですよ。
原産国 | 日本 |
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内容量 | 1.1L |
商品サイズ | 内径12.5×深さ9.5cm |
材質 | ステンレス鋼 66ナイロン |
濾過方法 | 鋼 |
耐熱温度 | 180度 |
【おしゃれでかわいい】 リリーホワイト ホーローオイルポット (濾し網付)
外観がまるでティーポットの様なリリーホワイトのオイルポットです。
表層がホーロー仕上げになっているので、油の臭いが製品に遷移しにくい特性を持ちます。
網はステンレスなのでお手入れも簡単。
何よりデザインが可愛らしいので、そこが人気で売り切れ続出しているようです。
可愛いディザインのオイルポットが欲しい方におすすめしたいですね。
原産国 | 中国 |
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内容量 | 1.4L |
商品サイズ | 約170×125×195mm |
材質 | 本体・ほうろう用鋼板(ホーロー仕上)濾し網:ステンレス鋼 |
濾過方法 | 鋼 |
耐熱温度 | 記載なし |
【安くて使いやすい】Xigeapg オイルこし器鍋
Xigeapgのステンレス鋼モデルです。
こちらも網目が微細なこし器が付属しており、高熱の油をすぐさま移して貯蔵する事が出来ます。
大きさもコンパクトで食器洗い機用の金庫に保管出来るので、収納も楽々。
ちなみに洗う時はちゃんと手洗いで洗浄してくださいね。
価格も1000円いかないので、安くて最低限の機能でOKという方におすすめでしょう。
原産国 | 記載なし |
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内容量 | 1.5クォート(1.41L) |
商品サイズ | 全高:16.5cm カップ口外径:12.5cm カップの高さ:11.2cm |
材質 | ステンレス鋼 |
濾過方法 | 鋼 |
耐熱温度 | 記載なし |
【受皿付きでお手入れ簡単】高木金属 オイルポット
高木金属のフット樹脂加工の製品です。
表層をフッ素樹脂で覆っているので、撥油性に長じている特性を持っています。
加えて二重口構造になっているので、油垂れが起きにくく使用する際もストレスフリー。
お手入れもしやすく扱いやすいという事で好評ですね。
原産国 | 日本 |
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内容量 | 1.3L |
商品サイズ | 約175×152×165mm |
材質 | 鉄(板厚0.35mm)、表面加工/フッ素樹脂加工、取っ手・ツマミ/フェノール樹脂、こしアミ部/ステンレス |
濾過方法 | 鋼 |
耐熱温度 | 記載なし |
【便利な大容量サイズ】やかん屋 オイルポット
やかん屋のステンレスモデルとなります。
こちら材質に『18-8ステンレス』と活用しており、鉄にクロムやニッケルを配合しています。
鉄にクロムが配合されると表層に薄い膜が形成され、これが錆を生じにくくしてくれるんですね。
なので、とっても錆にくいという特有性を持っています。
加えて3Lとかなり大容量に油を貯蔵出来るので、業務で使う方向けの商品ですね。
原産国 | 日本 |
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内容量 | 3L |
商品サイズ | 直径:160xH175mm |
材質 | ステンレス 18-8 |
濾過方法 | 鋼 |
耐熱温度 | 記載なし |
【お洒落なモノトーンカラー】m.design MONO オイルポットmini
万年(Mannen)メーカーのちょっとおしゃれな商物です。
網目は細かい作りになっていて、しっかり油を濾す事が出来ます。
リサイクルするのも簡単なので、気軽に揚げ物を楽しめるようになったと評価も高いです。
何より外観のディザインがハイカラで、そこが気に入ったという方も多いようですね。
こちらおすすめの一品ですよ。
原産国 | 中国 |
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内容量 | 0.8L |
商品サイズ | 幅134×奥行187×高さ104mm |
材質 | 本体・中皿・フタ/鉄(シリコン加工)、中アミ/ステンレス、取っ手/フェノール樹脂 |
濾過方法 | 鋼 |
耐熱温度 | 記載なし |
おすすめのオイルポットフィルタータイプ8選
引き続き、おすすめのフィルターモデルのオイルポットを紹介していきます。
【フィルター付きで使いやすい】ダスキン 油っくりんナイス フィルター(9個入)セット
クリーニング用品で有名な、ダスキンのオイルポットです。
専用のフィルターが9枚付属しており、粉状活性炭によって使用済みの油をキレイな状態に元通りにしてくれます。
使い方もシンプルで使いやすいと好評価ですね。
原産国 | 日本 |
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内容量 | 約0.6L |
商品サイズ | 高さ16.4×幅20.5cm(グリップ含む) |
材質 | SUS 304(ステンレス)、フェノール樹脂、ポリスチレン樹脂 |
濾過方法 | フィルター |
耐熱温度 | 180℃以下 |
【活性炭フィルター付き】アイリスオーヤマ オイルポット
アイリスオーヤマ のオイルクリーナー。
こちら木質系活性炭カートリッジを採択しており、油の臭いをしっかり吸着。
少し茶色くなっていた油もこのフィルターを通せば、透き通るくらいキレイになったと評判良いですね。
油の臭いをとにかく除去したい方におすすめでしょう。
原産国 | 日本 |
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内容量 | 約0.9L |
商品サイズ | (約):幅18.5×奥行15.5×高さ17.8cm |
材質 | ふた・ろ過ポット:スチール(フッ素樹脂加工) 取っ手:フェノール樹脂 |
濾過方法 | フィルター |
耐熱温度 | 120℃ |
【油をすてずにろ過して使える】丸五産業 ファミリーコスロン
丸五産業のファミリーコスロンという製品。
この製品の大きな特性は、パルプ100%の強力フィルターと油垂れが起きないという点。
中のパルプフィルターによって油の臭いとヨゴレをしっかり濾過し、油も垂れないので機能性抜群です。
数回油を使いまわしてもキレイな状態を保てるので、かなりおすすめ出来る商物と言えるでしょう。
原産国 | 日本 |
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内容量 | 1L |
商品サイズ | 直径13×高さ21cm |
材質 | 本体/18-8ステンレススチール、ろ網/18-5ステンレススチール、おもり/18-0ステンレススチール、ろ過紙/天然パルプ100% |
濾過方法 | フィルター |
耐熱温度 | 記載なし |
【ベタベタ油もスルッと落ちる】エコ・ラ・ロッカ 深型油受けフッ素オイルポット
再びの和平フレイズからフィルター式のオイルポット。
こちらも表層にフッ素加工を施しており、油がスルリと落ちて軽いのでお手入れが楽々。
揚げカスもしっかりこせて、受け皿も付属しているのでキッチンが汚れにくくおすすめですよ。
原産国 | 中国 |
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内容量 | 1.3L |
商品サイズ | 170×130×215mm |
材質 | 鉄(ふっ素樹脂加工) |
濾過方法 | フィルター |
耐熱温度 | 記載なし |
【お手入れ簡単ホーロー製】高木金属 ホーロー活性炭油ろ過ポット
高木金属のホーロー加工の製品です。
活性炭フィルターによって油の臭いと汚れをきっちり取ってくれて、ホーロー加工なのでニオイも移りにくいです。
加えて外観のディザインが可愛らしいので、そこが決め手となった人も少なくないようですね。
大きさも丁度いいと評価も高いですよ。
原産国 | 日本 |
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内容量 | 580ml |
商品サイズ | 幅175×奥行125×高さ162mm |
材質 | ホーロー用鋼板 |
濾過方法 | フィルター |
耐熱温度 | 180度以下 |
【不純物を瞬時に取り除く】大一アルミニウム ホーローオイルポット
大一アルミニウムから同じくホーロー加工の製品。
他の品と異なっている点は『二重こしアミ』の構造ですね。
上下段のステンレスメッシュ素材によって、揚げクズや不純物をきっちり取り払っていきます。
あと見た目のディザインもハイカラで良いと専ら評判高いですね。
こちらも非常におすすめ出来る逸品です。
原産国 | 日本 |
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内容量 | 1L |
商品サイズ | 外径125×最大幅175×高さ182㎜ |
材質 | 本体:ホーロー用鋼板・こしアミ:18-8ステンレス鋼・こしアミ枠:アルミニウム |
濾過方法 | フィルター |
耐熱温度 | 記載なし |
【丈夫で使いやすい】Panasonic 天ぷら油クリーナーレッツフライ
パナソニックの油クリーナーです。
内側にカートリッジが入っており、それを通す事によって茶色かった油も元の黄金色に元通り。
中には6回使いまわしている方もいて、油のニオイと汚れがしっかり取れているという事で性能の高さが伺い知れますね。
容量は600mlと少なめですが、4人家族でも事足りるとの事。
なので、単身生活からファミリー層と幅広い方におすすめです。
原産国 | 日本 |
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内容量 | 0.6L |
商品サイズ | 高さ17.0×幅20.7cm(ハンドル含む) |
材質 | ステンレス |
濾過方法 | フィルター |
耐熱温度 | 180度以下 |
【油をキレイにこせる】パール金属 ダブル フィルター オイルポット
ラストは鍋系商品も展開しているパール金属から。
ダブルフィルター式を採用しており、木質系活性炭によって何回も油を濾過してキレイな状態に戻せます。
容量も1.1Lと多めなので、家族が多い家庭でも安心して使えますね。
原産国 | 日本 |
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内容量 | 1.1L |
商品サイズ | (約):幅170×奥行140×高さ195mm |
材質 | 本体:蓋/ステンレス鋼、こし網・ワク部/18-8ステンレス鋼、取っ手・蓋つまみ/フェノール樹脂 ろ過剤/木質系活性炭 |
濾過方法 | フィルター |
耐熱温度 | 140度 |
オイルポットの正しい使い方
おすすめのオイルポットを紹介したところで、正しい使い方もチェックしておきましょう。
油が空気に触れないよう心掛ける
まず使用済みの油ですが、空気や大気に触れてしまうとその分酸化が早まります。
油の酸化は、後味が悪くなったりイヤな臭いを放つ原因にもなり得ます。
ですから、油自身の鮮度を保持するためには空気に触れさせないようにする事をおすすめします。
揚げカスなどの不純物は丁寧に取り除く
オイルポットで濾す際に取り除かれる事になるものの、予め揚げカスなどの不純物は丁寧に取り去っておく事をおすすめします。
揚げクズは放置しておくと鍋の劣化を早めることになりますし、油に臭いが遷移してリサイクルして活用する上でも不都合な事が多いです。
ですから、前もって揚げカスは取り払っておきましょう。
オイルポットは冷暗所で保管する
オイルポットに限らず油は基本冷暗所での保管をおすすめします。
というのも、空気に触れるのも厳禁ですが油にとって最大の難敵は『日光』だからです。
買入れした油の容器をそのまま日光に晒した状態で放置しておくと、一気に酸化が進んで品質自体も低下してしまうんですね。
オイルポットは基本金属仕様なので日光にあたる事はないでしょうが・・・
それでも冷暗所に置いておいた方が安全な事に変わりないので、おすすめはやはり冷暗所に置いておく事ですね。
使用後のオイルポットを丁寧に洗い清潔感を保つ
あとオイルポットは定期的に洗浄して、メンテナンスを欠かさないようにしましょう。
タイミングとしては、オイルポット内の油を破棄して無くなった時ですね。
ここで放置するのはおすすめしないです。
悪臭を放つ原因にもなるので・・・
普通に洗剤で洗うのでも問題ないですが、油汚れは酸性のカテゴリーに入ります。
なので真逆のアルカリ性を持つ『重曹』『セスキ炭酸ソーダ』等を駆使して洗浄していくのがおすすめ。
重曹やセスキ炭酸ソーダをぬるま湯で溶かして洗浄スプレーを作成し、オイルポットに吹きかけていけばかなり洗いやすくなりますよ。
是非試してみてください。
おすすめのオイルポットで油の再利用をストレスフリーにッ
今回はおすすめのオイルポットについてお手入れしやすい商品。
あと、各々の種類に特徴から選び方まで解説していきました。
揚げ物料理は美味しいですけど、一度に駆使する油の量って結構多いんですよね。
だからこそ一回こっきりで使い切って、破棄してしまうのは大分勿体ないと言えます。
オイルポットは正しい扱い方をしていけば、使用済み油の品質低下をかなり抑えられます。
是非おすすめのオイルポットを見つけて、油をリサイクルしてみてください。