年収350万円における毎月の手取り金額と内訳をご紹介
年収350万円の方は男女であったり、独身か既婚者で違いがあります。
では、年収350万円のそれぞれのケースを見ていきましょう。
年収350万円における毎月の手取り金額と内訳①:独身男性の場合
独身男性の場合は、特に女性と比べて化粧などのお金もかからないところがありますし、月々の日用品でも女性に比べると少々低い傾向にあります。
しかし独身男性でも、女性と交際をしており、その交際費を多く負担していると家計を圧迫している一面は否定できません。
ある年収350万円の男性は、交際費で4万円くらいかけていますが、家賃57000円(駐車場代込み)、食費10000円でうまく生活しています。
光熱費も安くガス代、電気代、水道代で8400円くらいで過ごせている事が、家計を安く抑えているコツでしょう。
奨学金が9000円あるものの、残業が無い時でも45000円くらい貯蓄できています。
独身男性の場合であれば、堅実に生活をすれば貯蓄も十分に可能になってくる年収と言えるでしょう。
さらには家賃が57000円となっていますが、住まいの地域によってはワンルーム程度でしたら3万円ぐらいで、オートロックがあるような地域もありますので、そのような所に住むことで家賃を節約することも可能です。
年収350万円における毎月の手取り金額と内訳②:独身女性の場合
女性は男性に比べると、年収が低い傾向がある一方で、家賃をあまりにも節約しすぎるとセキュリティに問題が出てくる可能性もありますし、月々の日用品などの出費もかさむところがあり、男性に比べると少々節約が難しい一面も否定できません。
確かにセキュリティを下げることは難しいのですが、貯蓄をして堅実に生活をしていこうと思うとやはり削るべきところは家賃になってしまう一面は否定できません。
仮に都心で部屋を借りるとしたら、駅から遠いか、坂道があるというところを選んで行く必要も出てきます。
安全が心配であれば、自転車を検討しても良いでしょう。
坂があるのでしたら、電動自転車もおすすめです。
また学生の多いエリアだと家賃設定は良心的なところもありますので、そこも検討しましょう。
だいたい家賃設定を5万円ぐらいにすることによって、年収350万円でも貯蓄をしていく可能性が広がっていきます。
確かに日用品などを削ることを難しい項目が年収350万円の女性には多いですが、家賃や通信費などの固定費をいかに減らすかが節約の鍵になります。
現在お給料が足りず悩んでいる方は、パパ活を検討してみませんか?裕福な男性と食事などの時間を共にすることでお小遣いをもらえるのがパパ活です。悩みを相談できたり、普段食べれない食事を食べさせてくれる、頼れる存在にもなります。気になる人はぜひこちらをご覧ください。
年収350万円における毎月の手取り金額と内訳③:既婚者の場合
既婚者で夫婦二人ということであれば、家賃は一人で住んでも二人で住んでも変わらないところがあります。
ワンルームは難しいかもしれませんが、もし奥様の収入もあるということであれば負担額は同じで、より広い家に住めたりグレードの高い部屋に住める可能性もあります。
しかし食費などの変動費ついては、人数が増えるぶん増える傾向にあります。
あるご夫婦の方は年収350万円で、上手く節約をしながら家計を回していくところがありますが、その一方でご主人のタバコ代が減らないことについて悩んでいたり、晩酌について悩んでいたりするご家庭です。
主な家計のウエイトを占める家賃は70000円、食費は34000円です。
7万円は都心では古い家であったり部屋数が狭い家である可能性もありますが、地方だとともすれば駅近で2LDK ぐらいの新築マンションに住めるというような家賃です。
さらには光熱費は15000円でやはり人数が増える分、増える傾向にあります。
洗濯物も増えますし、部屋数が増えたらエアコンなどの稼働も増えるので、その点は否定できません。
その一方で日用雑貨が5000円、通信費が7000円と無駄のない家計となっています。
この世に奥様は節約に一生懸命なのにご主人が非協力的ということはよくあることです。
ご主人が非協力である解決策として、ご主人のタバコ代はお小遣いから出してもらうというような感じで、タバコを吸うご自身に痛みを与えることによって解決を図るというようなアドバイスがされていました。
年収350万円で住宅ローンは可能!車の所有についても解説
年収350万円の方は住宅ローンを組めたり、車の所有は出来るのでしょうか。
年収350万円の住宅ローンと、車の所有について見ていきましょう。
独身男性の場合
住宅ローン | 40000 |
---|---|
車両費 | 20000 |
光熱費 | 10000 |
携帯 | 7000 |
食費 | 10000 |
交際費 | 10000 |
プロバイダ | 5200 |
雑貨(被覆代含) | 20000 |
固定資産税 | 12000 |
住宅修繕費積立 | 10000 |
貯蓄 | 50000 |
予備費 | 10000 |
合計 | 204200 |
独身男性の場合は食費などの変動費を減らしやすい一面があります。
さらには住宅も仮にずっと独身であることが決定しているのであれば、部屋数も多くなくて済む一面があります。
しかし、住むところにもよりますが、年収350万円の方であれば出来れば新築ではなく中古を検討したほうが良いでしょう。
35年借りると仮定するとおおよそ1500万円程度に抑える事をお勧めします。
利率を0.43%と仮定すると月々の返済費はおおよそ4万円となります。
さらに車の年間の維持費が軽自動車でも23万円くらいになります。
マンションなどで駐車場代があるとさらにそのお金もかかるのです。
住宅修繕費もありますが、マンション自体もその制度があるケースが多いですが、一軒家においてもどこかが壊れたら賃貸の時とは違い自己負担ですので月々の積み立てをするようにしましょう。
固定資産税もこちらのシミレーションでは月々の積立を12000万円と仮定しましたが、こちらもお住いの所の評価によって増減します。
しかし、一人暮らしですので貯蓄を5万円、予備費を1万円計上しても手取りの23万円に対し3万余ります。
既婚男性の場合
住宅ローン | 40000 |
---|---|
車両費 | 20000 |
光熱費 | 20000 |
携帯 | 14000 |
食費 | 30000 |
交際費 | 40000 |
プロバイダ | 5200 |
雑貨(被覆代含) | 30000 |
固定資産税 | 12000 |
住宅修繕費積立 | 10000 |
貯蓄 | 9000 |
合計 | 230200 |
既婚男性の場合、最低限でも二人家族となります。
こちらは二人家族でのシミレーションですが、やはりカツカツであることがうかがえます。
それは、食費、光熱費、携帯代など人数が増えたらその分負担も増えるからです。
奥様が働く事で余裕が生まれますが、仮にご主人だけが働いているとしたら、車は持っても一台でカツカツです。
住宅は出来ればせめて駅遠でもバス頻繁に来るようなところが望ましいです。
このシミレーションではお子さんがいない設定ですが、お子さんがいるとさらに教育費も増えますし、食費や光熱費も増えます。
年収350万円での住民税を地方別でご紹介
年収350万円だと気になるのは、住民税などの税金関係です。
今回は人口の多い都府県3つを代表して、住民税にスポットを当てて見ていきましょう。
東京都
東京都住民税の内訳(年間)
均等割 | 1,500円 |
---|---|
所得割(4%) | 76,600円 |
東京都民税の合計 | 78,100円 |
千代田区住民税の内訳(年間)
均等割 | 3,500円 |
---|---|
所得割(6%) | 114,900円 |
千代田区民税の合計 | 118,400円 |
日本で最も人口が多い東京ですが、平均年収は高く、612万円と言われています。この年収を聞くと驚きますが、その分物価は高く、家賃相場なども地方の人から見て驚くものばかりとなっています。
しかし、東京では二十代前半の平均年収が326万円、女性の平均年収が356万円となっていて、年収350万円に近いものがあります。
気になる住民税ですが千代田区を例に挙げると年間で196500円となっています。
そして、月割で16375円となっています。
会社員時代は住民税は勝手に差し引かれるということもあり、あまり気が付かないのですが、会社を辞めてフリーランスになったりした途端にこの税金がのしかかるという体験談をよく聞く話です。
神奈川県
神奈川県民税の内訳(年間)
均等割 | 1,800円 |
---|---|
所得割(4.025%) | 77,100円 |
神奈川県民税の合計 | 78,900円 |
川崎市民税の内訳(年間)
均等割 | 3,500円 |
---|---|
所得割(6%) | 114,400円 |
川崎市民税の合計 | 117,900円 |
神奈川県は東京都の次に人口の多いところです。
電車で東京にアクセスしやすいということから、いわゆるベッドタウンとして浸透しているところがあります。
だからこそ東京都に続く人口の多さなのでしょう。
税率は横浜市と、その他の都市では違うところがありますが、その他の都市の代表として川崎市を例に挙げてみましょう。
住民税は年間で196800円となっています。
年間で16400円です。
東京より少し高いというような計算になっています。
横浜市はそれ以上に税率が高いことから、これよりもう少し高い金額になります。
大阪府
大阪府民税の内訳(年間)
均等割 | 1,800円 |
---|---|
所得割(4%) | 76,600円 |
大阪府民税の合計 | 78,100円 |
大阪市民税の内訳(年間)
均等割 | 3,500円 |
---|---|
所得割(6%) | 114,400円 |
大阪市民税の合計 | 117,900円 |
東京神奈川と続いて人口が多いのは大阪府ですが、大阪市を例に挙げて考えてみましょう。
大阪市の市民税は年間で196000円、月額で16333円となっています。
大阪市が例に挙げた3都府県の中で、一番安い市民税となっていますね。
このように住んでいる所によって市民税は大きく異なるところがあります。
年収350万円の男性と女性が結婚できない理由と解決策4選
年収350万円の男性や女性は結婚に躊躇する方もいます。
ではその結婚のハードルを取り除く解決策について見ていきましょう。
- 収入の不安があるのだったら、共働きをする
- 生活費の不安があるので、生活のウェイトを占める家賃を公営住宅入居で節約をする
- 子どもを育てられない不安があるなら、子どもは産まないか少人数にする
- 年収で結婚できないなら、姉さん女房、年下男性の検討を
年収350万円の男性と女性が結婚できない理由と解決策①:収入の不安があるのだったら、共働きをする
年収350万円は、東京近郊であれば決して高収入とは言い難い年収なのかもしれませんが、地方では十分な年収とも言えます。
特に男性においても、これぐらいの年収の方もいて決して珍しくはありません。
しかしその一方で、年収に不安があって結婚ができないという人がいます。
特に女性はシビアに見る人が多いので、このようなことに悩みを抱いている方も多いでしょう。
しかし昨今は、女性でも仕事をし続けたいという人もいます。
このような人であれば、自分の給料もあるから大丈夫だということで、年収350万円の収入をマイナスに捉えることはなく共働きをしてくれることでしょう。
色々なサイトを見ていると、なんと年収350万円の男性が狙い目だというような情報までネット上にあるくらいですので、決して年収350万円は低い給与ではありません。
さらに地方だと、女性で年収350万円を稼ぐのは、かなり高給取りな分類になります。
どちらかと言うと、一般事務の方の年収で約200万というようなことも珍しくないことから、いかに高収入かが分かるでしょう。
女性においても、年収350万円であれば結婚はそこまで躊躇しなくても良い年収です。
しかしどうしても不安があるということであれば、やはり共働きを前提として婚活をしていきましょう。
収入の不安に関して収入を上げるという方法ですので、一番取り入れやすい方法とも言えるでしょう。
注意点としては、もし共働きでやっていくことが大前提であれば、女性のキャリアを中断しないように、保育園は待機児童が少ないところをピックアップして、そこに住むようにするなど働き続けるための工夫も必要です。
年収350万円の男性と女性が結婚できない理由と解決策②:生活費の不安があるので、生活のウェイトを占める家賃を公営住宅入居で節約をする
節約の王道は、ズバリ家賃を下げることです。
家賃を下げることで生活費のボリュームは減る一面があります。
しかし民間の賃貸物件においては限度があります。
そこでおすすめなのは、できれば公営住宅の入居を検討されることです。
もちろんなかなか当選しないというようなこともあるでしょう。
そしてお住まいの地域によっては、収入の面において審査から漏れる可能性も否定できません。
しかし年収350万円が対象になっているというところはあります。
一人暮らしだと難しいかもしれませんが、結婚することによって二人暮らしになりますし、お住まいのところによっては若い夫婦に積極的に貸し出すというような制度を打ち出しているところもあります。
そのような制度を上手く利用して、公営住宅入居などこうしていくことによって家賃を抑えることができます。
広さにもよりますので一概には言えませんが、お子さんが産まれて扶養人数が増えた時に、さらに家賃が安くなる可能性もありますので、そのような意味では大きな節約になるのではないのでしょうか。
年収350万円の男性と女性が結婚できない理由と解決策③:子どもを育てられない不安があるなら、子どもは産まないか少人数にする
結婚を考えるにあたって子供をどうするかということは最大の関心ごとです。
なぜならやはり結婚という制度を使うのであれば、子供が欲しいと思う人が多いからです。
さらに周りの人も「子供はまだか」ということを言ってきたりもします。
このようなことから、子供が育てられないから結婚を躊躇しているというような方は男性のみならず女性もいます。
確かに子供はお金がかかりますし、もし大学まで行かせようと思うと、かなりの教育費がかかります。
もちろんこの教育費もピンキリで、大学に行くとしても国公立の夜間主コースに行くことで、授業費が1/3になる可能性もあります。
さらには卒業するのは少々大変だとは言われていますが、私立難関大学においても通信制の大学などもあります。
このように教育費はかけたから良いというわけではなく、いろいろな道があるものの、人並みになんとか学費を用意してあげたいと思うのが親心なのでしょう。
だから結婚についても色々と躊躇してしまう一面があるのです。
人並みに大学に行かせてあげたいというようなことがあれば、子供は一人にしたりする方法も考えられます。
ただ中にはどうしても不安だというような人もいるでしょう。
そのような人であれば子供を産むというのは義務ではありませんので、あえて子供を産まないという選択をするのもありです。
年収350万円の男性と女性が結婚できない理由と解決策④:年収で結婚できないなら、姉さん女房、年下男性の検討を
婚活の現場を見ていると、女性は若さについて色々と見られる点があり、男性は年収を見られる一面があります。
男性の年収350万円も決して低い方ではありませんが、都心においては少々不利になってしまう一面もあります。
そしてさらに女性も、昨今はキャリア形成などもあり、結婚を早くするのは難しいという一面もあります。
婚活に通った時は30代前半ということもあり、そこでうまく結婚できる方も多い一方で、結果的になかなか結婚ができずそのままということもあり得ます。
そうすると残念ながら女性においては、婚活は大変不利になってしまうのです。
なぜなら多くの人は子供をを考えている方が多く、年齢が女性の方が上になればなるほど、お子さんを望むことが難しいというような見方から、結婚が決まりにくいところがあるのです。
ただ先ほども触れたように、出産子育ては義務ではありませんし、中には子供はいなくてもいいから夫婦二人で穏やかに暮らしたいという人もいます。
そして長くキャリア形成をしてきた女性の中には、女性の平均的な年収より高いというような人もいます。
このようなことから女性は若くなくてはというような思い込みを捨てて、姉さん女房を検討するのも一つの方法です。
経済的な問題だけではなく、「男だからしっかりしなくては」という鎧を外すことが出来るので、精神的に楽だという男性もいるとか。
おすすめの節約本
食費の節約をしようと、まとめ買いをしたりするという人もいるでしょう。
ですがその一方で、うまく使いきれずに食費が無駄になってしまうこともあります。
そんな人にお勧めしたいのは、食品ロスをなくす方法です。
これで食費もうまく節約していきましょう。
なんとなくお金を使ってしまい、結果的に用途不明金出来てしまう事がありますが、クリアファイルに入れたり封筒に入れることによって、予算を決めてしまうことでお金をどれぐらい使ったかも分かります。
その結果、うまく節約することができます。
年収300万円台でも上手に暮らせばやっていける!
年収350万円は地方では決して低い年収ではありません。
ともすればローンを組むことも、子供問題ないですし、その年収で妻子を養っているというような人もいます。
もちろんこの年収だけでは、お子さんが大きくなった時がお金がかかるので、幼稚園に入った後などで女性がパートをするようなケースも多いです。
このように節約していくことで、うまく暮らしていくことができますので、年収350万円でも普通に生活をし贅沢はできなくても楽しく過ごしていくことができます。