ホエイプロテインの特徴
ホエイプロテインの特徴を紹介しますね。
牛乳の成分を使っている
ホエイとは、乳清のことです。
ヨーグルトの表面に浮いてくる、あの透明な液こそが乳清なんですよ。
牛乳を材料にしているわけですが、成分としては、人間の母乳に近くなるよう、調整されているのです。
カロリーが低くて、栄養たっぷりなので、プロテインの中でもおすすめ品なんですね。
ただ、味は母乳のように甘くなく、基本薄味で、商品によっては他の味がつけられえているものもありますよ。
低価格
ホエイプロテインは、プロテイン系の製品の中で一番低価格なんです。
原料が牛乳であることも、その理由の1つですが、1990年代から製造技術が向上したことで、さらに低価格化できたんですね。
プロテインを試してみたいけど、どれを選んだらよいかわからない人は、まずホエイプロテインから買ってみるのがおすすめですよ。
溶けやすい
ホエイプロテインは、水に溶けやすいのです。
コップやシェイカーに分量を入れて、水を入れて振ったり、かき混ぜたりしたら、簡単に溶けてくれます。
この頃は、他のソイプロテインなど、他の素材のプロテインも溶け残りにくくなっていますが、ホエイプロテインはそれらに比べても溶けやすいので、おすすめですよ。
専用シェイカーを使うと、混ぜやすく、溶かしやすいですから、こちらの使用をおすすめします。
ホエイプロテインの種類
ホエイプロテインの種類を紹介しますね。
コンセントレートタイプ(WPC)
コンセントレートタイプ(WPC)は、乳糖が含まれているのが特徴です。
牛乳の甘さが付いているってことですね。
パッケージで見分けるのは困難どころか、不可能に近いですから、材料表示欄をよく確認しましょう。
タンパク質量が75%以上なら、コンセントレートタイプと判断して良いでしょう。
もっと確実に確認したいなら、メーカーに直接問い合わせるのをおすすめします。
アイソレートタイプ(WPI)
こちらは、乳糖が入っていないタイプのホエイプロテイン、乳頭がない分、コンセントレートタイプ(WPC)より若干カロリーも低くなります。
味の差はありませんが、乳糖不耐症の人は、確実にこちらを買って下さいね。
アイソレートタイプ(WPI)は、コンセントレートタイプ(WPC)と比べると、確認が容易なのがありがたい所です。
乳糖不使用と言う表記を目印に、お店やネットショップで探しましょう。
また、タンパク質量が85%ぐらいある商品が多いのも特徴ですから、材料表示欄も合わせて確認するとより確実ですので、おすすめです。
ホエイプロテインと一般的なプロテインの違い
ホエイプロテインは、他のプロテインとどう違うか、説明しますね。
筋肉増強に最も良い
研究上でも証明されているんですが、ホエイプロテインは、プロテインの中でも筋肉増強に最も優れているのです。
スポーツや筋トレの直後に摂取すると、効果抜群ですよ。
ホエイのアミノ酸は、筋肉の量を増やします。
しかも、脂肪を増やさないんですね。
だから、ダイエットする人にも、おすすめできるんですよ。
ミネラル、水溶性ビタミンも含まれている
ホエイには、水溶性ビタミンやミネラルも豊富に含まれています。
つまり、ホエイプロテインを摂取すれば、これらも一緒に摂取できるってことですね。
タンパク質を作るには、アミノ酸に、ミネラルやビタミンもない事にはできませんよ。
実はホエイって、認知症予防成分も含まれているという事が、最近分かったんです。
記憶や空間学習能力を改善する効果のある成分が多いですから、お年寄りだけでなく、受験生にもおすすめしたいですね。
プロテインの選び方
プロテインの、おすすめ選び方を紹介しますね。
材料で選ぶ
プロテインは、まず、材料から選ぶのも良い方法ですね。
ホエイプロテインだけでなく、大豆が原料のソイプロテインもあります。
同じ牛乳由来でも、カゼインが原料のものもあるんですね。
特に、アレルギーがある人は、この材料から選んでいくのがおすすめです。
健康のために飲んだのに、体調を壊した、では意味がありませんからね。
また、味の好みの上でも大事な事と言えますね。
目的で選ぶ
何の為にプロテインを摂取するのか、その目的をはっきりさせるのがおすすめです。
それによって、買うべきプロテインが決まってきますからね。
ホエイプロテインに絞って言えば、筋力アップ、ダイエットが目的ならアイソレートタイプ(WPI)がおすすめです。
乳糖を含んでいませんし、こちらのほうが、タンパク質の純度が高くて、アミノ酸の吸収も速いんですよ。
形状で選ぶ
プロテインにも、色んな形状があります。
粉末を溶かして飲むもの、タブレット状のもの、お菓子みたいなものまでありますね。
ご自身が使いやすいものを選ぶのがおすすめですが、お菓子みたいなタイプのものは、ついつい食べ過ぎることがありますから、気を付けましょう。
どのぐらいの量を摂取するか
どのぐらい頻繁に摂取するかも、プロテイン選びの大事な要素ですね。
毎日飲む、と言うのなら、コスパの良いものを選ぶのがおすすめですよ。
ホエイプロテインなら、コンセントレートタイプ(WPC)の方が、安いのでおすすめです。
パッケージに、1日に摂取してよい量について書いてありますから、それをきち
んと確認して摂取量を守って下さいね。
味で選ぶ
プロテインは、味の種類も多いんです。
好きな味を選ぶのがおすすめですよ。
ココアやヨーグルトと言った、いかにも牛乳と合うと言う味のものもあれば、イチゴなど、フルーツ味のものもありますね。
甘みが気になる人は、その辺も考えて選びましょう。
一度買ってみて、味が気に入らなければ、同じシリーズで別の味のを買う、と言うのもおすすめですよ。
おすすめのホエイプロテイン 【コンセントレートタイプ(WPC)】
おすすめの、コンセントレートタイプホエイロテインを紹介しますね。
【ココア味で飲みやすい】明治 ザバス ホエイプロテイン100 ココア味
ココア味は、牛乳関係の飲み物の定番ですね。
内容量 | 1050g |
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フレーバー | ココア味 |
1食当たりのカロリー | 83kcal |
誰にでも好まれる味の、普通におすすめできる、ホエイプロテインです。
【ミルク風味】ホエイプロテイン 無添加 ナチュラル
健康を気にする人なら、無添加がおすすめです。
内容量 | 1000g |
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フレーバー | ミルク味 |
1食当たりのカロリー | 約82kcal |
食品添加物どころか、砂糖すら含んでいないんですよ。
【吸収率がいい】ホエイプロテイン100【instant】1kg×3袋 プレーン味 [02] 造粒品 NICHIGA(ニチガ)
スポーツをしている人なら、こちらがおすすめですね。
内容量 | 1000g |
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フレーバー | プレーン味 |
1食当たりのカロリー | 約86kcal |
材料には大豆も含まれています。
牛乳や豆乳と混ぜても、違和感なくいただけて、おいしいですよ。
【ピュアプロテイン】nichie ホエイプロテイン WPC 無添加 アメリカ産 プレーン味 1kg
無添加にとことんこだわった、ホエイプロテインです。
内容量 | 1000g |
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フレーバー | プレーン味 |
1食当たりのカロリー | 約80kcal |
原料の生乳からしてもう、無添加。
しかも、タンパク質量は80%もありますから、健康にこだわる人にはものすごくおすすめですよ。
【良質なたんぱく質】リミテスト 無添加 ホエイプロテイン WPC PURE 1kg プレーン
たんぱく質補給のためですから、良質なたんぱく質が含まれる商品をおすすめしたいです。
内容量 | 1000g |
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フレーバー | プレーン味 |
1食当たりのカロリー | 145kcal |
カロリー高めですが、タンパク質は、82.1%も含まれていますよ。
【コラーゲン入り】ワイルドフィット ホエイプロテイン100+コラーゲン グラスフェッド
美容効果も得たいなら、このホエイプロテインがおすすめです。
内容量 | 1000g |
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フレーバー | ストロベリー味 |
1食当たりのカロリー | 79kcal |
コラーゲンが含まれている上、ストロベリーのおいしい味が付いていますよ。
おすすめのホエイプロテイン 【アイソレートタイプ(WPI)】
おすすめのアイソレートタイプホエイプロテインを紹介しますね。
【サッと溶ける】ファイン・ラボ ホエイプロテインピュアアイソレート
時間がかかるとイライラする、と言う人におすすめのホエイプロテインです。
内容量 | 1000g |
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フレーバー | プレーン味 |
1食当たりのカロリー | 75.9kcal |
HACCP方式で作られた、安心安全な所も、おすすめ出来る点ですよ。
【おいしい】【国内正規品】Gold Standard 100% ホエイ エクストリーム ミルクチョコレート 907g(2lb) 「ボトルタイプ」
同じ飲むなら、美味しいものが良いですよね。
内容量 | 907g |
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フレーバー | ミルクチョコレート味 |
1食当たりのカロリー | 123kcal |
ミルクにチョコレートは鉄板、絶対おすすめの組み合わせです。
【コスパいい】バルクスポーツ プロテイン アイソプロ 1kg 【WPIプロテイン】
アイソレートタイプにも、コスパが良いのがあるんですよ。
内容量 | 1000g |
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フレーバー | ナチュラル味 |
1食当たりのカロリー | 94kcal |
一杯あたり約86円、味も色々ありますから、好きな味のを選ぶのがおすすめですね。
【無添加】WPI ホエイプロテイン 1kg プレーン味 NICHIGA(ニチガ)
アイソレートタイプで無添加な商品なら、こちらがおすすめです。
内容量 | 1000g |
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フレーバー | プレーン味 |
1食当たりのカロリー | 約53kcal |
アスリート向けとしても、おすすめ出来るホエイプロテインですよ。
【いろいろなものに混ぜられる】FIXIT プロテイン ホエイ プロテイン THINK SIMPLE 1kg WPI
お料理にも飲み物にも混ぜられる、食べやすさでおすすめなホエイプロテインですよ。
内容量 | 1000g |
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フレーバー | プレーン味 |
1食当たりのカロリー | 約113kcal |
タンパク質が90%なんて、すごすぎますね!
【ノンフレーバー】バルク ホエイプロテイン ナチュラル 1kg (33回分)
アマゾン限定になりますが、特別な味付けをしていないホエイプロテインです。
内容量 | 1000g |
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フレーバー | プレーン味 |
1食当たりのカロリー | 約120kcal |
コスパの良さと言う意味でも、おすすめ出来る点ですね。
ホエイプロテインのメリット
ホエイプロテインのメリットを紹介しますね。
良質のタンパク質を一度にたくさん摂取できる
プロテインは、タンパク質補給を目的に摂取するものですが、ホエイプロテインとなると、そのタンパク質を一度にたくさん摂取できますね。
良質さにこだわった製品なら、ものすごく効率が良い訳です。
結果、筋肉が増えるとなるわけですが、筋肉は、腕や足だけでなく、内臓にもありますね。
内蔵を強くするためにも、ホエイプロテインをおすすめしたいです。
免疫力向上
意外と知られていませんが、ホエイには免疫を向上させる物質が含まれています。
ホエイプロテインを摂取すれば、免疫力アップにつながる、ってことなんですね。
特に、システインと言うアミノ酸が、有効なんですよ。
ホエイプロテインは、ホエイから作られるもの、おすすめな理由もご理解いただけるでしょう。
ダイエットに役立つ
ホエイプロテインは、ダイエットにも役立ちます。
先ほども書きましたが、筋肉を増やしますが、脂肪は増やさないのがホエイプロテインなんですよね。
出来る事なら、アイソレートタイプ(WPI)のを選び、軽くでも良いですから、運動してから摂取するのがおすすめです。
ホエイプロテインのデメリット
当然ですが、ホエイプロテインにもデメリットがありますから、紹介しますね。
過剰摂取になりやすい
プロテイン系の商品は口当たりがよく、どれも摂取しやすいです。
ですから、過剰摂取になりがちなんですよね。
ホエイプロテインも、摂れば摂るほど、筋肉が付く、ダイエットになると考えているのであれば、間違いですから、この記事を読んだ今から捨てましょう。
何事にも、適量と限度という物がありますよ。
また、1日の食事で摂るタンパク量も一緒に計算するのがおすすめです。
かえって体重が増える
タンパク質にも、カロリーがあるんですよ。
だいたい、1gあたり4kcalと覚えておきましょう。
ホエイプロテインも過剰摂取すると、おのずとカロリーが増える事になり、かえって太ってしまうんです。
タンパク質の1日摂取量は、自分の体重をグラムに変えた分量と覚えてください。
60kgの人なら、1日60gのタンパク質、という事ですね。
ダイエットのためにもなりますから、プロテインを使いながら、毎日体重を測るのもおすすめですよ。
有害物質をとり込む可能性もある
安すぎるプロテインをおすすめできないのは、有害物質を含んでいる可能性が髙いからなんです。
これでは、何の意味もなくなりますよね。
ですから、製品の質にこだわったプロテインを買うのがおすすめなんです。
ホエイプロテインだけでなく、どのプロテインに関しても、ですよ。
ホエイプロテインの効果的な飲み方
ホエイプロテインの効果を上げるなら、飲むタイミングに気を付けるのがおすすめですよ。
一番効果を得られるのは、運動直後、その次は、寝る前(1時間前)ですね。
ホエイプロテインだけでなく、プロテインは毎日飲みましょう。
断続的になると、筋肉を養ったり、回復させたりする栄養分が毎日必要な量、届かない事になり、何の意味も無くなってしまうからです。
ホエイプロテインの効果を最大限に得るためには、運動、その後の適切な量のホエイプロテイン摂取、のセットを3ヶ月は続けるのがおすすめですよ。
ホエイプロテインの注意点
ホエイプロテインの注意点を紹介しますね。
保管方法に気を付ける
飲むタイプのプロテインは、粉末ですね。
湿気を吸いやすく、また、美味しい匂いがしていると、害虫が入りますから、必ず密閉しましょう。
この頃、小麦粉で問題になっていますが、粉末はダニが湧きやすいのも事実です。
冷蔵庫に入れるのがおすすめですね。
作り置きしない
ホエイプロテインに限らず、プロテインは、作り置きしてはいけません。
面倒でも、飲むたびに作りましょう。
また、溶かすのは常温か冷やした水をおすすめします。
お湯だと、かえって溶けきらないことが多いんですよね。
牛乳やジュースなどで溶かす場合は、少量ずつで、味を試しながら作るのがおすすめです。
たくさん作ったけど、まずくてとても飲めなかった、では、悲しいですし、プロテインももったいないですからね。
賞味期限を守る
プロテインにも賞味期限があります。
商品によって賞味期限は違ってきますから、その都度確認するのがおすすめですよ。
期限切れのものは、美味しくないだけでなく、充分な効果を得られない可能性が髙いですから、摂取はおすすめできないんです。
ホエイプロテインの保存方法
先ほども少し書きましたが、ホエイプロテインも、密閉した上で冷蔵庫に保存しましょう。
粉末の食品は、冷凍庫で保管するのが最も良いのですが、プロテインは毎日飲むものですから、冷蔵庫の方がおすすめとなります。
袋入りのものは、ガラスやプラスチックの瓶に移し替えるのがおすすめですよ。
その方が密閉力がありますね。
また、その容れ物には、中身がホエイプロテインだと分かるよう、はっきり書いておきましょう。
プロテイン専用容器を使うのが、一番おすすめですよ。
ホエイプロテインは意味をよく理解して飲むのがおすすめ
筋肉増強以外にも、色んな効果が得られるホエイプロテイン、特にダイエットやスポーツをしていない人にも、子どもにもお年寄りにも、本当におすすめできる飲み物ですね。
プロテインは、毎日摂取してこそ効果があるもの、運動していない日でも飲むことが大切、分量を守って、適切な量を摂取しましょう。
プロテインは、栄養機能食品、栄養補助食品として開発されています。
1日3度の食事で必要な栄養を賄う事を、忘れないでくださいね。
プロテイン製品をメニューの一部に取り理れる事は問題ありませんが、基本的には運動などで、どうしても足りないタンパク質を補うものと考えましょう。
よく、プロテインを完全栄養食品と勘違いしてる人もいますが、これは間違いですよ、プロテインは、タンパク質を補うための食品です。
高齢者や障害者の介護で、こういう機能食品をお医者さんがおすすめされたり、また、医師の指示が無ければ買えないと銘打って製造しているメーカーもありますね。
その場合も、お医者さんの説明はもちろん、使う人も良く説明書を読んで、内容を理解して使うようにしましょう。
プロテインも含めて、栄養補助食品、栄養機能食品は、医薬品ではないですが、体に合わないこともまれにありますから、医薬品と同じように考えて、その機能と意味をよく理解してから摂取するようにして下さいね。