スコッチウィスキーとは
世界の5大ウイスキーのひとつと言われるスコッチウイスキー。
ではどんなウイスキーをスコッチウイスキーと呼ぶのでしょうか?
詳しく解説していきます!
どういう条件を満たしたウィスキーなの?
スコッチウイスキーと呼ばれるウイスキーにはいくつかの条件を満たす必要があります。
クオリティを保つために細かい決まりがあるんですね。
主なスコッチウイスキーの条件はこちらです。
生産地 | スコットランド |
---|---|
材料 | 大麦※トウモロコシなどが入る場合もある |
樽 | 使用済 |
熟成年数 | 3年以上 |
アルコール度数 | 40%以上 |
まずスコッチウイスキーはスコットランドで製造されています。
スコットランドはイギリスを構成する地域のひとつで、イギリスの北部に位置しています。
そのスコットランドで製造から熟成までの全てを行います。
使われる材料は主に大麦と水のみ。
スコッチウイスキーの種類によりトウモロコシが入ることもあります。
熟成に使う樽は基本的に他のお酒を熟成させた後の使用済のものを使います。
また樽についてはその他も既定があり、700リットル以下の容量かつオークを材料としたものを使用。
熟成年数は最低でも3年ですが、10~12年熟成されるのが一般的です。
スコッチウイスキーは長めの期間でゆっくり熟成を行います。
その他アルコール度数など細かい規定をクリアしたものだけがスコッチウイスキーと呼ばれています。
どうやって味が決まるの?
スコッチウイスキーと言ってもその味は商品によりさまざま。
ではどのように味が決まるのか説明しましょう。
スコッチウイスキーの味を決める大きな要因は3つあります。
- 材料
- 熟成年数
- 樽
スコッチウイスキーの味を決める主な要因の1つ目は「材料」です。
スコッチウイスキーは使われる材料により種類が分けられます。
シングルモルトウイスキーは大麦と水を使って作られたウイスキーです。
銘柄により個性のある味わいで、飲む人により好みがはっきりするのが特徴。
ブレンデッドウイスキーはシングルモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドして作るウイスキーです。
グレーンウイスキー大麦・水に加え、小麦やとうもろこしを材料に使っています。
調和のとれた親しみやすい味わいが特徴。
初心者にも飲みやすくておすすめです。
そしてスコッチウイスキーの味を決める主な要因2つ目は「熟成年数」です。
熟成年数が短いものはキレのあるシャープな味わい。
年数が進むごとに角が取れ余韻のある味わいに変化します。
しかし熟成年数が長ければ良いということではありません。
やりすぎてしまえば樽の香りが強すぎる味になってしまいます。
最後に3つ目のスコッチウイスキーの味を決める主な要因は「樽」です。
どのような樽を使ってスコッチウイスキーを熟成させるかも大事なポイントです。
スコッチウイスキーは使用済の樽を用いて熟成を行います。
その際に多く使われるのがバーボンウイスキーを熟成するのに使われた樽です。
このバーボンバレルを使うと香ばしさやバニラ香、酸味を感じる深い味わいになります。
色はライトブラウンに。
一方少数派ではありますが、シェリー酒の熟成に使われた樽が使われることもあります。
その場合は芳醇で深い甘みを感じる、フルーティな香りのものに仕上がります。
また色は赤みを帯びた深い色に。
これらの要素が複雑に絡み合ってスコッチウイスキーの味を作っているんですよ。
同じ銘柄でも熟成年数によって味わいが変わるのがウイスキーのおもしろいところですね。
バーボンとの違いは?
ウイスキーといえばスコッチウイスキー以外にバーボンウイスキーも有名ですね。
ではそれぞれの違いは何なのか見ていきましょう!
種類 | スコッチ | バーボン |
---|---|---|
生産地 | スコットランド | アメリカ |
材料 | 大麦※トウモロコシなどが入る場合もある | トウモロコシ51%以上、ライ麦、大麦など |
樽 | 使用済 | 新品 |
一般的な熟成年数 | 10~12年 | 4~6年 |
味 | 雑味が少ない、穏やか、洗練された | 華やか、香ばしい、甘味がある、力強い |
バーボンウイスキーは世界5大ウイスキーであるアメリカンウイスキーのひとつです。
主にケンタッキー州バーボンで作られています。
材料、熟成年数、樽の違いにより味わいが大きく異なります。
スコッチは主に大麦を使うことで洗練された雑味の少ない味わいです。
じっくり熟成を行うことで、穏やかで重厚な味わいになります。
バーボンは熟成期間が短いことで華やかで力強い味わいに。
熟成に使われれる新品の樽は内面を焦がしてあるので、香ばしい香りになります。
スコッチウイスキーの選び方
スコッチウイスキーといっても銘柄により味の特徴はさまざまです。
その中からあなた好みのスコッチウイスキーを選ぶ方法をお伝えします!
好みの種類
スコッチウイスキーを選ぶときにまずチェックしてほしいのは種類です。
スコッチウイスキーは3種類に分類されます。
種類 | 材料 | 味 |
---|---|---|
シングルモルト | 大麦 | 個性豊か |
グレーン | 大麦、トウモロコシ など | 軽やかで穏やかな味わい |
ブレンデッド | シングルモルトとグレーンのブレンド | 調和のとれた味わい、初心者におすすめ |
シングルモルトウイスキーは銘柄により味の特徴が強調された、個性豊かな味わいが特徴です。
個性のあるウイスキーを探している人にはシングルモルトウイスキーがおすすめ。
また銘柄によってハイボールやカクテルにもよく合います。
スコッチウイスキーを何かと割って飲みたい人にもおすすめです。
グレーンウイスキーは軽やかで穏やかな味わいが特徴です。
グレーンウイスキーとしての流通量は少なく、そのほとんどはブレンデッドウイスキーの材料として使われます。
ブレンデッドウイスキーは調和のとれた飲みやすい味わいが特徴です。
個性的なシングルモルトウイスキーと穏やかなグレーンウイスキーをブレンドして作ります。
ブレンデッドウイスキーは初心者にも飲みやすくおすすめです。
シングルモルトウイスキーより手間がかかるのでお値段は高めのことも。
産地
スコッチウイスキーはスコットランドで作られますが、蒸留所がある地域により味の特徴が異なります。
スコッチウイスキーの産地は主に6つの地区に分類されます。
地区 | 味の傾向 |
---|---|
ハイランド | まろやか、芳醇、落ち着いた味わい |
ローランド | 柔らかく優しい、さらりとした、ライトな味わい |
アイランズ | 蒸留所ごとに特徴が異なる |
スペイサイド | お花のような華やかさ、フルーティーさを持つ。バランスが良く飲みやすい |
アイラ | 独特な強い香りと味。スモーキーでクセのある味わい |
キャンベルタウン | 海を感じる潮っぽさが特徴 |
初心者の人におすすめなのは「スペイサイド」地域で作られたスコッチウイスキーです。
バランスの良い味わいで一般的なスコッチウイスキーといえばの味わい。
一方上級者の人には「アイラ」地域で作られたスコッチウイスキーがおすすめです。
かなりクセが強いので口に馴染むのに時間がかかりますが、飲むほどに病みつきに!
地区ごとに飲み比べてみるのもおすすめですよ。
熟成年数
熟成年数によってもスコッチウイスキーの味は変化します。
同じ銘柄によっても年数によって味の表情が違うのがウイスキーのおもしろいところではないでしょうか。
法律によるスコッチウイスキーの熟成年数は3年以上。
しかし一般的には10~12年熟成させたものが多いです。
熟成直後はシャープでトゲのある味わいなのが、時間を置くことでカドが取れ奥行のある豊かな味わいに変化します。
ただし、熟成年数が多ければ多いほど良いかというとそうではありません。
時間が長すぎると樽の味がウイスキーに出すぎてしまい、美味しくなくなってしまいます。
そして熟成年数が多いほど、お値段も高くなるというデメリットもありますね。
熟成樽
スコッチウイスキーの熟成に使われるのは使用済の樽です。
バーボンウイスキーやシェリー酒、ワインの熟成に使われたものです。
スコッチウイスキーの熟成にどんな樽を使うかによって味が変わります!
現在スコッチウイスキーの多くに使われているのはバーボンウイスキーを熟成した樽。
このバーボンバレルで熟成させることにより、香ばしさやバニラ香、酸味を感じる深い味わいになりますよ。
シェリー酒に使われたシェリーバレルは甘美な香りのスコッチウイスキーに。
ワイン樽ならリッチでフルーティーなスコッチウイスキーに仕上がります。
また熟成樽は何度か繰り返し使用されます。
使用回数が浅いほど、前に熟成させていたものの特徴が出やすくなります。
樽の容量も大切なポイントです。
大きな樽のほうが容量に対してウイスキーと樽の接地面が少なく、じっくり熟成させることができますよ。
飲み方
スコッチウイスキーをどのように飲みたいかで選ぶのもひとつの方法です。
スコッチウイスキーの種類によって向いている飲み方があります。
自分の好きな飲み方に合ったスコッチウイスキーを選びましょう!
水割りやハイボールなど割って飲むなら、シングルモルトウイスキーがおすすめ。
気分に合わせて飲み方を変えるのに適していますよ。
ストレートやオン・ザ・ロックで飲むなら、ブレンデッドウイスキーがおすすめです。
そのままでバランスよくブレンドされた味わいを楽しんでくださいね。
スコッチウィスキーおすすめ19選
スコッチウイスキーのおすすめを厳選して19商品紹介します!
シングルモルトウイスキーとブレンデッドウイスキーで分けて紹介しますね。
おすすめのスコッチウイスキー【シングルモルトウイスキー編】
まずスコッチウイスキーの中でも個性が光るシングルモルトウイスキーのおすすめを紹介します。
初心者向けのものや通好みのものを10つ選んでみました!
【フルーティーで甘い香り】グレンフィディック12年
世界で最も飲まれているスコッチウイスキーのひとつです。
洋梨のようなフルーティな上品な香りとほのかな樽香が特徴。
後味はミディアムボディで繊細な余韻を楽しむことができます。
甘くフルーティーな味わいのものが好みの人に特におすすめです。
トワイスアップで飲むと香りが開くのでおすすめですよ!
生産地区 | スペイサイド |
---|---|
樽 | バーボンバレル、シェリーバレル |
材料 | 大麦 |
熟成年数 | 12年 |
内容量 | 700ml |
アルコール度数 | 40% |
【スモーキーとフルーティーの好バランス】 ボウモア 12年
強い香りと味が特徴のスコッチウイスキーの産地であるアイラで作られるのが「ボウモア 12年」です。
レモンなど柑橘とはちみつを感じる柔らかなフルーティ感が魅力!
飲み込んだ後はダークチョコレートのような深くてスモーキーな余韻が長く残ります。
アイラ産のスコッチウイスキーの中でも飲みやすいのでおすすめです。
生産地区 | アイラ |
---|---|
樽 | バーボンバレル、シェリーバレル |
材料 | 大麦 |
熟成年数 | 12年 |
内容量 | 700ml |
アルコール度数 | 40% |
【スパイシーさとなめらかな余韻】 ザ・グレンリベット
「ザ・グレンリベット」は”シングルモルトの原点”ともいわれるスコッチウイスキーのひとつ。
オレンジのような柑橘系の香りとちょっとスパイシーな味わいが特徴です。
使用済1回目の樽を使うことで後味はなめらか。
スパイシーだけど柔らかい飲み心地でおすすめですよ!
生産地区 | スペイサイド |
---|---|
樽 | バーボンバレル |
材料 | 大麦 |
熟成年数 | - |
内容量 | 700ml |
アルコール度数 | 40% |
【初心者にも!芳醇で柔らかい味わい】 ザ・グレンリベット 12年
スコッチウイスキーの「ザ・グレンリベット 12年」はシングルモルトウイスキー初心者にもおすすめです。
草原を感じる爽やかな香りとバニラやシトラスの甘い香りが調和。
芳醇で柔らかい味わいなので、飲みやすいスコッチウイスキーです。
余韻はスムースで柔らかいのが特徴です。
生産地区 | スペイサイド |
---|---|
樽 | バーボンバレル |
材料 | 大麦 |
熟成年数 | 12年 |
内容量 | 700ml |
アルコール度数 | 40% |
【濃いスモーキーさと潮気】 タリスカー 10年
「タリスカー 10年」もおすすめスコッチウイスキーのひとつ。
口に含むと濃いスモーキーさと潮気を感じます。
そして甘味の奥に黒コショウのようなスパイシーさを感じる味わいです。
ハイボールにして飲むのがおすすめですよ!
生産地区 | アイランズ |
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樽 | バーボンバレル、シェリーバレル |
材料 | 大麦 |
熟成年数 | 10年 |
内容量 | 700ml |
アルコール度数 | 45.8% |
【2種類樽で熟成させた重厚感】 バルヴェニー 12年 ダブルウッド
スコッチウイスキーの「バルヴェニー 12年」は2種類の樽で熟成させた絶妙な香りが魅力です。
バーボンバレルで熟成させたらシェリーバレルで追加熟成させて作ります。
シェリーバレルで追熟したウイスキーは赤みを帯びた色合いに。
重厚感のある深い味わいと芳醇な香りを楽しむことができますよ。
生産地区 | スペイサイド |
---|---|
樽 | バーボンバレル、シェリーバレル |
材料 | 大麦 |
熟成年数 | 12年 |
内容量 | 700ml |
アルコール度数 | 40% |
【シェリーバレルの豊かな甘い香り】 ザ マッカラン 12年
「ザ マッカラン 12年」はシングルモルトの最高峰と言われるおすすめのスコッチウイスキーです。
”シングルモルトのロールスロイス”と呼ばれることも!
こちらのスコッチウイスキーの熟成に使うのはシェリーバレルだけ。
バニラやドライフルーツのような豊かな甘い香りです。
シェリーバレルならではの芳醇な味わいを楽しめますよ。
深みのある色合いも魅力のひとつです。
生産地区 | スペイサイド |
---|---|
樽 | シェリーバレル |
材料 | 大麦 |
熟成年数 | 12年 |
内容量 | 700ml |
アルコール度数 | 40% |
【情熱的で豊かな香り】 ラガヴーリン 16年
ウイスキー好きの中で愛飲家が多い「ラガヴーリン 16年」もおすすめ。
16年かけて熟成させたスコッチウイスキーは重厚感たっぷり。
情熱的で豊かな香りを楽しむことができます。
余韻はスモーキーで深いのが特徴です。
生産地区 | アイラ |
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樽 | バーボンバレル、シェリーバレル |
材料 | 大麦 |
熟成年数 | 16年 |
内容量 | 700ml |
アルコール度数 | 43% |
【なめらかでリッチな口当たり】 アランモルト 18年
「アランモルト 18年」は複雑で奥行のある味わいのスコッチウイスキー。
18年という熟成期間で旨みをぎゅっと凝縮させています。
カラメリゼしたオレンジピールや蜂蜜、バニラを思わせる香り。
またなめらかでリッチな口当たりが特徴です。
生産地区 | アイランズ |
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樽 | バーボンバレル、シェリーバレル |
材料 | 大麦 |
熟成年数 | 18年 |
内容量 | 700ml |
アルコール度数 | 46% |
【ゆっくりと熟成させた】 ベンロマック ピート・スモーク
熟練のディスティラー、3名で作られている稀少なスコッチウイスキーです。
ゆっくりと熟成させた上品な味わいを楽しみたい方におすすめ!
ほんのりとしたトロピカルフルーツの香りと繊細なスモーキー感が特徴です。
流通数に対して人気が高いため、入手が難しいことでも知られるおすすめスコッチウイスキーです。
生産地区 | スペイサイド |
---|---|
樽 | - |
材料 | 大麦 |
熟成年数 | - |
内容量 | 700ml |
アルコール度数 | 46% |
おすすめのスコッチウイスキー【ブレンデッドウイスキー編】
続いてスコッチウイスキーの中でもおすすめのブレンデッドウイスキーを紹介します!
お手頃価格で飲みやすい商品が多いので、ウイスキー初心者の人にもおすすめです。
【お手頃価格で本格派】ホワイトホース ファインオールド
スコッチウイスキーの中でもコスパが良くおすすめなのが「ホワイトホース ファインオールド」です!
1本1,000円以下で買えちゃうのは魅力的ですよね。
お手頃価格だけれど味は本格派。
スコッチらしいスモーキーさを感じることができます。
フローラルでフレッシュな香りとまろやかさが好バランス。
毎日飲む人におすすめのスコッチウイスキーです!
生産地区 | - |
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樽 | - |
材料 | 大麦、グレーン |
熟成年数 | - |
内容量 | 700ml |
アルコール度数 | 40% |
ハイボール缶も手軽でおすすめです!
【世界で最も飲まれるスコッチ】ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年
世界で最も飲まれているスコッチウイスキー”ジョニーウォーカー”の「ブラックラベル 12年」もおすすめです。
こちらは29ものシングルモルトウイスキーをブレンドしたスコッチウイスキー。
たくさんの種類をブレンドしているから複雑でコクのある味わいです。
しかしながらスモーキーさとの調和もとれた逸品。
世界中で愛されるおすすめスコッチウイスキーです。
生産地区 | - |
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樽 | - |
材料 | 大麦、グレーン |
熟成年数 | 12年以上のものだけをブレンド |
内容量 | 700ml |
アルコール度数 | 40% |
【個性が強すぎない】デュワーズ ホワイトラベル
「デュワーズ ホワイトラベル」はアメリカでのシェアNo.1のおすすめスコッチウイスキー。
スパイシーさとマイルドさのバランスがとれた味わいです。
個性が強すぎないので飲みやすく、ハイボールにするのがおすすめですよ!
生産地区 | - |
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樽 | - |
材料 | 大麦 |
熟成年数 | - |
内容量 | 700ml |
アルコール度数 | 40% |
【コスパとスモーキーさの好バランス】ティーチャーズ ハイランド クリーム
「ティーチャーズ ハイランド クリーム」はコスパとスモーキーさのバランスが良くおすすめ。
1本約1,200円ながらスコッチウイスキーらしいスモーキーさを堪能できます。
強すぎない爽やかなスモーキーさが魅力。
リンゴや洋ナシのような香りと優しい風味が特徴です。
生産地区 | - |
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樽 | - |
材料 | 大麦、グレーン |
熟成年数 | - |
内容量 | 700ml |
アルコール度数 | 40% |
【リッチでバランスのよい口当たり】 シーバスリーガル 12年
リッチでバランスのよい口当たりを楽しみたい人におすすめなのがこちらのスコッチウイスキー。
長年人気を誇るスコッチウイスキーでもあります。
スコッチウイスキーといえば、シーバスリーガルと真っ先に思い浮かべる方も少なくないのではないでしょうか。
伝統を感じるパッケージも高級感があり、ギフトにもおすすめのスコッチウイスキーです。
生産地区 | - |
---|---|
樽 | - |
材料 | 大麦、グレーン |
熟成年数 | 12年以上のものだけをブレンド |
内容量 | 700ml |
アルコール度数 | 40% |
【個性的なスコッチのブレンド】 グレンジストン アイラブレンデッド
「グレンジストン アイラブレンデッド」はミステリアスなおすすめスコッチウイスキー。
このスコッチウイスキーはアイラ島のモルトウィスキーを組み合わせたという以外の情報が一切ありません。
アイラは独特で個性のあるスコッチウイスキーが多く、それをブレンドしているので強い味わいに。
やや個性の強いウイスキーなので、ウイスキーを飲みなれていていつもと違う味わいを楽しみたい方におすすめです。
生産地区 | アイラ |
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樽 | - |
材料 | 大麦 |
熟成年数 | - |
内容量 | 750ml |
アルコール度数 | 40% |
【ドライフルーツの香りが特徴】 モリソン&マッカイ オールドパース
「モリソン&マッカイ オールドパース」もおすすめのスコッチウイスキーです。
シェリーバレルで熟成されたスコッチウイスキーなどをブレンドして作られます。
シェリーバレル熟成のスコッチはドライフルーツのような香りが特徴。
後味にはほんのり潮気を感じるおすすめのスコッチウイスキーです。
生産地区 | スペイサイドなど |
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樽 | - |
材料 | 大麦 |
熟成年数 | - |
内容量 | 750ml |
アルコール度数 | 43% |
【深く気品のある香り】 バランタイン 17年
深い香りでおすすめのスコッチウイスキーが「バランタイン 17年」です。
17年以上熟成したスコッチウイスキーをブレンド。
互いの個性を活かしながらも深く気品のある香りに仕上がっています。
クリーミーかつスモーキーで贅沢な味わいです。
おすすめの飲み方は、「バランタイン フレグランススタイル」です。
3つのかち割り氷にバランタイン17年を注ぎます。
グラスに霜がつくまでマドラーで回せば完成です!
グラスは鼻までおおわれるような大きめのサイズがおすすめです。
洗練されたバランタインの香りを楽しめますよ。
参考:バランタイン公式
生産地区 | - |
---|---|
樽 | - |
材料 | 大麦、グレーン |
熟成年数 | 17年以上のものだけをブレンド |
内容量 | 700ml |
アルコール度数 | 40% |
【バランスのとれた優雅な香り】 バランタイン 12年
厳選された40種以上の原種をブレンドさせたおすすめスコッチウイスキーです。
クセが強すぎず、王道なスコッチウイスキーの味わい。
上品でキレのある味わいが楽しめる、贅沢なスコッチウイスキーはおすすめですよ!
生産地区 | スペイサイド、ハイランド、アイラ、ローランド |
---|---|
樽 | - |
材料 | 大麦、グレーン |
熟成年数 | 12年以上のものだけをブレンド |
内容量 | 700ml |
アルコール度数 | 40% |
スコッチウイスキーの美味しい飲み方
スコッチウイスキーの美味しい飲み方を紹介します!
飲み方によってスコッチウイスキーのさまざまな表情を楽しむことができますよ。
ストレート(ニート)
ウイスキーをダイレクトに味わうならストレート(ニート)がおすすめ!
ウイスキー本来の味わいや香りを楽しむことができますよ。
ストレート(ニート)は氷や水を入れず常温のウイスキーをグラスに注ぎ、そのままの味を楽しみます。
シングルモルトウイスキーをストレート(ニート)で飲むと、蒸留所ごとの特徴を感じやすいですよ。
この飲み方はアルコール感が強すぎる、と感じる人は冷やしてみるのもおすすめです。
冷やすことで口に含んだときのアルコールの影響が少なくなり、飲みやすくなりますよ。
ただし香りや風味を感じにくくくなってしまうというデメリットも。
最大限、スコッチウイスキーを味わいたい人には常温で飲むストレート(ニート)をおすすめします!
ロック(オン・ザ・ロックス)
ウイスキーに氷を浮かべた飲み方をロック、もしくはオン・ザ・ロックといいます。
冷やすことで、アルコールの強さを和らげることができます。
また溶けた氷がウイスキーの高いアルコール度数を下げてくれるので飲みやすくなります。
ただしウイスキーの芳醇な香りを抑えてしまうというデメリットも。
トワイスアップ
トワイスアップはウイスキーと水を1:1で割った飲み方です。
トワイスアップではウイスキーも水も常温のものを使い、氷を使いません。
トワイスアップは水でアルコール度数が落ちるので飲みやすくなります。
しかしウイスキーを冷やさないので、香り抑えられることはなくその芳醇さを楽しめます!
またウイスキーと水は1:1でなければいけないということはありません。
ウイスキーによって水の量を調整してくださいね。
水割り
水割りは日本人にとって飲みやすくウイスキー初心者の人にもおすすめです。
ウイスキーに氷と水を入れて作ります。
ウイスキーと水の割合は1:2~2.5がおすすめですよ。
グラスにはたっぷりの氷を入れてくださいね。
ハイボール
食事とも合わせやすくおすすめなのがハイボールです。
ウイスキーに氷と炭酸を入れて作ります。
ウイスキーと炭酸は1:3~4がおすすめです。
炭酸は静かに注ぎ、優しく1~2回だけ混ぜるようにすると泡が飛ばずに美味しいハイボールになります。
アルコール度が高く香りの強いウイスキーは食事と合わせにくいお酒です。
しかしハイボールにすることで適度に個性を抑え、食事にも合わせやすくなりますよ。
レモンを添えるのもおすすめです!
おすすめスコッチでウイスキーをもっと楽しもう
スコッチウイスキーはスコットランドの豊かな土地で作られた美味しいウイスキー。
銘柄によりその味わいが個性豊かなのも魅力でしたね。
スモーキーさの強弱や、味の重厚感、香りなどたくさんの要素がスコッチウイスキーの味を作り出します。
スコッチウイスキーは奥深いお酒です。
その世界を知ればあなたのウイスキーライフがもっと楽しくなるはずですよ!