赤ワインの特徴
まずは赤ワインの特徴を紹介します。
ぶどう
まず赤ワインだけではなく、白やロゼ、スパークリングもありますよね。
これらの違い、明確に説明できるでしょうか。
見た目の色の違い、発泡性など出来上がりの時点でも違いがありますが、そもそも原材料となるぶどうも異なります。
赤ワインになるものは黒色系のぶどうを使用しており、ロゼも一部では黒色系の使われていますね。
黒色系のぶどう、となるとわかりにくいかもしれませんが、要は皮が紫のぶどうですよ。
またこれらの品種は、作る際にブレンドするものもあれば、1種類のみで作るものもあります。
よく「当たり年」といいますが、これは1種類で作られているものによく言われます。
1種類のみで作るので、その年の出来で美味しさが左右される、ということですね。
製造方法
2つ目の特徴は、製造方法についてです。
違いは、ぶどうのみだと思っている方も多いのでは無いでしょうか。
確かに上で紹介したとおり、それらの違いで赤や白などの違いになりますね。
しかし実は製造方法にも違いがあります。
製造方法をとても簡単な言葉で紹介すると、以下の通りとなります。
- ぶどうを潰す
- 発酵
- 果汁を搾る
- 熟成
- オリをとる
- ろ過する
この中でも3つ目の果汁を搾る段階が、白とは異なります。
白はぶどうを潰し、先に搾ってから発酵させますが、紹介したとおり赤ワインでは先になりますね。
果汁を後から搾るため、皮やタネの旨みや風味も一緒に含まれますよね。
これにより皮色が染みだし、白と赤という違いになる、ということです。
料理に合わせるなら?
よく料理に合わせるときに言う話がありますよね。
「肉料理なら赤、魚料理なら白」と。
これはここまで紹介してきた、作り方や品種が関係してきます。
赤を作るときは、皮やタネの風味まで搾って加工しますよね。
これにより渋みや苦みが加わり、酸味は後から香ってきます。
この渋みや苦みが強いため、淡泊な魚料理の場合、どうしてもお酒の味が勝ってしまい、料理の味が分からなくなりますね。
せっかくの料理なら、きちんと味わいたい、ということで冒頭のような話になるということです。
また肉料理に独特の渋みや苦みが加わることで、更に美味しくなるように計算して料理をする方もいらっしゃいますよ。
赤ワインの種類
どのようなお酒か分かったところで、次は種類を紹介します。
ライトボディ
「ライト」という言葉にあるように、軽いもののことをライトボディと言います。
紫色の色が付いてはいますが、薄い色になります。
また飲んだときに、独特の渋みや苦みも薄くなっているのが特徴ですね。
飲み慣れない方やちょっと得意では無い、という方にはライトボディがおすすめですよ。
ミディアムボディ
言葉から、少し想像が付くかもしれませんね。
ライトとフルボディの間にあるのが、ミディアムになります。
独特の渋み等が程よく、飲みたいけど重めはちょっと、というときにはおすすめ。
また重すぎない、けれどもワインを飲んでいるという、どんな食事にも合うのが嬉しいポイント。
料理にあわせて頼みたいけど、詳しくないからどれが美味しいのか分からない、というときにもミディアムはおすすめですよ。
フルボディ
フルボディは、既に紹介した2つよりも、深みのあるものになります。
味も濃いため、しっかりと脂を味わうような肉料理には、おすすめですね。
またフルボディは他の種類に比べると、アルコール度数が高いのも特徴です。
種類に分けるときに、アルコール度数が高い=口当たりが重く感じるとなることもあります。
そのため度数によって、フルボディに分けられているものもありますよ。
赤ワインの選び方
特徴や種類が分かったところで、いよいよ自分に合ったものが欲しくなりますよね。
そんなときに参考にして欲しい、選び方を紹介します。
ぶどうの品種
まずはぶどうの品種が異なれば、味も異なります。
これは他のいろいろな食材にも言えることですよね。
ぶどうによっては、カシスやベリーのような香りが強いもの、渋みがおさえられているものなどあります。
また酸味が強く出ているのですっきり、飲みやすくなっているものなどさまざまですね。
有名な品種を例にあげると、「メルロー」等が上げられます。
ヴィンテージ
ヴィンテージという言葉は、他にも洋服でもよく使われるので聞いたことありますよね。
直訳すると、「生産された年」という言葉になります。
製造方法の中で、ぶどうの全てを搾って作り上げていきますよね。
そのぶどうが美味しく出来上がっているか、によって味もまったく異なります。
農作物であるぶどうは、やはり天候などによって美味しさが左右されます。
そのためこのぶどうが美味しくできている年、それが当たり年として重要になるということですね。
甘口or辛口
紹介したとおり、ライトボディやフルボディなどの種類があります。
ではよく聞く、甘口や辛口とはどう違うのでしょうか。
そもそも赤ワインでは、ほとんどが辛口と言えます。
甘口のものもありますが、とても数が少ないためほぼ辛口しかない、と思っても良いかもしれませんね。
甘いワインが飲みたい、というときは白がおすすめ。
味わい
お酒を飲むときに、どんな飲みあたりが良いか、で選ぶのも1つの方法ですよね。
優しい味わいが良いのか、すっきりとしたものがいいのか、フルーティーなものがいいのか。
また品種によっては、黒コショウのようなピリッとしたスパイシーなものまでありますね。
その時の気分で合わせるのもおすすめですが、その日何を食べる予定か、という料理で合わせるのもおすすめですよ。
香り
味わいに続いて、香りもやはり重要ですよね。
特にワインは香りを楽しむものでもあります。
カシスの香りが強いものがいい、華やかな香りが良いなど好みはいろいろありますね。
またプラムや苺のような、ちょっと酸味を感じるような香りをさせるものもありますよ。
口当たりのみではなく、香りで選ぶ、というのもおすすめです。
ラベル
ここまで選び方を紹介してきましたが、香りや品種など、初心者の方からすれば難しいことばかりですよね。
買いに行った先で、品種からネットで検索するのは現実的ではありません。
そんなときこそ、ボトルに貼ってあるラベルを見ましょう。
ここに、概ね産地やぶどうの品種等が記載されています。
またアルコール度数なども記載されていますので、参考にしてくださいね。
価格
価格は、どうしても選ぶ際に気になるポイントですよね。
どこかお店で買うときは、値札を見れば良いですが困るのは、レストランですよね。
メニューに記載があれば良いのですが、価格が「時価」などと記載されているときもあります。
そんなときはウェイターやソムリエに、おすすめを聞ききつつ、予算も伝えましょう。
これくらいの値段でと、伝えればその希望通りに、美味しいものをおすすめしてくれますよ。
生産地
ぶどうの品種と同じくらい重要と言われるのが、生産地ですね。
フランス産、イタリア産だけでなく、チリ産、スイス産などもあります。
この生産地によっては、同じ品種でも味わいが異なりますよ。
また生産量によっては、希少価値にも繋がりますよね。
産地の気候に左右されて、味が変わるため重要になる、ということもあります。
なお生産地には、「旧世界」と「新世界」の2種類に分かれると言われていますよ。
旧世界は、フランスやイタリア、ドイツなど伝統的な製法を重んじて作られている地域。
新世界はアメリカやチリ、オーストラリアなど、伝統的な製法をなぞりつつ、製法をアレンジして新しいものを生み出している地域ですね。
もちろん、どちらの方が美味しい、ということはありません。
ぜひ豆知識として、この知識を使って、飲み比べるのも楽しいかもしれませんよ。
おすすめの赤ワイン8選【ライトボディ編】
まずはおすすめのライトボディ、軽めの赤ワインを紹介します。
【初心者も飲みやすい】アンリ・フェッシ ボージョレ
ぶどうの品種 | ガメイ |
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生産地 | フランス(ボルドー) |
味わい | まろやかかつ繊細、またコクのあるバランスの取れたワイン |
内容量 | 750ml |
おすすめ1つ目は、初心者の方でも飲みやすい、バランスの取れた赤ワインです。
こちらのワインは、フランスのボージョレ地区にて取れたブドウを使用しています。
ボージョレ・ヌーヴォーが日本では、解禁日として少しお祭り気分で、人気ですよね。
そもそもボージョレちくでは、古くからワイン用のブドウ畑が多くあり、伝統的な方法で製造することにこだわっています。
その美味しいワインのなかでも、比較的フルーティで飲みやすい口当たりなのが、この商品というわけですね。
【世界中から愛される】アンリ・フェッシ・ボジョレー・ヌーボー 2019 瓶
ぶどうの品種 | ガメイ |
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生産地 | フランス(ボルドー) |
味わい | ラズベリーのような果実の香りと優しい口当たり |
内容量 | 375ml |
おすすめ2つ目は、アンリ・フェッシ・ボジョレー・ヌーボーの2019年のものです。
こちらは1つ目に少し触れた、ボージョレ・ヌーヴォーですね。
新酒として解禁されるものを、毎年のように楽しみにしているという方も多いですね。
こちらは伝統的な産地の畑で取れたブドウのみを使用して、丁寧に作られたワインです。
4年連続で金賞を受賞しているワイナリーなので、1度は飲んでみたいワインとも言えますね。
【女性におすすめ】サントネージュ リラ フルーツ ベリーと赤ワイン
ぶどうの品種 | 北米産ベリー果汁と赤ワイン |
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生産地 | 日本 |
味わい | 軽く甘い口当たり |
内容量 | 720ml×4本 |
おすすめ3つ目は、リラというブランドのワインですね。
こちらはスーパーなどで、見かけたことがあるのではないでしょうか。
ワインは基本的に、ビールなどと比べて度数が高くお酒が苦手な人には、なかなか手が出ないですよね。
そんな方でも飲みやすいように、「気軽に飲めるワイン」として販売されています。
赤ワインがどうしても苦手、という人には特におすすめですよ。
【飲み慣れない方にもおすすめ】丹波ワイン にごり 赤
ぶどうの品種 | マスカットベリーA |
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生産地 | 日本 |
味わい | フルーティ |
内容量 | 720ml |
おすすめ4つ目は、丹波ワインという日本で作られているワインになります。
こちらはワインですが、少し特殊かもしれませんね。
ワインは作り方の中で、ブドウを発酵させてからオリと呼ばれる濁りのもとを取り除きます。
しかしこのワインは、あえてそれらを取り除かず、そのままにしています。
そのため独特の濁りがありますが、その分うまみも凝縮しているワインになりますよ。
【ピザやパスタに合う】タヴェルネッロ ロッソ
ぶどうの品種 | サンジョベーゼ |
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生産地 | イタリア |
味わい | フルーティ |
内容量 | 750ml |
おすすめ5つ目は、タヴェルネッロ ロッソというワインです。
こちらも3つ目と同じく、スーパーで見かけたことがあるかもしれませんね。
こちらのワインは、赤ワインを純粋に楽しむ、というよりは食事と一緒にワインを楽しむために作られています。
そのためワインだけで飲むよりも、ピザやパスタなどの食事と一緒に飲むデイリーワインとも言えますね。
しかし毎日で飲めるようなワインだからと言って、決して侮ることはできませんよ。
作っているのはイタリアでも最大手といわれるメーカーが作っていますので、イタリアでは一番多く飲まれているともいわれています。
飲みやすいので、ぜひその日の食事に合わせて選んでみてくださいね。
【ブルーベリーのような果実味】サンタ エマ セレクトテロワール カルメネール 750ml
ぶどうの品種 | カルメネール |
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生産地 | チリ |
味わい | スモーキー |
内容量 | 750ml |
おすすめ6つ目は、サンタ エマ セレクトテロワール カルメネールと呼ばれるワインです。
こちらはチリ産の赤ワインで、チリではどこのレストランにも置いてある、とも言われていますよ。
チリ特有のブドウで作られたワインは、ブルーベリーのような風味を感じつつも、少しスモーキーな香りもします。
渋みがありつつも酸味も感じられるので、すっきりと飲みやすいのもおすすめポイント。
【クセなく飲みやすい】サンタ カロリーナ カベルネ・ソーヴィニヨン レセルヴァ
ぶどうの品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン |
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生産地 | チリ |
味わい | バランスの取れたワイン |
内容量 | 750ml |
おすすめ7つ目は、サンタ カロリーナ カベルネ・ソーヴィニヨン レセルヴァというワインです。
こちらも6つ目と同じく、チリ産のワインとなりますね。
食事と一緒に飲むのがオススメで、特に肉料理など少しこってりとした食事との相性がいいですよ。
フルーティなワインというわけではないので、初めての方には少しチャレンジなワインかもしれませんね。
赤ワインが好きな方、しっかりと渋みを感じたい、という方にはおすすめです。
【日本の食卓に合う】 グランポレール エスプリ・ド・ヴァン・ジャポネ 絢-AYA
ぶどうの品種 | マスカットベーリーA種主体 |
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生産地 | 日本 |
味わい | 果実の香りと酸味 |
内容量 | 750ml |
おすすめ8つ目は、エスプリ・ド・ヴァン・ジャポネ 絢-AYAというワインですね。
こちらは日本で作られているワインとして、ブドウの栽培からワインの製造まで国内で行われています。
しかもこの赤ワインは、G7伊勢志摩サミットにも用意されていたほどの逸品でもありますよ。
味としては食事と一緒に楽しめるようにバランスにこだわっていますが、フルーティな香りも楽しむことができます。
程よい酸味もありますので、重すぎずすっきりと飲みやすいタイプですね。
おすすめの赤ワイン7選【ミディアムボディ編】
次に、ミディアムボディの種類を紹介します。
【フレッシュで濃い果実味が印象的】モンテス・クラシック・シリーズ・カベルネソーヴィニョン・デミ
ぶどうの品種 | カベルネ・ソーヴィニョン主体 |
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生産地 | チリ |
味わい | 果実の味が強い |
内容量 | 370ml |
おすすめ1つ目は、モンテス・クラシック・シリーズ・カベルネソーヴィニョン・デミというワインです。
チリ産の赤ワインとして、初めて輸出を開始したワインとなるそうですよ。
こちらはバランスよく作られているので、食事とともに楽しんでもよし、ワインとして楽しむこともできるものになります。
また毎日でも飲めるように、すっきりとした味ながらも、果実の味が強めのワインですよ。
【一度は飲みたいあの国のワイン】シレーニ エステート・セレクション・プラトー・ピノ・ノワール
ぶどうの品種 | ピノノワール |
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生産地 | ニュージーランド |
味わい | チェリーのような香り |
内容量 | 750ml |
おすすめ2つ目は、シレーニ エステート・セレクション・プラトー・ピノ・ノワールというワインです。
なんと、こちらは日経何でもランキングというもので、「一度は飲みたいワイン」に選ばれています!
すべて一つの畑で収穫されたブドウを使用しているので、シンプルなワインとも言えます。
しかし複雑な味もするなかに、少しスパイスを感じるような味は、1度は飲んでみたくなりますね。
また買ってからすぐ飲んでみてもOKですし、10年熟成させて、じっくり未来に楽しむこともできますよ。
待つ楽しみもあるワイン、ということですね。
【まろやかな味わい】モンテッス アグリコーラ・プニカ
ぶどうの品種 | カリニャーノ 他 |
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生産地 | イタリア |
味わい | 濃いチェリーの香り |
内容量 | 750ml |
おすすめ3つ目は、モンテッス アグリコーラ・プニカというワインです。
こちらはイタリアの中でも、南イタリアで栽培されているものになりますよ。
南イタリアといえば、太陽と陽気な雰囲気がイメージされますよね。
そんなイメージにピッタリなワインで、果実の香りが際立つ中に、少しオリーブのような渋みもあります。
美味しい食事とともに楽しむことができる、ワインでもありますよ。
【お手頃価格でおいしい】サンタ・ヘレナ・アルパカ カベルネ・メルロー
ぶどうの品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー |
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生産地 | チリ |
味わい | チェリーの果実味 |
内容量 | 750ml |
おすすめ4つ目は、サンタ・ヘレナ・アルパカ カベルネ・メルローです。
こちらはラベルにアルパカの絵が描いてあるので、とても分かりやすいワインとも言えますね。
チリの中でもアンデス山脈の恵みを利用して、栽培されたブドウを使っています。
チェリーの果実感とまろやかな味で、飲みやすいワインでもありますね。
【エレガントな酸味】メゾン・ジョゼフ・ドルーアン ラフォーレ ブルゴーニュ ピノ・ノワール
ぶどうの品種 | ピノノワール |
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生産地 | フランス |
味わい | フレッシュかつ酸味がある |
内容量 | 750ml |
おすすめ5つ目は、メゾン・ジョゼフ・ドルーアン ラフォーレ ブルゴーニュ ピノ・ノワールです。
こちらはフランスの伝統的なスタイルを踏襲して作られているワインですね。
130年以上の歴史があるそうで、その情報だけで少し飲んでみたくなりますね。
複雑な味の中にもフレッシュな果実感と、酸味があるワインなのでさっぱりと飲みやすいのもうれしいですね。
【リッチで深みのある香り】モンスーン カベルネソーヴィニヨン&カルメネール
ぶどうの品種 | カベルネソーヴィニヨン、カルメネール |
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生産地 | チリ |
味わい | リッチな深みと香り |
内容量 | 750ml |
おすすめ6つ目は、モンスーン カベルネソーヴィニヨン&カルメネールです。
こちらは職人さんがブドウの栽培から、ワインの製造まで一貫して行っているワイナリーです。
なかなか現代では、分業制が多い中で、世界中の中でも希少な存在ですね。
チリ産のワインとして、手摘みのブドウのみを使用しているので、丁寧に作られているのも特徴の一つ。
二つのブドウの種類をブレンドしているので、リッチな深い味わいですよ。
【個性的な味わいが魅力】ベリンジャー ファウンダース・エステート・ピノ・ノワール
ぶどうの品種 | ピノノワール |
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生産地 | アメリカ合衆国 |
味わい | フルーティかつスモーキー |
内容量 | 750ml |
おすすめ7つ目は、ベリンジャー ファウンダース・エステート・ピノ・ノワールです。
こちらはアメリカのカリフォルニアで作られているワインですよ。
カリフォルニアといえば、太陽が降り注ぐイメージですが、その日差しをたっぷりと浴びて育ったブドウを使用しています。
130年以上の歴史を持ち、古く伝統のあるワイナリーでもあります。
フルーティながらもしっかりと独特な渋みも感じることができる、飲みごたえのあるワインですよ。
おすすめの赤ワイン8選【フルボディ編】
しっかり赤ワインを味わって飲みたい、というときにおすすめのフルボディを紹介します。
【凝縮した果実味】カサーレ ヴェッキオ モンテプルチャーノ ダブルッツォ
ぶどうの品種 | モンテプルチアーノ |
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生産地 | イタリア |
味わい | 濃縮系 |
内容量 | 750ml |
おすすめ1つ目は、カサーレ ヴェッキオ モンテプルチャーノ ダブルッツォです。
こちらは漫画にも登場していたので、ワインが好きな方には有名なものかもしれませんね。
こちらはブドウの選定からこだわっており、栽培段階で選び抜かれています。
そのため濃縮なブドウの味わいがありつつ、甘すぎない味わいで濃縮系ワインともいわれていますね。
イタリアではコスパの良さでも選ばれているそうですよ。
【濃厚でおいしい】ピーターレーマン バロッサン シラーズ
ぶどうの品種 | シラーズ種 |
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生産地 | オーストラリア |
味わい | チョコレートの風味 |
内容量 | 750ml |
おすすめ2つ目は、ピーターレーマン バロッサン シラーズです。
こちらは、ピーターレーマンという人物が設立したワイナリーで、製造されているものになります。
この人はのちに、農家を救ったことから「バロッサの男爵」とも呼ばれているそう。
昔からブドウ栽培をしている祖先の畑を引き継いで、栽培している農家よりブドウを買い取ってワインを製造しています。
この農家との協力のもと作らているワインは、口当たりがよく、余韻を楽しむことができる赤ワインですよ。
【上品でまろやかな味わい】ドメーヌ バロン ド ロートシルト ポーイヤック レゼルブ スペシアル
ぶどうの品種 | カベルネ・ソーヴィニヨンとメルロ |
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生産地 | フランス |
味わい | 果実感とスパイス |
内容量 | 750ml |
おすすめ3つ目は、ドメーヌ バロン ド ロートシルト ポーイヤック レゼルブ スペシアルです。
フランスの中でもワインの製造で有名な、ボルドー地区で格付け1の畑から収穫したブドウを使用しています。
またブドウの品種をブレンドしていることで、複雑な味わいにもつながっていますね。
ブラックベリーのような果実感とシナモンのようなスパイスを感じることができつつも、しっかりとした渋みも味わえます。
赤ワインをしっかり味わって飲みたい、というときにおすすめですね。
【オーク樽熟成の上品なワイン】ロバート・モンダヴィ プライベート・セレクション カベルネ・ソーヴィニヨン
ぶどうの品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン |
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生産地 | アメリカ合衆国 |
味わい | 果実感とスモーキー |
内容量 | 750ml |
おすすめ4つ目は、ロバート・モンダヴィ プライベート・セレクション カベルネ・ソーヴィニヨンです。
このワインは「カリフォルニアワインの父」といわれる人が、造ったワインとしても有名かもしれませんね。
ワインに真摯に向き合った人が、家族や友人と少し贅沢に楽しむことができるように、と作ったものだそう。
ブラックベリーやカシスのような香りの中に、コショウやコーヒーのような味わいを感じることができる。
複雑な味ながらも食事にも合うので、ぜひお肉料理と一緒にゆっくりと楽しむのがおすすめですよ。
【オーパスワンのセカンドワイン】オーバーチュア NV 辛口 ナパバレー 750ml
ぶどうの品種 | カベルネソーヴィニォン、カベルネフラン 他 |
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生産地 | アメリカ合衆国 |
味わい | 強めの味わい |
内容量 | 750ml |
おすすめ5つ目は、オーバーチュアです。
こちらはもともと、オーパス・ワンと呼ばれる赤ワインのセカンドとして作られているものです。
オーパス・ワンとは、少しお高めのワインのため美味しいけれども、家飲みには少しもったいないくらい贅沢なものですね。
もちろん高いワインを毎日飲めれば、素晴らしことですが、なかなか難しいですよね。
そんな時におすすめなのが、このセカンドのワインになります。
セカンドだからと言って、決して物足りないわけではなく、力強い味わいは好きな人でも満足する味わいですよ。
【上品な香りとスムーズなタンニン】コンチャ イ トロ カッシェロ デル ディアブロ カベルネソーヴィニヨン
ぶどうの品種 | カベルネソーヴィニォン |
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生産地 | チリ |
味わい | リッチな味わい |
内容量 | 750ml |
おすすめ6つ目は、カッシェロ デル ディアブロ カベルネソーヴィニヨンです。
こちらはチリでも、有名なワインですね。
なんと昔、美味しすぎて盗みが後を絶たず、困った創始者が「悪魔が住んでいる」と噂を流してまで守ったといわれるワインです。
盗んででも飲みたくなるほど美味しいワインは、カシスやプラムなどの果実の味わいと熟成されている深みが特徴ですよ。
しっかりとした渋みもあるので、ワインを楽しみたいという時におすすめですね。
【少しリッチなオージーブレンド】ペンフォールズ ビン8・シラーズ・カベルネ ギフトボックス入り
ぶどうの品種 | カベルネソーヴィニォン |
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生産地 | オーストラリア |
味わい | 果実感とスパイス |
内容量 | 750ml |
おすすめ7つ目は、シラーズ・カベルネです。
こちらは化粧箱付きなので、ギフトにもオススメの商品ですね。
ワインの中でもフルボディーの良さがしっかりと出ているもので、赤ワインが好きな人にはこれを選べば間違いがない、といわれるほど。
また脂ののった肉料理にも合うので、同じオーストラリア産のオージービーフと楽しむのもおすすめですよ。
【ホムパにおすすめ】カルロ ロッシ ダーク
ぶどうの品種 | ルビー・カベルネ、バルベラ、テンプラニーリョ |
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生産地 | オーストラリア |
味わい | フルーティかつすっきり |
内容量 | 3000ml |
おすすめ8つ目は、カルロ ロッシ ダークです。
こちらはいろいろなブドウをブレンドして作られているので、フレッシュな果実感はそのままで濃い味わいが特徴ですね。
酸味が抑えられていますが、すっきりと飲みやすい味になっているのでストレート以外の飲み方もおすすめ。
フルーツを足して、サングリアのように楽しむこともできるので、自分の好きな飲み方を探すのも楽しいですね。
赤ワインの楽しみ方
ここまでおすすめ等を紹介しましたが、その赤ワインの楽しみ方を紹介しますね。
香りを楽しむ
せっかくワインを飲むなら楽しんでほしいのが、香りです。
ワインなんてどれも同じような香りでは、と思うかもしれませんね。
しかし実は、「フルーティーな香り」と一口に言っても、いろいろな香りがあります。
フルーツにいろいろな種類があるように、イチゴのような酸味なのか、プラムのような甘味なのかで異なりますよね。
またスパイシーな香りや燻製のようなスモーキーな香りがするものもあります。
ぜひ飲む前に、少しグラスに鼻を近づけて、楽しんでみてくださいね。
料理とのマリアージュを楽しむ
ワインは、単体で楽しむ場合と料理と楽しむ場合がありますよね。
どちらかといえば、料理と一緒に飲むことの方が多いでしょうか。
そんな時は料理との相性を楽しむのも、一つですよ。
ここまで紹介した通り、赤ワインは肉料理との相性がいいですよね。
その中でもステーキのようながっつりとした料理か、ローストビーフのようなさっぱりとしたものが合うのか。
このワインなら、こういう料理がより美味しくなる、という組み合わせを探すのも楽しいですね。
冷やしすぎず常温で楽しむ
ワインはすべて冷蔵庫で、キンキンに冷やしている、という方。
実は少し間違っているかもしれません。
ワインにはそれぞれ適温があり、冷やしているから全てが美味しくなるわけではありません。
せっかく楽しむのであれば、ベストな状態で飲みたいですよね。
ここに一例を紹介しておきます。
あくまで一例ですので、ワインのラベル等で確かめつつ適温で飲んでくださいね。
- ライトボディ:10~12度
- ミディアムボディ:13~16度
- フルボディ:16~18度
ワイングラスにこだわる
ワインを飲むときに、ワイングラスで楽しんでほしい、それにはきちんとした理由があるのをご存知でしょうか。
ワインはここまで紹介した通り、香りも一緒に楽しむものですよね。
そのため香りを楽しめるように、ワイングラスは計算されています。
また飲み口が広いものと狭いもので香りに変化があるだけでなく、味にも変化がありますよ。
ぜひ美味しいワインを飲むときには、こだわってみてはいかがでしょうか。
赤ワインの正しい保存方法
美味しい赤ワインを買った、というときにぜひ気にかけてほしいのが、保存方法です。
せっかくの美味しいものが、その保存方法で、台無しになることもあるからですね。
一番のベストはワインクーラーに入れること、ですが一般家庭には難しいです。
そんな時は、北側にある暗所に保存するのがおすすめ。
涼しい環境で、温度変化のあまりないところが望ましいので、夏などは冷蔵庫の中でも野菜室などがおすすめですよ。
冬場なら、暖房が聞いていない部屋に置いてくださいね。
次にワインを開けた後、飲み切れていない場合の保存方法を紹介します。
栓を開けた後は、常温で保存していたワインでも雑菌等の心配もありますので、必ず冷蔵庫に入れましょう。
開封後は酸化も進みますので、1週間程度を目安に飲むことをおすすめしますよ。
赤ワインのおすすめを美味しく楽しんで
赤ワインは美味しいですが、奥が深いので難しいと感じている方も多いですよね。
確かに歴史ある飲み物でもあるので、伝統がありながらも世界中で楽しまれている飲み物です。
いろいろな楽しみ方があるので、あまり難しく考えすぎず、気軽に挑戦できるものも魅力のひとつですよ。
ぜひ美味しい料理とおすすめの赤ワインで、楽しい時間を過ごしてくださいね。