スキムミルクの特徴
スキムミルクというと、あまりなじみのないという人も多いかもしれません。
最近はホームベーカリーの広がりによって、スキムミルクの売り上げも少しずつ上昇しているとか。
おすすめの飲み方を紹介する前に、まずはスキムミルクの特徴について知っておきましょう。
牛乳を粉末状にしたもの
スキムミルクは脱脂粉乳と呼ばれることも多いですが、『大人の粉ミルク』という人も多いんです。
このように粉末状であることがスキムミルクの最大の特徴です。
牛乳から乳脂肪分を取り除き乾燥させることで粉末状に仕上げます。
さらさらとしていてほんのりと甘みがあり、昔のような飲みにくさはほとんどありません。
水やお湯で溶いてそのままでも飲みやすいですよ。
長期保存ができる
スキムミルクは水分が少ない粉末状のため、長期保存ができるという点も大きな特徴です。
毎日牛乳は使わないけど、日によっては少量の牛乳が必要というときもありますよね。
そんな時はスキムミルクを使うのがおすすめ。
必要な分だけ水で溶いて使うことができるので、かなり便利ですよ。
最近の商品はジップ付きのものがほとんどなので、保存しやすいということも魅力のひとつ。
栄養価は高め
スキムミルクは乳脂肪分を取り除いて乾燥させるため、脂肪分は少ないですがたんぱく質など栄養価は高めなんです。
水分を飛ばすことによって栄養価が凝縮され、たんぱく質やカルシウムは牛乳の2倍ほどある商品も少なくありません。
効率よく栄養を摂取したいという人にもおすすめのアイテムです。
スキムミルクの種類
スキムミルクは、大きく分けて
- 飲料用
- 料理用
上記の2種類に分けられます。
飲料用も料理用も成分や製造法に大きな違いはありませんが、飲料用におすすめしたいものと料理用におすすめしたいものとに分けることができるんです。
ここでは種類別にどんなおすすめポイントがあるのか、詳しく見ていきましょう。
飲料用
飲料用におすすめしたいスキムミルクの特徴は次の4つ。
- クセが少なく飲みやすい
- 栄養価のバランスがいい
- プラスαの栄養価が含まれている
- 個包装になっている
飲料用としてスキムミルクを利用する場合、飲みやすさが一番のおすすめポイントになります。
栄養価にもこだわっているので、そのまま溶かして飲料用としておすすめです。
料理用
料理用におすすめのスキムミルクの特徴は、次の3つ。
- サッと使いやすいパッケージ
- 使う分だけが小分けになっているタイプ
- 味よりも栄養価
片手で持ちやすいパッケージであったり、小さじ1杯分が1袋になっていたりと、使いやすいものを料理用として使うのがおすすめです。
スキムミルクと牛乳の違い
スキムミルクよりも牛乳のほうが身近ですが、そもそもスキムミルクと牛乳にはどのような違いがあるのでしょうか。
大きな違いは液体か粉末か、ということですが、それ以外にはどのような違いがあるのか詳しく知っている人は少ないかもしれません。
スキムミルクと牛乳にはどんな違いがあるのか解説します。
牛乳よりカロリーが低い
前の項目ではスキムミルクは栄養価が高いと紹介しましたが、カロリーは牛乳よりも低いんです。
牛乳200mlのカロリーは130kcalほどですが、スキムミルクのカロリーは200mlで70kcalほど。
ダイエットをしている人は、スキムミルクを牛乳の代替品として使うのがおすすめです。
品質を保持しながら長期保存ができる
牛乳は未開封でも数日しか品質を保持できません。
スキムミルクは開封しても品質を保持したまま長期保存ができる優れもの。
未開封なら1年ほど、開封後なら1ヶ月ほど保存することができます。
牛乳の代わりに使うことができるので、長期保存ができるのはうれしいポイントです。
スキムミルクの選び方
ここ数年スキムミルクのメーカーや種類が増え、スーパーの売り場も拡張されています。
スキムミルクの種類が豊富になりうれしい反面、どんな選び方をすればいいのか、迷ってしまいますよね。
味に関しては好みがあるので実際に飲んでみないとわかりませんが、ここでは迷った時に参考にしてほしいおすすめの選び方を紹介します。
用途に合わせて必要な容量を選ぶ
まずはスキムミルクの量です。
スキムミルクを飲料用か料理用かなど、何に使うのかによって必要な量の商品を選びましょう。
家族で毎日使うなら大容量タイプを、頻度が少ないけどそれなりの量を使うなら少量パックのものを選ぶのがおすすめです。
毎日は使わないけどたまに少量だけを使いたいという人におすすめはスティックタイプです。
品質が気になるならスティックタイプを
前の項目では、開封済みのスキムミルクは1ヶ月程度で使い切るのがおすすめだと紹介しました。
初めのころはこまめに使っていても、気づいたら開封して1ヶ月経っていたということも珍しくありません。
品質が気になるなら、いつも開けたてが使えるスティックタイプのスキムミルクがおすすめ。
いつも新鮮な状態でスキムミルクを使うことができますし、賞味期限を気にせずに使うことができますね。
栄養価
栄養価もスキムミルクを選ぶときの大きなポイントになります。
スキムミルクの基本的な栄養価はメーカーで大差はありませんが、プラスαの栄養価で他メーカーと差を付けていることも。
美容を気にするならコラーゲンが入ったものを、ダイエットならたんぱく質が多いものを、といったように選ぶのがおすすめです。
カロリーに関してはほとんど違いがないので、ほかの栄養素で選ぶといいでしょう。
メーカーから選ぶ
スキムミルクを販売するメーカーの多くは、乳製品を取り扱っているところがほとんどです。
どのスキムミルクも似たように感じ選べないというときは、普段飲んでいる牛乳のメーカーで選ぶのもおすすめ。
牛乳やバターなど、お気に入りのメーカーがあれば、そのメーカーを選ぶとスキムミルクの味も好みのものに近いかもしれません。
価格
スキムミルクを選ぶときのもうひとつのポイントは価格。
スキムミルクはちょっと高いと感じる人も多いかもしれません。
価格帯は300円から600円程度のものが多いですが、量によっても大きく変わります。
少量のものは割高感がありますが、たくさん買っても消費しきれなければ結局無駄になってしまいます。
量と価格をしっかりと照らし合わせて購入するのがおすすめですよ。
おすすめの飲料用スキムミルク5選
スキムミルクは体にもいいといわれていますから、まずは飲料用として取り入れてみたいですよね。
ここではおすすめのアイテムを5つ紹介します。
ほとんどのアイテムがスーパーで手軽に手に入るものですので、お気に入りのものを見つけてみてくださいね。
【手軽に飲める】雪印メグミルク 北海道スキムミルク
粒が小さく、冷たい水でもサッと溶けるのが特徴の商品です。
カルシウムとたんぱく質が豊富に含まれ、手軽に必要な栄養素を摂取したいと思っている人におすすめです。
広口タイプのジッパーなので、大きなスプーンを使っても取り出しやすく、保存にもとっても便利ですね。
昔飲んだことのある脱脂粉乳というイメージは全くなく、ほんのり甘みを感じられるのでおいしいです。
内容量 | 360g |
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成分 | エネルギー357kcalたんぱく質36.3g脂質0.6g飽和脂肪酸0.26g炭水化物51.5g糖質51.5g食物繊維0.0g食塩相当量1.1gナトリウム450mgカルシウム1200mg |
生産国 | 日本 |
メーカー | 雪印メグミルク |
【カルシウムを簡単に補う】よつ葉 スキムミルク
よつ葉といえばバターが有名ですよね。
コクがありながらさっぱりしたテイストのバターはとても人気で、よつ葉のバターユーザーがスキムミルクもよつ葉を使うというケースは少なくありません。
北海道産生乳を100%使用し、クセが少ないミルクに仕上がっています。
飲みやすいのはもちろんですが、ほかの食材の邪魔をしないので料理にも使いやすいですよ。
内容量 | 200g |
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成分 | エネルギー359kcalたんぱく質36.2g脂質0.7g炭水化物51.9gナトリウム430mgカルシウム1,200mg |
生産国 | 日本 |
メーカー | よつ葉 |
【初心者におすすめ】森永 スキムミルク
初めてスキムミルクを取り入れるという人にもおすすめしたいのがこちら。
飲みやすさは抜群で、甘みと風味がいいのが特徴です。
熱湯で溶かすとダマになりやすいので、冷たい水かお湯なら60度程度のものを使うと溶かしやすいですよ。
今までスキムミルク苦手意識があった人も、この商品で新たなおいしさを発見したと感じている人が多いです。
内容量 | 175g |
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成分 | エネルギー358kcalたんぱく質34.0g脂質1.0g炭水化物53.3g食塩相当量1.0gカルシウム1,200mgリン960mg鉄0.2mgビタミンB10.4mgビタミンB21.7mg |
生産国 | 日本 |
メーカー | 森永 |
【カルシウムに優れた】雪印メグミルク 毎日骨太MBPスキム
そのまま飲むならこの商品が一番飲みやすいと感じる人も多いほど、定番人気の商品です。
サッと溶けて飲みやすく、カルシウム含有量も多いというのが魅力。
コップ一杯飲むだけで、1日分のカルシウムの半分を摂取することができるなんて嬉しいですよね。
お子さんのカルシウム不足を補うために飲ませるのもおすすめ。
もちろん大人もおいしくいただけます。
内容量 | 200g |
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成分 | エネルギー56kcalたんぱく質3.9g脂質0.2g飽和脂肪酸0.1g炭水化物9.6g糖質9.6g食物繊維0.0g食塩相当量0.17gナトリウム67mgビタミンD1.2~2.5μg |
生産国 | 日本 |
メーカー | 雪印メグミルク |
【クセになる美味しさ】森永乳業 大人のための粉ミルク ミルク生活
大人のための粉ミルクというネーミングの通り、大人が不足しがちな栄養素がたっぷりと含まれているのが特徴の商品です。
注目してほしい成分は中鎖脂肪酸と鉄。
特に女性には気になる成分ですよね。
赤ちゃん用の粉ミルクににた香りと甘みで、ほかの食材と合わせるよりもそのまま飲むことをおすすめしたいアイテムです。
独特の味なので、好みはわかれるかもしれません。
内容量 | 300g |
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成分 | 熱量 93kcalたんぱく質 2.0g脂質 4.0g炭水化物 12.6g糖質 12.0g食物繊維 0.6g 食塩相当量 0.12gビタミンA 130μgビタミンB1 0.17mgビタミンB2 0.18mgビタミンB6 0.20mgビタミンB12 0.30μgビタミンC 12.5mgビタミンD 1.0μgビタミンE 1.5mgナイアシン 1.6mgパントテン酸 1.1mg葉酸 33μg亜鉛 0.6mgカリウム 140mgカルシウム 150mg 鉄 1.5mgマグネシウム 18mgリン 63mgラクトフェリン 20mgリノール酸 500mgα-リノレン酸 50mgDHA 11mg中鎖脂肪酸 1.0gラクチュロース 100mgガラクトオリゴ糖 100mgルテイン 20μg |
生産国 | 日本 |
メーカー | 森永 |
おすすめの料理用スキムミルク5選
飲料用としても使うのが一般的ですが、いつもの料理にサッと加えて使うことがこともできますよ。
水やお湯にサッと溶けるということが、料理におすすめしたいアイテムの特徴です。
ここでは料理におすすめのアイテムを5つ紹介します。
【大容量高品質】よつ葉 北海道脱脂粉乳 スキムミルク
パン作りやお菓子作り、料理など幅広くいろいろ使いたいという人におすすめなのが、こちらのアイテムです。
一般的なスキムミルクだと一袋200~300g程度入りのものが多いですが、こちらはなんと1kgと大容量。
もちろん料理以外にも飲料用としても使用することができます。
お手頃サイズのものだとすぐになくなってしまうという人は、こちらを購入してみてはいかがでしょう。
内容量 | 1kg |
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成分 | 不明 |
生産国 | 日本 |
メーカー | よつ葉 |
【お菓子作りにおすすめ】北海道乳業 スキムミルク
お菓子作り用に購入しているという人が多いのが、こちらのアイテム。
こちらもたっぷり1kg入りで、様々な料理やお菓子作りに使えそうです。
味もいいと評判で、開封すると同時にミルクの優しい香りが漂います。
お菓子作りに使えば風味アップになりますし、料理に使うとコクが増します。
そのまま飲んでもおいしいと話題。
やや溶けにくい形状ですが、シェイカーを使えば簡単に溶けますよ。
内容量 | 1kg |
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成分 | 不明 |
生産国 | 日本 |
メーカー | 北海道乳業 |
【手軽に使いやすい】パイオニア企画 スキムミルク
特にパン作りにおすすめなのが、パイオニア企画の商品。
シンプルな風味で、パンがふっくら仕上がると人気です。
250gと程よい内容量であることも魅力。
お菓子作りに使っている人も多く、柔らかく優しい風味が特徴です。
もちろんそのまま飲むのもおすすめ。
サッと溶けやすい粉末なので、いろいろなアレンジを楽しむことができそうですね。
内容量 | 250g |
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成分 | エネルギー345kcalたんぱく質36.6g脂質0.5g炭水化物50.8gナトリウム450mg |
生産国 | 日本 |
メーカー | パイオニア企画 |
【カルシウムに優れた】雪印メグミルク 毎日骨太MBPスキム スティックタイプ
毎日の料理には使わないけど、たまに使いたいときがあるという人におすすめなのが、メグミルクのスティックタイプのもの。
1本16g入りなので、大体大さじ2杯程度の内容量となっています。
ちょっと使いたいときに使いきれる便利な量が魅力です。
味もおいしく、カルシウムもたっぷり含まれていますよ。
コーヒーやヨーグルトなどにプラスして使いたいという人にもおすすめ。
内容量 | 16g×7本 |
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成分 | エネルギー56kcalたんぱく質3.9g脂質0.2g飽和脂肪酸0.1g炭水化物9.6g糖質9.6g食物繊維0.0g食塩相当量0.17gナトリウム67mgビタミンD1.2~2.5μg |
生産国 | 日本 |
メーカー | 雪印メグミルク |
【便利な小分けタイプ】パイオニア企画 お徳用スキムミルク
製菓・製パン用としてパッケージにも記載されているので、主にお菓子作りや料理に使いたいという人が多く購入しています。
こちらも個包装ですが、1袋6gとちょうど大さじ1杯と使いやすいのが魅力。
製菓用と記載されていても、成分などは変わりません。
ふつうのスキムミルクと同じように使いましょう。
たっぷり30袋入りというのも魅力です。
内容量 | 6g×30本 |
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成分 | 不明 |
生産国 | 日本 |
メーカー | パイオニア企画 |
スキムミルクのメリット
スキムミルクは飲みにくいと思われがちですが、たくさんのメリットもあるんですよ。
カロリーが低いことや手軽に使えるなどいろいろなメリットはありますが、次の3つが大きなメリットといえるでしょう。
- いろいろな使い方ができる
- 長期保存ができる
- 栄養価が高い
このメリットを活かして、いろいろな料理や飲み方に活用してみてください。
いろいろな使い方ができる
スキムミルクは牛乳の代わりにただ飲むだけでなく、いろいろな使い方ができるという点が、魅力でもありおすすめポイントでもあります。
飲料用としてもアレンジがしやすく、様々な料理にも使うことができます。
牛乳の代わりに水で溶いて使うこともできますし、煮込み料理などにスプーン1杯のスキムミルクを入れるだけでコクがアップするんですよ。
長期保存ができる
繰り返しになりますが、長期保存ができるができるということは大きなメリットです。
未開封なら、ほとんどのメーカーが1年間は常温で保存することが可能。
スティックタイプのものを購入しておけば、賞味期限までがかなり長いのがうれしいポイントです。
開封しても1ヶ月間は品質がほとんど変わらないので、牛乳のように焦って使わなくても大丈夫ですよ。
栄養価が高い
スキムミルクは栄養価が高いことも、大きなメリットのひとつです。
脂質が少なくたんぱく質が多いのが特徴ですが、ビタミンやミネラル類がバランスが良く配合されているという点も特徴です。
普段の食生活にプラスするのもおすすめですし、乳糖が多めなので腹持ちがいいという点ではダイエットに取り入れるのもおすすめです。
スキムミルクのデメリット
メリットがたくさんあるスキムミルクですが、やはりデメリットもあるんです。
デメリットは次の3つ。
- 飲み切れないことがある
- 味が飲みにくいと感じることも
- 値段が気になる
デメリットはちょっとした工夫でメリットにすることも可能です。
デメリットと併せて、プラスに変える方法も紹介しますね。
飲み切れないことがある
スキムミルクはたっぷり大容量タイプのものが多く、初めは順調でもだんだん飲む量や頻度が減ってしまうことも。
そうすると賞味期限内に使うことが難しく、大容量のものを買っても結局使いきれないということも珍しくありません。
ちょっと割高だと感じても少量のものやスティックタイプのものを選ぶのがおすすめですよ。
味が飲みにくいと感じることも
昔のスキムミルクに比べたら、風味も味も良くなり粉っぽさもほとんど感じない商品が増えています。
とはいえ、牛乳と同じような感覚では飲めないと感じる人がいることも事実。
牛乳に比べると多少のクセがあり、のどに引っかかる感じが苦手という人も。
ブレンダーでしっかり撹拌したり練乳やフルーツをプラスしたりするのがおすすめです。
値段が気になる
もうひとつのデメリットは値段です。
牛乳の感覚で購入しようと思うとちょっと高いと感じることもありますよね。
しかしスキムミルクは大さじ1杯につき100ml程度の水で割ることで、一般的な牛乳と同じような濃さで飲むことができます。
スキムミルクは1袋200~300g程度のものが多いですから、それを水で割って飲むと考えたらコスト面ではそこまで大差ありませんよ。
スキムミルクの美味しい飲み方
スキムミルクののみにくさが気になるものの、栄養価やカロリーはやっぱり魅力的ですよね。
毎日の生活にスキムミルクを取り入れてみたいという人に、おすすめの飲み方を3つ紹介します。
そのまま飲むよりも飲みやすく、毎日続けやすい飲み方なので参考にしてみてくださいね。
コーヒーに入れて
初めてスキムミルクを飲む人やスキムミルクの味が苦手という人におすすめなのが、コーヒーに入れて飲むという方法。
牛乳やクリームと同じようにスキムミルクを使うだけなので、とっても手軽です。
コーヒー以外にも紅茶やココアにも使うことができますよ。
カロリーを抑えることもできますし、カルシウムをたっぷりと摂れるのもおすすめしたい理由です。
はちみつスキムミルク
スキムミルクが飲みにくいと感じている人にぜひ試してもらいたいのが、水で溶いたスキムミルクにはちみつをプラスする飲み方。
はちみつは少量でもしっかりと甘みを感じることができますし、風味も良くなり飲みやすくなります。
アイスでもおいしいですが、ホットで飲むとよりはちみつの香りを感じられるのでおすすめですよ。
バナナスキムミルク
ブレンダーやミキサーがある人にぜひ試してもらいたいのが、バナナとスキムミルクを合わせてスムージーのようにして飲む方法。
完熟バナナを使えば、砂糖やはちみつは不要です。
スキムミルクとバナナをミキサーに入れ撹拌するだけなので、短時間でできてダイエットにもおすすめです。
バナナ以外にもリンゴや桃などでもおいしく作ることができますよ。
スキムミルクを使った料理
スキムミルクはそのまま飲むだけでなく、様々な料理に幅広く使うことができます。
飲むだけでは消費しきれないという場合、料理でなら大量にしょうひできるレシピもあるので、思い切って料理に使ってみてはいかがでしょう。
加えるだけでカルシウムなどが採れるのもうれしいですね。
ここでは簡単にスキムミルクを取り入れられる料理を3つ紹介します。
シチュー
もっとも使いやすいレシピといってもいいのが、クリームシチューです。
普段シチューを作るときには牛乳を使いうのが一般的。
スキムミルクは牛乳の代わりに濃いめに水で溶いて使ってもいいですし、そのままお鍋に振り入れてもOKなんです。
乳脂肪分が少ない分あっさりとした風味になりますが、牛乳を使ったときよりも低カロリーにすることができます。
ポテトサラダ
いつものポテトサラダをワンランク上の味にしてくれるのに役立つのも、実はスキムミルクなんです。
いつも通りにポテトサラダを作り、マヨネーズと一緒にスキムミルクを適量混ぜ合わせます。
ほんのりとした甘みがプラスされ、コクとうまみがアップしますよ。
ポテトサラダ以外にもマヨネーズを混ぜ合わせるサラダには、スキムミルクを使うのがおすすめです。
ハンバーグ
ハンバーグにスキムミルクを使うときは、パン粉を混ぜるタイミングでスキムミルクも一緒に混ぜ合わせましょう。
ハンバーグに隠し味でスキムミルクを使うと、ふっくらと柔らかく仕上がるんですよ。
肉200gに対してスキムミルクは大さじ1杯程度でOKです。
たくさん入れればより柔らかくなるわけではありませんので、ほどほどの量にしてくださいね。
スキムミルクのカロリー
スキムミルクはカロリーが低いことも魅力のひとつ。
前の項目でも少し触れましたが、スキムミルクのカロリーは1カップ90g当たり、およそ323kcal程度です。
メーカーによってカロリーには多少の誤差がありますが、1食200mlの水で溶かして飲んだとして、スキムミルクの1食のカロリーは70kcalほどとなります。
牛乳を同じ量だけ飲んだ時と比べると、カロリーは約半分ほどというのがうれしいですね。
カロリーは低いのに栄養価は高い、腹持ちも牛乳よりもいいので、これがスキムミルクがダイエットにも向いているといわれる理由です。
カロリーを少しでも抑えたいと考えている人は、牛乳の代わりにスキムミルクを取り入れてみてはいかがでしょう。
ダイエットに効果的なスキムミルクの飲み方
スキムミルクはカロリーが低く栄養価が高いので、まさにダイエットにぴったりの食品。
栄養バランスがいいので、健康的にダイエットに取り組みたいという人にもスキムミルクはおすすめなんです。
ダイエット中でも安心して飲める、おすすめのスキムミルクの飲み方を3つ紹介します。
いろいろアレンジもしやすいので、飲みやすいように工夫してみてください。
きなこスキムミルク
効率的にダイエットをするには、良質なたんぱく質をしっかり摂ることが有効だといわれています。
スキムミルクにはたんぱく質も豊富に含まれていますが、さらにたんぱく質を摂るためにきなこを入れるのがおすすめ。
飲みにくい場合ははちみつを少量プラスしてみてくださいね。
黒蜜をかけるのもおすすめです。
スキムミルク入り飲むヨーグルト
ヨーグルトもダイエットにおすすめの食品のひとつです。
プレーンヨーグルトに水で溶いたスキムミルクを加え、飲むヨーグルトとして取り入れてみてください。
フルーツをプラスすれば食べた感がアップして、満足を得やすくなるのでおすすめです。
バナナやリンゴなど、食物繊維が豊富なフルーツを選ぶといいですよ。
青汁スキムミルク
青汁も置き換えダイエットのアイテムのひとつとして注目されていますよね。
あおじるにはビタミンやミネラルがバランスよく豊富に含まれているので、美容に気を使いながらダイエットに取り組めます。
フルーツ青汁など飲みやすい青汁を選べば、ダイエットにもより取り入れやすくなるはずです。
スキムミルクの保存方法
スキムミルクを最後までおいしく使い切るには、正しい保存方法を知っておくことも重要です。
粉ものは冷蔵庫に入れることが推奨されていますが、スキムミルクは湿気が一番の天敵。
冷蔵庫から出し入れすることで湿気やすくなるため、乾燥した場所で常温で保存するのがベストです。
開封後もジッパー付きの保存袋に入れ、直射日光の当たらない乾燥した涼しい場所で保存しましょう。
シンク下などに保存するのはNGです。
棚の上などに置き、シリカゲルを入れておくといいでしょう。
ジッパー付きの保存袋に2重に入れ、タッパーなどに入れておくと虫などの侵入を防ぐことができますよ。
密閉性のある保存瓶に移し替えて使うのもおすすめです。
使うときは清潔なスプーンを使い、水分が入り込まないように気を付けましょう。
スキムミルクはいろいろ使えておすすめ
スキムミルクはカロリーが低く栄養価が高いことから、ダイエットはもちろん普段使いもしやすい魅力的なアイテムなんです。
牛乳の代わりに使えるので、手軽に取り入れられるのもおすすめポイントのひとつです。
昔よりも飲みやすくなっているので、気になる人はぜひスキムミルクを取り入れてみてくださいね。
パン作りに使っている人は、パン以外にも使い道がたくさんあるので、いろいろ試してみてください。