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2020/10/14

洗面台をコーティングする手順と注意点6選|コーティング後キレイに保つコツ3選

毎日使用する洗面台は家の中でも汚れの付きやすいところです。頑固な水垢や汚れが付いてしまったらお掃除も大変です。そんな洗面台、表面をコーティングすることで汚れを付きにくくできるんです。ここではコーティングの手順と注意事項についてご紹介します。

Large house method  qtmdpinhek unsplash

洗面台をコーティングするには?

洗面台をコーディング

コーティングってなんだか難しそう、なんて思われる方もいるかも知れませんが、実はDIYでも簡単にできるんです。
毎日使う洗面台ですが、日々忙しい中でお風呂やトイレの掃除はしても、洗面台まではなかなか手が回らないなんてことありますよね。

頑固な水垢汚れを落とすのは大変です。
そんな悩みをお持ちの方には、洗面台コーティングをおすすめします。

ここからは、コーティングの手順と注意点をご紹介します。

コーティング剤とは

洗面コーティング剤は、フッ素樹脂やシリコン樹脂でできていて、洗面台の表面に塗ることで撥水性を高め、水をはじいて水垢や汚れをつきにくくします。
撥水効果は長期間持続するので、コーティングをすることで日々のお掃除が楽になるでしょう。

商品によって、持続期間は1ヶ月~3年と差があります。
持ち家なのか賃貸なのかなど、ご自分のスタイルに合った商品を選ぶようにしましょう。

水垢とは

水垢は、水道水に含まれるカルシウムやケイ酸などのミネラル分が付着することによってできます。
そして、素材表面に付いた水滴が蒸発して、ミネラル分だけがそのまま残ってしまうのです。

これを放置することで、どんどん頑固で落としにくい汚れになってしまいます。
蛇口や洗面台に広がる白いウロコ状の水垢は、掃除をしてもなかなかキレイにならなくて、大変な思いをしている方もいるでしょう。

水垢が発生する原因

しつこい水垢汚れは、濡れっぱなしで放置することが原因でできてしまうのです。
洗面台は、毎日家族みんなが顔を洗ったり手を洗ったり、歯磨きをするたびに使いますよね。

そんな洗面台には、使うたびに水滴が付着します。
濡れた洗面台をそのまま放置して、濡れたり乾いたりを繰り返すことで、水道水に含まれるミネラル分が堆積し、白く固まってしまいます。

そして、撥水性が落ちてしまった洗面台は、水はけも悪いので水垢ができやすくなります。

<下に続く>

洗面台をコーティングする手順と注意点6選

洗面台をコーディング

それでは洗面台をコーティングする手順と注意点を6つ見ていきましょう。

  1. コーティング剤のチェックをする
  2. 作業しやすいように周囲を整理する
  3. 洗面台の水垢や汚れを掃除する
  4. 洗面台の水気を取る
  5. コーティング剤を塗る
  6. 数時間ほど乾燥する

難しそうに思えるコーティングですが、誰にでも意外と簡単にできるのです。
さっとスプレーを吹きかけるだけのものや、しっかり塗り込むことで長期間効果が持続するものなど、いろいろなタイプのものがあります。

商品パッケージに作業手順やキレイに塗るコツなどが書かれたものもありますので、自分に合ったコーティング剤を選びましょう。

洗面台をコーティングする手順と注意点1:コーティング剤のチェックをする

コーティング剤は洗面台の素材によっては使えない場合があります。
ご自宅の洗面台の素材をご存じですか?

洗面台には陶器やホーロー、人工大理石など、いろいろな素材のものがあります。
必ず商品パッケージに付属の、使用上の注意をよく読んで、素材に合ったものかを確認してから使用して下さい。

もし洗面台の素材がわからない場合は、取扱説明書やメーカーのホームページなどで確認することをおすすめします。

注意点

せっかく手間をかけてコーティングしても、洗面台の素材と合わないコーティング剤を使用することで、撥水効果がなくなることがあります。
また、シミや汚れが付いたり、素材が柔らかいものだと傷が付いてしまったり、思わぬトラブルの原因となることもあるので注意が必要です。

洗面台をコーティングする手順と注意点2:作業しやすいように周囲を整理する

コーティングの作業に入る前に、まずは洗面台の周りに置かれた歯ブラシや化粧品などの小物類を整理しましょう。
作業がスムーズになるだけでなく、置きっぱなしになっている状態のものを整理することで、普段は気付かないような小物の下にできてしまった汚れも発見し、キレイにすることができます。

隅に溜まったほこりやヘアピンの下のサビなど、この際まとめてキレイにできるので、気持ちもスッキリしますね。

注意点

コーティング剤が定着するには数時間かかります。
その間は洗面台が使えないので、朝夕のよく使う時間帯を避け、できるだけ素早く作業を済ませられるように計画的に準備をしましょう。

洗面台をコーティングする手順と注意点3:洗面台の水垢や汚れを掃除する

次に、すでに付いている水垢や汚れを落とすために、洗面台をキレイに掃除します。
軽い汚れならお風呂掃除用の中性洗剤で落とせますが、頑固な水垢や汚れが付いてしまっている場合は、研磨剤入りのクレンザーやスポンジを使って、隅々まで丁寧に磨いていきましょう。

また、コーティング剤には専用クリーナーが売られているものもあります。
セットで買って使ってみるのもいいですね。

注意点

洗剤を使って掃除をする場合、洗剤の種類によっては手荒れや軽いやけどの恐れがあります。
そのため、掃除の際は必ずビニール手袋を着用してから作業をしましょう。

また、洗面台に水垢や汚れが残っていると、コーティング剤がきちんと馴染まずコーティング効果が薄れてしまうので、できるだけキレイに磨き上げることを心がけるようにしましょう。

洗面台をコーティングする手順と注意点4:洗面台の水気を取る

洗面台の掃除が終わったら、洗剤が残らないようキレイに洗い流し、乾いたタオルで表面の水滴をしっかり拭き取るようにします。
水分が完全にない状態にするために、素材表面が乾くまで少し時間をあけるようにするといいでしょう。

表面が完全に乾いたら、いよいよコーティングの作業に入ります。

注意点

素材が濡れていたり湿気があると、コーティングの塗膜性能が悪くなることがあるので、しっかりと乾かしましょう。
また、雨の日など湿度の高いときは素材表面の湿気も多くなりますので、できれば作業を避けることをおすすめします。

洗面台をコーティングする手順と注意点5:コーティング剤を塗る

下準備が全て終わったら、いよいよコーティング作業に入ります。
コーティング剤には、スプレータイプや液体タイプなどいろいろあるので、ご自分に合ったものを選びましょう。

ここでは、液体タイプの使用方法をご紹介します。
まずはキレイな布にコーティング剤を塗布して塗り広げていきます。

このとき、重ね塗りをするとムラになるので、往復したりせず均一になるように気を付けながら、コーティング剤をたっぷり使って一気に塗り広げましょう。
コーティングの作業はこれだけです。

注意点

コーティング剤は体に有害な臭いを出すので、作業を始める前には必ず換気をし、締め切った場所では使わないよう注意して下さい。
また、肌に触れるとかぶれる可能性がありますので、必ずビニール手袋を着用してから作業することを忘れないようにしましょう。

コーティング剤は乾燥後に無臭になるので心配はいりません。

洗面台をコーティングする手順と注意点6:数時間ほど乾燥する

コーティング剤を塗り終わったら、乾燥するまで数時間待ちます。
気温や湿度にもよりますが、乾燥には夏場で約3時間、冬場は6時間程度かかります。

その間洗面台を使用できませんので、そのつもりで事前の作業計画を立てましょう。
そして乾燥後、水を流してみて水はけがよくなっているか確認することも忘れずに行います。

また、短時間で終わらせたい方にはスプレータイプがおすすめです。
効果の持続期間は短めですが、塗って拭き取るだけで簡単にコーティング効果が得られます。

注意点

コーティング剤の硬化時間は、コーティング剤の種類やメーカーによっても違います。
硬化終了時間前に洗面台を使用してしまう、また表記を守らないなど硬化が不十分の場合には、コーティング剤がうまく定着しません。

きちんと商品の表記を守って、しっかり乾燥させるようにしましょう。

<下に続く>

洗面台のコーティング後もキレイに保つコツ3選

洗面台をキレイに保つコツ

コーティング後も、長期間洗面台をピカピカの状態に保つには、どうすればいいのでしょうか?
ここからは、コーティング後もキレイを長持ちさせるコツを3つご紹介しますので、見ていきましょう。

  1. 拭き取りをマメに行う
  2. 固いスポンジはNG
  3. 洗剤は綺麗に流す

コーティングをしてピカピカになった洗面台は、せっかく手間暇かけて作業したのですから、できれば長くキレイに保ちたいですよね。

しかし、残念ながらコーティングをしたからといって、全然お手入れをしなくてもいいという訳ではありません。

コーティング後もキレイに保つコツ1:拭き取りをマメに行う

残った水滴がまた水垢になってしまう可能性がありますので、水滴はこまめに拭き取りましょう。
コーティング剤を塗れば、コーティング膜が水滴や汚れをスルっとはじき、汚れを付きにくくしてくれますが、全ての水滴を完全にはじく訳ではありません。

使用後は、そのつど水滴を拭き取ることを習慣にすれば、キレイが長持ちしますよ。
拭き取り用のタオルを1枚洗面所に用意しておき、家族みんなで習慣にするのもいいかも知れませんね。

コーティング後もキレイに保つコツ2:硬いスポンジはNG

硬いスポンジや研磨剤入りの洗剤は、コーティングを剥がしてしまう可能性があるので、使用は避けるようにして下さい。
時間が経って、もし汚れが付いてしまったり撥水が悪くなってきたときは、柔らかいスポンジで表面を水洗いしましょう。

もし水だけで汚れが落ちない場合は、お風呂用などの中性洗剤で軽くこすることも可能なので、洗剤を使って掃除してみましょう。

コーティング後もキレイに保つコツ3:洗剤は綺麗に流す

石鹸や洗剤が残ってしまうと水垢や汚れの原因となりますので、洗面台を使った後や日常の掃除の後は、石鹸や洗剤が残らないように念入りに洗い流すことが大切です。
この作業をしっかりするかしないかで、キレイな洗面台を保つことに差が出てきます。

また、このときもむやみにゴシゴシこすらず、コーティングを剥がさないように気を付けましょう。

<下に続く>

洗面台をコーティングして美しさを継続しよう

洗面台をコーティングして

コーティングをすれば汚れが付きにくくなり、普段のお手入れがグッと楽になります。
家族が毎日使う洗面所は汚れがたまりがちで、家の中でもとくに汚れの付きやすい場所の1つでしょう。

頑固な汚れが付いてしまうとお掃除も億劫になります。
しかし、家族みんなやお客様も使う洗面所はいつも清潔にしておきたい場所ですよね。

洗面台コーティングは意外と簡単にできます。
手順や注意点に気を付けながら、洗面台コーティングをして美しさを継続しましょう。

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