マットレスの掃除は自分でできる?
毎日使用するマットレスを長く、快適に使うためには掃除が欠かせません。
日々の手入れが足りないと不衛生になり、ハウスダストやダニ、カビなどが発生してしまう恐れがあります。
これから自分でできるマットレス掃除のポイントを整理し、具体的なマットレスの掃除方法を詳しく説明していきます。
専門業者にクリーニングを任せなくても、自分で定期的な掃除を行うことで清潔で心地良い眠りを楽しむことができます。
プロに依頼するメリット
頑固なシミ汚れや大きなマットレスを、自分で掃除するのはとても大変です。
そんな時はプロにマットレスクリーニングを依頼することも有効な方法です。
マットレスを高圧洗浄すると、マットレスに染み込んだ汗などの汚れが驚くほど除去されます。
汗の汚れや目に見えないダニやカビの汚れも、スチームでしっかりと洗浄して取り除いてくれるプロの技は、一度体験すると定期的に行いたくなるほど目に見える効果を得られます。
マットレス掃除で押さえておきたいポイント3つ
マットレスを自分でお掃除する時に、ポイントとなる項目が3つあります。
- ダニや汚れ対策
- 月1回程度のマメな手入れ
- しっかりと乾かす
マットレス掃除の基本は、表面を掃除機がけしてゴミやホコリをためないことです。
ゴミやホコリが残っていると、ダニやカビの原因となる可能性があります。
これらの点を踏まえて、ベッドマットレス掃除の具体的な掃除の仕方を説明していきます。
マットレス掃除のポイント1:ダニや汚れ対策
気が付かないだけでダニは様々な場所に生息しており、特に汗をかいたマットレスはダニの温床になりやすい場所です。
ダニ対策用の液体スプレーなどを日常的に使用すれば、ダニの発生を抑えてくれるため、定期的な掃除も簡単に済ませることができます。
布用の除菌スプレーも効果的なので便利に使えます。
硬く絞った雑巾でマットレスの表面の汚れを拭き取ることも、簡単にできるマットレス掃除のポイントになります。
マットレス掃除のポイント2:月1回程度のマメな手入れ
月1回程度は少し時間をかけて、丁寧なお手入れをすることがマットレス掃除のポイントです。
シーツや敷きパッドなどを全て外して、掃除機を使って丁寧に掃除をします。
ペットの毛や、たまったホコリやダニの死骸なども掃除機を使ってしっかりと吸い取ります。
特に頭や上半身のあたりはホコリもたまりがちな場所なので、キルティングの縫い目部分やマットレスの溝などを念入りに吸い取ることが大切です。
マットレス掃除のポイント3:しっかりと乾かす
マットレス掃除のポイントとして、しっかりと湿気を飛ばして乾燥させることも重要です。
大きくて重いマットレスは移動も大変なので、隙間を作るためにベッドとマットレスの間に分厚い本を挟んだりして、風の通り道を作ることは効果的な乾燥方法です。
定期的にマットレスをひっくり返して、風を当てることも大切です。
ベッドに固定されて外すことができないマットレスは、窓際でしっかりと換気をする方法が効果的です。
マットレス掃除方法7つ
シーツやベッドカバーは定期的に洗濯できても、マットレスは大きくて重いため、掃除を諦めている方も少なくないでしょう。
マットレスの掃除方法は、手軽にできるシーツやベッドパッドの洗濯からダニやカビの汚れを落とす掃除、更には中性洗剤を使ったシミ掃除まで、汚れの種類や程度に応じて適切な方法で行うことが大切です。
汚れの程度や種類に応じて簡単にできるマットレスの掃除方法を7つご紹介します。
- ベッドシーツの交換
- マットレスの換気
- 掃除機をかける
- ベッドパットの洗濯
- 寝汗のシミ汚れを重曹で落とす
- 専用のスプレーでのカビ除去
- 飲み物汚れには中性洗剤
マットレス掃除は意外と簡単にできるので、覚えておくと役に立ちます。
以下に紹介する方法で、定期的に掃除をして清潔な環境を保ちましょう。
マットレス掃除方法1:ベッドシーツの交換
マットレス掃除方法の基本として、ベッドシーツの交換はこまめに行うことが大切です。
週に2~3回程度交換して洗濯すると、常に清潔な状態でベッドを使用することができ、マットレスの汚れも抑えることができます。
ベッドシーツと枕カバーは、常に乾いた清潔なものを使うことを心がけましょう。
マットレス掃除方法2:マットレスの換気
マットレスは壁に立てかけたり、ベッドとの間に本などを挟み込んで風を通りやすくして、換気を適切に行いましょう。
窓を開けて部屋全体の風通しを良くするだけでなく、扇風機などを活用して常にマットレスの換気を意識することが大切です。
マットレス掃除方法3:掃除機をかける
マットレスの掃除方法で大切なのが、掃除機による丁寧な掃除です。
ベッドシーツやパッドを使用していても、マットレスには細かな髪の毛やホコリなどがたまってしまうので、掃除機でしっかり吸い取ることが重要です。
ホコリや汚れがたまりやすいキルティングの谷間や溝を重点的に掃除機をかけることがポイントです。
ベッドクリーナーなどの専用ヘッドでなくても良いので、清潔な状態の掃除機ヘッドを使用しましょう。
マットレス掃除方法4:ベッドパットの洗濯
毎日かく寝汗はベッドシーツだけでなく、ベッドパッドにまで浸透している可能性があります。
ベッドシーツを週に数回交換していれば、ベッドパッドの汚れに神経質になる必要はありません。
通常ベッドパッドは2~3か月に一度の頻度で洗濯をすれば、染み込んだ汗や汚れを落として綺麗な状態を維持することができます。
マットレス掃除方法5:寝汗のシミ汚れを重曹で落とす
マットレスに黄色いシミが付くことがありますが、その原因は寝汗です。
寝汗の量は季節によって変わり個人差もありますが、1年を通じて誰もが寝汗をかきます。
寝汗の中には皮脂が含まれており、シミ汚れになってしまいます。
そのような寝汗のシミ汚れを落とすのに効果的なのが重曹です。
使い方は重曹水をスプレーボトルに入れて、シミ汚れになった部分にスプレーして5分程度放置します。
その後タオルで水分を吸い取り、乾燥させます。
マットレス掃除方法6:専用のスプレーでのカビ除去
マットレスに黒い汚れがポツポツと発生することがあります。
これは黒カビによる汚れなので、全体に広がる前に消毒用エタノールのスプレーを使用して消毒や殺菌を行えば、自宅でも掃除することができます。
手順は、消毒用のエタノールをカビの部分にしっかりと吹きかけて1時間程度放置します。
ぬるま湯に浸して絞ったタオルで叩くように拭き取りましょう。
その後、ドライヤーや扇風機を使ってマットレスをしっかりと乾燥させます。
マットレス掃除方法7:飲み物汚れには中性洗剤
ベッドの上でコーヒーやジュースなどの飲み物をこぼして汚した場合の掃除には、中性洗剤が効果的です。
飲み物の臭いやシミが残りやすいため、できるだけ早く掃除をすることが大切です。
掃除方法は、水に浸して硬く絞ったタオルで飲み物の汚れ部分を叩きます。
汚れが薄くなってきたら、薄めた中性洗剤をタオルに含ませて汚れ部分を再度叩きましょう。
水に浸して絞ったタオルで、最後に洗剤が残らないように拭き取れば完了です。
おすすめのクリーニングサービス
初めて専門業者に依頼する場合は、掃除の内容や料金などに不安を感じるでしょう。
丁寧な仕事と良心的な料金で、おすすめのクリーニングサービスを以下で2業者紹介します。
- HomeProtect
- クリーンライフパートナー
日頃、自分でマットレスの掃除をしていても、年に1回程度は専門業者にクリーニングを依頼することがおすすめです。
専門の機械や洗剤を使用してマットレスの汗シミや汚れ、ダニまで徹底的に洗浄してくれるので、清潔な状態で安心して眠ることができます。
HomeProtect
HomeProtectでは環境に優しい洗剤を使用して、素材や肌に優しい施工方法によって、マットレスの汗シミや汚れを洗浄してくれます。
ダニの死骸やフンまで徹底的に除去してくれる、確かな技術力が評判です。
標準の料金は、シングルマットレス片面で12,000円、両面で16,000円。
セミダブルやダブルのマットレスで片面15,000円、両面20,000円です。(2020年8月時点)
マットレスクリーニング&ソファークリーニング - ホームプロテクト
クリーンライフパートナー
神奈川県海老名市や東京都において、マットレスやソファのクリーニングを行っている会社がクリーンライフパートナーです。
専門店ならではの丸洗いクリーニングによって、シミや汚れ、ダニや臭いまで徹底的に取り除いてくれるプロの技が人気です。
標準の料金は、シングルマットレスで9,000円、セミダブルとダブルは12,000円です。
両面仕上げの場合はシングルで6,000円のオプション料金となります。(2020年8月時点)
クリーンライフパートナー 海老名市 マットレス ソファ クリーニング
マットレスを掃除して素敵な生活を送ろう
自分でできるマットレスの掃除方法を中心にご紹介しました。
定期的に手入れすることで、気持ちよい状態で長くマットレスを使用することができます。
時にはプロに依頼しながら、清潔なマットレスで気持ちよく毎日の生活を送りましょう。