カビをしっかり落とすならカビ取り剤が効果的!
お風呂などでよく目にする黒カビは厄介なことに死んでも白くなることはありません。
そのまま黒カビとしてその場にとどまり、見た目にもとてもではないが綺麗とは言えないものです。
しかし、落とそうとしてもそう簡単に落ちてくれず悩みの種でもあります。
そんな黒カビを取り除くためにはカビ取り剤が効果的ということです。
カビ取り剤には黒く残ってしまったカビを白くなるまで漂白する作用があります。
カビ取り剤はつけて放置しておくことによって殺菌漂白がどんどん進みますので、下手にこすったりしてしまうと効果が十分に得られません。
また、2,3年前に購入しておいたなどという古いものを使用すると効果が期待できないこともありますので、新しいものを使うようにしましょう。
そもそもなぜカビは取りにくいのか
黒カビはジメジメとしている湿気の多い温かいところを好んで繁殖し、広がっていきます。
お風呂場のような場所ではクロカワカビという種類のカビがとくに好む場所であり、大繁殖しやすい条件がそろっているところなのです。
カビは放っておくとあっという間に深いところまで根を張り巡らし、目に見える黒カビへと成長していきます。
目に見える状態のカビになった時にはすでに深くまで根を張り巡らしてる状態にあるのです。
そのため、表面をきれいにしても内部にはたくさんのカビがまだまだ残っています。
お風呂場のカビを見つけた時、掃除の手を抜いてしまうとあっという間にすごい勢いで繁殖してしまいます。
そのため、完全に退治することが難しくなってしまい、表面だけ綺麗にしても結局同じ場所からカビが再び広がっていってしまうのです。
カビは根からしっかりと消し去るようにしないとどんどん深く広がってしまうので落としにくい状態になってしまいます。
カビ取りに片栗粉が使えるというのは本当?
カビ取りに実は片栗粉が大活躍することを知っていましたか?
いつもお料理では使うけれど、掃除で、しかもカビ取りで片栗粉なんて考えもしませんよね。
本当にカビ取りに片栗粉が使えるのかと疑ってしまいますが、どのように使うのでしょう。
片栗粉は塩素系漂白剤、例えばキッチンハイターなどと混ぜてペースト状にして使います。
カビに気になる場所へペースト状にした片栗粉を塗りこんでおきましょう。
塩素系漂白剤を使っているので換気と手袋を忘れないように気を付けてくださいね。
液体と違ってペースト状になっているので垂れてきてしまう心配もなく、カビの深い根にまでしっかりと漂白剤を浸透させることができるのです。
5分ほどこの状態でいじらずに放置したら50℃以上のお湯で綺麗に流しましょう。
50℃以上のお湯を使うことでカビの予防にもつながりますので、お風呂場全体を流しておくといいですね。
ゴムパッキンの部分は落ちにくいからと長時間放置してもゴムを傷めてしまうだけですので注意しましょう。
おすすめのカビ取り剤ランキングTOP5
カビ取り剤にも色々な種類があり、どれが一番効果的なのかなど知ってから購入したいという気持ちはありますよね。
おすすめのカビ取り剤をランキング形式でご紹介したいと思いますので参考にしてみてください。
カビキラー
黒カビが出てきてしまった場所だけではなく、普段からカビが生えやすい場所にも使うことで黒カビを予防することができるカビキラー。
独自の強力浸透成分で根からカビを退治して、30日間カビ知らずで過ごせます。
カビの気になるところへスプレーして数分放置した後にシャワーできれいに流しましょう。
強力カビハイター
今まで落としにくいと感じていた場所のカビもしっかりと落とすことができます。
スプレーして5分ほど放置した後に洗い流しますが、カビがひどい場所は15分~30分ほど待ってから流すと効果的です。
衣服やレースのカーテンなどについてしまったカビも強力カビハイターで落とすことができます。
カビトルデス PRO
カビトルデス PROは赤いジェル状になっていて、とても塗りやすくなっています。
1~2時間放置したあとにブラシなどでこすり、さらに1時間放置して流します。
ジェル状だから液だれすることなく、天井にも使うことができます。
塩素系の嫌な臭いもほとんどありません。
カビとり一発
プロが使うカビ取り剤で水気をふき取ったカビの気になる部分にジェルを乗せて1時間~24時間放置しましょう。
そしてブラシなどでこすりながらシャワーで洗い流すとかなり綺麗になるということでとても便利ですね。
嫌な臭いもありませんし、透明なジェルなので黒カビが薄くなっていく様子を確認することができます。
GN黒カビくんカビとり泡スプレー
泡スプレーですが、カビの気になる部分にスプレーすると泡が密着してカビの深くまで張った根も真っ白に漂白してくれます。
液だれしにくく、カビの部分にとどまってくれるのが嬉しいですね。
カビ取り剤の効果的な使い方
カビ取り剤でいざカビ取りをしようと思うけれど、せっかくなら一度できれいに落としたいですよね。
効果的にカビ取りをするにはどのような点に注意して行えばよいのでしょうか。
- 事前に汚れを落とす
- 乾いた状態で使う
- 薄く、壁は横方向
- こすらない
事前に汚れを落とす
カビが生えたままでしばらく放置してしまった場合、石鹸カスであったり、皮脂汚れがカビの上についてしまっていることがあります。
そのような状態ではカビ取り剤がうまくカビに密着せず、十分な効果を発揮することができません。
そのため、カビ取り剤を使う前に一度しっかり、お風呂の中の掃除をして汚れを落としておく必要があります。
乾いた状態で使う
汚れを落とした後、床や壁が濡れたままの状態でカビ取り剤を使うとこれもまたカビとの密着率が悪くなったり、カビ取り剤が薄まってしまったりします。
そのため、掃除をして乾いてからやよく水気をふき取ってからカビ取り剤を使うようにしましょう。
薄く、壁は横方向
空気に触れて効果を発揮するカビ取り剤ですから、多く塗ればいいというわけではありません。
薄めにカビの上に伸ばすようにしましょう。
泡タイプのスプレーなどもありますが、壁にスプレーする場合には横方向へスプレーし、溝に液が留まるようにすると効果的です。
さらに目より高い位置には直接スプレーをかけると跳ね返りや垂れてくる危険があります。
カビ取り剤をかけたらこすらない
カビ取り剤をかけるとつい落としたいという思いからブラシでこすってしまったりしてしまいますよね。
しかし、カビ取り剤を使うなら絶対にこすらないことです。
化学反応によってカビを殺菌漂白していくのでそのまま放置するようにしましょう。
カビ取り剤を使う際の注意点
カビ取り剤はとても強いアルカリ性です。
必ず使用する時は窓を開けたり、換気扇をつけるなどして換気をするようにしましょう。
臭いも独特のきついものが多いですから、気分が悪くなってしまわないように換気をしつつ、マスクを着用すると良いですね。
さらに肌についてしまうと荒れて赤くなってしまったり、かゆくなったり、痛くなったりという症状を引き起こしてしまうかもしれません。
そのため、ゴム手袋やビニール手袋を着用して作業すると良いですね。
もしも肌についてしまった場合にはヌルヌルがなくなるようにしっかりと洗い流しましょう。
お酢で洗うようにすると中和されるようですよ。
衣服など色落ちしてしまう可能性のある物にはカバーをかけたり、移動しておくと安心ですね。
そして何よりも大切なのは「まぜるな危険」表示を必ず守るということです。
この表示があるものは酸性洗剤と混ぜてしまうと塩素ガスを大量に発生させることになり、最悪の事態を招くこともあります。
カビ取り剤の使用には十分な注意が必要です。
おすすめのカビ取り剤グッズ
カビ取り侍 液スプレー 500g 強力タイプ
カビ取り・防カビの研究に40年もの長い期間を費やした博士が開発した防カビ剤です。
プロも使っているスプレーするだけでカビが綺麗になる大注目商品。
長年諦めていたしつこい黒カビもこれできれいに解決できます。
カビホワイト カビ強力除去スプレー
黒カビ・青カビ・赤カビ・緑カビ・白カビどんな種類のカビにも効果的な業務用のカビ取り剤です。
浴室だけでなく、布団や木材などにも使うことができ、用途に応じて希釈してスプレーすると良いでしょう。
カビ取り・除菌工房の【リムーブ】スプレージェルタイプ
40年の実績を持つプロ向けのカビ取り剤を一般向けに再開発し、こすらず簡単にカビを落とすことができる商品です。
スプレージェルタイプなのでとても使いやすくて便利なカビ取り剤となっています。
野口商事 強力カビ取り剤 B-1 塩素系 スプレータイプ
市販のカビ取り剤では満足いかないといった人のための強力カビ取り剤です。
業務用専用として26年の実績を持つ、プロ御用達のメンテナンス製品ショップです。
そんな野口商事の強力カビ取りスプレーなら絶対に失敗することはないでしょう。
浴室用カビ取り洗浄剤 スパイダージェル
液体なのに噴射するとジェルに早変わりしてカビをしっかりととらえるカビ取り剤です。
広範囲に噴射することができるのでとても便利な一本となっています。
カビ取り剤についてのまとめ
カビは放置してしまうとなかなか綺麗に取り除くことができなくなってしまいます。
繁殖力がすごいので早いうちからカビの予防策をとっておいた方がよさそうですね。
見た目には大したことがなくても内部は実はカビが根を張り巡らせているかもしれないと思うと嫌ですからね。
カビ取り剤を使ってしっかりと根からカビを取り除いて再びカビの温床とならないように気をつけましょう。