新鮮なアスパラガスの選び方
アスパラガスも旬を迎えると、スーパーでは手ごろな価格で購入できるようになりますよね。
でもせっかくならできるだけ新鮮でおいしいアスパラガスを選びたいところ。
まずは新鮮でおいしいアスパラガスの選び方から学んでいきましょう。
ポイントは次の4つです。
- 色が濃いものを選ぼう
- 穂先が固く締まっているものを選ぼう
- 切り口がみずみずしいものを選ぼう
- できるだけまっすぐのものを選ぼう
色が濃いものを選ぼう
アスパラガスは、色が濃いもののほうが新鮮でおいしいといわれています。
緑色の濃いアスパラガスは栄養価が高く、甘みやうまみを強く感じることができます。
スーパーでアスパラガスを選ぶときは、少し遠目からチェックしてみてください。
たくさん並んでいるアスパラガスの中から、一番緑色の濃いアスパラガスをチョイスしてくださいね。
穂先が固く締まっているものを選ぼう
新鮮なアスパラガスは、穂先が固くきゅっとしまっていることもひとつの特徴です。
鮮度が落ちてくると、アスパラガスの穂先はゆるみ柔らかくなっていきます。
スーパーで穂先を直接触ることは避けたいので、ポイントとしては穂先にばらつきがなくしっかりと閉じているものを選んでください。
穂先にややつやがあり、みずみずしさが見た目からも感じられるものが新鮮でおいしいアスパラガスです。
切り口がみずみずしいものを選ぼう
新鮮でおいしいアスパラガスは、切り口も重要です。
おいしそうなアスパラガスを見つけたら、必ず切り口もチェックしてみてください。
鮮度が落ちてきているアスパラガスは、切り口の乾燥が進み縮んだような印象を受けます。
新鮮なアスパラガスは、まだ切り口にみずみずしさが残りしっとりと湿っています。
切り口だけでなく全体的にみずみずしさを感じるものを選ぶと、甘くておいしいアスパラガスを選ぶことができますよ。
できるだけまっすぐのものを選ぼう
もうひとつのポイントは、できるだけまっすぐ伸びているアスパラガスを選ぶということ。
アスパラガスだけでなく多くの野菜は収穫後も成長を続けます。
特にアスパラガスは収穫後も伸び続けるため、寝かせた状態が続くと天に向かって伸びようとします。
収穫から時間が経っていないものはまっすぐのままですが、鮮度が落ちてくると穂先が曲がり始めてきます。
スーパーではできるだけまっすぐのアスパラガスを選びましょう。
アスパラガスを冷蔵保存する方法
実はアスパラガスはほかの野菜に比べて鮮度が落ちやすい野菜なんです。
新鮮なアスパラガスを購入したら、できるだけ早く食べることが理想ですが、数日は保存したいと思いますよね。
アスパラガスを冷蔵保存する場合、穂先を上に向けて保存するのがマストです。
ペットボトルの上部をカットしたものを使うと便利です。
切り口が乾燥しないように、湿らせたキッチンペーパーなどを敷き、その上にアスパラガスをおくといいでしょう。
少量の水を入れておいてもOKです。
また、アスパラガスを保存するのは野菜室だと温度が高すぎるのです。
野菜室ではなく、冷蔵室で保存するようにしましょう。
ドアポケットのドアポケットを使えば、ペットボトルを使って立てて保存することができるのでおすすめです。
アスパラガスが冷蔵保存で鮮度を保てる期間
次に気になるのは、アスパラガスを冷蔵保存した時にどのくらいの期間保存することができるのか、ということですよね。
得に何もせずに野菜室で横に寝かせた状態だと、2～3日で穂先が開き柔らかくなってきてしまいます。
横にしたまま保存したものは、アスパラガス全体にハリがなくなるのもよくわかると思います。
前の項目で紹介したような対策をとれば、新鮮な状態を4～5日は保つことができるようになりますよ。
毎日水を変えるなどしっかり対策をすれば１週間ほどは冷蔵保存することができますが、やはり味は落ちてしまいます。
おいしく食べるには、購入してから3日以内に食べるのがおすすめ。
毎日チェックをして、穂先が開きてきたと感じたらその日のうちに調理して食べましょう。
アスパラガスを冷凍保存する方法
冷蔵保存だと、長くても１週間程度しか保存することができません。
たくさん購入した時や使い切れないときは、もっと長い期間保存したいですよね。
アスパラガスは冷凍保存もすることができるんです。
アスパラガスを冷凍保存するときは、さっと下茹でをしてからが基本。
アスパラガスは食べやすい大きさにカットしてから下茹でします。
ゆで時間は30秒～1分ほどでOK。
冷凍するとシャキシャキ感が若干損なわれてしまうため、ゆで時間は短めがポイントです。
そのまま食べると固いかな、というくらいの固さに故揚げてください。
水気をしっかり切り、粗熱が取れたらポリ袋に重ならないように平らに入れます。
空気を抜いてから、ジッパー付きの保存袋に入れて冷凍庫へ入れましょう。
アスパラガスの冷凍保存期間はかなり長い
アスパラガスを冷蔵保存する場合は、長くても1週間ほどと紹介しました。
下茹でしたアスパラガスを冷凍保存した場合、1ヶ月ほど保存することができるんですよ。
冷凍保存するとある程度鮮度が保たれた状態で保存することができますが、時間が経てば経つほど風味と水分が損なわれていきます。
1ヶ月ほど保存することができますが、冷凍保存した場合でもなるべく早く食べきるのがおすすめです。
1ヶ月ほど経つと、アスパラガスに霜が付いたり冷凍焼けしてしまったりし始めます。
そうなる前に調理して食べましょう。
冷凍保存したアスパラガスを調理する場合は、凍ったまま調理してOK。
炒め物は凍ったままほかの食材と一緒に炒めましょう。
30秒ほど茹でればそのままサラダにすることもできますよ。
おすすめのアスパラガスレシピ本
冒頭でも紹介しましたが、アスパラガスは3月ころから旬を迎える春野菜です。
アスパラガスだけでなく、ほかの春野菜もたっぷりおいしく食べられるレシピ本を紹介します。
スーパーで手軽に購入できる定番野菜から、春しか味わえない山菜、あさりやはまぐりといった食材がたっぷり使用されています。
料理ビギナーから主婦まで、幅広く活用することができるレシピ本ですよ。
春野菜をたっぷり使って彩りのいいおかずを作ってみませんか？
アスパラガスを正しく保存しておいしくいただこう
アスパラガスは冷蔵保存だけでなく冷凍保存ができることに驚いた人もいるかもしれませんね。
アスパラガスは正しく保存すれば、鮮度とおいしさを保ったままほぞんすることができる野菜です。
しかしおいしさをたっぷりと味わうには、購入してからできるだけ早く調理して食べることが基本です。
食べられる量だけを購入し、食材を無駄にしないように心がけましょう。
