簡単に一品作れるサラスパとは
直径1.2㎜と細く、茹で時間が短いのが大きな特徴であるサラスパ。
サッと茹であげたら、好みの具材と味付けで和えるだけなので料理の工程はとってもシンプル。
数あるレシピも簡単なものが多く、初めてでも失敗が少ないので初心者さんにも人気なメニューです。
基本的にはマカロニサラダの要領で作るものがほとんど。
ツナ缶と合わせてあっさりと仕上げるアレンジレシピなど変り種もありますが、特に難しいポイントや特別な材料を使うことも基本的にはありません。
忙しい時でも具材にこだわらなければ加熱調理は茹でる工程のみなので、あと一品!という時もお助けレシピとして活躍してくれるでしょう。
メリット満載、ぜひともお家にストックしておきたい食材ですね。
サラスパはアレンジ自在
素材がシンプルなだけに、サラスパレシピのアレンジは無限大。
レシピ次第で和洋中の変化を付けられることはもちろん、具材、調味用の組み合わせ次第でどんなお料理にも変化します。
変幻自在でレシピも自由度が高い。
サブでもメインでもレシピ次第で成り立ってしまうのです。
メインのお料理に合わせた味付けや具材の組み合わせにすることもできるので、献立に組み込み込みやすいメニューと言えますね。
この特徴を上手に使っていきたいものです。
おすすめのサラスパの簡単レシピ5選
サラスパは基本的に簡単なお料理ですが、中でもシンプルで王道のレシピを5つほどご紹介します。
- マヨネーズとドレッシングのサラスパ
- 隠し味はめんつゆ!ツナマヨサラスパ
- レモンとコンソメが味の決め手のレシピ
- 明太子マヨネーズがクセになるサラスパ
- アボカドかにかまは意外な名コンビ
マヨネーズとドレッシングのサラスパ
オイル入りのドレッシングを選ぶことで、調理後のくっつきを防止でき作り置きにも向いているサラスパを作ることができます。
材料は二人分でサラスパ40g、胡瓜2/3本、ロースハム3枚。
調味料としてオイル入りのイタリアンドレッシング大さじ3、マヨネーズ大さじ4(お好みで調節してください)、クレイジーソルト少々(塩でも可)、ブラックペッパー少々、砂糖少々を用意。
サラスパを茹でている間にハムと胡瓜を千切りにし、胡瓜は塩もみして水分を出し、絞っておきます。
茹で上がったサラスパにすぐドレッシングを絡め、具材と調味料を全て投入しよく混ぜたら出来上がり。
茹でている時間も上手く使うことが時短のコツですよ。
隠し味はめんつゆ!ツナマヨサラスパ
サラスパをよりサラダに寄せて仕上げたレシピ。
ボリュームバッチリでもあっさりで食べやすい一品です。
材料は、4人分でサラスパ100g、ツナ缶1個、レタス1/4個、トマト1個、塩大さじ1。
調味料としてマヨネーズ大さじ2、めんつゆ小さじ1、ブラックペッパー適量を用意。
お湯の沸いた鍋に塩を入れてサラスパを茹で、茹でている間にトマトを一口大にカットしておきます。
レタスもちぎって洗い、水気をきっておきましょう。
大皿の中心にサラスパを盛り付けるつもりで、輪のようにトマトとレタスを彩りよく並べます。
また、サラスパが茹で上がったらすぐにツナ缶をオイルごと投入して和えておくことも忘れないようにしましょう。
サラスパに調味料を全て加えよく絡めたら、用意しておいた大皿に盛りつけて完成です。
見た目も鮮やかなので、パーティーメニューにしても良し。
レモンとコンソメが味の決め手のレシピ
いつもとは違う調味料を加えることで、味にメリハリを出すことができますよ。
簡単なのにインパクトのあるサラスパレシピです。
材料は、2人分でサラスパ70g、半熟の茹で卵1個、胡瓜1/2本、ハム4枚、かにかま4本(ぜひ入れてください)、コーン大さじ2。
調味料として、マヨネーズ大さじ3~4、コンソメ顆粒小さじ1、レモン汁小さじ1/2、塩小さじ1/2、ブラックペッパー適量、オリーブオイル大さじ1を用意。
サラスパを表示時間通りに茹でたら、熱いうちに塩とコンソメを混ぜておきます。
茹で時間中、胡瓜とハムを千切りにし、かにかまはほぐしておきましょう。
サラスパが冷めたら、オリーブオイルとコーン、下ごしらえした具材、潰した茹で卵、残りの調味料を投入。
しっかりと和えて、味を整えたら完成です。
これらの具材の他に、ブロッコリーをプラスしてもおいしいのでおすすめですよ。
明太子マヨネーズがクセになるサラスパ
明太子とマヨネーズは相性ピッタリ。
とってもおいしい組み合わせのレシピです。
このサラスパの材料は、2人分でサラスパ50g、明太子20g、マヨネーズ大さじ2、こしょう少々、胡瓜1/2本。
サラスパを時間通りに茹でたら冷水で洗い、水気はしっかりときっておきます。
茹でている時間に胡瓜は千切りにしておきましょう。
次に、ボウルで明太子と調味料を合わせてよく混ぜ、そこにサラスパを投入。
しっかりと和えたら、胡瓜を加えてさっと混ぜ完成です。
あっという間に出来上がるので、一品足りない時や副菜レシピに。
アボカドかにかまは意外な名コンビ
アボカドと言えばエビが定番ですが、あえてお安くかにかまで勝負した一品。
意外な組み合わせで発見された名コンビレシピです。
材料は2人分で、サラスパ50g、塩適量、具材に胡瓜1/2本、かにかま1/2パック、アボカド1/2個、キャベツ2枚を用意。
サラスパは時間通りに茹で(茹でるときにザク切りにしたキャベツも一緒に茹でてください)、さっと水にさらしたらざるにあけて水気を切っておきます。
茹で時間中はお約束、具材の下ごしらえです。
胡瓜は千切りし、塩もみして水気を絞っておきましょう。
アボカドは一口大にカットし、ボウルに入れたらレモン汁をふっておきます。
そこにサラスパ、下ごしらえした具材、調味料を加えて和えていきましょう。
最後に塩こしょうで味を整えたら出来上がりです。
サラスパのおすすめアレンジレシピ
簡単にできるレシピも便利ですが、困ったときに頼りになるのはアレンジの効いたレシピ。
食べてみたくなる魅力的なレシピや、とっても斬新でユニークなレシピを集めてみました。
- 三つ葉と塩昆布で和風サラスパ
- 意外と王道?サラスパサンド
- ゴーヤでサラスパ
- お弁当用!サラスパ焼きそば
- 豆腐サラダ風サラスパレシピ
三つ葉と塩昆布で和風サラスパ
和の食材を使った和風サラスパをご紹介。
サラダ感覚ではなく、しっかりとしたメインのレシピです。
材料は4人分で、三つ葉1袋、塩昆布ひとつかみ、サラスパ200g、オリーブオイル大さじ1~2、昆布茶小さじ1/2(お好みで)を用意します。
また、サラスパは硬めに茹でるのがこのレシピのポイント。
茹で時間中はボウルに塩昆布とオリーブオイルを入れてソースを作っておきます。
三つ葉は洗って水気をきったら2㎝ほどの長さにカットしておきましょう。
茹で上がったサラスパはさっと水にさらしてしっかりと水気をきったら、塩昆布ソースのボウルに投入して和えていきます。
このタイミングでお好み量の昆布茶を加えて味を調節してください。
最後に三つ葉を加えてさっと混ぜたら出来上がり。
三つ葉の香りと塩昆布の塩気がたまらないおいしさですよ。
意外と王道?サラスパサンド
サラスパをパンにサンドしたサラスパサンドですが、実は食べたことがある人続出の王道レシピ。
食べ応えも抜群ですよ。
材料は、サンド用で食パン6枚切り2枚、スライスチーズ1枚、ベーコン2枚、マーガリン適量、粗びきマスタード。
サラスパ用でサラスパ100g、薄切りハム4枚、キャベツ1/2枚、冷凍コーン適量、調味料としてマヨネーズ大さじ3、クレイジーソルト少々、ブラックペッパー少々を用意。
サラスパはコーンと一緒に規定の時間茹でたら、水にさらし水気をきっておきます。
茹でている間に、キャベツと薄切りハムを千切りにカットして時短
しましょう。
茹で上がったサラスパと具材を合わせたら全ての調味料を投入。
よく和えたらサラスパは完成です。
次に食パンにチーズ、ベーコンを乗せたら、もう一枚のパンにマーガリンと粗びきマスタードを塗ります。
2枚のパンをトースターでこんがりと焼いたら、サラスパとたっぷりとサンドしラップで巻いてなじませましょう。
半分にカットして召し上がれ。
更なるアレンジでハンバーグを入れれば、男性向けのガッツリレシピに早変わり。
お弁当用レシピにも良しです。
ゴーヤでサラスパ
カレー風味が香ばしい、ゴーヤ入りのサラスパアレンジレシピ。
鮮やかでフレッシュな見た目が食欲をそそります。
材料は、 1人分で和風シーチキンL1缶、サラスパ60~80g、ゴーヤ小1/2本、ミニトマト3個、カレー調味料小さじ1弱、ブラックペッパー少々、刻みのり適量。
サラスパを茹でながら、まずはゴーヤの下ごしらえです。
ゴーヤは縦半分に切り、種とワタを取り除いたら3㎜ほどの厚さにスライスします。
軽く塩を振ったら耐熱容器に移してレンジで60秒ほど加熱し、熱いうちに油をきったシーチキンと半分にカットしたミニトマト、カレー調味料を加えよく和えておきましょう。
さらに茹で上がったサラスパを投入して和えたら、ブラックペッパー、刻みのりをちらして出来上がりです。
お弁当用!サラスパ焼きそば
なんと、サラスパを焼きそばにアレンジしたユニークなレシピも。
お弁当にちょこっといれるなら、麺の量が調節しやすく火が通りやすいサラスパが適任なのです。
材料は おかずカップ1個分で、サラスパ10g、水1カップ、塩ひとつまみ、調味料として焼きそばソース小さじ1、ウスターソース小さじ1/2、ゴマ油小さじ1/4、青のり適量。
まずフライパンでお湯を沸かし、塩を入れてサラスパを茹でます。
茹で上がったサラスパに青のり以外の調味料を加えて和え、テフロン加工のフライパンでソースを焼き付けるように炒めてたら、カップに盛り付けて完成。
お好みで青のりをトッピングしても。
豆腐サラダ風サラスパレシピ
定番のサラダレシピである豆腐サラダを、サラスパでアレンジしたレシピ。
野菜も摂れてたんぱく質も摂れる、体にも嬉しいアレンジレシピです。
材料は4人分で、シーチキンフレークL1缶、サラスパ100g、コーン缶1/2缶、マヨネーズ大さじ5、水菜100g、ショウガひとかけ(10g)、木綿豆腐100g、ポン酢しょうゆ小さじ2を用意。
サラスパは表示通りに茹でていきます。
茹で時間中に、水菜を4㎝にカットしショウガは千切りに。
シーチキンフレークとコーン缶は軽く汁気をきっておきます。
サラスパは茹で上がったら水にさらして水気をきり、下ごしらえした具材、ポン酢しょうゆとマヨネーズを加えたらしっかりと和えましょう。
最後に水気をきった豆腐をちぎりながら投入し、サッとあえたら完成です。
崩れやすい豆腐は最後に加えるのが見た目よく仕上げるコツですよ。
調理したサラスパがダマにならないコツ
せっかくおいしく出来ても、出来たてをすぐに食べないとサラスパ同士がくっついてダマになってしまう…。
そんな経験をされた方も少なくはないはず。
くっつかないサラスパに仕上げるには、調理の工程中にいくつかやるべきポイントがあります。
そのポイントは以下の通り。
表示時間よりも長く茹でる、茹で上がったサラスパにオリーブオイルを絡めておく、冷ましてから味付けする、以上3つです。
これらのルールさえ守れば、ダマになることなく時間が経ってもおいしく食べられます。
時間が経ってもくっつかない、作り置き可能なサラスパレシピ。しっかりとチェックしておきましょう。
おすすめのサラスパレシピの本
簡単でおしゃれなパスタのレシピが満載の一冊です。
ソースのアレンジが多いので、サラスパに応用してもOK。
野菜とパスタを、おしゃれにおいしく食べたい、そんな方におすすめですよ。
簡単でおいしいサラスパで時短も可能に
基本的にサッと仕上がるサラスパですが、調理の工程を上手く組み立てれば、時短を極めることも可能なレシピになります。
沢山のレシピをご紹介してきましたが、どのレシピも茹で時間を使って下ごしらえやドレッシング作りをしていましたね。
ちょっと空いた時間にどんなことをするのか、それだけで調理を要領よくこなすことができたり、調理時間が短くなったりとメリットが増えるのです。
それを頭に置いてサラスパレシピにチャレンジしてみてください。