台湾グルメで人気のあるスイーツといえば「豆花(トーファー)」。
豆を使った料理であることは名前からなんとなくわかりますね。
豆花(トーファー)はいったいどのように作るのでしょうか。
基本的なレシピやアレンジレシピをご紹介します。
大人気の台湾スイーツ「豆花(トーファー)」とは
台湾スイーツとして大人気の豆花(トーファー)とは豆腐のようなものを使ったスイーツです。
豆花とは、豆乳と硫酸カルシウムを混ぜて作った豆腐のようなものであり、この豆花に落花生などの豆や白玉団子、フルーツなどを乗せて花のように綺麗にトッピングしたものが台湾の定番スイーツとなっています。
豆腐のようで、豆腐よりも柔らかくゼリー感覚で食することができるでしょう。
砂糖や黒糖を使って作られているシロップをかけて豆花は食べます。
まるで台湾風豆乳ゼリーのような食感は、一度食べたらクセになるものです。
つるんとした喉当たりの良い豆花(トーファー)は、程よく甘みがあり、豆由来ならではの健康的な美味しさを感じさせてくれるでしょう。
基本的な豆花のレシピ
台湾の定番スイーツといえば「豆花(トーファー)」。
台湾に行かれる時は是非その美味しさを味わってほしいものです。
しかし、台湾に行かなければ豆花(トーファー)が食べられないわけではありません。
ネットで調べてもらうとわかりますが、豆花(トーファー)のお店は日本にもありますし、自宅で作れるように沢山のレシピも登場しています。
豆花(トーファー)を自分で作って、好きなときに食べられるようにするにはどうすればいいのでしょうか。
豆花(トーファー)の基本的なレシピをご紹介していきます。
【豆花(トーファー)の材料】
無調整豆乳 水 粉寒天
【豆花(トーファー)トッピング用材料】
白玉団子 あずき 寒天 シロップ タピオカ など
【豆花(トーファー)の作り方】
- 水100mlと粉寒天1gを鍋に入れる。
- 水と粉寒天をかき混ぜてから、鍋に火をつける。
- 沸騰して3分経過するまで弱火で混ぜ続ける。
- とろみがついてきたら豆乳を少量ずつ加える。
- 豆乳が混ざったら鍋から器に流し入れる。
- 表面に浮かぶ泡を取り除き、常温で粗熱を取る。
- 冷蔵庫で1時間冷やす。
- 固まったら豆花を食べるための器に取り出しトッピングする。
- 最後にシロップをかけて出来上がり。
粉寒天は一度沸騰させなければ固まってくれないことと、初めから沸騰させた湯に粉砂糖を入れるとダマになってしまうことを覚えておき、注意しましょう。
また⑥であるように気泡を取り除かないと、豆花(トーファー)ならではのつるんとした食感が失われてしまいます。
トッピングの種類は食べる人のお好みで選ぶと良いでしょう。
あんみつ感覚でトッピング材料を選ぶと味のマッチ率が高いです。
このレシピは基本的な自宅でできる簡単豆花(トーファー)レシピです。
もし、本格的な台湾本場の豆花(トーファー)を再現したいのであれば、材料から揃える必要があります。
- 無調整豆乳
- 地瓜粉
- 硫酸カルシウム
- 水
まず地瓜粉と硫酸カルシウムと水を合わせておきます。
豆乳は沸騰寸前まで温めましょう。
その後、地瓜粉と硫酸カルシウムと水を合わせたボールの中に豆乳を入れていきましょう。
この時のポイントはできるだけ高い位置から勢いよく流し入れることです。
台湾本場の味を再現したいのであれば、少々飛び散って周りが汚れるとしても欠かせない工程です。
表面にできている泡を慎重に取り除き、固まり始めているので混ぜないように注意しましょう。
後は粗熱をとって冷蔵庫で冷やすだけ。
使う材料とダイナミックな作り方が、基本のレシピと本格的なレシピの違いと言えるでしょう。
豆花を使った簡単アレンジレシピ
豆花(トーファー)を使った簡単なアレンジレシピを6つご紹介します。
- 豆花(トーファー)のカフェオレシロップがけ
- 米粉で豆花(トーファー)
- 甘酒で作る豆花(トーファー)
- 「大人のデザート」梅酒の豆花(トーファー)
- 和風アレンジ豆花(トーファー)
- マンゴージュレで大人の豆花(トーファー)
豆花(トーファー)を使ったアレンジレシピを1つずつご紹介いたします。
豆花のアレンジレシピ①:豆花(トーファー)のカフェオレシロップがけ
【豆花の材料】
- 無調整豆乳 300cc
- 片栗粉 小さじ1.5
- 粉ゼラチン 5g
【シロップ・トッピング材料】
- ブレンディの粉 小さじ1.5
- 牛乳 200cc
- 砂糖 大さじ2
【作り方】
- 豆乳と片栗粉を鍋に入れて混ぜ合わせる。
- 火にかけて、沸騰するまで弱火か中火で温める。
- 温まったらゼラチンを溶かす。
- ゼラチンが溶けたら固めるための容器に移す。
- 粗熱が取れるまで待って冷蔵庫に入れて冷やす。
- 冷やしている間にブレンディの粉と砂糖、そして牛乳を混ぜてシロップを作る。
- 豆花が出来上がったら、作っておいたカフェオレシロップをかけて完成。
豆花のアレンジレシピ②:米粉で豆花(トーファー)
【豆花の材料】
- 豆乳 400cc
- 粉寒天 1g
- 米粉 小さじ1
- きび砂糖 大さじ1
【シロップ・トッピング材料】
- 黒糖 50g
- 水 50cc
- タピオカ 5g
【作り方】
- 豆乳と寒天と米粉を鍋に入れて混ぜ合わせる。
- ①にきび砂糖を加え、火にかける。
- ぶくぶくと泡が出てきたら弱火でさらに加熱する。
- 滑らかな形状になったら火を止めて、容器に移す。
- 粗熱をとり冷蔵庫で冷やす。
- 黒糖と水を鍋に入れて火にかけながら混ぜ合わせる。
- タピオカを出来上がった黒蜜に絡め、固まった豆花の上からトッピングして完成。
豆花のアレンジレシピ③:甘酒で作る豆花(トーファー)
【豆花の材料】
- 甘酒 150cc
- 豆乳 150cc
- ゼラチン 5g
【シロップ・トッピング材料】
- 黒蜜 大さじ2
- 水 大さじ2
- きな粉 適量
【作り方】
- 甘酒と豆乳、ゼラチンを鍋に入れて混ぜる。
- ①を中火にかけて2分程度混ぜ続ける。
- 泡が出てきたら沸騰する前に火を止めて容器に流し入れる。
- 冷蔵庫で冷やして固まらせる。
- できた豆花を器に盛り付け、黒蜜と水を混ぜておいたものをかけ、お好きな量のきな粉をふりかけて完成。
豆花のアレンジレシピ④:「大人のデザート」梅酒の豆花(トーファー)
【豆花の材料】
- 調製豆乳 400cc
- 水 50cc
- アガー 4g
- 三温糖 30g
【シロップ・トッピング材料】
- ジャスミンティティーバッグ
- 三温糖 20g
- 梅酒 50cc
- 水150cc
- 果物の缶詰
- タピオカ
- ドライ クコの実
【作り方】
- タピオカをふやかしておく。
- ②を柔らかくなるまで600wのレンジで加熱していく。
- 柔らかくなったら粗熱をとり水分を切っておいておく。
- アガー・三温糖を混ぜ合わせる。
- 豆乳と水を鍋に入れ弱火から中火の強さで混ぜ続ける。
- 沸騰しないうちにアガーと三温糖を加える。
- 泡がふつふつと出てきたら火を止める。
- 鍋から器に移し、粗熱を取る。
- 固まるまで冷蔵庫で冷やす。
- ドライフルーツのクコの実をぬるま湯で戻す。
- ジャスミンティーを濃いめに入れ、三温糖を加えて冷やす。
- 梅酒と三温糖を混ぜ合わせ、600wのレンジで1分加熱する。
- 豆花、ジャスミンシロップ、梅酒シロップが冷えたら、器に盛り付けて果物やタピオカをトッピングして完成。
豆花のアレンジレシピ⑤:和風アレンジ豆花(トーファー)
【豆花の材料】
- 無調整豆乳 500ml
- 粉ゼラチン 5g
- 水 大さじ2
【シロップ・トッピング材料】
- ゆであずきの缶詰
- フルーツミックスの缶詰
- ほうじ茶
- フルーツ缶シロップ 大さじ4
【作り方】
- 粉ゼラチンに水を入れてふやかしておく。
- 豆乳を鍋に入れて火をかける。(電子レンジで温めると時短になるのでお勧め)
- 温めた豆乳にふやかしておいたゼラチンを加える
- よく混ぜ合わせて、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。
- 缶詰を開封し、ほうじ茶作っておく。
- シロップを水か砂糖でお好みに甘さ調整する。
- 固まった豆花を器に入れてフルーツや小豆をトッピングし、最後にシロップをかけて完成。
豆花のアレンジレシピ⑥:マンゴージュレで大人の豆花(トーファー)
【豆花の材料】
- 無調整豆乳 350cc
- 砂糖 大さじ2
- マンゴージュレ酒 大さじ1
- ゼラチン 5g
- 水 大さじ1
【シロップ・トッピング材料】
- マンゴージュレ酒 大さじ4
- ダイスマンゴー 適量
【作り方】
- ゼラチンをふやかす。
- 50cc分の豆乳を鍋に入れて砂糖と混ぜ合わせる。
- ②が60度程度に温まったらゼラチンを入れる。
- 泡だてずにゆっくりと混ぜ合わせる。
- ゼラチンが溶けたことを確認したら、マンゴージュレ酒と6. 200cc残っている豆乳を加える。
- ゆっくりと混ぜ合わせたらガラスの容器に入れる。
- 粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やして固める。
- 最後にダイスマンゴーとマンゴージュレ酒をかけて完成。
かわいくておいしい豆花を作ってみよう
豆花は台湾で定番の、体に優しくて美味しいスイーツです。
台湾に行く時には是非、本場の豆花を味わってもらいたいものですが、自宅でも簡単にアレンジを加えて豆花を作ることができます。
お子さんのお菓子に、自分へのご褒美スイーツとして、女性としての健康維持のためにも豆花はオススメです。
今回ご紹介した、豆花の基本レシピやアレンジレシピを参考に、自分好みの豆花をクッキングしてみてくださいね。