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ローストビーフをオーブンで作る簡単レシピ!初心者でもできるコツも紹介

ローストビーフを一度は作ってみたい!でもちゃんとできるかな?と心配する方も多いはず。オーブンは無いけどオーブントースターで上手く焼けるのかなあ?もっと簡単にできるローストビーフのレシピが知りたい!なんて欲張りなリクエストにお応えしちゃいます。フライパンと鍋だけでできちゃう作り方もあるので意外と簡単なんです。初心者さんも大丈夫な美味しいローストビーフを習得しましょう!

Large roast beef 2128188 640

ローストビーフを手作りするのは難しい?

ローストビーフを手作りする
ローストビーフを思いっきり本能のおもむくままにガッツリ食べたい!
家族が多いから皆が満足できる量を作りたい、などなど…。

たくさん食べたいならばお気に入りのレシピを見つけて作ってしまいましょう。
手ごろな価格の肉でも美味しいローストビーフは作れるんです。

意外と簡単なレシピで手順も難しくありません。
要所要所の温度に気をつければプロ顔負けの美味しいローストビーフが作れるんです。

こちらでは、温度管理の注意点、オーブンはもちろんのこと、オーブントースターしかない方もご安心ください。
どちらも使わない、鍋とフライパンあればできちゃうローストビーフのレシピもご紹介します。
さらに、ローストビーフを美味しく食べるソースのレシピもあります。

<下に続く>

ローストビーフをジューシーに仕上げるポイント

ジューシーなローストビーフ

ローストビーフのレシピを見ると必ずといって良いほど温度管理の大切さが書かれてます。
ステーキ肉と違うのは肉の塊の中にまでちゃんと火が通るのか心配な方もいらっしゃいますよね。

一般的にローストビーフをカットしたとき、断面がほんのりピンク色になっているのがちょうど良い火の通り方と言われてます。

初心者の方がローストビーフを作る場合も、できるだけ失敗しないようポイントをご紹介しますね。

  1. 肉を必ず冷蔵庫から出して室温に戻しておく
  2. 下味をつけて馴染ませる
  3. どのような調理器具でも温度設定に気を付ける
  4. 熱を通した後すぐにカットしない
  5. アルミホイルで包み冷めるまで寝かせる

ジューシーなローストビーフを作るポイントを覚えましょう!

肉を必ず冷蔵庫から出して室温に戻しておく

この工程の中で一番大切なポイントです。
せっかくの肉の塊も外側と中の温度が違うと熱の伝わり方に歴然の差が生じてしまいます。

このことにより、よくある「中まで火が通ってない」、「なんか生っぽい」といった現象が起こりやすくなります。
また、急激な温度変化により、でき上がりがパサつく原因にもなりかねません。

調理を開始する前、最低でも30分前には冷蔵庫から出してキッチンに置いておきましょう。 
できれば2~3時間前には冷蔵庫から出しておいた方が良い
です。

下味をつけて馴染ませる

塩、コショウ、お好みのハーブを肉にまんべんなく刷り込み、更に肉の水分が逃げにくいようオリーブオイルを全体に行き渡らせ馴染ませます。

この後更に1時間程度、室温で放置しておきます。

この後、湯煎調理を行う方はジップロックのような厚手のビニール袋に入れてから下味をつけ始めると、洗い物が少なくて済みます。
ビニール袋に入れる際もできるだけ空気が入らないよう、真空パックに近い状態になるまで空気を抜いてください(真空パック器をお持ちの方は真空にした方が良い)。

どのような調理器具でも温度設定に気を付ける

最近は「低温調理」という言葉を耳にすることが多いと思います。
この調理方法こそローストビーフの作り方に最適なのです。

かたまり肉を高温で火を通してしまうとパッサパサの硬いでき上がりになってしまうので、温度管理には細心の注意をはらいましょう。
一般的に牛のたんぱく質の固まる温度は大体55~73度と言われており(肉の大きさや、和牛・赤身が多いなど、種類によっても異なる場合があります)、中心部までじわじわ熱を通すには、55~70度くらいを保つ必要があります。

これはタンパク質が変性・凝固することに着目した調理方法で、80度以上の高温調理ではなく、若干ぬるめの温度で時間をかけてゆっくりと熱を通す方法を「低温調理」と呼びます。

外側は強火で一気に焼き色をつけることで旨味を封じ込める役割もありますが、香ばしく仕上げるという見た目の演出もあります。
焼きを長くしてしまうと肉が硬くなってしまうので、焼きの作業は素早く行いましょう。

オーブンやオーブントースターを使って調理される方はこの後ご紹介する中にレシピがあるので、そちらも是非読んでみてくださいね。
尚、調理器具については付属の取り扱い説明書や専用サイトのレシピで紹介している手順に沿って行って下さい。

熱を通した後すぐにカットしない

できたてでジューシーな良いニオイ!ですぐに食べたくなりますが・・・ここは、はやる気持ちをグッと押さえて、調理が済んだお肉の塊はゆっくりと寝かせておきましょう。
この際も加熱に要したのと同じくらいの時間をかけて、ゆっくりと常温に戻すようなイメージで行うと良いです。

既にアルミホイルに包んであったりしてる場合は更にもう一枚上からアルミホイルを被せ、じわじわと温度がさがって行くようにしてあげましょう。
室温がちょっと低い場合は、更にタオルなどの保温性の高い物で包み放置します。

この工程を行うか行わないかで出来上がりが全然違います!
最初に冷蔵庫から出して室温に戻すのと同じように、最後の過程でも温かくなった肉を室温に戻すことで、ジューシーな仕上がりになります。

<下に続く>

オーブンを使わない簡単に作れるローストビーフのレシピ

ローストビーフ調理が初心者の方、オーブン調理はいまいち苦手、と言う方におすすめレシピをご紹介します。

  1. フライパンで焼く方法
  2. 湯煎で肉に熱を通す調理法
  3. 炊飯器を使う方法

フライパン、鍋、なんと炊飯ジャーでもできるんです、さあレッツトライ!

①フライパンで焼く方法

もちろん肉は室温に戻しておきましょう。
ここでポイント!肉の厚みを測ります。

フライパンで焼く場合、厚みで火を通す時間を基準とするので、肉の塊もできるだけ厚みが均等のものを用意しましょう。
他の調理法の多くは肉の重さで火の通りを決めるのですが、この方法だと肉の厚みで焼く面の時間を決めることから失敗しづらいレシピになります。

焼き時間は最初の面1cmで1分、2cmなら2分と考え、分厚い肉が手に入ったらそのお肉の厚みによって焼く時間を変えます。
最初の一面の焼き付けが終わったら、ひっくり返し、最初の面以外は1分程度焼き付けます。

全体に程よく焼き色がついたらアルミホイルに包むのですが、完全に包んでしまう前に、温度計を肉の中心に刺して中心部の温度を測ります。
55度程度になっていることを確認したらきっちり包み、更にタオルなど保温性のある物で包み、中までじっくりと熱が伝わるようにします。

尚、余熱で更に中心部の温度が上がるので60度近いようでしたら包む時間を加減してみてください。
参考レシピサイト

フライパンで簡単!ローストビーフ

②湯煎で肉に熱を通す調理法

低温調理方法が広まってからはこの湯煎で行う方法で美味しくできた!という方も多いんです。
フライパンで調理するレシピよりも一手間かかりますが、肉をビニール袋に入れて一定の温度のお湯の中で湯煎するだけなので、熱を通し過ぎてしまう心配がありません。

こちらはお湯の温度を80度に保ちます(温度計で計ってくださいね)
お湯の中に袋ごと入れると浮いてくるので、何かで重しをします(一回り小さい皿など使う)。
この状態で25分ほど湯煎したら取り出します。
湯煎した後にフライパンの時と同じように焼目を付け、アルミホイルで包み1時間ほど置いた後、切り分けます。

参考レシピサイト

湯煎で作るローストビーフ

③炊飯器を使う方法

えっ!?炊飯ジャーでできるの??ってビックリしますよね。
炊飯ジャーは一定の温度で保温してくれるので、ローストビーフの調理方法にはうってつけなんです。

手順は「①フライパンで焼く方法」を行ってから、「②湯煎で肉に熱を通す調理法」と同じですが、炊飯器の保温機能を使うので温度を測る手間がないことがなによりの利点です。
ここで気を付けたいのが、フライパンで焼き目を付ける時間です。

「①フライパンで焼く方法」と若干違い、焼くのはどの面も1分程度で良いことです。
お湯を70度くらいに沸かしておきます。

焼き目をつけた肉をジップロックなどの厚めのビニール袋に入れ、空気をしっかり抜き、お湯が入らないように密封します。
炊飯器に沸かしたお湯と上記の肉を入れ、肉が浮いてこないように重しのお皿を載せます。

目安としては肉の重さが500gでお湯の温度70度、30分保温です。
肉の重さで保温時間を変えて下さい。

炊飯ジャーの設定によっては保温温度が下がることがあります、途中で温度を測ってみてくださいね。
これまでのレシピ同様、肉の保温が終わったら、一度温度計を肉に刺して火の通りを確認すると心配ないですね。

ジャーから取り出したら粗熱をとり、2~3時間冷蔵庫で寝かせたらできあがりです!

参考レシピサイト

炊飯器で作る簡単ローストビーフ レシピ

<下に続く>

オーブンを使った本格ローストビーフのレシピ

オーブンを使ったローストビーフのレシピ

オーブンやグリルを使った調理というと200度前後の高温調理を思い浮かべてしまいますが、100度くらいの設定で「低温調理」ができるレシピがあるんです。
オーブンの中が100度になるのでフライパンのように直に熱が伝わるのではなく、じんわりと肉に熱が入っていくイメージです。

こちらは油をひかずに強火にしたフライパン、で肉の一面に付き30秒焼き赤みを消します。
アルミホイルで2重に包み、肉汁が出てこないよう閉じ口を上に向けて、オーブンに入れます。

100度で余熱したオーブンに入れ、30~50分加熱します。
肉の量によっても違うので、オーブンから出してさます前に肉の中心温度を測って生焼けになっていないか確認してくださいね。

参考レシピサイト

オーブンで作るローストビーフ

パナソニックオーブンレンジや東芝オーブンレンジは、ローストビーフの専用モードがあるので、オーブンに入れるだけで絶品ローストビーフができる優れものなんです。
東芝オーブンレンジは肉にさっと焼き色を付けたら~石窯ドーム・料理集12を選択してスタート。

東芝とABCクッキングスタジオ監修の詳しいレシピはこちら

パナソニックオーブンレンジで作るローストビーフのレシピはもっと簡単なんです。
材料などを用意したら全てこのオーブンが調理してくれるので、初心者の方も失敗なくできるのでは?
パナソニック おそうざいレシピはこちら

おそうざいレシピ ローストビーフ

<下に続く>

グレービーソースでローストビーフを更に美味しく!

フライパンで肉を焼きつけた際に出た肉汁もあますところなく使って、美味しいグレービーソースを作りましょう!
レシピこちらになります

  • 赤ワイン 150cc
  • 水 100cc
  • コンソメ 小さじ1
  • 醤油 大さじ2
  • バルサミコ酢 大さじ1.5
  • 砂糖 大さじ1
  • バター 10g

肉を焼いたフライパンをそのまま肉汁が残った状態で使います。
上記分量のバター以外すべて入れて煮詰め、とろみがついたらバターを入れて完成です。

絶品、グレービーソースでローストビーフを召し上がれ!

<下に続く>

オーブントースターでもローストビーフを作れる?

牛肉をアルミホイルで包みオーブントースターで焼くだけでできちゃいます。
使う肉の量は300~400g、厚みが3~4cmのものを目安のレシピになってます。

下味の分量

  • 玉ねぎ      1/4個
  • おろしニンニク  小さじ1
  • 塩・こしょう   適量
  • 酒        大さじ1
  • 醤油       大さじ1

室温に戻した肉に分量の下味をつけます。
スライスした玉ねぎと一緒にアルミホイルに包み、オーブントースターで焼くだけなんです。

オーブントースター1000Wで15分焼き、そのまま10分放置するだけ。
設定温度などの詳細はこちら

オーブントースターで作るローストビーフ

<下に続く>

食品温度計を使ってより上質な焼き加減に

ローストビーフを作る過程で、一定温度を保つためにあると便利なのが画像のような、揚げ物などに用いる温度計です。
ステンレスの部分を肉の中心に挿して調理中の肉の温度を測ることができる優れものなんです。

Koolooni クッキング温度計 料理用 デジタル ℃/°F 油/ミルク/揚げ物/お茶/お肉/ハンバーグなどの温度管理
499円

オーブンは庫内の温度、湯煎の場合はお湯の温度を計る場合にも活躍してくれます。
もちろん揚げ物や他の料理にも使えるので一つ持っていると便利です。

<下に続く>

おすすめのローストビーフを紹介している本

大人の肉ドリル
1404円

家庭で食べるローストビーフの調理方法がいくつか紹介されてます。
ぜひ参考になさってみてはいかがでしょうか。

<下に続く>

ローストビーフのレシピは温度管理がだいじ

ローストビーフ作りに取りかかる前に室温に戻しておきます。
オーブンを使ってもフライパンでも、適した温度をキープするのに温度管理が必要です。

できあがった肉の中心温度を測ります。
初心者さんでも、何回かチャレンジされている方でも、とにかく温度管理を忘れずに行うことで、絶品ローストビーフが作れます!

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