わかめは和食に使いやすい万能食材!
わかめは和食に使いやすい人気の万能食材です。
わかめは醤油やお酢、味噌、塩といった和風の調味料との相性が良く、日本の家庭の料理に用いやすい人気の食品となっています。
また乾燥わかめなどの扱いが簡単で保存がきくタイプの食材もあるため、より気軽に使うことができ、海藻の独特の食感と旨味が料理にアクセントを加えてくれる、という利点もあるでしょう。
和食を作る時に難しいと感じたり、レパートリーが足りないと感じた場合にも、ワカメはとても役立ちます。
和食の献立に必ずと行って出番のある人気の味噌汁やご飯にも、ワカメを加えれば1品完成させやすくなるでしょう。
炒めたおかずや和えたおかずなど、ほかにも色々な料理に使いやすいため、自分が取り入れやすいレシピについて知っておくと便利です。
わかめの栄養価はかなり高い
わかめの栄養価は、海産物であることもありかなり高めです。
具体的には、ナトリウムの取り過ぎを予防してくれるカリウムや肥満の解消に働くフコキサンチン、骨や肉をしっかり育てるカルシウムなどのミネラル成分を多く含んでいるという特徴があります。
また、ヨウ素という代謝を良くする働きなどがある栄養素を豊富に含んでおり、小さな子供や妊娠中の女性に特におすすめな食材です。
ワカメの独特の舌触りの要因となっているアルギン酸という食物繊維は、血液の状態を良くする働きや満腹感を与えるという特色を持っています。
さまざまな栄養素を持ち合わせているだけでなく、普段の食事で不足しがちな成分が多いため、一品ワカメの料理を追加すればより体の調子を整えやすくなるでしょう。
わかめは乾燥・塩蔵・生の3タイプで使い分ける
わかめは使い分けることで、より上手に扱うことができます。
こちらでは3種類の使い分け方について紹介していきます。
- 乾燥ワカメ
- 塩蔵ワカメ
- 生ワカメ
乾燥ワカメ
わかめの種類の1つ目は、乾燥ワカメです。
ワカメを乾燥させ、パッケージに入れて扱いやすくしたタイプで、お湯を用いて戻して使うことができます。
水分を抜いて保存することで品質の劣化を防ぐことができるだけでなく、容積を縮小させてより少しのスペースだけで保管できるようにしているのが特徴的です。
水さえあれば簡単に戻して使うことができるだけでなく、スーパーなどで購入しやすいという利点もあるため、レシピにも取り入れやすい人気の食材でしょう。
塩蔵ワカメ
わかめの種類の2つ目は、塩蔵ワカメです。
塩蔵、という名称の通り塩を使って保存できる期間を延ばした食品となっていて、乾燥させたものほどではありませんが品質を長持ちさせやすくしています。
しかし、より自然に近い状態にして保管できるため食材本来の食感や風味を味わいやすくなるので、食材の品質と保存期間を両立させたい方に人気なタイプです。
そのまま食べると塩分を過剰に摂取してしまうため、何度か水に漬けて水を取り替え、塩分を減らしてから調理する方法を取ると良いでしょう。
生ワカメ
わかめの種類の3つ目は、生ワカメです。
新鮮な食材を湯にくぐらせたり塩を用いて保存したもので、塩蔵タイプの食塩を抜いたものであることもあります。
一番食材の特色を活かした調理をしやすい分、食品によって保管する方法や賞味期限などが異なる場合があるため、無駄にせず扱うためには製品の特徴をしっかり理解する必要があるでしょう。
茎が付いているタイプなど、より豪華なものが見受けられやすいのも特徴的で、より品質の良い食材をチョイスしてワカメがメインの料理にしたい時に人気になりやすいタイプです。
わかめが大量に余った時のコツ
わかめが大量に余った時のコツは、自分で簡単に加工することです。
まず、余ったワカメはしっかりと水ですすぎ、汚れを取り除いておきます。
水を沸騰させたら、中に投入して3分ほどしっかりと茹でましょう。
水が沸騰するのを待つ間に、次に使う冷やされた水の用意をしておくとスムーズに作業できます。
茹で終わった食材を冷やされた水でしめたら、1本だけ長いものや横幅が広すぎるものをピックアップして扱いやすい大きさに切りましょう。
15cmほどの大きさに調整すると扱いやすくなります。
後は1回の料理で使いたい量ずつラップで隙間ができないようにしっかりくるみ、ジップロック等に入れて冷凍で保存しましょう。
わかめレシピ人気3選【定番わかめレシピ編】
定番のレシビには、どのようなものがあるでしょうか。
こちらでは、3種類の作り方をご説明します。
- 人気のちくわとの和え物
- 人気のきゅうりと作る酢の物
- 人気のたこを使ったおかず
人気のちくわとの和え物
定番わかめレシピの1つ目は、人気のちくわとの和え物です。
もやしは袋の半分の量を使い、軽くお湯に通します。
塩蔵タイプの食材は水を何度か取り替えて戻しておき、20g使いましょう。
2本のちくわは5mm幅で切り、食べやすくします。
中くらいの大きさのボウルを取り出したら、大さじ2分の1のごま油、大さじ2のポン酢を入れて食材全てとなじませましょう。
最後に大さじ1の白ごまを加えて和えて、香りを良くします。
スーパーで見つけやすく安く買いやすい食材で構成されているレシピなので、より食費を抑えつつ美味しいおかずを作ることができるでしょう。
材料は2人分の量となっているので、家族の人数に合わせて量を調節するのもおすすめです。
人気のきゅうりと作る酢の物
定番わかめレシピの2つ目は、人気のきゅうりと作る酢の物です。
1本のきゅうりはなるべく薄く切って、味が染み込みやすくします。
5gのカットワカメは戻しておきますが、お好みに応じて量を増やしても良いでしょう。
小さいツナ缶は油が気になる場合はよく取り除いておきましょう。
小さいボウルを取り出したら、大さじ1の砂糖と大さじ2のお酢、大さじ1と2分の1の醤油を計ってよく混ぜます。
用意した食材を調味料と和えたら、ごま油を少し加えて香りを良くしましょう。
3人分の料理となっていますが、やや多めにしても子供でも食べやすく1位の人気になりそうな味付けなので、満腹感のある献立となるでしょう。
人気のたこを使ったおかず
定番わかめレシピの3つ目は、人気のたこを使ったおかずです。
きゅうりは1本と半分使い、薄く切ります。
塩を少し振って軽くもんでおき、5分待ちましょう。
75gの茹でたたこは薄くそいで切り、少々の生姜と1本のみょうがは千切りにします。
50gの生ワカメは食べやすい大きさにして、海鮮類と野菜全てをボウルに入れましょう。
大さじ1と2分の1のすし酢と、大さじ2分の1のポン酢醤油を加えてよく和えます。
冷蔵庫で2日から3日持つので、多めに作っておいて献立に用いるのも良いでしょう。
たこの代わりにかまぼこや茹でたイカなどを使うのも海鮮の旨味を引き出しやすいためおすすめです。
わかめレシピ人気3選【わかめが主役のレシピ編】
わかめをメインに使うレシピは、どのようなものでしょうか。
こちらでは、3種類の作り方をご紹介します。
- 人気のとろとろわかめのしゃぶしゃぶ
- 人気のおひたし
- 人気のワカメご飯
人気のとろとろわかめのしゃぶしゃぶ
わかめが主役のレシピの1つ目は、人気のとろとろわかめのしゃぶしゃぶです。
塩蔵タイプの全体を竹串で刺してから水で洗います。
お湯を沸騰させたら10秒計って塩蔵タイプを茹でた後に、冷水に入れて冷やします。
ざるにあげずにそのままラップをして3時間冷蔵庫に入れて待ちましょう。
待ち時間の間に、人気のタレを2種類作っておきます。
ごまだれは大さじ1のお酢、ごま油、砂糖、醤油、めんつゆと大さじ2のねりごまを混ぜて作りましょう。
うまからだれは、大さじ1のお酢と砂糖と生姜チューブ、大さじ2の醤油とみりん、小さじ1の七味唐辛子を加えて、砂糖が溶けるまで鍋にかけます。
ワカメが程よく膨らみ人気のとろとろ食感になったら、食べやすいサイズに調整して2つのタレを使って食べましょう。
人気のおひたし
わかめが主役のレシピの2つ目は、人気のおひたしです。
100gの生ワカメをしっかりと洗いながら、その間にお湯を沸騰させます。
持ち手付きのざるなどにワカメを入れ、10秒だけお湯にくぐらせたら、そのまま冷たい水で熱を取り除きましょう。
食べやすい大きさに切ったら、新玉ねぎを4分の1使って薄く切り、大さじ1のお酢と白いりごま、大さじ2のめんつゆ、小さじ1の砂糖を食材と混ぜます。
通常の玉ねぎで作るとピリ辛の風味になりますが、甘い味わいにしたい場合は旬の新玉ねぎを用いるか、しっかりと水にさらしておくと良いでしょう。
人気のワカメご飯
わかめが主役のレシピの3つ目は、人気のワカメご飯です。
2合のお米を洗い炊飯器に入れて、1.5合の印まで水を入れたら30分なじませます。
大さじ1のみりんとお酒、小さじ1の塩を炊飯器に入れて2合の印まで不足している水を足してから炊き込みを始めましょう。
大さじ2強ほどのカットワカメを水で戻し、できるだけ細かく刻みます。
ご飯が炊けたらワカメを混ぜ込み、ふたを閉じて10分待ったら仕上がります。
わかめレシピ人気3選【わかめサラダ編】
サラダに上手に使えば、より栄養バランスを整えられるでしょう。
こちらでは3種類のやり方をご紹介します。
- 人気のツナサラダ
- 人気のレタス入りサラダ
- 人気のキムチを加えたサラダ
人気のツナサラダ
わかめサラダのレシピの1つ目は、人気のツナサラダです。
お好みの量のカットワカメを戻し、水気は取り除いておきます。
2本のきゅうりは薄く切り、塩でもんでおきましょう。
大さじ2のめんつゆ、大さじ4のマヨネーズ、大さじ1のすりごま、小さじ2のポッカレモンを混ぜたら、きゅうりを軽く流水で洗い、絞って水気をなくします。
食材と調味料を混ぜたら、小さいツナ缶を開けて油はきり、全てのツナを加えて和えましょう。
マヨネーズや塩気が食欲をそそり、レモンの香りが爽やかなため、おかずの1つとして加えればさっぱりと野菜を取り入れやすくなります。
サラダが苦手な方でも美味しく食べられるため、野菜が少なめだと感じたら作ってみるのも良いでしょう。
人気のレタス入りサラダ
わかめサラダのレシピの2つ目は人気のレタス入りサラダです。
2分の1の量のレタスを水でよく洗い、手で食べやすい大きさにちぎります。
お湯を沸騰させてレタスを入れ、鮮やかな青い緑色になったら氷水に入れて急速に冷やし、キッチンペーパーなどで水分を拭き取りましょう。
60gの生ワカメは水で洗います。
ボウルに小さじ3のお酢と白いりごま、小さじ2のごま油、醤油、砂糖、小さじ1のオイスターソース、ポッカレモンを加えてよく混ぜたら、食材も加えてよく味をなじませましょう。
2人分の材料をご紹介しましたが、たくさん野菜を食べたい場合は多めに作るのもおすすめです。
サラダではあるもののご飯のおかずにもなりそうなコクのある味わいに仕上がっているのも特徴的なレシピとなっています。
人気のキムチを加えたサラダ
わかめサラダのレシピの3つ目は、人気のキムチを加えたサラダです。
豚の薄切りのお肉は一口サイズにして小さじ4のお酒と小さじ3の片栗粉をまぶしてしみこませます。
お湯を沸騰直前の状態にしたら豚肉を茹でて、しっかりと火が通ったのを確認してざるなどにあげ、熱くなくなったらキッチンペーパーで拭きましょう。
きゅうりは1本使い、最初に縦にして半分に切ってから、包丁を斜めに入れて薄く切っていきます。
100gのキムチと80gのワカメは一口大にして、食材と大さじ1の生姜チューブとめんつゆ、大さじ2のいりごま、大さじ1と2分の1のごま油を加え味付けしましょう。
2人分の食べごたえのあるサラダを作りたい方におすすめなやり方となっています。
わかめレシピ人気3選【汁物編】
汁物にも利用すれば、料理の幅が広がるでしょう。
こちらでは3種類の作り方をご説明します。
- 生わかめのスープ
- お味噌汁
- 人気のかきたま汁
生わかめのスープ
わかめの汁物のレシピの1つ目は、生わかめのスープです。
60gの生ワカメをよく洗い、一口サイズにします。
6cmのネギは斜めに細く切りましょう。
小さじ2の油を使ってネギとワカメを炒め、2と2分の1カップの鶏がらスープを加えて煮立たせます。
小さじ1の醤油を加えたらスープ皿に盛り、白いりごまをお好みの量振って仕上げましょう。
2人分の量になっているので寒い日のお昼ご飯に足したり、多めに作って温まるのもおすすめです。
生ワカメを使うようにすることで食感が良い、より食べ応えのあるスープに近づけることができます。
お味噌汁
わかめの汁物のレシピの2つ目は、お味噌汁です。
75gの木綿豆腐を1.5cmサイズに切り、3cmのねぎは3mmほどに薄く切りましょう。
お味噌汁のお椀に水をくんだら鍋に入れ、小さじ3分の1のほんだしを入れて沸騰させます。
カットした豆腐を入れて1分計って待ち、小さじ1のカットタイプを加えてもう一度軽く沸騰させましょう。
小さじ2のお味噌をといたら先程切ったねぎを入れて、ほんだしを少し足して混ぜ、味を整えて仕上げます。
豆腐を木綿にするとより食べ応えがあるお味噌汁になりますが、クリーミーな味わいにしたい場合は絹にするのもおすすめです。
また、よりお腹いっぱい食べられるようにしたい場合はねぎを半分使って斜めに切り、水を沸騰させる前から一緒に入れて煮立たせると甘く柔らかい味わいになるため良いでしょう。
人気のかきたま汁
わかめの汁物のレシピの3つ目は、人気のかきたま汁です。
塩蔵タイプを15g使って水で戻したら、食べやすいサイズに切ります。
3カップと2分の1カッブのだしを鍋で温め、小さじ1の塩と少々の醤油を加えましょう。
卵は1こ割り、小さじ2の水でときます。だしが沸騰したら火の強さを中くらいにして、とき卵は箸を伝わらせて入れます。
卵が生ではなくなったらワカメを足して軽く温め、仕上げましょう。
かきたま汁を作る時には、そのまま卵を入れてしまうのではなく水でといてから箸に伝わらせるという工程が大切になります。
より見た目を良くすることができれば、食欲をそそる一品に仕上げることができるため、少しずつ卵の入った器を傾けて箸の上を流れていくようにしましょう。
わかめレシピ人気3選【ご飯のおかず編】
おかずにも用いれば食感を楽しめるでしょう。
こちらでは3種類のやり方を紹介していきます。
- おつまみとしても人気なきのこと炒めたおかず
- 豚肉炒め
- 人気のもやしを加えたナムル
おつまみとしても人気なきのこと炒めたおかず
ご飯にあうわかめレシピの1つ目は、おつまみとしても人気なきのこと炒めたおかずです。
100gの生ワカメとまいたけを、ちょうどいい大きさにカットします。
小さじ1のごま油を使ってまいたけにきつね色が付くまで中火でじっくり炒めましょう。
さらにワカメを加え、軽く炒めたら3gの生姜チューブを加え、大さじ1の酒とみりん、大さじ2分の1の砂糖、大さじ1の醤油を順番を守って入れて混ぜながら炒めていきます。
最後に大さじ1のいりごまをかけてなじませましょう。
3人分の材料をご説明しているのでやや多めですが、ご飯にあうだけでなくお酒のお供にもなる味付けなので色々な場面で重宝します。
豚肉炒め
ご飯にあうわかめレシピの2つ目は、豚肉炒めです。
1かけらのにんにくをみじん切りにして、200gの豚のバラ肉は食べやすい大きさにして塩コショウを軽くまぶします。
塩蔵タイプを使って150g測ったら、こちらも一口サイズにカットしましょう。
大さじ1ほどのごま油を熱してにんにくを入れ、良い香りになったら豚肉を入れて色が変わったらワカメも加えて炒めます。
大さじ1のお酒と小さじ1の鶏ガラスープの素を入れたら軽く炒めてお皿にあげましょう。
お肉の旨味と海鮮のさっぱりとした味わいがよく合い、またにんにくが入っているので食欲も増進され、お箸が進む一品に仕上がっています。
人気のもやしを加えたナムル
ご飯にあうわかめレシピの3つ目は、人気のもやしを加えたナムルです。
もやしは1袋開けて洗い、ラップでくるんで600Wで2分半ほど温めます。
お好みの量の乾燥タイプを使って戻したら、ボウルに大さじ1の鶏ガラスープの素を入れ、温かいもやしと混ぜましょう。
調味料がなじんだらワカメと大さじ2のごま油を加え、仕上げにいりごまをふりかけます。
そのままでもしっかりと旨味のある味わいを楽しむことができますが、よりパンチのある味わいにしたい場合はにんにくチューブなどを加えるのも良いでしょう。
おすすめの和食レシピ本
おすすめの和食レシピ本は、別冊家庭画報の「永久保存レシピ一流料理長の和食宝典―私たちへ300レシピの贈り物」です。
和食の料理店から提供された本格的で味わい深いレシピが300種類掲載されているため、自分が作ってみたいレシピについて知ることができるでしょう。
和風の甘味の作り方についても触れられているので、色々な一品を作るためのやり方が分かる本となっています。
わかめを上手に使って料理を楽しもう
わかめを上手に使って、色々な料理を楽しみましょう。
和食や中華など、さまざまな系統のメニューに加えて作ることができる食材のため、美味しいレシピについて知ればみんなでご飯の時間をより楽しみやすくなります。
自分が気になるレシピから取り入れてみて、作り方が簡単で美味しいおかずを献立に加えてみましょう。