しょうがを常温保存する方法
しょうがの常温保存する方法はとっても簡単!
密封して室内に保存するだけです。
新聞紙や紙袋などでしょうがを一つずつ包み、直射日光が当たらない風通しの良い場所で保存しましょう。
しかし、7~9月の30度以上の高温になる時期には向いていません。
11月~6月は室内で密封容器に入れ、保存するのが1番いいと思います。
しょうがのそれまでの状態が良いと、1か月持ちます。
例え皮が乾燥してしまっても、中身が潤っていれば大丈夫です!
どうしても長期間常温保存したい!という方は、1度しょうがを乾燥させましょう。
やり方は、好みの大きさに切って天日干しするだけです。
干して乾燥したしょうがと乾燥剤を密封容器に入れ保存しましょう。
切った状態のしょうがを常温保存する場合は、次回使用するときに切り口を切ってから使用してください。
この場合は早めに傷んでいしますので早く使い切りましょう。
しょうがを冷蔵保存する方法
先ほども書いた通り、7月~9月の高温の時期は常温保存には向いていないので、冷蔵保存しましょう!
冷蔵庫の中でも1番野菜室で保存するのが良いです。
また、冬の期間でも室内が10度以下になる地域にお住まいの方は冬場も野菜室で保存しておくのがおすすめです。
冷蔵保存する場合は、先に使いやすい大きさに切ってから、タッパーなどの保存容器にしょうががひたひたになるくらい水を入れて保存しましょう。
この場合、2・3日を目安に水を取り替えてください。
しかし、長い間水につけて保存すると風味が落ちてしまうので、早めに使用することをお勧めします。
しょうがを冷凍保存する方法
冷凍庫でも保存はできますが、失われる栄養素も多いといわれています。
そこを承知したうえで、冷凍保存しましょう。
冷凍方法は簡単です。
すりおろし・スライスなど好みの状態にし、ジップ袋に薄く伸ばして冷凍するだけです。
使用する際は、冷凍のままジップ袋の上から必要な分をパキッと割って使用します。
剥いた皮も冷凍しておくと、スープや出汁をとるときに使えるので、皮も捨てずに使いましょう。
保存方法によって変わる保存期間の違い4選
保存方法によって保存期間も変わってきます。
数日間保つための保存方法や長期保存の方法など4つご紹介します。
- 新聞紙・発泡スチロールで保存する
- 焼酎漬けにする
- 新鮮さをそのままキープしたい方は水漬け保存
- 新しょうがを加工して長期保存
新聞紙・発泡スチロールで保存する
家庭菜園で大量に収穫したり、大量購入した場合は新聞紙と発泡スチロールがあれば長期保存が可能です。
やり方も簡単です。
- 新聞紙に泥のついたしょうがを包み水で濡らし、発泡スチロールに詰めて保存
発泡スチロールにも新聞紙を敷き詰め、ガムテープで蓋を密封し温度・湿度の変動をしにくしてください。
発泡スチロールは密封性・保湿性はばっちりです。
大量のしょうがを使いきれなくてダメにしてしまうのはもったいないので、ぜひこの方法をお試しください。
必要な分だけ取り出して使えるのでとっても便利です。
焼酎漬けにする
しょうがは焼酎漬けをしておくと、冷蔵庫で6か月も保存可能です。
本当ならば焼酎はアルコール度数が35度以上のものがいいみたいですが、値段も高めなので「しょうが保存のために35度以上の焼酎は買えないな」という方!
焼酎ワンカップの焼酎でも大丈夫です。
ワンカップはアルコール度数25度ですがしっかり冷蔵保存すれば大丈夫です。
やり方
- しょうがをよく洗い、水気を切り、適当な大きさにして焼酎につけて冷蔵保存!
漬けるのはビンなどの保存容器がいいと思います。
例え一部分使用した生姜もそのまま漬け込んでいいです。
しっかりとしょうがの香りは残り、料理に使用しても焼酎臭さはありません。
生でも食べれますが、お酒が弱い方・小さなお子さんがいるご家庭は、加熱してアルコールを飛ばしてください。
新鮮さをそのままキープしたい方は水漬け保存
「少し余ってしまったけれど、数日後にまたすぐ使いたい!」という方には、水漬け保存をお勧めします。
こちらはわざわざタッパーなどの保存容器を用意する必要はなく、例えばコップなどでも水漬け保存が可能です。
やり方も名前の通り、しょうがを水にちゃぽんっと漬けておくだけです。
しかし、この方法は長期保存はできません。
4~5日ほどで水に溶けてきてしまうので、遅くても3日以内には使用しましょう。
3日以内なら瑞々しいしょうがが保てると思います。
新しょうがを加工して長期保存
しょうがの甘酢漬けや佃煮など、今では簡単に作れるレシピもたくさん紹介されています。
常備菜としてもバッチリですし、加工してしまえば長期保存も可能なので、1度作ってみてはいかがでしょうか?
たくさんレシピはありますが、今回は新しょうがの佃煮のレシピをご紹介します。
とっても簡単でご飯によく合うのでぜひ作ってみてください。
材料
- 新しょうが 400グラム
- 酒・みりん・醤油・砂糖・水 100グラム
- 鰹節 50グラム
- ゴマ 少々
作り方
- 新しょうがをきれいに洗い、千切りにし、沸騰したお湯で3分茹でます。
- 酒・みりん・醤油・砂糖・水・茹でた新ショウガを強火で汁気がなくなるまで茹でます。
- 汁気がなくなってきたら、鰹節・ゴマをいれ完成です。
ポイントはしょうがは筋に垂直に切ると切りやすいです。
また、鰹節の量でも味がかわるのでお好みの量で調節してください。
砂糖を多めにすると、お子様にも食べやすくなり、保存期間も長くなります。
また、食べきれなかった分は冷凍保存すれば1年近く保存可能です。
ごはんのお供や、おつまみにピッタリのレシピなのでぜひ試してみてください。
おすすめの便利保存グッズ
冷蔵保存する方はこちらのタッパーはいかがでしょうか?
密封性がばっちりなので例え容器が傾いてしまっても水がこぼれてしまう心配はありません。
中身が見えているので、何が入っているか忘れてしまう心配もありません。
密封性が高いので冷蔵庫内の匂いが移ってしまう心配もなく、蓋の開け閉めも楽です。
冷凍保存される方はこちらもジップをお勧めします。
薄くスライスしたしょうがや、千切り・すりおろしたしょうがを冷蔵保存する場合はこちらのジップロックにいれて薄くのばし、空気を抜いて冷凍保存することをお勧めします。
薄くのばすことにより、使用時は必要な分だけパキっと折り取り出すことが可能なのでとっても便利ですよ。
しょうがを無駄なく、おいしく食べよう!
今回はしょうがの保存方法についてご紹介しました。
現在では、チューブのしょうがなどの便利なものも販売せれており「少量しか使わないから…」「すぐダメになってしまうから…」とチューブのしょうがを利用されている方も多いと思います。
しかし、本物のしょうがを利用すると、少量でも風味や味がバッチリ決まりお料理も「本格的な味」になります。
しょうがには常温・冷蔵・冷凍などさまざま保存方法があり、どれも簡単なものばかりなのでぜひ試してみてください