布につくカビの原因
布につくカビの原因についてこれから紹介していきます。
- 湿気
- 生乾きのまま洗濯物を取り込む
- 収納場所が汚れている
- 換気ができていない
湿気
カビのはえる原因の一つが湿気です。
タンスやクローゼットの中は風通しも悪く、湿気も溜まりやすいです。
湿度の高い場所に、長期間保管しておくことによってカビがはえやすくなります。
タンスやクローゼットの中に除湿剤を使用するなどしましょう。
布団も湿気がたまると、カビがはえる原因になります。
定期的に干すのがおすすめです。
普段から湿気に対する対策を行って、カビがはえないようにしましょう。
生乾きのまま洗濯物を取り込む
天気が良くないときなど、生乾きのまま洗濯物を取り込むのも、カビがはえる原因になります。
生乾きのものは、そのまま収納しないで、少し部屋干しするなどの対策をすると良いでしょう。
水分が残ったままで収納をすると、カビがはえることもあります。
確実に乾いてからしまうようにしてください。
特に乾きにくい襟元などは、よく乾いているか確認をするようにしましょう。
収納場所が汚れている
収納場所が汚いというのも、カビがはえる原因になります。
収納場所も定期的に、掃除するようにしましょう。
収納場所を掃除する機会は少ないと思いますが、月に何回かでも良いので汚れを取るようにしましょう。
収納場所をキレイにすることで、カビははえにくくなります。
換気ができていない
換気をあまりしていないとカビがはえる原因になります。
換気をしないと、湿気が溜まってしまいカビがはえる原因に。
週1回でも換気をすると違ってきます。
カビ対策のために、布製品を収納している場所の換気を定期的にしてみてください。
注意が必要なカビがはえやすい布製品
注意が必要なカビが生えやすい布製品を、これから紹介していきます。
- 服
- 布団
- カーテン
服
衣替えで保管しておく服などカビが出る場合も。
湿気が多い場所に保管したりするとカビが出やすくなります。
カビの種類は、黒カビや白カビなど。
白カビはホコリのように服にっている場合ということが多いです。
その場合、払っただけでも落ちるので、後は除菌などをしてください。
黒カビは、繊維の奥まで根を下ろしている場合が多いです。
かなり落としにくいので、クリーニング店に頼むという方法も。
布団
寝ているときに汗をかくので、布団をあまり干さない場合、カビがはえやすくなります。
できる限り干すようにすると、カビがはえにくくなるので、週に1回くらい干すようにするのがおすすめです。
後、使わない布団など、収納している場所にしまいっぱなしにしている場合、湿気などでカビが生えてしまうことも。
時々、押し入れなどの扉を開けて換気することでカビをはえにくくすることが可能です。
カーテン
カーテンもカビがはえやすくなっています。
カーテンを掛ける窓には結露が発生するのでカビがはえる原因に。
カーテンのカビは下の方にはえやすくなっています。
結露でできた水滴は、下に向かって落ちるためです。
また、カーテンの近くで加湿器を使ったりすると、カーテンが湿った状態になりカビがはえやすくなります。
布製品のカビを取り除く時の注意点
カビを取り除くときの注意点をこれから紹介していきます。
- その布製品に合う洗剤か
- 布製品の消毒も
- 漂白剤を使う際は
その布製品に合う洗剤か
その布製品に合う洗剤かというのを確認が必要です。
布製品によっては、使わない方が良い洗剤もあります。
カビの洗浄には、洗剤を使用することが、色落ちしてしまうことも。
その布製品に合う洗剤かというのを確かめましょう。
漂白剤を使用する際にも、酸素系と塩素系が。
色物の服を洗浄するときには、色落ちしにくい、酸素系がおすすめです。
白系の布製品のときは、塩素系の漂白剤も使ってみてください。
布製品の消毒も
布製品の消毒も行うのがおすすめです。
再度カビがはえてくることもあります。
それは製品にカビ自体がまだ残っているからです。
消毒用のエタノールなどをかけるようにしましょう。
漂白剤を使う際は
使うときに手荒れをすることがあるので、素手で洗剤に触らないようにしてください。
洗剤が肌につかないようにして、もしついてしまったときは、すぐに洗い流すようにしましょう。
漂白剤は、つけ置きするなどの方法で使うので手などにつくことはないと思いますが、もしもついてしまったときは対策をしてください。
洗剤などを使うときに手袋を着用するのもおすすめです。
また、漂白剤の匂いなどで気持ち悪くなることもあります。
そちらも気を使うようにしましょう。
漂白剤を使用するときは、これらのことに注意するようにしてください。
布製品の正しいカビの取り除き方
布製品のカビの取り除き方をいくつか紹介していきます。
- 服の場合
- 布団の場合
- カーテンの場合
服の場合
つけ置きなどの、方法があります。
使用するのは、酸素系漂白剤です。
まずは色落ちのテストをしてください。
漂白剤を使ったときに、服が色落ちしないか確認するために必要です。
色落ちのテストは、服の目立たない部分に洗剤の原液を直接かけます。
5分ほどしても変化がない場合は、問題ありません。
そして洗面器などに温かいお湯をいれます。
水量に合わせて洗剤を溶かしてください。
服のカビ汚れがある場所に洗剤を直接かけ、先程の洗面器に服を浸します。
そして1時間ほど、そのまま置いてください。
つけ置きしたら、洗濯機で洗うなどします。
この方法でカビを落とすことができるので試してみてください。
布団の場合
布団の場合は、重曹などでカビが取り除けます。
まずはスプレーボトルに水と、重曹を大さじ二杯ほど入れてください。
作ったら布団のカビがある部分に直接スプレーします。
そして数分間置いて、タオルなどで叩くように拭き上げてください。
タオルを水で湿らせて、もう一度拭き上げます。
他にも布団のカビを取る方法はありますが、この方法でも問題ありません。
カーテンの場合
カーテンの場合カーテンのカビを取り除く際には、酸素系漂白剤を使ってカビを取り除くことが可能です。
まずはカーテンを取り外して、ホコリなどを払ってください。
カーテンの色落ちのテストをします。
カーテンの目立たない場所に、直接洗剤をかけて置き、数分しても変化がない場合は大丈夫です。
そして大きめの洗面器にお湯を張り漂白剤を溶かします。
そしてカーテンを2時間ほどつけ置きしてください。
つけ置きしたら軽く水気を切り、洗濯ネットにいれます。
そして洗濯機で洗浄してください。
洗濯機のコースは、手洗いコースなど弱い水流のものがおすすめです。
おすすめのカビ対策本
カビの対策について詳しく知りたいときは本を活用するという方法も。
カビ対策がのっている本について紹介していきます。
カビについても書いてある本です。
他にも、家についての掃除術がのっています。
カビの予防法も記載されているので参考にしてみてください。
布についての記述はないかもしれませんが、カビについて知りたいときにもおすすめです。
主に掃除術の本になります。
カビ対策は自宅でも
布製品のカビ、自宅でも落とすことが可能です。
洗剤を使うなどして落とせます。
カビができる部分は様々です。
その布製品によっても、少し取り除き方は違います。
ぜひ今回の記事を参考にしてください。