くるみパンはハード系のレシピが多い?
くるみパンはハード系のレシピが占める割合が多めです。
もともと木の実をねりこんで焼き上げるタイプは硬めに作って、温かい紅茶などと合わせて柔らかくしながらよく味わって食べるというパターンが多く、市販のものやレシピにおいてもどちらかと言うと最近まではハードめな食感で作られるケースが多く見られていました。
しかし、ふんわりとした食感のタイプは子供に人気があり、ジャムを塗ってそのまま食べたりすることができ、かわいらしい雰囲気にもなるため、柔らか系のレシピも人気になってきています。
ふんわりくるみパンは手作りがおすすめ
ふんわりくるみパンは手作りがおすすめです。
手作りで作ることで、出来上がりのふわふわとした食感の魅力を最大限楽しみやすくなります。
硬い食感の場合は食べ応えがあるため、ある程度冷めても満足感を得ながら食べることができるでしょう。
しかし、柔らかい食感のタイプは温かいうちに食べたほうが生地の甘みや風味がより生かされます。
そのため、焼き上がったものをすぐに食べることができるという手作りの利点を、より活かすことができるでしょう。
くるみパンは手ごねで作っても美味しくなる
くるみパンは手ごねで作っても美味しくなりやすい、という特徴があります。
パンの種類によっては、しっかりとアイテムを用いてこねないともちもちとした食感を出すことができなかったり、ぱさぱさとした食感になってしまうこともあるでしょう。
しかし、クルミを使ったタイプであれば難しい作業はあまりないことが多く、こねる工程も生地がダマにならないようにすれば失敗しづらいです。
手ごねで作るようにすれば、より温かみのある可愛らしい見た目に仕上げることができるでしょう。
くるみパンをふんわり仕上げるには成形がポイント
くるみパンをふんわり仕上げるには成形がポイントです。
こちらでは3つのポイントについてご説明します。
- 丸いフォルムにする
- 切れ目を入れる
- ぺたぺたと触らない
丸いフォルムにする
成形のポイントの1つ目は、丸いフォルムにすることです。
角がない丸いフォルムになるように成形することで、どこから食べても柔らかい口当たりのパンに仕上げやすくなります。
お惣菜が入ったタイプであれば、食べ応えを良くするために中心を尖らせたりすることもあるでしょう。
しかし、柔らかい食感に仕上げたい場合は丸い形にするようにした方が硬くなってしまう部分を少なくすることができます。
切れ目を入れる
成形のポイントの2つ目は、切れ目を入れることです。
清潔なキッチン用のはさみなどを用いて、丸く成形した生地を外周から3、4回切り離さない程度に切れば、よりアンデルセンというお店のくるみパンらしいおしゃれな見た目に焼き上げやすくなります。
お花のような形にしたい場合は切る回数をさらに増やして細かく装飾するのも良いでしょう。
また、中心まで火が通りやすくなるため、生ではないか心配で焼きすぎて硬い食感になる、という事態を防ぐこともできます。
ぺたぺたと触らない
成形のポイントの3つ目は、ぺたぺたと触らないことです。
成形をする時に形にこだわって何度も生地に触ってしまうと、水分が失われて生地の質が悪くなり、乾燥したような見た目になってしまうことがあります。
成形を始める前にあらかじめ手順をしっかりと把握しておき、多少気になる部分があっても直しすぎないように気をつけましょう。
また膨らみ待ちの時間の間、生地が乾かないように濡らした綺麗な布で覆うのもおすすめです。
くるみパンのおすすめ人気レシピ10選
くるみパンの作り方にはどういったものがあるでしょうか。
こちらでは人気のレシピを10種類ご紹介します。
- 炊飯器を用いた作り方
- コッタで人気のちぎって食べられる作り方
- カロリー控えめな作り方
- レーズンを入れた作り方
- もちもちに膨らませて焼ける作り方
- ふんわりと焼く作り方
- こんがり甘い風味の作り方
- 餡が入った作り方
- チョコ入りの作り方
- 抹茶風味の作り方
炊飯器を用いた作り方
くるみパンのおすすめレシピの1つ目は、炊飯器を用いた作り方です。
小さじ3分の1の塩、200gの強力粉、5gのバターと10gのオリーブオイルを混ぜたもの、小さじ1の砂糖、小さじ3分の2のドライイーストをボウルに入れます。
ドライイーストを入れた位置に温めた150gの牛乳を入れ、20分こねましょう。
50gのクルミを追加してさっくり混ぜたら炊飯器を発酵モードに設定して生地を入れ40分待ちます。
空気を抜いて8個に分け、丸めたら40分待ちましょう。
炊飯器の焼き機能を使って40分焼いたら、ちぎって取り分けます。
コッタで人気のちぎって食べられる作り方
くるみパンのおすすめレシピの2つ目は、コッタで人気のちぎって食べられる作り方です。
17cm大のシフォンケーキの型に薄くバターを塗り、80gのドライフルーツはお湯をかけてからザルに入れておきます。
くるみはフライパンで軽く炒って、冷めたら包丁で細かくしましょう。
300gの強力粉に15gのはちみつ、1個の卵、160gの牛乳、5gのドライイースト、25gの砂糖、5gの塩を加えてホームベーカリーに入れ、こねます。
5分経ったら25gのバターを足して混ぜ、ミックスコールが鳴ったらドライフルーツも加えましょう。
1段階目の発酵が終わったら、生地を取り、握りこぶしで空気を抜いてから8つの同じ大きさに分け、丸い形にします。
濡れた布を全体にかけたら10分待ちましょう。
1つ1つの生地を3回ずつ丸めたら、ケーキ型に敷き詰めて濡れた布をかけ、30分レンジで発酵させます。
170度の予熱で30分焼いて仕上げましょう。
カロリー控えめな作り方
くるみパンのおすすめレシピの3つ目は、カロリー控えめな作り方です。
5gのスキムミルク、200gのふすまパンミックス、1個の卵、35gのバター、200mlの水、2gの塩、5gのドライイーストをホームベーカリーに入れて、50gのクルミは炒ってミックスコールとともに加えましょう。
発酵が終わった連絡音が鳴ったら、さらに10分待ち、10個に分けて15分待ちます。
30度で35分ほど温めたら、切れ目を入れ190度で15分焼きましょう。
レーズンを入れた作り方
くるみパンのおすすめレシピの4つ目は、レーズンを入れた作り方です。
20gのクルミを170度5分温めたら牛乳と卵をあわせて180gにしたものと250gの強力粉、3gの塩と25gの砂糖とバター、4gのドライイーストをホームベーカリーに入れ、15分たったらクルミと70gのレーズンを足して膨らませます。
生地の空気を少し抜いたら、10個に分けてタッパーに入れ、15分待ちましょう。
もう一度空気を抜いて40分待ったら溶いた卵を塗り、真ん中に2箇所交差するように切れ目を付けます。
バターとグラニュー糖を切れ目に乗せたら、190度で14分焼きましょう。
もちもちに膨らませて焼ける作り方
くるみパンのおすすめレシピの5つ目は、もちもちに膨らませて焼ける作り方です。
120gのクルミを150度で15分焼き、5mm幅にします。
150gの強力粉と190gの水、4gのドライイーストと5gの塩、12gのスキムミルクと30gの砂糖を混ぜ、1分計ってこねましょう。
さらに150g強力粉を追加したら、5分計ってこね、3分待ちます。
クルミを追加したら6分こねて3分待ち、28gのショートニングを足してさらに6分こねましょう。
丸い形にしてラップをかけ、20度で80分待ちます。
16個に分けたら丸くして15分待ったら、縦だけでなく横にもはさみを使い、計8箇所に切れ目を付けましょう。
30度で1時間待ったら、霧吹きで水分を補給させ、210度で15分焼きます。
ふんわりと焼く作り方
くるみパンのおすすめレシピの6つ目は、ふんわりと焼く作り方です。
100gのクルミを見て、8つ好みの形のものを選り分けます。
残ったクルミは手で粗く砕いて、軽くレンジなどで熱を加えましょう。
160mlの牛乳、15gのはちみつ、30gのバター、200gの強力粉、25gの砂糖、5gのドライイースト、4gの塩、50gの全粒粉をホームベーカリーに入れ、ミックスコールがあったらクルミを加えます。
充分に膨らんだら、生地を取り8つに分けて丸め、濡れた布をかけ15分待ち、生地を握りこぶしで叩いて空気を抜きましょう。
もう一度成形する時には綴じ目をつまみ、綺麗にしておくと良いです。
手全体を使って生地を広げたら切れ目を付け、真ん中にクルミを足し、濡れた布をかけて40度にして30分待ちます。
溶いた卵を薄く塗ったら霧吹きの水を足し、210度で10分強焼きましょう。
こんがり甘い風味の作り方
くるみパンのおすすめレシピの7つ目は、こんがり甘い風味の作り方です。
クルミは大きなものを分けて、残りを細かくしておきます。
120gの水と36gの卵をホームベーカリーに入れたら、30gの薄力粉と黒砂糖、2.5gのドライイースト、3gの塩、200gの強力粉を加えましょう。
6分経過したら20gのマーガリンを足し、こねる作業が終わる40秒前にレーズンも追加します。
一度生地を取り出してクルミを綺麗に混ぜたら、もう一度戻して膨らむのを待ちましょう。
膨らんだら好きな大きさに成形し、15分待ちます。
生地を握りこぶしで軽く押し、空気を抜いたら形を整え、切れ目を作りましょう。
ポリ袋を用いて35分膨らませたら、分けておいたクルミを真ん中に沈み込ませ、190度で7分焼いてから、170度に下げて6分焼きます。
餡が入った作り方
くるみパンのおすすめレシピの8つ目は、餡が入った作り方です。
くるみは最初に炒って砕きましょう。
200gの強力粉、3gのドライイースト、70gの水、65gの牛乳、3.6gの塩、25gの砂糖をホームベーカリーに入れてこね、10分経過したら20gのバターを加えてまた10分こね、ミックスコールが鳴ったタイミングでくるみも加えます。
生地をボウルにあげて30度に保ち、大きさが2倍になるまで待ちましょう。
生地を6つに分けて丸い形にしたらビニール袋を優しくかけて、15分待ちます。
生地を10cm強に伸ばしたら、半分の大きさのぎゅうひクレープを乗せ、50gの餡を置き、生地で包みましょう。
生地は5回はさみで軽く切り、200度で10分ほど焼きます。
チョコ入りの作り方
くるみパンのおすすめレシピの9つ目は、チョコ入りの作り方です。
50gのクルミを温め刻んだら、200gの強力粉、小さじ2分の1の塩、140mlの牛乳、小さじ1のドライイースト、20gの砂糖をボウルに入れて粉が見えなくなるまでこねましょう。
生地の表面がぼこぼことしていなければ、クルミと60gのチョコチップを加え、丸くしたらラップをして2倍に膨らむまで待ちます。
6つに生地を分けたら丸くして濡れた布をかけて10分待ちましょう。
5箇所はさみで切ったら190度で20分焼きます。
抹茶風味の作り方
くるみパンのおすすめレシピの10個目は、抹茶風味の作り方です。
200gの水と大さじ4の砂糖、小さじ1の塩、50gのバター、280gの強力粉、大さじ2の抹茶、3gのドライイーストをホームベーカリーに入れます。
スイートパンコースを選択し、焼き色は薄めにして3時間待てば焼きあがりです。
おすすめのパンのレシピ本
おすすめのパンのレシピ本は「特製丸マンケ型付き!日本一簡単に家で焼けるかわいいパンレシピBOOK」です。
ホームベーカリーなどの別売りのアイテムを使わなくても作ることができる簡単なパンの作り方について説明している内容となっています。
トースターがあれば付属の型を使って色々なパンを焼くことができるため、甘いものからお惣菜になるものまで、さまざまな種類を作ってみたい方におすすめです。
ふわふわのくるみパンを家で作ってみよう
ふわふわのくるみパンを家で作ってみましょう。
クルミを加えれば深みのある美味しい味わいを楽しむことができます。
子供にも人気なチョコ味や餡入りのタイプなどにも挑戦してみて、ぜひお気に入りのパンを焼き上げてみてください。