鶏軟骨のやげんはどこの部位?
鶏肉には、食べることができる柔らかい骨の軟骨が色々な部位がある事でも知られていますが、鶏軟骨のやげんは、胸の骨のちょうど端の部分です。
一見硬そうにも見える鶏軟骨のやげんは、調理することで、コリコリとした食感になります。
胸骨の先端の部分でもある軟骨のやげんは、鶏の中でも1羽から約30gほどしかとることができない希少部位ともいえます。
そのやげんの名前も、昔薬を作るときに使われた用具に形状が似ていたからつけられたと言われています。
そして、鶏軟骨の中でも、色々な調理法をすることができる、美味しいやげんを使ったレシピは、数多くあります。
まずは、おかずの鶏軟骨、やげんをつかったレシピをご紹介していきますね。
軟骨のやげんの人気おかずレシピ6選
まずはじめに、鶏軟骨やげんの人気なおかずレシピを6つご紹介していきます。
- 野菜炒め
- きのこ炒め
- トマト煮
- シンプルな煮物
- ニラともやし炒め
- 和え物
野菜炒め
食感が病み付きになってしまうほど美味しい鶏軟骨のやげんは、野菜との相性も抜群です。
自宅の冷蔵庫にあるような、あまり野菜と塩、こしょう、と鶏がらスープなどを合わせた野菜炒めは、絶品です。
まずはじめに、塩コショウで下味をつけた鶏軟骨のやげんを、油の引いたフライパンで、こんがりとしっかり目に焼きます。
火の加減は弱めの中火位がちょうどいいでしょう。
こんがりとやげん軟骨に焦げ目がついたら、ニンジンや玉ねぎ、キャベツやピーマンなどの野菜を少し色が変わるまで油で炒めます。
色が変わったら、調味料を入れて、しっかりと絡め合わせ、やげん軟骨も炒れて火を通します。
野菜に火が通ったら、やげん軟骨のおいしい野菜炒めの完成です。
野菜の芯が残っているのが苦手な人は、野菜を炒める段階で酒で蒸し焼きにすることをオススメします。
きのこ炒め
鶏軟骨のやげんは、きのことの相性もとても良くて、秋にオススメな鶏軟骨やげんレシピです。
コリコリとした食感があるきのこと、同じような食感がある鶏軟骨のやげんは、歯ごたえもきのこの香りも楽しめるレシピです。
作り方も簡単で、先にフライパンに油をひいて塩コショウで下味をつけた鶏軟骨やげんを炒めます。
しっかり火が通るまで焼き、火が通ったらきのこを入れて焼きます。
しっかりとやげんにもきのこにも火が通ったことを確認したら、塩、こしょう、オイスターソースで味付けをして完成です。
トマト煮
軟骨やげんは、トマトとの相性がとてもいいんです。
鶏肉とトマトの相性もとてもいいことでも知られていますが、鶏軟骨のやげんをトマトを煮込んだおかずは、かすかな酸味が効いていてとっても美味く、晩御飯のおかずにピッタリ**です。
鶏軟骨のやげんは、塩コショウで下味をつけ、小麦粉をまんべんなく付けた後、フライパンに油を引き軽く焼きます。
そのあと、水、塩、小さめにカットしたトマト、砂糖で、弱火でじっくりと煮込みます。
トマトと砂糖で煮込むことで、鶏軟骨のやげんがより、柔らかくなって美味しさや旨味が増します。
シンプルな煮物
鶏軟骨のやげんを使ったシンプルな煮物は、厚揚げと大根を一緒にお出汁で煮込む煮物です。
シンプルだけど日本人が大好きな和食らしい、お出汁で煮込む鶏軟骨やげんのレシピは、やげんをとっても柔らかく美味しくたべられるレシピです。
厚揚げは食べやすい大きさにカットし、熱湯を上からかけて油抜きをします。
大根は3~5㎝位の大きさにカットして、鍋に入れて水から沸騰させて水を切り、水で洗います。
下ごしらえが終わったら、鶏軟骨のやげんと、大根、厚揚げを鍋に入れて、水、お出汁、醤油、塩、みりん、料理酒で味を調え、しっかりと弱めの中火で煮込みます。
煮込むときは、圧力鍋で調理をすると、時間が少なく加熱をすることができます。
ニラともやし炒め
鶏軟骨のやげんと、ニラともやしとの相性はとても抜群なんです。
鶏軟骨やげんとニラともやしをつかった炒め物は、他にご飯とみそ汁があるだけで、栄養のバランスも良い、絶品おかずになります。
まずはじめに、鶏軟骨に塩コショウで下味をつけます。
もやしは水洗いをし、水気を切って置き、ニラはしっかりと水洗いをした後、3㎝幅に包丁でカットしておきます。
フライパンに油とニンニクを入れて火にかけ、ニンニクの香りが漂ってきたら、油からニンニクを引き上げます。
下味をつけ終わった鶏軟骨やげんをフライパンに入れ、しっかりと中火で火が通るまで炒めます。もやしを先に入れて火が通ったら、ニラと、塩、こしょう、ごま油、醤油を入れて味を調えます。
好みでオイスターソースの味を足すアレンジも、とっても美味しいのでオススメです。
和え物
食べるとさっぱりとする和え物は、やげんを加えて歯ごたえを出すと、よりおいしく食べることができます。
鶏軟骨やげんを使った和え物レシピは、梅やお酢を使ったレシピも多いのが特徴的です。
鶏軟骨やげんをあえものとして使うときには、しっかりと茹でるところからはじまります。
やげんをしっかりと茹でて冷ましたら、身をそぎ落とし、軟骨部分を薄く包丁でスライスしていきます。
そこへ梅干しの果肉、だし汁、醤油を和え、好みで刻んだ長ネギや、ごまを和えるのもオススメです。
他にも梅干しと塩昆布を一緒に和えても、簡単に美味しく食べることができます。
軟骨のやげんの人気おつまみレシピ6選
次に、軟骨のやげんを使った人気のシンプルなおつまみレシピをご紹介していきます。
- 塩こしょう
- ブラックペッパー
- 唐揚げ
- つくね
- カレー粉炒め
- ネギ塩炒め
塩こしょう
鶏軟骨のやげんは、塩コショウをふるだけでも、簡単で美味しく食べることができます。
夜疲れてすぐに晩酌をしたい時に一押しなレシピです。
鶏軟骨やげんは、あらかじめ塩と胡椒を振っておきます。フライパンに好みで油をひきますが、油分が気になる女性は、油なしでも調理することができます。
フライパンで弱めの中火で加熱して、ふたを閉めて蒸し焼きにして、中まで火がしっかりと通ったら完成です。
ブラックペッパー
鶏軟骨のやげんは、塩とブラックペッパーで焼くだけで、塩コショウよりも更にビールに合うレシピになります。
予め塩を鶏軟骨やげんになじませて置き、塩コショウと同様にフライパンで焼きます。
しっかりと火を通ったことを確認し、お皿に盛り、最後にブラックペッパーをかけて完成です。
唐揚げ
鶏軟骨やげんをつかったおつまみレシピの定番ともいえるレシピは唐揚げです。
やげんを醤油、酒、にんにく、しょうがとあわせておき、しっかりと味をなじませます。
半日から一日置いておくと尚いいでしょう。
しっかりと味を漬けておき、揚げる前に片栗粉を適量まぶし、170度くらいの温度でしっかりと火を通るまで揚げます。
つくね
鶏軟骨のやげんのつくねは、コリコリした食感が癖になるほど美味しい一品です。
鶏ひき肉と、細かく切った鶏軟骨のやげんを合わせ、しっかりと手で粘り気が出るまで混ぜ合わせます。
そして、塩コショウ、溶き卵、片栗粉を入れてしっかりと揉みこみます。
好みで隠し味として味噌を入れることで、よりおいしく食べることができます。
カレー粉炒め
おつまみにピッタリなカレー粉炒めは、鶏軟骨やげんを使っても美味しく食べることができます。
スパイシーな風味でパンチの効いたカレー粉を使うことで、健康的なおつまみ料理になります。
まず、塩コショウを下味に、カレー粉を多めにやげんに揉みこみ、味をなじませます。
衣が気になる人は、そのままフライパンで炒めても美味しく食べられます。
パリパリとした食感を楽しみたい人は、片栗粉をまぶして、しっかりと揚げることで、よりおいしく食べることができます。
ネギ塩炒め
鶏軟骨やげんは、ネギとの相性もとてもよく、焼き肉のようなネギ塩炒めとして食べるのも、お酒の肴にピッタリです。
鶏軟骨やげんは、細かい輪切りにした長ネギ、塩、料理酒、鶏がらスープと一緒に炒めるだけで、手軽に美味しいおつまみになります。
加熱する時はかならず、しっかりと火を入れることを意識してください。
おすすめの軟骨やげん商品
国産若鶏 ”ヤゲン軟骨(肉付き)” 約1kg(冷凍便)
鶏肉の希少部位の1つでもあるやげん軟骨の安心して食べることができる、国産の若鶏の商品です。
この商品は、冷凍で1㎏という大容量の商品で、1度買うと充分におつまみやおかずとして色々なレシピを楽しめるほどたくさん入っている商品です。
やげん軟骨を使ったレシピを楽しもう。
今回は、コリコリとした食感が癖になる、やげん軟骨がどこの部位か。
おかずやおつまみのやげん軟骨を使った、簡単にできる美味しい人気レシピを12種類ご紹介しました。
簡単にパパっと作れて、美味しいやげん軟骨を使ったレシピを色々試して作って、自分好みのものを探してみましょう。