プラバンとは
プラバンは『プラスチック製の板』のことで、100均にも売っています。
一般的なプラバンは加熱すると縮む性質のある『ポリスチレン』や『スチロール樹脂』という素材でできています。
このプラバンの縮むという性質を活かして、ピアスやヘアゴムなどのアクセサリーに加工する人が急増!
プラバンは自分の好きな絵柄を描いて好みのアクセサリーを作ることができるので、ハンドメイド初心者におすすめ。
プラバンの基本の作り方は、
- 絵を描く
- カットする
- 焼く
- アクセサリーに加工する
といった4ステップ。
今は透明のプラバンだけでなく白や黒といったマットなものや星やストライプなどの柄入り、プリンターで印刷できるタイプのプラバンまであるんですよ。
プラバンアクセのおすすめの作り方6選
プラバンは手軽にアクセサリー作りを楽しめるので、子供だけでなくハンドメイド好きの大人にも人気!
おしゃれなプラバンアクセサリーを作ってみたいという人のために、初めてさんでも簡単に作れるプラバンアクセサリーの6つの作り方を紹介します。
- 色鉛筆で色付けしたプラバンのピアス
- 花モチーフのプラバンピアス
- プラバン×レジンのヘアピン
- 小さなお花のプラバンブローチ
- プラバンの指輪
- 白プラバンのストラップ
アイデア次第でいろいろなプラバンのアクセサリーが作れますよ。
おすすめのプラバンアクセの作り方①:色鉛筆で色付けしたプラバンのピアス
プラバンは油性マジックで絵を描くのが一般的ですが、色鉛筆でも着色できます。
色鉛筆を使った作り方は、
- 紙やすりでプラバンの表面をこすり傷をつける
- 色鉛筆を使って好きな絵柄を描く
- 焼く
というステップ。
紙やすりを使って表面にで傷をつける以外は、プラバンの基本の作り方と同じです。
プラバンに色鉛筆を使うことでふんわりとした雰囲気になるので、アクセサリー作りの幅も広がります。
おすすめのプラバンアクセの作り方②:花モチーフのプラバンピアス
花モチーフを使ったプラバンアクセサリーも定番人気。
作り方はとっても簡単です。
- 花の形にプラバンをカットする
- 好きな色で着色する
- 焼く
- 熱いうちに花びらの形に形成する
プラバンが焼きあがったら熱いうちに本などにはさみ平らにしますが、花モチーフを作るときは立体感が出るように花びらにカーブを付けるのがポイント。
大きさの違う花びらを組み合わせれば、花に立体感を出して作ることができますよ。
おすすめのプラバンアクセの作り方③:プラバン×レジンのヘアピン
プラバンとレジンの組み合わせは最強!といっていいほど相性のいい組み合わせなんです。
レジンで仕上げることでつや感が増し、アクセサリーの完成度がアップしますよ。
レジンを使う場合の作り方はこちら。
- 基本の作り方でプラバンパーツを作る
- プラバンが覚めたら表面にレジンを塗り照射する
- 好みの厚みになるまで1~3回手順2を繰り返す
- アクセサリーに加工する
レジンを塗るという作業がプラスされますが、ニスを使った時よりも上品なつや感が出すことができます。
おすすめのプラバンアクセの作り方④:小さなお花のプラバンブローチ
プラバンは焼くと小さくなるので、思ったよりも仕上がりが小さくなってしまったという失敗もよくあること。
そんな時は小さな花をたくさんあしらったブローチに加工してみてはいかがでしょう。
作り方はとっても簡単。
- 小さな花のパーツを何個か作る
- 完成した花のパーツとパールなどと一緒にサークル状に組む
- 裏側にブローチピンを付けたら完成
プラバンパーツとパールやビーズなど、異なる素材を組むとおしゃれなアクセサリーに仕上がります。
おすすめのプラバンアクセの作り方⑤:プラバンの指輪
プラバンは熱いうちなら形成が自由というのが特徴のひとつ。
指輪もこの特徴を利用して作ることができますよ。
作り方は簡単ですが、やけどしないように気を付けてくださいね。
- プラバンを2cm×13cmほどの大きさにカットする
- 好きな絵柄を描いて焼く
- 熱いうちペンなどに巻いて形成
- 紙やすりで角を取ったら完成
サイズはあくまで参考です。
自分のサイズにするまでに何度か試作をする必要がありますが、とってもかわいく仕上がるので試してみてください。
おすすめのプラバンアクセの作り方⑥:白プラバンのアクセサリー
白プラバンを使うと、シンプルな絵柄でもかわいく仕上がるから不思議です。
動物モチーフの作り方を紹介します。
- 好きな動物の形にカットする
- 目や鼻など顔を描き、好みで星やドットなどの柄も描く
- 基本の焼き方で焼く
- アクセサリーに加工
手や足を別のプラバンで作って重ねると立体感が出て素敵です。
動物だけでなく丸や三角、しずく型にカットしてドットや星を描くだけでもかわいいアクセに!
きれいなプラバンアクセを作るコツ
きれいなプラバンを作るにはちょっとしたコツが必要。
プラバンは作り方がかなりシンプルなので、コツを押さえることできれいな作品になりますよ。
「これさえ押さえればOK!」というプラバン作りの3つのコツを紹介します。
- 着色するアイテムを変えて印象を変えよう!
- 焼くときは目を離さない!
- レジンで仕上げるとぷっくり!
きれいなプラバンアクセの作り方のコツ①:着色するアイテムを変えて印象を変えよう!
プラバンに着色できるアイテムは油性マジックだけではありません。
- 色鉛筆
- ポスターカラー
- アクリル絵の具
- パステル
主に使えるのは上記の4つ。
前の項目でも紹介しましたが、色鉛筆とパステルはプラバンの表面に紙やすりで傷をつければ簡単に着色可能。
プラバンは焼くと色が濃く仕上がります。
「ちょっと薄いかな」と感じるくらいで塗ると程よい濃さに仕上がります。
ポスターカラーとアクリル絵の具は焼き上げた後に着色するので細かい作業になりますが、おしゃれなアクセに仕上がるのが魅力。
目や鼻など顔だけを描いて焼き上げたものに、裏から着色すると立体感が出てかわいいですよ。
きれいなプラバンアクセの作り方のコツ②:焼くときは目を離さない!
プラバン作りは焼くときに失敗してしまうということが一番多いのではないでしょうか。
プラバンは熱を加えると縮み、縮みきっても過熱をし続けると、元に戻ったりよれてしまったりしてしまうことがあります。
プラバンを加熱する時間は大きさによってまちまちなので、縮みきったタイミングを逃さないように目を離さないのがポイント。
ギューッと縮んで少し戻ったかな、と感じたらそれが焼き上がりのタイミングです。
きれいなプラバンアクセの作り方のコツ③:レジンで仕上げるとぷっくり!
前の項目でも紹介しましたが、プラバンはレジンとの相性が抜群なんです!
レジンの特徴はつや感とぷっくり感ですよね。
平面のプラバンにレジンを乗せることで、ぷっくりとした立体感をプラスするだけでなく、柔らかく上品なイメージに仕上げることができます。
レジンにラメを混ぜてから乗せてもいいですし、ビーズやパールを埋め込むのもおすすめですよ。
上手にプラバンアクセを作るためにあると便利な物
プラバンを作るのに必要なのははさみとペンくらいで、特別な道具は必要ありませんが、「これはあったほうが便利!」というアイテムをいくつか紹介しますね。
- デザインカッター
- クッキングシート
- 穴あけパンチ
- マスキングテープ
- 綿棒
- 紙やすり
どれも100均で手に入る道具ばかりなのでそろえやすいですよね。
この道具があると、プラバン作りがはかどりますよ。
特におすすめなのはデザインカッターと穴あけパンチの2つ。
デザインカッターは滑らかにカットすることができますし、穴あけパンチを焼く前に使えばあとで固くなったプラバンに穴を開ける必要がありません。
ほかにもつまようじやティッシュなど、自分が使いやすい道具をそろえてみてください。
おすすめのプラバンアクセの作り方が掲載された本
SNSなどをチェックすればプラバンのアイデアはたくさん見つかりますが、もっと手軽にそして簡単にプラバンを作りたいですよね。
プラバン作りが初めてという人にもおすすめの本を紹介します
こちらの本は型紙をなぞるだけで簡単にプラバンアクセサリーを作ることができることが人気です。
図柄のアイデアは58種類、カラーバリエーションはなんと135点!
子どもにもわかりやすく解説されているので、夏休みの自由研究などにも役立ちそう。
基本のプラバンの作り方をマスターしてアレンジしよう!
自分の好きな絵柄をアクセサリーにできることが魅力のプラバン。
アイデア次第で素敵な作品を作ることができますね。
プラバンの作り方の基本をしっかりマスターすれば、いろいろとアレンジすることができます。
初めは本やSNSを参考にしながら作ってみて、慣れてきたら自分のオリジナルのアクセサリー作りに取り組んでみてくださいね。