コストコからアメックスが撤退した理由5選
コストコでアメックスが使えなくなる理由を解説します。
長年使われてきたアメックスに代わって、現在はマスターカードが使えます。
- アメックスとコストコ間で手数料での折り合いがつかず
- アメリカでは先行してアメックスとコストコが提携終了
- アメリカでは無事アメックスから別ブランドに移行
- コストコジャパンはマスターカードと提携
- コストコジャパンはJCBとの提携なし
アメックスとコストコ間で手数料での折り合いがつかず
アメックスは加盟店に課す手数料が高額なことが知られています。
コストコがアメックスとなぜ撤退したかも、手数料問題とされています。
コストコで使える唯一のカードがアメックスという状態から一転、別のブランドのカードしか使えないとなったため消費者からは不満の声が続出しました。
アメリカでは先行してアメックスとコストコが提携終了
日本で不満の声が続出したアメックスカードの撤退でしたが、実はアメリカでは日本の2年前にアメックスとコストコが提携解除しています。
アメリカではアメックスとの提携解除後にシティと提携を開始しました。
ただし、アメリカでもカードブランド変更はスムーズではなかったようです。
新しいコストコカードが届かなかったり請求金額の違いなどで被害を被ったという声が多数ありました。
アメリカでは無事アメックスから別ブランドに移行
ブランド変更で不満の声や手続きトラブルはあったものの、アメリカでは結局、コストコ提携ブランドがアメックスから変更されました。
この成功例をうけて、日本でもブランド変更の後押しになったと考えている人もいます。
コストコジャパンはマスターカードと提携
コストコジャパンは2018年2月から、アメックスに変わりマスターカードと提携しました。
これをもって、アメックスはコストコで使えなくなりました。
コストコジャパンはJCBとの提携なし
アメックスは、JCB加盟店で使えることをご存知ですか?
JCB加盟店、ではアメックスやダイナースクラブのカードも支払いに使えます。
ただ、コストコはマスターカードとのみ提携しているため、アメックスは使えません。
また日本で多く広まっているVISAブランドも支払いに使えません。
マスターカードブランドなら、コストコオリジナルクレジットカード以外でも使えます。
メインで支払っているカードがマスターカードなら、そのままコストコでも使えるのでお得ですね。
年会費無料など特典が魅力的なマスターカードブランドを持っているなら、あえてコストコオリジナルカードに申し込まなくてもいいでしょう。
新コストコグローバルカードを詳しく解説
現在アメックスがコストコでは使えません。
コストコグローバルカードについて詳しく解説します。
コストコグローバルカードはマスターカードブランドという情報なのに加え、お得にコストコを使いこなすために知っておきたいポイントがあります。
まず着目すべきポイントは、年会費の有無とカード払いで付与されるポイントです。
コストコグローバルカードでは、年会費が1250円かかりますが、年に1回でもコストコで買い物すれば年会費はゼロに!
なお、カード払い時のポイントはコストコで利用すると1.5%という高還元。
ほかのお店で支払いに使っても1%還元なので、クレジットカードとしてはかなり魅力的でしょう。
コストコのガソリンスタンドで給油しても、ポイントは1.5%還元です。
コストコは食品・日用品・化粧品・家具など生活のほとんどを賄えるので、ヘビーユーザーだとかなりのポイントが還元されます。
貯まったポイントはコストコでの買い物のみでしか使えません。
しかも、ポイントはいつでも還元されるわけではなく、毎年2月にしか還元されません。
それでも、1年分のポイントが一気に還元されるので人によってはご褒美のような高額になります。
仮にコストコで月5万円使ったとすると、1年で60万円、年間9000ポイントにもなります。
なお、コストコでは年会費を支払い忘れると買い物ができなくなってしまいます。
コストコグローバルカードなら、年会費を自動で引き落としできるので支払い忘れがありません。
気を付けておきたいのは、コストコグローバルカードの年会費以外にも、コストコの年会費(会員費)もあるということです。
コストコは年会費4400円で、会員にならないと買い物ができません。
カードの年会費は1回のお買い物で無料になっても、コストコ会員としての会員費がかかるということを忘れないようにしましょう。
コストコに年に1回行く程度の人であれば、仮にカードの年会費が無料になっても会員費を払うと損をしてしまう恐れがあります。
また、コストコは個人会員費なら4400円ですが、法人会員費だと3850円とやや割安になります。
コストコでカード分割払いはできる?
コストコでは分割払いができます。
コストコグローバルカードでも、他のマスターカードでも分割払いやリボ払いができます。
ただし、コストコで分割払いをするのはおすすめできません。
分割払いのたびに手数料がかかってしまうので、節約感が薄れてしまいます。
コストコグローバルカードでは3回分割時の手数料は12.2%、リボ払いでの手数料は15%です。
せっかくコストコでお買い物するのなら、無断な出費は抑えましょう。
なお、大型家電をコストコで購入する際は、ボーナス払いが適用できるか知りたい人もいるでしょう。
残念ながら、コストコでボーナス払いを受け付けてもらったという意見は確認できておりません。
コストコの会員費をカード払いで得するメリット5選
コストコの会員費は個人で4400円となかなか割高な値段です。
カードで会員費を支払うメリットについて説明します。
- 会員費が自動引き落とし
- 勢いで解約してしまうリスクを防ぐ
- 会員費支払い分のポイントも貯められる
- 手持ちの現金がなくても店舗での更新がスムーズ(グローバルカード以外)
- グローバルカードは会員費自動引き落としの設定を解除できる
会員費が自動引き落とし
コストコグローバルカードをであれば、会員費が自動引き落としです。
クレジットカードも持っていない人が年会費を払っていなかった場合、コストコに行ってはじめて年会費を支払い忘れていたことに気が付くとどうなるでしょうか。
手持ちの現金が一回の買い物に必要な分しかなかった場合、会員費4400円を支払うとその日の買い物をするお金がなくなってしまいます。
勢いで解約してしまうリスクを防ぐ
コストコの会員費は高く感じますが、ひと月あたりに計算すると400円程度です。
冷静に考えてみると、コストコで1か月に1度買い物をすれば十分もとは取れるでしょう。
年会費の支払いをしぶって衝動的にコストコを解約してしまうと、その後1年間は再登録できません。
コストコを解約すると、食品や日用品だけではなくガソリンスタンドも利用できなくなります。
解約すると会員費返金というメリットはありますが、勢いで解約すると損をする場合があります。
家族会員で登録していた人も含めて、再登録には1年以上かかるのでよく考えてから解約に踏み切りましょう。
会員費支払い分のポイントも貯められる
コストコグローバルカードは高還元率なので、会員費支払いのポイントもゲットしましょう。
手持ちの現金がなくても店舗での更新がスムーズ(グローバルカード以外)
コストコでは更新月が近くなると、レジで更新の有無を聞かれます。
カード払いならスムーズに更新できますよ。
なお、会員費が自動引き落としではない人で、頻繁にコストコに行かない人は更新のタイミングを逃してしまうこともあるでしょう。
コストコでは、更新月を超えてもお店で更新手続きをすることができます。
3か月に1回くらいしかコストコに行かないという人でも、慌ててコストコに行かなくても大丈夫です。
グローバルカードは会員費自動引き落としの設定を解除できる
グローバルカードは自動引き落としを解除することもできます。
自動引き落としは便利ですが、お金に余裕があるときに会員費を支払いたい人もいるでしょう。
自動引き落としについては融通が利くので、ひとまずグローバルカードを申し込んでみてはいかがですか?
コストコに頻繁に行くなら、高いポイント還元率がお得ですよ。
おすすめのコストコ本

コストコは取り扱っている商品が多く、個人でコストコの隅々まで把握するのは厳しいです。
この本では、実際にコストコの商品を試した人の意見をもとに、コストコで買うべき商品をピックアップしてくれています。
コストコスタッフの生の声も反映されています。
また、食品をよりいっそうおいしく味わうためのアレンジ方法も紹介。
コストコでは大量一括購入が基本なので、最後まで満足して食べられるコツは知っておいたほうがいいでしょう。
コストコで使えるマスターカードをチェックしよう!
コストコではアメックスの撤退にともない、マスターカードブランドしか支払いに使えなくなりました。
コストコオリジナルのグローバルカードは、ポイント還元率が高いことなどから、コストコヘビーユーザーにはかなり嬉しいカードです。
もちろん他のクレジットカードでも、マスターカードブランドなら使えます。
コストコに行く頻度が低い人は、あえてほかのクレジットカードで支払いをする方がお得な場合もあります。