ダイソーで人気の炊飯マグとは?
ダイソーが運営する300円ショップ(THEEPPY・スリーピー)で販売され、一気に人気を得たこちらの炊飯マグ。
SUMICAでも300円ショップ・スリーピーの記事の中で、炊飯マグについて紹介しています。ダイソー話題の300円ショップ・スリーピー!時計や炊飯マグも紹介
100円グッズをメインとしたダイソーでも取り扱いをするようになると、更に口コミで人気となり、ダイソーで売ってるハズの炊飯マグがいつも売り切れてて入手できない!って事態にまでなったそうです。
1合分のご飯が炊ける持ち手がついた「マグ」と言う名の鍋のようなもので、ご飯を炊くことはもちろんのこと、炊き込みご飯、スープ、煮物までなんでも作れちゃう秀逸なアイテムです。
ダイソーの炊飯マグを使った基本の炊き方と吹きこぼれないようにするコツ
せっかく手に入れたダイソーの炊飯マグなのに、ご飯を炊くと吹きこぼれてしまったり、お米の芯が残っているような硬さがありどうも上手く炊くことができないという人が多いようです。
このような原因として、電子レンジの設定を同じワット数と加熱時間にしても性質の違いなどあるのかも知れません。
こちらではできるだけムラ無く、美味しいご飯が炊けるコツをいくつかご紹介していきますので、参考にしてみてください。
ダイソーの炊飯マグでご飯を炊く①:水に浸す時間を30分以上にする
通常の米や無洗米でも、時短で炊く場合は米によく水を吸わせておくことが肝心です。
普段の米の保管方法の違いからすでに米の水分量の違いが始まってますし、古い米と新米ではその差は歴然です。
まずは米を研いでから(無洗米でも一回すすぐ程度した方が良さそうです)30分以上は水に浸しましょう。
ダイソーの炊飯マグでご飯を炊く②:米の量を少し減らす
水と米が沸騰してふき出すようでしたら、物理的に米を減らしてみるのも手です。
ダイソー炊飯マグで推奨されている米の量は150g=1合、水180ml=1合となってます。
水を増やすと吹きこぼれる可能性が上がるので、ここでは米の量を減らしてみます。
150gのところ145gと少しずつ減らして様子を見てください。
米も水もこれ以上分量を増やすと容量オーバーとなり、更に吹きこぼれる原因となりかねません。
ご飯の炊きあがりが硬い、逆に柔らかい場合は以下の方法で調整してみてくださいね。
- 炊きあがりが硬い~米の量を減らす
- 炊きあがりが柔らかい~水の量を減らす
一回で上手くいかないかも知れないので、ちょっとずつ減らして試して下さい。
ダイソーの炊飯マグでご飯を炊く③:電子レンジに入れるとき、マグの水気をよく拭き取る
炊飯マグに水がついているとその分を蒸発させるためにレンジのエネルギーが分散されてしまいます。
これは普通の鍋でも同じで、底や側面に水分が多く付着していると火の通りが悪くなります。
電子レンジの性能を問わず、炊飯マグを使うときはきちんと水を拭き取ってから行いましょう。
また、庫内やターンテーブルに汚れが付着しているのもレンジの能力を活かせない要因となるので、吹きこぼれや、他の汚れなどは都度、マメに拭き取りたいものです。
吹きこぼれないようにするコツは?
ダイソーの炊飯マグで推奨しているワット数と時間はあくまでも目安です。
レンジの性質を考慮して色々と試してる人がいるので、こちらでも数例を紹介しますね、参考にしてみてください。
※こちらは例です、自己責任で行ってください。
- 500wでの加熱時間などを調節してみる
- 600wでの加熱時間などで調整してみる
ではワット数と時間の設定、手順を見ていきましょう。
- 米122g、水160ml、時間ではなく500Wで設定し、蓋がカチカチし出して吹きこぼれそうになったら止めて10分置いておく。 更に500wで1分、200wで3分半加熱(ワット数を変えられない場合は弱にしてみてください)、10~15分蒸らします。
- 米140g、水180ml、念のため、吹きこぼれても良いように受け皿の上に置いてレンジに入れます。 500Wで7分加熱、その後、間をあけず200Wに切り替え、10分加熱(ワット数を変えられない場合は弱にしてみてください)、10分くらい蒸らします。
- 量は推奨通りの150g=1合、水180ml=1合の計量カップ1杯とします。 500Wで4分加熱、その後、間をあけず200Wに切り替え7分加熱(ワット数を変えられない場合は弱にしてみてください)、10分くらい蒸らします。
※絶対に700W以上にしないよう注意してください
ダイソーの炊飯マグでこんなアレンジレシピも
さあ!吹きこぼれを克服できた人もそうでない人もダイソーの炊飯マグを使って色々なレシピに挑戦してみましょう。
白いご飯も美味しいですがそれだけではもったいない、ダイソーの炊飯マグを使ったアレンジレシピを紹介します。
- 玄米
- おかゆ
- 雑穀米
- 鮭の炊き込みご飯
- きのこの炊き込みご飯
- トマトクリームクラムチャウダー
- かぼちゃの煮物
- チキンライス
- 里芋の煮物
- 蒸し野菜
ダイソーの炊飯マグでアレンジレシピ①:玄米
玄米を炊く場合は白米よりも水に浸す時間を長くし、米に対して水の量を約1.5~2.0倍としなければなりません。
しかし、水を増やすと容量オーバーで確実に吹きこぼれてしまうので、米を減らして水の量を加減してください。
材料など用意するもの
- 玄米 120g(米カップ4/5)
- 水 180ml(米カップ1杯)
【目安の時間】500Wで7分、300Wで5分加熱、レンジから出して蓋は開けずそのまま10~15分蒸らします。
これでまだ硬いようだったら水少々を追加し、更に2~4分程度加熱してみてください。
吹きこぼれることを想定して、あらかじめ少し深さのある皿や器に入れてレンチンすることをおススメします。
※絶対に700W以上にしないよう注意してください
ダイソーの炊飯マグでアレンジレシピ②:おかゆ
離乳食でちょこっとおかゆを作りたい時にもこの炊飯マグが活躍してくれます!
体調が悪くて食欲がイマイチな時にも分量とレンチンでおかゆができてしまうので助かります。
材料など用意するもの
- 米 12~60g(米カップ1/4)
- 水 120~150ml(米カップ3/4くらい)
- 絶対に700W以上にしないよう注意してください
【目安の時間】500Wで7~8分加熱、おかゆの硬さによって変わるので、水の量や加熱時間を調整してください。
こちらも吹きこぼれることを想定して、あらかじめ少し深さのある皿や器に入れてレンチンすることをおススメします。
※絶対に700W以上にしないよう注意してください
ダイソーの炊飯マグでアレンジレシピ③:雑穀米
雑穀米が食べたいけど家族が嫌がってなかなか食べることができない人に朗報です!ダイソーの炊飯マグで一人分の雑穀米が炊けるんです。
2杯分くらいになるので、一回に食べきれない人は保存しておくといいですね。
前述の玄米より水の量は少なめですが、白米より米も水も減らし、1時間以上は水に浸しておいた方がいいです。
材料など用意するもの
- 雑穀米 120g(米カップ4/5)
- 水 150ml(米カップ1杯)
【目安の時間】600Wで5分加熱、200wで7分加熱、10~15分蒸らします。
※絶対に700W以上にしないよう注意してください
ダイソーの炊飯マグでアレンジレシピ④:鮭の炊き込みご飯
使用する鮭は切り身を焼いてほぐしたものでも、フレークになっているものでもOKです。
この他に冷凍のむき枝豆やカット油揚げ、ネギ、青物葉野菜など入れても美味しいですが、冷凍のものは室温に戻しておくと加熱が均等になりやすく美味しく作れます。
米は30分以上水に浸しておき、材料を入れた後、鮭の塩味などで味が変わるので炊く前に白だしや水の加減をしてください。
材料など用意するもの
- 米 120g (米カップ0.8合)
- 水 150ml (米カップ0.8杯)
- 白だし(無ければめんつゆ) 大さじ1杯
【目安の時間】600Wで5分、200Wで6分加熱、レンジから出して蓋は開けずそのまま15分蒸らします。
※絶対に700W以上にしないよう注意してください
ダイソーの炊飯マグでアレンジレシピ⑤:きのこの炊き込みご飯
一年中美味しいきのこ類が手に入るようになったので、冷蔵庫によくある物で作れるレシピを紹介します。
米は30分以上水に浸しておき、材料は炊く前に入れます。
材料など用意するもの
- 米 120g (米カップ0.8合)
- 水 150ml (米カップ0.8杯)
- しめじ 1/2パック (50g) ~ 手でほぐしておく
- にんじん 1/4本 ~食べやすいサイズの千切り
- 油揚げ 1/2枚 ~熱湯をかけて油抜きし細切り
- しょうゆ 大さじ1杯
- めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ1杯
- ごま油 小さじ1杯(蒸らした後に混ぜ入れます)
【目安の時間】600wで5分加熱、200Wで6分加熱、 レンジから出して蓋は開けずそのまま15分蒸らし、ごま油を入れてざっくり混ぜ合わせます。
※絶対に700W以上にしないよう注意してください
ダイソーの炊飯マグでアレンジレシピ⑥:トマトクリームクラムチャウダー
炊飯マグで作るクラムチャウダーは材料を全て入れて「蓋をしないで」レンチンするだけなんです。
牛乳と水が容量オーバーになってますが、牛乳を使うレシピなので吹きこぼれやすくなるため、このレシピで加熱中は蓋はしません。
材料など用意するもの
- ホンビノス貝 大1個 (あさりやハマグリでも可)
- 牛乳 180ml
- 水 30ml
- 固形コンソメ 1個
- 塩 0.5g
- ブラックペッパー 0.5g
- トマトソース 大さじ2杯(トマトソースが無い場合は湯むきしたトマト半分かプチトマト3~4個をざく切りにして使ってもOK)
- じゃがいも 40g 1cmくらいの角切り
- しめじ 20g 手でほぐしておく
【目安の時間】500wで8分加熱、レンジから出して蓋をしてそのまま10分蒸らし貝だけ先に器に取り出しておきます。
炊飯マグの中をよく混ぜ合わせ、味見をして塩味の調節をしてください、塩からい場合は少しずつ牛乳を足して加減し「蓋をせず」500Wで30秒~1分加熱します。
※絶対に700W以上にしないよう注意してください
ダイソーの炊飯マグでアレンジレシピ⑦:かぼちゃの煮物
かぼちゃの煮物ってべちゃっとなりがち…なお悩みの方、朗報です!
ほっくりとしたかぼちゃの煮物がダイソーの炊飯マグで簡単に作れるんです。
こちらでも参考になるレシピを紹介します。
材料など用意するもの
- カボチャ160g 1口サイズの大きさにカットする
- 水 大さじ1 (冷凍のかぼちゃを使う場合は水分が多いので量を加減する)
- 醤油 小さじ1
- 砂糖 小さじ1
- 料理酒 小さじ1
- みりん 小さじ1
材料全てを炊飯マグに入れます。
【目安の時間】500wで7分加熱、レンジから出して蓋は開けずそのまま10分蒸らします。
※絶対に700W以上にしないよう注意してください
ダイソーの炊飯マグでアレンジレシピ⑧:チキンライス
みんな大好き!チキンライスもダイソーの炊飯マグで作れちゃうんです。
材料はトマトとバジルをカットするだけなので時短にもなる上、とっても美味しいのです。
材料など用意するもの
- 米125g
- 野菜ジュース(トマトジュース ) 150ml
- ささみ缶やサラダ用チキン 1缶(1パック)
- ドライトマト 2~3個
- バジルの葉 2~3枚
- オリーブオイル 大さじ1
- 塩こしょう 少々
ドライトマトが手に入らない場合はフレッシュなトマトをカットして使えますが、この場合はジュースを20~30ml減らしてください。
米をといでザルにあげておき、炊飯マグに米と野菜ジュース(トマトジュース)を入れて30分以上浸けておきます。
ドライトマトとバジをは細かく刻み、他の材料とともに炊飯マグに入れます。
【目安の時間】600wで5分加熱、200Wで6分加熱、 レンジから出して蓋は開けずそのまま10~15分蒸らし、かき混ぜます。
※絶対に700W以上にしないよう注意してください
ダイソーの炊飯マグでアレンジレシピ⑨:里芋の煮物
食材を食べたいときに食べたい量だけ調理するツールとして上手に活用した素晴らしいアイディアです。
小鍋としてダイソーの炊飯マグを利用するだけでなく、味付けも醤油以外、全て1杯ずつと覚えやすい量で脱帽です!
材料など用意するもの
- 里芋 6個
- 醤油 大さじ1
- 砂糖 小さじ1
- 料理酒 小さじ1
- みりん 小さじ1
- 粒状かつおだし 小さじ1
- 小ネギ(あさつき) 10g
【目安の時間】600wで5分加熱(500wの場合6分)、 レンジから出して蓋は開けずそのまま10分蒸らして完成です。
※絶対に700W以上にしないよう注意してください
ダイソーの炊飯マグでアレンジレシピ⑩:蒸し野菜
本来はご飯を炊くためのアイテムの炊飯マグも蒸し野菜やスープ、煮物までレンジで簡単にできてしまうのがすごいですね!
ただレンチンでも食べられる蒸し野菜ですが、こうして一手間かけることでタジン鍋のように使うことで旨味もアップし、更に美味しく食べられます。
材料など用意するもの
- ブロッコリーなどの冷凍野菜
- 皮つきのじゃがいも(流水できれいに洗う) 水大さじ2杯
- 他、人参や野菜いろいろ
【目安の時間】冷凍のブロッコリーは500wで3分加熱(パッケージの表記通り)、皮つきのじゃがいも丸ごとと水大さじ2杯を500Wで7分加熱。
※絶対に700W以上にしないよう注意してください
炊飯マグを使うときに便利なカップとしゃもじ
お米は生鮮食品並みに保管した方が良いと言われており、冷暗保管場所として冷蔵庫はまさに適した場所なんです。
こちらの容器なら立てても横にしても使えるので、蒸し暑い日本ではおススメのアイテムです。
おまけにキャップが軽量容器になっているので、使いたい分だけ測れます。
お弁当用のしゃもじですが、先が細くなっている形が炊飯マグで炊いたご飯をかき混ぜるのにうってつけなんです。
ちょっと置くにも柄の部分が立てておける形状になっているので、便利ですね。
ダイソーの炊飯マグで時短調理を楽しみましょう
ダイソーの炊飯マグはご飯を炊いたり、野菜を煮たり、スープにチキンライスまで作ってくれる秀逸なアイテムです。
今回紹介したレシピ以外にもまだまだたくさんのレシピがあるので、ダイソーの炊飯マグで時短調理を楽しみましょう!
箱に書いてあった通りに炊いてみましたが、上手く炊けず芯が残っている炊き上がりとなりました。またレンジの中は、マグから溢れた粘りけのある水で汚れてしまい、使用後のそうじが大変でした。