sumica(スミカ)| 毎日が素敵になるアイデアが見つかる!

フェルトマスコットの作り方&縫い方のコツ!型紙の作り方も紹介

簡単に可愛く作れる、フェルトマスコット。
1度は作ったことがある方も多いのではないでしょうか?

またお子さんの初めての手作りグッズとしても、簡単にできるフェルトマスコットはオススメです。
小さいものならすぐに出来上がるので、達成感も簡単に味わえます。

そんなフェルトマスコットを簡単に作れる方法やコツ、また自由に作りたいものが作れるように型紙の作り方まで紹介します。

Large  imp 3087581 1920

フェルトマスコットはハンドメイド初心者でも作りやすい

フェルトマスコットは簡単

フェルトマスコット、と一口にいっても実は、2つのパターンがあります。
布状に圧縮されて作られているフェルトを使う方法と、羊毛フェルトというふわふわの毛を少しずつ固めて形にしていく方法です。

今回のこの記事では、布の形に生成されているフェルトを使用したマスコットの作り方を紹介しますね。
こちらの方が簡単に作ることができますよ。

フェルトは、とても簡単にマスコットを作るのに向いている布といえます。
なぜなら、フェルトは他の布と異なり、切っても布の端の処理が不要で、そのままマスコット作りに入ることができます。

また絵を描くように、イメージしたものをそのまま、工作するように作ることができます。
マスコットの難しい点は、顔の作りが難しいのですが、フェルトマスコットなら、フェルトを切って接着剤で貼るだけでも、作ることができます。

針と糸も使いますが、細かい部分は接着剤で、というのは初心者の方には嬉しいポイントですよね。

<下に続く>

フェルトマスコット作りに必要な材料

必要な材料

まず、フェルトマスコット作りに必要な主な材料を紹介します。

  • フェルト
  • 綿
  • アイロン接着フェルト(細かいパーツ用)
  • 刺繍糸
  • アイロン

これら以外にもマスコットに合わせて、必要なものを揃えてくださいね。
主な材料の中から、いくつかの材料を紹介します。

まずフェルトになります。
こちらは当然ですが、フェルトマスコット作りに欠かせない材料ですね。

フェルトは手芸屋さんだけでなく、今は100均にも色柄豊富に販売されています。
また裏面がシールになっているもの、洗えるものなど、フェルトマスコットを作った後の使い道に合わせて、選んでみてくださいね。

アイロン接着フェルトを材料の1つとしてあげましたが、こちらは特に初心者の方にオススメの材料です。
マスコットの場合、目や口など小さなパーツに接着剤を使用すると、接着剤がはみ出てしまうことが多いです。

そのためアイロンで綺麗に接着させることで、より綺麗にフェルトマスコットを作ることができます。
なおお子さまが作るときは、アイロンの取り扱いには注意してくださいね。

次に綿になります。
こちらも手芸屋さんではなくても、100均でも販売されています。

小さなものでも綿を入れることで、ぷっくりと可愛らしく作れるので必ず用意してくださいね。
またぎゅっと詰めるので、見た目以上に綿を使う場合もありますので、購入する際は綿の量に注意してくださいね。

<下に続く>

どんなキャラクターや動物が縫いやすい?

作りやすいキャラクター

フェルトマスコットは簡単に作れるので、どんなキャラクターや動物でも作ることは可能です。
お好きなものを作ることができますが、より簡単にできるポイントを紹介します。

ずばり、パーツが少ない方が作りやすいといえます!
どういうことかというと、難しい絵のものより、いわゆる簡単なイラストのようなものの方が、より似せて作ることができます。

例えば、ディズニーで言うなら、普通のミッキーやミニーより、ツムツムのようなイラストの方がより、パーツが少なく作りやすくなります。
フェルトマスコットは簡単に作れる反面、細かい部分をフェルトのみで表現するのは難しくなります。

よって型紙を作る際にも、絵画を作るイメージではなく、お子さまでも書けるようなイラストをイメージすることをオススメします。

<下に続く>

簡単に作れるフェルトマスコットの作り方

簡単に作る

手芸が初心者の方でも、お子さまでも簡単に作れるフェルトマスコットの作り方を紹介します。
ここではミッキーを作るやり方で、説明していきますね。

  1. 材料を揃える
  2. 絵を描く
  3. パーツを切る
  4. 表情を作る
  5. 顔を縫い合わせる

作り方の手順①:材料を揃える

まずは、材料をそろえましょう。
「フェルトマスコット作りに必要な材料」にも記載しましたが、もう一度、記載しますね。

  • フェルト
  • 綿
  • アイロン接着フェルト(細かいパーツ用)
  • 刺繍糸
  • アイロン

なおフェルトは、ミッキーの色に合わせて用意してくださいね。

刺繍糸は、顔の周りを縫う分と、眉毛を縫う分が必要になります。
そのため顔の周りを縫う糸は、顔のフェルトと同じ色で用意してください。

作り方の手順②:絵を描く

2つ目の手順は、フェルトマスコットの型紙となる絵を描きます。
型紙というと難しく考えてしまいそうですが、シンプルに書くことを心がけてくださいね。

パーツが少なければ、それだけ作るのが簡単になります。
また目や鼻などは、顔の外に書くようにしてくださいね。

必要以上に装飾はせず、初心者の方は、まずは簡単なものを作ってから、ステップアップしていきましょうね。

作り方の手順③:パーツを切る

3つ目の手順は、2つ目で描いた絵を元に、フェルトを切っていきます。
まずは、絵を切り取って、顔だけにしましょう。

なお切り取るときは、絵より少しだけ外側を切ることをオススメします。
ピッタリで切ってしまうと、絵のイメージが少し崩れてしまう場合がありますよ。

型紙をフェルトに当てて、ズレないようにテープで止めるか、まち針で刺しましょう。
このときにフェルトは2枚切ります。

フェルトを2枚重ねて切ってもいいですし、1枚ずつ切り出しても大丈夫です。
ただし自分で描いた型紙のため、どうしても形が左右対称ではないはず。

フェルトを切ったら、合わせる側に印を付けておくと、ピッタリ合うようになりますよ。
また接着フェルトで目を作っておいてくださいね。

作り方の手順④:表情を作る

先程、切り出した顔に目を貼り合わせていきます。
接着フェルトの場合、アイロンで簡単に付けることができます。

型紙を見ながら、顔に目を配置します。
アイロンで付けた後は、剥がすことは難しいのでよくバランスを見ながら、配置してくださいね。

配置したら、目の上から軽く、アイロンを当てます。
当てたときに、目をずらしてしまわないように注意してくださいね。

次にひっくり返して、もう一度接着しましょう。
このときにしっかり押しつけておいてくださいね。

目の位置が決まったら、黒い刺繍糸で眉毛を縫いましょう。

作り方の手順⑤:顔を縫い合わせる

最後に、顔を縫い合わせていきます。
2枚を重ねて、顔と同じ色の糸で縫っていきましょう。

細かく縫い合わせるとより綺麗に仕上がりますので、少し丁寧に縫っていきましょう
顔の周りを縫い合わせたら、少しだけ残して止めます。

残した部分から綿を詰めていきます。
ぷっくりとなるまで詰めた方が可愛く仕上がりますので、加減を見ながら詰めていってくださいね。

また小さいマスコットの場合は、指だと押し込めない場合があります。
ペン先など細いものを使って、詰めてくださいね。

あとは最後まで、顔を縫い合わせれば完成です!
ピンクの色鉛筆で、少しおめかしするとより可愛くなりますよ。

詳しい作り方はこちらのサイトをご覧ください。

<下に続く>

フェルトマスコットの縫い方のコツは?

縫い方のコツ

フェルトマスコットは簡単に作れますが、マスコットに合わせた縫い方で可愛く仕上がります。
ぜひ作り方のコツを踏まえて、楽しくフェルトマスコット作りをしてくださいね。

  1. 縫い方(巻きかがり)
  2. 縫い方(たてまつり縫い)
  3. 縫い方(ブランケットステッチ)
  4. 綿の詰め方

縫い方のコツ①:縫い方(巻きかがり)

1つ目は、フェルトマスコットを作る上で、一番基本となる縫い方です。
基本になるため、初心者の方が作る場合、この縫い方をすることが多いのできちんとマスターしましょうね。

コツは最初の縫い始めの際に、重ね合わせたフェルトのうち、1枚目の裏側から始めることです。
これにより玉結びが、表側には見えない状態になります。

また縫い終わりの玉結びも、中に隠すように縫い込みます。
この一手間が、マスコットを綺麗に仕上げるコツ。

詳しい縫い方はこちらの動画をご覧ください

縫い方のコツ②:縫い方(たてまつり縫い)

2つ目は、フェルトマスコットの目や口などのパーツを付けるときに使う縫い方です。
1つ目と2つ目の縫い方さえマスターすれば、フェルトマスコットを作ることができますよ。
たてまつり縫いは名前にもあるように、パーツに対して縦に縫う方法です。
この縫い方でパーツを付けることもできますし、小さいものは接着剤でも大丈夫ですよ。

小さいパーツの場合は、あまり縫うところが無く、すぐに取れてしまう場合もあります。
お子さまが使う場合はパーツが取れないか、特に気をつけたいポイントにもなります。

接着剤で付けつつ、たてまつり縫いで補強するやり方でもいいですね。
詳しい縫い方はこちらの動画をご覧ください

縫い方のコツ③:縫い方(ブランケットステッチ)

3つ目は、1つ目よりもよりきちんと縫いたいときにオススメする縫い方です。
またこの縫い方は、縫い目が1つの模様のようになります。

マスコットの場合、この縫い方でより可愛く見えるかも?
このブランケットステッチという名前の通り、ブランケットのフチによく見られる縫い方です。

この縫い方のコツは、きちんと等間隔で縫うようにすることです。
また裏面にも同じように縫い目が見えるので、表面と同じように縫うとより綺麗に仕上がります。

綿を入れると膨らむので、綺麗に縫えているか、一針一針確認しながら進めてくださいね。
詳しい縫い方はこちらの動画をご覧ください

縫い方のコツ④:綿の詰め方

4つ目は、綿の詰め方のコツです。
縫い方ではありませんが、フェルトマスコット作りに欠かせないポイントにもなりますので、コツを紹介しますね。

綿は多くの場合、マスコット作りの終盤で詰めることになります。
よって、マスコットによっては細い部分、例えば動物の手や足の部分にも綿を詰めたい。

でもフェルトマスコットは小さいものが多いので、なかなか細い部分に指は入らないですよね。
そんなときは、ペンやはさみの先を使って、きちんと詰めていきましょう

詰めるときは少量ずつ、しっかり押し込みながら詰め込んでくださいね。
それによりぷくっと可愛いマスコットになりますので、少しずつ丁寧に作業してください。

<下に続く>

フェルトマスコットの型紙を作ってみよう!

マスコットの型紙

フェルマスコット作りに慣れてきたら、自分の好きな動物やキャラクターを作りたいですよね。
そんなときに役に立つ、基本となる型紙の作り方を紹介します。

  1. イラストを描く
  2. 本体のみ切り抜く
  3. 本体をもう一度紙に写す・パーツを書き加える
  4. パーツを切り取る
  5. フェルトを切る

作り方の手順①:イラストを描く

まず1つ目は、作りたい動物やキャラクターのイラストを描きます。
何でも作ることができますが、初めて型紙を作る方は、なるべくパーツが少ないものをオススメします。

パーツが多くなるとその分、バランスが難しくなります。
最初は簡単なものから挑戦していきましょうね。

また描くときは、線のみで描きます。
作りたいもののイメージはあるけど、簡単なイラストへの変換が上手くできない、という方はネットで検索してみてください。

おおむね「作りたいもの」と「イラスト」、「簡単」を組み合わせると、色々なイラストが出てきますよ。
簡単なイラストが出てきたら、輪郭のみを描くようにしてくださいね。

なおイラストは2つ描くことをオススメします。
1つは、型紙用に切ってしまうので、完成のイメージ図がわからなくなってしまう場合があります。

2つ同じものを描くことで、1つは完成イメージ図、1つは型紙作成用にしましょう。

作り方の手順②:本体のみ切り抜く

作りたい動物やキャラクターのイラストが描けたら、本体のみを切り抜きます
せっかく耳やしっぽも描いたのに、となりますが、そこは我慢です。

まずは本体のみを切り抜いて、本体の型紙にしましょう。
それなら最初にイラストを完成しなくても、となります。

しかしマスコットの場合は、少ないパーツで作るので、バランスが重要になります。
始めに耳やしっぽの大きさ、形、付ける場所などまでイメージを固めた方が作りやすくなりますよ。

作り方の手順③:本体をもう一度紙に写す・パーツを書き加える

本体を切り出したら、もう一度紙に本体を当てて、写していきます。
写したからといって切り取っていた本体は、捨てないでくださいね。

写した本体に、もう一度、パーツを書き加えていきます。
耳や口、目やしっぽなどを最初に描いたイメージで描いていきましょう。

もちろん、このときにバランスをみて、大きさや形を変えても大丈夫ですよ。
なおパーツを書き加えるときに、少しだけ注意点があります。

パーツによっては、パーツ同士が重なり合う場合もありますよね。
その場合は、1度に型紙を作ることができません。

もう1つ、別に本体を書き写し、パーツを書き加えていきましょう。
これにより、重なる部分を含めて、別々のパーツの型紙を作ることができます。

作り方の手順④:パーツを切り取る

全てのパーツを書き加えたら、切り抜いていきましょう。
このときに後で見返してすぐにわかるように、パーツに「耳」など名称を書き加えておきましょう

特に耳のように2つあって、右耳と左耳でパーツの形が変わる場合は、必ず名称を書いてくださいね。
また切り取ったパーツは、似通っている場合が多くなります。

パーツが耳なのか、しっぽなのかわからなくなると、作り上げることが難しくなりますので、型紙を作る段階で名称は書きましょう。

作り方の手順⑤:フェルトを切る

型紙のパーツが出来上がったら、後はフェルトを切り出すだけ!
フェルトに型紙を当てて、テープなどでズレないようにしてから切り取ってくださいね。

また細かいパーツの場合は、テープなどで付けることが難しい場合もあります。
そんなときはフェルトに型紙を写していきます。

ただし写す際には、鉛筆やペンなどは使用しないでくださいね。
なぜならその線がフェルトマスコットにそのまま残ってしまうためです。

フェルトの特徴として、他の布と違いほつれることがないため、切り取った端の処理が不要な点があります。
これはとても嬉しい特徴ですが、反面として、切り取った端がそのままマスコットが完成しても見えている状態になります。

型紙を書き写した場合、その線はマスコットが完成しても見えてしまうため、綺麗な仕上がりにはならなくなります。
書き写す場合は、必ずチャコペンなど、線を後で消せる道具を使いましょうね。

<下に続く>

おすすめのフェルトマスコット本

オススメの本

ディズニーツムツム フェルトマスコット
1080円

スマホのゲームキャラクターとして、人気のディズニーツムツム
フェルトマスコットとして、簡単に手作りすることができます!

作り方や型紙を紹介しているこちらの本は、マスコットとして使うか、バッジタイプにするかの2種類あります。
また定番のミッキーやミニーだけでなく、プーさんやお姫様シリーズなど他のキャラクターも作ることができます。

ツムツムのデザインはパーツが少ないので、初心者の方でも簡単に作れます。
とりあえず、フェルトマスコット作りの基本がわかった方は、可愛いツムツムマスコットに挑戦してみませんか?

<下に続く>

簡単手作りで可愛いフェルトマスコットを

可愛いマスコット

フェルトマスコットは可愛いポップなものから、大人っぽいシックなものまで、色々と作ることができます。
また簡単に作れるので、お子さんの初めての手作り体験にもぴったりです。

作ったフェルトマスコットは、ストラップを付けてもいいですし、ゴムをつければヘアゴムになります。
この動物のストラップが欲しいのに、というときはぜひフェルトマスコットを作ってみてくださいね。

Thumb transparent
written by

sumica(スミカ)は毎日が楽しく、素敵になる暮らしのアイデアを発信する情報サイトです。100均やDIY、生活雑貨・コストコ、時短レシピなど、忙しい主婦やOLの方々の生活を豊かにするための情報を毎日お届けします!

関連記事
おすすめ記事
Sumica add line image
Sumicaの
おすすめ記事がLINEに届く!
Add line
Sumica add line image
Sumicaの
おすすめ記事がLINEに届く!
Add line