タッセルを作るときに必要な材料
- 糸(刺繍糸、レース糸など)
- 定規
- 厚紙
- はさみ
- 薄紙
- その他レシピによって必要なもの
タッセルに必要な材料①:糸(刺繍糸、レース糸など)
タッセル作りに必要な材料で一番、重要な物が糸ですよね?
タッセル作りの専用糸というものが、販売されております。
ただしこの専用の糸はなかなか購入が難しいので、他の物で代用しましょう。
代用とは言いますが、他の糸でも素敵な物が作れるので安心してくださいね。
例えばレース編みをするような糸、絹かレーヨンで作られているものがオススメです。
使う糸によって風合いが変わるので、刺繍糸で作るなど色々な物で作ってみても楽しいですね。
なお太さは、30~50番くらいの太さが基本となります。
ただし太めの糸で作る、レザーのような物で作る方法もありますので、アレンジしてみてくださいね。
タッセルに必要な材料②:定規
2つ目に必要な物は、定規になります。
タッセルの長さを揃えるためなら、切ってしまえばいいのでは?と思った方!
確かにはさみで切ってしまえばいいのは事実ですが、複数のタッセルを作るときには定規がある方が便利です。
当然ですが、切りすぎてしまうと、元に戻すことはできません。
きちんと長さを揃えることで、素敵なタッセルが出来上がりますので、ぜひ用意してくださいね。
タッセルに必要な材料③:厚紙
3つ目に必要な材料は、厚紙になります。
厚紙であれば何でも大丈夫ですので、購入しやすい物を用意してくださいね。
この厚紙は、タッセルの糸を束ねる際に使用します。
厚紙を作りたいタッセルの長さの倍にカットし、厚紙に巻き付けて作成します。
そのため巻き付けることができれば、極端に言えば何でもOKです!
段ボールやノートなどでも代用が可能です。
ただし大きさだけ注意が必要です。
作りたいタッセルの倍の長さが必要になりますので、5cmのタッセルが作りたい場合は10cmの厚紙が必要になります。
またこの長さで、大きさが決まるので、加工できる物がいいですね。
ノート等でも代用できますが、サイズを変えられないため自分の好きな長さで作れなくなる場合があります。
100均でも購入できますので、可能であれば厚紙を用意してくださいね。
タッセルに必要な材料④:はさみ
4つ目に必要な物は、はさみになります。
これはどの家にもある物になりますね。
ただできれば手芸用のはさみがある方は、そちらのはさみを用意することをオススメします。
普段使用しているはさみは、紙を切ることを目的としています。
もちろん糸を切ることも可能ですが、綺麗に切れない場合があります。
たくさんの糸を束ねた状態で切ることになりますので、可能なら手芸用の裁ち切りばさみを用意してくださいね。
タッセルに必要な材料⑤:薄紙
5つ目に必要な物は、薄紙になります。
薄紙と記載していますが、普通の紙で大丈夫ですよ。
この紙は最終段階でタッセルの長さを揃えるために、使用します。
そのためこの紙は無くても、作ることは可能です。
ただ綺麗に長さを揃えるのに、あるととても便利な物でもあります。
紙であれば何でも大丈夫ですので、できれば用意してくださいね。
タッセルに必要な材料⑥:その他レシピによって必要なもの
5つ目までに紹介してきた物が、タッセル作りに必要な物になります。
その他、作りたいタッセルによって異なります。
例えば、アクセサリー加工したい場合は、イヤリングやピアスの部品、丸カンなどが必要になります。
またタッセル自体にビーズやモチーフを付けて、豪華にする方法もあります。
使用用途や作りたいイメージに合わせて、用意してくださいね。
タッセルの作り方
- 台紙に巻き付ける
- 形の作り方
- 仕上げ
タッセルの作り方①:台紙に巻き付ける
ここではまず、基本的なタッセルの作り方を紹介します。
この方法以外にもさまざまな作り方がありますが、まずは基本からマスターしましょう。
お好みのヒモと、作りたい長さの倍にした長さの厚紙を用意します。
その台紙にヒモを巻き付けていきます。
なお巻く回数は、好みで調整してくださいね。
厚紙に巻いたヒモの最初と最後は、台紙の下に来るように巻き付けてください。
巻き終わったら、巻いた物とは別に20cm程度にカットしたヒモを用意します。
厚紙に巻いたヒモの下をくぐらせ、台紙からヒモを抜き取ります。
ちなみに、タッセルにビーズやパールを付けたい場合は、このときに付けてくださいね。
タッセルの作り方②:形の作り方
巻いた糸を台紙から抜いたら、くぐらせておいた20cm程度のヒモをタッセルの上部で固結びします。
この結び目は、ヒモの中にくるように移動させておいてくださいね。
ちなみにこの結んだヒモですが、アクセサリーに加工した場合は、丸カンに変えることもできますよ。
タッセルの使い道で選んでくださいね。
タッセルの上部分の約1cm程度のところを、20cmくらいにカットしたヒモで結びます。
結ぶ際は、何周か巻き付けてから結んでくださいね。
きちんと結べたら、余分な糸はカットしておいてください。
タッセルの作り方③:仕上げ
まとめて結ぶことができたら、タッセルの下部分をカットします。
輪になっている部分を、全てカットしてくださいね。
カットした部分を揃えていきますよ。
タッセルの下部分が少し出る形で、薄い紙を巻き付けます。
紙から出ている部分を、綺麗に長さが揃うようにカットします。
あとはイヤリングの金具やバッグに付ける金具をつければ、完成です!
タッセルのラフの作り方とラフの材料
タッセル、ラフの作り方
タッセルにラフが付いているバージョンの作り方をご紹介します。
「ラフ」とは、タッセルの結び目部分に、輪になっているの模様部分になります。
このラフを作ることで、1つの飾りにもなりますし、結び目部分を隠すことができます。
結び目を綺麗に作ることができない、という方にはラフを作ることを検討してみてもいいですね。
同じ糸でラフを作る場合は、かぎ針を使用します。
糸をまとめて結んだら、そこにかぎ針で編んだラフを付けてくださいね。
付けるときは、かぎ針だけで無く、毛糸用の針を使うとやりやすいですよ。
タッセル、ラフにする材料
タッセルのラフは、タッセルと同じ糸だけで作る方法以外にもあります。
同じ糸で作ることで統一感もありますが、他の素材で作る作り方もオススメですよ。
材料としては、ビーズやイヤリング作りなどで使用する止め金具でも素敵ですね。
また、同じ素材の糸で違う糸にしても可愛いですね。
ビーズならテグスに通して、タッセルの結び目部分に取り付ける方法で出来上がりますから、簡単でオススメですよ。
オニオンタッセルの作り方
オニオンタッセルとは
「オニオンタッセル」とは、タッセルの種類の1つです。
名前のごとく、タマネギのように頭がぷっくりと大きい見た目が可愛いタッセルです。
一部では、タッセルの進化形とも言われているそうですよ。
頭の部分が大きくなるのでその分、タッセルとしての存在感が増します。
カーテンの留め具やクッションの飾りに使えば、華やかな印象になりますね。
また見た目がてるてる坊主のようにも見えるので、アクセサリーにするのも普通のタッセルとは違う可愛さがありますよ。
オニオンタッセルの作り方
オニオンタッセルの作り方は、基本のタッセルの作り方と同じです。
異なるのは、頭の部分と垂らしている部分のヒモの比率です。
そのためヒモをまとめて結ぶ際に、折り返して結びます。
たったこれだけで、頭の部分が大きくなりますね。
また下のヒモも量が増えるため、ふわっと広がる形になりますよ。
更にまとめて結ぶときに、糸の色を変えるのもオススメです。
ふわっと広がる部分との切り返しにもなるので、色々な組み合わせを試してみてくださいね。
タッセルの結び方
糸の端をかくす結び方
タッセルは、まとめて結ぶときのヒモがどうしても表に出てしまいます。
このヒモをきちんと隠す方が、仕上がりが綺麗ですよね?
綺麗に結ぶ方法をご紹介します。
まず結ぶ糸を輪にして、下にヒモの端が来るように、結びたい場所に置きます。
輪の部分の上を通るように、何回かタッセルに巻き付けます。
巻き付けたら、最初に輪にした部分にヒモを通し、ヒモの端部分を引いていきます。
引くと最初に作った輪が無くなりますので、巻き付けた下に輪を隠します。
あとはヒモの端を、ギリギリの場所でカットすれば完成です。
少しほどけそうで心配な方は、ヒモを引く前に少し接着剤を付けるとほどけなくなりますよ。
詳しい作り方はこちらのサイトをご覧ください。
タッセルをいろいろなもので作ってみよう
- 革で作るタッセル
- ビーズで作るタッセル
- 江戸打紐で作るタッセル
革で作るタッセル
タッセルは革のような素材で作っても、可愛い作品になりますよ。
しかも100均にスエード風の革ヒモが販売されています。
革ヒモで作りますが、基本的な作り方は一緒です。
ただタッセルの上部を縛った部分を、隠すようにチロリアンテープを用います。
普通の糸と異なり、革ヒモをまとめるときに同じ素材の革ヒモを使うことができません。
その異素材の部分を隠すために、少し工夫している、ということですね。
その他の作り方は同じになりますので、基本のタッセルが作れたら、ぜひ挑戦してみてくださいね。
イヤリングやアクセサリーに加工するととてもオシャレですよ。
詳しい作り方はこちらのサイトをご覧ください。
ビーズで作るタッセル
タッセルは糸で作る方法だけではありません。
ビーズを糸の代わりに使用して、ゴージャスにタッセルの作り方を紹介します。
用意するビーズは作りたいタッセルのサイズによっても変わりますので、注意してくださいね。
フェルトを少しカットした物を、タッセルの頭部分の土台にします。
その土台の端から、ビーズを通した糸をフェルトの端まで縫い付けていきます。
縫い終わったらフェルトを丸めて、縫い付けます。
あとは頭のフェルト部分に、ビーズを通した糸で巻き付ければ完成です!
この作り方の場合は、全てビーズで作っていますのでとても豪華な仕上がりになります。
使うビーズによって印象も変わりますので、好きなビーズで作ってみてくださいね。
詳しい作り方はこちらのサイトをご覧ください。
江戸打紐で作るタッセル
絹糸や刺繍糸で作る方法もいいですが、江戸打紐で作るタッセルも素敵ですよ。
色合いが落ち着いている物が多く、和風な仕上がりになりますよ。
タッセルの作り方は、他の糸と一緒です。
ただタッセルとの組み合わせの例として、同じ糸で飾り結びを付けるものが多いですね。
飾り結びも簡単にできる物も多いので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
タッセルにおすすめの糸
タッセル糸おすすめ①:HailiCare 刺しゅう糸 刺繍系セット 50束
1つ目に紹介するのは、綺麗な刺繍糸のセットになります。
50色のカラーセットになっているので、どんな色のタッセルを作りたくなっても大丈夫ですね!
また刺繍糸が全て入る箱もセットになっているので、しまう場所に困ることも無いですね。
タッセル糸おすすめ②:ナイロン コード 紐 20本 手編み
2つ目に紹介するのは、ナイロン製のコードになります。
ナイロンは光沢があるため、タッセルを作ると高級感のあるタッセルになりますよ。
ピアスやイヤリングなど、アクセサリー作りにオススメの糸ですね。
ハンドメイドしたタッセルで更にオシャレに
バックやアクセサリーなどに付けることで、オシャレになるタッセル。
色々な糸で作ることで雰囲気も変わりますし、華やかなものにもなります。
作り方もとても簡単なので、ハンドメイド初心者の方でも気軽に挑戦できるのも嬉しいポイントですね。
ぜひ自分の好きな糸でハンドメイドしたタッセルで、更にオシャレになってくださいね。