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2019/04/07

万華鏡の作り方を解説!ペットボトルなどから簡単でかつ本格的に作ろう

万華鏡を自分で作ってみませんか?
覗くたびに新しい世界が広がる、自分だけのオリジナルの万華鏡が作れたら素敵ですよね。

今回は、ペットボトルなど身近な素材を使って簡単に作れる万華鏡の作り方や、万華鏡の中に入れる素材の選び方などをご紹介します。

Large stained glass spiral circle pattern 161154

万華鏡の作り方【材料編】

万華鏡の作り方

万華鏡を自分で作るときに必要な材料は、「筒」「鏡」「中に入れる素材」の3つです。
作り方を詳しくみていくと細かく必要なものはいくつかありますが、万華鏡はこの3点から成っていると言って良いでしょう。

筒の中に三面以上の鏡が入っていて、のぞき穴からのぞくと、筒の向こう側に入っている素材が動き、鏡がそれを映し出します。
角度を付けた合わせ鏡のようにすることで、鏡の映像が無限に広がり、中の素材がそれに映って様々な形を作るという構造です。

必要な材料と構造がわかると、難しそうだった万華鏡の作り方も簡単に思えてきませんか?
次の項目から、具体的に万華鏡の作り方についてご説明していきます。

<下に続く>

万華鏡の筒はいろいろなものを利用できる!

万華鏡の筒の素材

万華鏡は、身近なものを使って作ることができます。
たとえば外側をくるんでいる筒は、筒状のものであれば何でもかまいません。

トイレットペーパーやラップの芯、ペットボトル、マーブルチョコや筒型ポテトチップの容器などなど。
円形でなくても良く、牛乳パックのような細長い箱ならなんでも万華鏡として使えます。

万華鏡の材料として使える筒の要素として最低限必要なのは、ハサミなどで加工できること。
テープを張ったりしっかりおさえたりするので、紙製のものならば曲がりにくい厚めのボール紙のようなもので出来ていると理想的です。

家の中に、手作り万華鏡に使えそうな筒状のものが無いか探してみましょう。

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万華鏡の中に入れるものはどんなものがいい?

万華鏡の中身

万華鏡の中に入れる素材としては、下記のようなものが挙げられます。

  1. ビーズ
  2. カラーセロファン
  3. カラー砂
  4. 貝殻
  5. リボン
  6. シール
  7. ビー玉
  8. プリザーブドフラワー
  9. 落ち葉
  10. ハーバリウム

では、それぞれの素材について詳しくみていきましょう。

万華鏡の中に入れるもの①:ビーズ

万華鏡の中に入れるものとして最もポピュラーなのはビーズを入れた作り方です。
プラスチック、ガラス、スワロフスキー、キャラクターものなどありとあらゆるビーズが万華鏡に向いています。

万華鏡の中に入れるもの②:カラーセロファン

中に入れるものは、1種類だけでなくてかまいません。
大きさの異なるものを数種類組み合わせる作り方ならバリエーション豊かな陰影ができます。

色の付いた紙ならなんでも面白い万華鏡になります。
折り紙でも良いですが、入れる時は裏返しにならないよう気を付けましょう。

万華鏡の中に入れるもの③:カラー砂

サンドアートなどに使うカラーの砂や、ネイルに使うラメなど細かいものも万華鏡にぴったりです。

万華鏡の中に入れるもの④:貝殻

貝殻や星の砂などお土産にもらったものが残っているなら、万華鏡の材料として使ってみてはいかがでしょうか。
ちょっとロマンチックな雰囲気になりますよ。

万華鏡の中に入れるもの⑤:リボン

リボンを細かく切って入れましょう。
オーガンジーやレースなど、光に透けるものだと質感が際立ちます。

万華鏡の中に入れるもの⑥:シール

使わずに残っているシールがあったら、台紙ごときれいに切り取って中に入れてみましょう。
透明や半透明のシールが最適です。

ネイルシールもキラキラして綺麗です。
作り方の過程で素材を投入する際、中でひっくり返ってシール面が見えてしまわないように、シールをはがして透明なマニキュアなどでシール面をコーティングしておくとよいでしょう。

万華鏡の中に入れるもの⑦:ビー玉

大きめの万華鏡を作ったらぜひビー玉を入れましょう。
光に反射して輝くビー玉は、万華鏡の中で幻想的な世界を繰り広げてくれますよ。

万華鏡の中に入れるもの⑧:プリザーブドフラワー

小ぶりなプリザーブドフラワーや花びら、レースなどを一緒に入れるととても華やかでかわいい万華鏡の完成です。
お祝いのプレゼントにしても素敵です。

万華鏡の中に入れるもの⑨:もみじ

中身を出し入れできる状態にしておいて、春は桜、秋はもみじなど、季節の素材を万華鏡で見てみるのも素敵です。
お散歩の際に万華鏡を持っていって、いろんな季節の素材をのぞいてみましょう。

万華鏡の中に入れるもの⑩:ハーバリウム

オイル万華鏡というのをご存知でしょうか?普通の万華鏡よりもオイルの効果でゆっくりと動く様子が素敵な万華鏡です。
オイル万華鏡の作り方は瓶の中に入れた素材を光の入る面に取り付けるだけととても簡単です。

小さなハーバリウムの瓶があったら、それを万華鏡にしてみると、思いがけない素敵な発見に出会えますよ。

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万華鏡の作り方

万華鏡の作り方

万華鏡の作り方の基本は以下の5項目です。

  1. 筒を準備する
  2. 鏡をつくる
  3. 中の素材を入れる
  4. のぞき穴をつくる
  5. 外側の装飾をする

では、万華鏡の作り方について具体的にみていきましょう。

万華鏡の作り方①:筒を準備する

万華鏡の作り方は使う材料によって色々ありますが、今回は、最も簡単な作り方として「筒状のポテトチップの空き箱を利用した作り方」をご紹介します。

ペットボトルや牛乳パックでも手作りできますが、ポテトチップの空き箱を使った作り方が簡単な理由としては、筒の上と下にかぶせる素材がすでに準備されているから。
ラップの芯のような筒しかないものでの作り方は、筒をふさぐためのふたを作る手間がかかるのです。

ポテトチップの空き箱のふたと底面もしっかり利用して、最も簡単な作り方でちょっと大きめな万華鏡を作りましょう。

万華鏡の作り方②:鏡をつくる

ボール紙の表面にアルミテープ(100円ショップにも売っています)を貼って鏡状のものを作ります。
大きさは、三角形にして筒の中に納まるくらい。

筒より小さめになってしまってもスポンジなどで固定すれば良いので、大きさはぴったりでなくきっちりした作り方でなくてもかまいません。
鏡の面にシワがはいらないようにだけ注意し、同じものを3枚準備しましょう。

鏡状の面を内側にして三角形にし、テープ等でしっかりとめます。
完成したら筒の中にはめこみ、大切な鏡部分の作り方は完了です。

万華鏡の作り方③:中の素材を入れる

箱のふたを外し、ふたを輪になっている部分と円形のふた部分に分離します。
本体の上部にラップをかぶせて、シワが入らないようにぴっちりと閉め、テープなどで固定します。

さきほど取り外した輪になっている部分を再びふたの位置に戻し、ふたを閉め切らず浮かせた状態にしてテープで固定します。
この浮かせ具合が、万華鏡を入れる中身のスペースに影響してきます。

大きなものを入れたい場合にはスペースが深めにとれるようになるべく浮かせてしっかりと固定しましょう。
その上に中に入れる素材を投入します。

残った円形のふたの中央を直径3~4cmの円形でくりぬき、あいた穴の部分にラップを貼り付けます。
それを筒の上に落ちないように固定します。

万華鏡の作り方④:のぞき穴をつくる

筒の底に、目打ちやボールペンなどを使って直径5mm程度の穴をあけたら、筒部分の作り方も完成です。
覗いてみて光の量が足りないようなら、ふたにくりぬいた円形を大きくして調節しましょう。

万華鏡の作り方⑤:外側の装飾をする

万華鏡の見た目にもこだわって、好きな装飾を施しましょう。
模造紙やチラシの裏面に好きな絵を書いて筒全体をくるんだら、世界にひとつのオリジナル万華鏡の完成です。

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万華鏡の作り方【ポイント】

万華鏡の作り方のポイント

万華鏡の作り方のポイントはこちらです。

  1. 鏡のかわりになるものを探そう
  2. 鏡は三角形でなくても良い
  3. 外から光が入り込まないようにする
  4. 中の素材は光を透過するものを入れる

万華鏡の作り方のポイントについて詳しくご紹介します。

万華鏡の作り方【ポイント】①:鏡のかわりになるものを探そう

万華鏡に最適で最も美しく見えるのは中に鏡を入れることですが、それはなかなか難しいので、今回の作り方では鏡に近いもので代用しています。
今回はアルミテープを使いましたが、反射しやすいものならなんでもかまいません。

透明ファイルやアクリル板などでもきれいに映りますよ。

万華鏡の作り方【ポイント】②:鏡は三角形でなくても良い

三角形が最も簡単な作り方なので、まずは三角形の鏡でチャレンジするところから始めましょう。
もっと違うものを作りたいというときには、鏡の枚数を増やしてみてはいかがでしょうか。

五角形・六角形になると、見える模様がより複雑になります。

万華鏡の作り方【ポイント】③:外から光が入り込まないようにする

万華鏡は筒の先にある光の取り込み口から入る光が中の素材を通って鏡に反射することで美しく見える仕掛けになっています。
光の取り込み口以外の部分からは、光が入らないように、丁寧な作り方を心がけてしっかりと隙間をふさぎましょう。

どうしても白くぼやけてしまうときは、筒の作り方の段階で筒の中に黒い紙を入れ、内側のかべに固定してみましょう。
中の闇と光の差がはっきりして、くっきりと陰影が出るようになります。

万華鏡の作り方【ポイント】④:中の素材は光を透過するものを入れる

上の項目でご紹介した通り、光が取り込み口から差し込むことによって万華鏡がきれいに見えるので、中に入れる素材も透け感のあるものがおすすめです。

おすすめの素材でご紹介した以外にも、透明・半透明な素材ならなんでも綺麗に見えます。
周りに適した素材があったらぜひ試してみてください。

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万華鏡の外側をデコレーションするのも楽しい!

万華鏡の筒のデコレーション

万華鏡は中に入れる素材によって見える世界が全く違うのが魅力ですが、自分で作る万華鏡は、すべてが自分だけのオリジナルで作れることもまた楽しみのひとつです。
外側のデコレーションも工夫してこだわりの万華鏡を完成させましょう。

外側のデコレーションの作り方は、万華鏡を回すときに邪魔にならないように、出っ張りの少ないものを選ぶのがポイントです。
また、重さが偏ると回しにくくなるので、荷重が均等になるように配置をよく検討します。

かわいい包装紙やマスキングテープで筒を包んだり、転写シートやネイルシール、リボンなど好きな素材を駆使して、自分好みのデコレーションを楽しみましょう。

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万華鏡のキットを使うのもおすすめ

万華鏡のキット

手作りしてみたいけれど、全部最初から作るのは手間がかかりそう・・・と心配の方は、万華鏡の手作りキットがおすすめです。
筒や中に入れる素材があらかじめ用意されていて、それを万華鏡のかたちに組み立てていくことで万華鏡が完成します。

ベーシックな筒型の万華鏡以外にも、液体万華鏡や雪の結晶がつくれる万華鏡など、様々なタイプの万華鏡キットが販売されています。
筒に自由に装飾ができるものや、ミラーの形などが自由にカスタマイズできるものもあり、自分だけのオリジナル万華鏡を作る楽しみが味わえます。

万華鏡キットは100円ショップでも取り扱いがあり、手軽にトライできるのも魅力です。
ぜひお子様と一緒に楽しみながら作ってみましょう。

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おすすめの万華鏡

おすすめ万華鏡

創新万華鏡シリーズ 雪の結晶万華鏡
1240円

雪の結晶が作れる万華鏡キットです。
くるくる回すたびに違う形の結晶が現れ、幻想的な雰囲気の一風変わった万華鏡が作れます。

半透明の砕かれたガラスがカプセルに入っていて、その組み合わせによって雪の結晶が完成します。
同じ形の結晶は二度と見られない、本物の結晶と同様の儚さも魅力のひとつ。

子供から大人まで楽しめる、折に触れて結晶の世界に浸りたくなるおしゃれな万華鏡です。
夏休みや冬休みの宿題としてもおすすめのキットです。

<下に続く>

万華鏡の作り方を解説!ペットボトルなどから簡単でかつ本格的に作ろうのまとめ

万華鏡の作り方まとめ

万華鏡のしくみを理解してしまえば、思った以上に簡単に自分で作れることがおわかりいただけたのではないでしょうか。
筒や中の素材を選ぶ楽しさもあり、完成したときの達成感や満足感は、購入したときとはまた違った嬉しさがあります。

家族や友達とわいわい一緒に作るのもおすすめです。
ぜひオリジナルの万華鏡づくりにチャレンジしてみてくださいね。

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