段ボールで簡単手作り写真立ての作り方
ダンボールを使った写真立ては軽くて丈夫に仕上がります。
スタンドを付けて棚に置いても良いですし、壁に飾っても素敵ですね。
まずは、作りたい写真の大きさよりも四方が2~3センチほど大きくなるように段ボールを2枚切り出します。
そのうち1枚は、写真のサイズよりも5ミリ~1センチほど小さい大きさで窓を切り抜きます。
この時、窓の裁断面が斜めになるようにするとフレームにより立体感を出すことが出来ますよ。
もう1枚は、壁掛けにするつもりであればそのままでも構いませんし、紐などをボンドなどで留めても良いです。
棚などに置いて使えるようにするのであれば、斜めに切り込みを入れてスタンド部分を作ります。
スタンド部分は別の段ボールから切り出して、後から取り付けることも出来るので、慣れないうちはそのままにしておいても良いでしょう。
背面になる側の段ボールの外周部分に、細く切った段ボールを貼り付けていきます。
上の写真を出し入れする部分と内側部分は、写真が余裕で入る大きさを空けておきましょう。
一番上に、窓を切り抜いた段ボールを貼り合わせて完成です。
フレーム部分に布を貼ったりデコレーションを加えると本格的な写真立てになります。
逆に、敢えてそのまま段ボール感を残しておくのも手作りならではの良さが出ます。
画用紙や牛乳パックを使った手作り写真立ての作り方8選
段ボール以外でも、画用紙や牛乳パックなど身近なアイテムを使って手作り写真立てを作ることが出来ます。
実際にどのような作り方があるのか紹介していきます。
- 小さな写真立て
- 長方形の写真立て
- 入れ替え簡単写真立て
- 三角スタンド写真立て
- ハート型フレーム
- キャラクターフレーム
- リース型写真立て
- 畳める写真立て
画用紙や牛乳パックを使った手作り写真立ての作り方①:小さな写真立て
牛乳パックを再利用した手作り写真立ては、見た目が可愛いだけでなく地球にも優しいアイテムです。
使用する牛乳パックは綺麗に洗い、よく乾かしておきましょう。
牛乳パックは切り開いて1枚にしておき、辺ごとに切り離しておきます。
入れたい写真の大きさに合わせて2枚切り出します。
そのうち1枚には、写真が見えるように窓を切り抜きます。
この時、窓を小さく、フレームが大きく(太く)なるようにするとオシャレな雰囲気に仕上がりますよ。
好きな布やフェルトなどを牛乳パックよりも少し大きく切り、牛乳パックに貼り合せます。
窓の部分も、カッターなどで切り込みを入れて内側に折りこんで貼り合わせます。
中に写真を入れ、背面と窓とを貼りあわせて完成です。
長方形だけでなく、正方形にしても素敵な仕上がりになります。
フレームが大きい分、写真よりも目を引くのでフレーム部分を楽しむ作品になります。
手作り写真立ての基礎の作り方になるので、手作りに慣れるために作ってみるのも良いですね。
画用紙や牛乳パックを使った手作り写真立ての作り方②:長方形の写真立て
牛乳パックを切り開き、それぞれの辺で切り分けておきます。
写真よりも少し大きい長方形を2つ切り出し、1つは写真が見えるように窓を切り抜きます。
窓は写真より少し小さめにしておくと、写真が飛び出すのを防げます。
好きな色やデザインの紙もしくは布を用意し、牛乳パックよりも少し大きく切ります。
紙や布を牛乳パックに貼り合わせます。
窓の部分はカッターで切り込みを入れて、内側に折りこんで貼り付けてください。
背面になる部分と、窓の部分を貼り合わせます。
この時、写真を出し入れする部分は貼り合わせないように気をつけてくださいね。
吊るして飾る場合は、貼り合わせる前に背面の内側になる部分に紐を付けておきましょう。
画用紙や牛乳パックを使った手作り写真立ての作り方③:入れ替え簡単写真立て
画用紙を使った写真立ては、手軽に作れるのに工夫次第でオシャレに仕上がります。
材料も基本的には画用紙だけで作れてしまうので、ささっと飾りたい時におすすめです。
まず、画用紙を写真よりも3~4センチ大きいサイズで切り出します。
大きさは好みで決めてしまって大丈夫です。
画用紙の中央部分に写真がくるようにして鉛筆などで型を取ります。
その型の角部分に、斜めに4箇所切り込みを入れ、そこに写真を挟めば完成です。
自立式にする場合は、画用紙が縦長(横長)になるように大きく切り出します。
4面になるように折りたたみ、底面を貼り合せて三角形にすると自立してくれますよ。
画用紙や牛乳パックを使った手作り写真立ての作り方④:三角スタンド写真立て
写真の二倍よりも大きなサイズの画用紙を用意します。
半分に折り目をつけ、一度開きます。
縁を好きな柄のマスキングテープで縁取りして補強します。
折り目の部分にもマスキングテープを貼ります。
横長タイプの写真を貼り付けます。
画用紙を畳んだ内側に、支えになるようにして細長く切った画用紙を貼り付けて完成です。
直接写真を貼り付けるタイプの写真立てなので、記念写真などをプレゼントする際に作るのがおすすめです。
横長の写真に合わせて作っていますが、縦長の写真に使うこともできます。
手作り写真立ての中では一番手軽に作れますが、マスキングテープが装飾と補強の役目をしてくれるので機能性は抜群ですよ。
画用紙や牛乳パックを使った手作り写真立ての作り方⑤:ハート型フレーム
画用紙を使う事によって、写真を直接切り抜くことなくハート型のフレームに入れることができます。
最初から手作りで写真立てごと作っても良いですし、既存の写真立てをアレンジしても作れます。
写真立てごと手作りする場合は、それぞれの写真立ての窓部分をハート形に切り抜きましょう。
既存の写真立てをアレンジする場合は、写真立てのサイズに画用紙を切った後、中にハート型の窓をくり抜いたものを入れるだけです。
ハート型だけでなく、星型や卵型、あるいはキャラクターの形など、自由なフレームを作ることが出来ますよ。
画用紙は必ず真ん中からくり貫く必要はありません。
中に入れたい写真に合わせて位置を調節して作ると良いでしょう。
画用紙や牛乳パックを使った手作り写真立ての作り方⑥:キャラクターフレーム
自由な形に切り抜くことができる画用紙を使えば、キャラクターフレームの写真立ても簡単に手作りできます。
まずは、作りたいキャラクターを決めましょう。
写真が見える部分を切り抜いても、輪郭や色だけでキャラクターがわかるものがおすすめです。
キャラクターの顔部分を切り抜くのではなく、顔は上に作って、体部分を切り抜いても良いですね。
先に別の画用紙や牛乳パックなどで作っておいた写真立ての上からキャラクターフレームを貼り付ければ完成です。
壁などに飾る場合は自由な形で作っても大丈夫ですが、立てて置く場合は、フレームの下部分が飛び出したりすると自立した時に折れてしまうので気をつけましょう。
画用紙や牛乳パックを使った手作り写真立ての作り方⑦:リース型写真立て
画用紙などで作ったリースをアレンジして写真立てにすることもできます。
季節ごとのイベントの思い出を飾っておくのにぴったりですね。
作り方は、まず基礎になるリース部分を作ります。
円形に切った画用紙の縁に飾りを貼りつけていき、上にリボンや紐を取り付ければリースが出来上がります。
リースの円は切り抜かずに最初から写真を貼り付けられるようにしておいても良いですし、始めは切り抜いて普通のリースとして使った後、後ろに画用紙を貼り付けて背面を作ってもどちらでも大丈夫です。
自由にアレンジしやすいのも手作りならではの良さですね。
画用紙や牛乳パックを使った手作り写真立ての作り方⑧:畳める写真立て
渡すときは畳んでカード型に、広げるとポケット付きのスタンド型になる写真立ても画用紙で作れちゃいます。
少し厚めの画用紙、もしくは薄いものを2枚貼りあわせた紙を使うと綺麗に仕上がります。
まず、画用紙を正方形に切り取ります。
正方形が4面できるように四つ折りにし、折り目を谷折りに直します。
下2つの小さい正方形部分を、中心から対角(画用紙の端)に向かってそれぞれ山折りにして、一旦開きます。
左下の山折りした部分の裏を糊付けして貼り合せます。
左下の貼りあわせた部分を左上の正方形に重ね、外側だけを貼り付けてポケットを作ります。
うまく出来ていれば、この段階で三面式のスタンド型で自立しているはずです。
右上の正方形部分に写真を貼り、左上(左下)のポケット部分にはメッセージカードを入れることができます。
右下部分は畳まれてしまうので写真は貼らず、開いた時に見えるようにイラストやメッセージなどを記入しておくと良いですね。
畳んだ時の表紙部分にはデコレーションを加えて、メッセージカード兼、手作り写真立てとしてプレゼントすると喜ばれますよ。
木や貝殻を使った手作り写真立ての作り方8選
フレーム部分に、木や貝殻などをあしらったおしゃれな写真立ても素敵ですよね。
見た目よりもずっと簡単に作れるのでご紹介します。
- 貝殻の写真立て
- ポップな写真立て
- 和風写真立て
- アクリル板フォトスタンド
- イーゼル型フォトスタンド
- 掲示板のような写真立て
- 小枝フレーム
- 木の枝で作るハンガーフォトスタンド
木や貝殻を使った手作り写真立ての作り方①:貝殻の写真立て
海で拾ってきた貝殻をフレームに貼り付けるだけで、マリンテイストのおしゃれな写真立てが手作りできます。
貝殻や砂などは100均などで買うこともできるので手軽に作ることが出来ます。
フレーム部分は段ボールや牛乳パックなどで手作りしても良いですし、既存の写真立てのフレームを使っても作れます。
砂を貼り付ける場合は、フレームの全面にボンドを薄く伸ばし、その上から砂をかけて貼り付けます。
この時、半日~1日ほどよく乾かしておくと後で砂が落ちにくいですよ。
乾いたら、フレームに貝殻を貼り付けていきましょう。
全体的に貼り付けるだけでなく、ポイントとしてさりげなく隅に飾るのもシックな雰囲気が出ますよ。
木や貝殻を使った手作り写真立ての作り方②:ポップな写真立て
貝殻はそのままフレームに飾ってもシンプルでおしゃれですが、ペイントで色を加えることによってポップで可愛らしい写真立てに変身します。
お部屋の雰囲気に合わせた色を選ぶことで、素敵なインテリアにもなりますね。
作り方はとても簡単で、貝殻をフレームに貼り付ける前にアクリル絵の具やマニキュアなどでペイントするだけです。
手先が器用な人でしたらドットなどの模様を加えても良いですね。
意外と余りがちなマニキュアを有効活用できるのでおすすめですよ。
木や貝殻を使った手作り写真立ての作り方③:和風写真立て
貝殻をペイントするのではなく、ちりめん生地に貼り付けると和風のアレンジに変える事ができます。
和室に飾る場合や、成人式など着物の写真を飾りたい時に是非手作りしてみてください。
写真立てのフレーム部分には無地の和紙などを貼っておくと更に雰囲気が出ます。
柄の入った和紙を使用すると、貝殻の模様と重なって目立たなくなってしまうので避けたほうがうまくまとまります。
ちりめん生地(あるいは和紙)を貝殻に貼り付け、フレームに飾っていきます。
全面に貼り付けるよりも、適度に空間を取った方が和風らしくなります。
同じくちりめん生地や和紙などで作った梅の花などのモチーフを一緒に付けても良いですね。
木や貝殻を使った手作り写真立ての作り方④:アクリル板フォトスタンド
ベニヤ板やコルクボードとアクリル板を組み合わせることで、スタイリッシュでありながらどこか温かみのある写真立てを作ることができます。
どんなお部屋にも合わせやすいので、飾る場所を選ばない点がおすすめです。
飾りたい写真よりも2~3センチ大きなアクリル板を用意します。
更に、そのアクリル板よりも3~5センチ大きなベニヤ板もしくはコルクボードを用意します。
アクリル板の四隅に穴を開け、ベニヤ板の中央部分にくるように金具で固定するだけです。
ベニヤ板の裏にスタンドを付けて立てたり、壁に飾れるようにしてもどちらも素敵ですね。
木や貝殻を使った手作り写真立ての作り方⑤:イーゼル型フォトスタンド
小さな木片や、拾った小枝などで小型のイーゼルを作り、そこに写真を置くというのもシンプルながらおしゃれなインテリアになります。
重いものを乗せるわけではないので、釘などを使わず簡単に作れます。
まず、適当な大きさの細長い木片や小枝を用意します。
イーゼルの形に組み合わせて、ボンドなどで固定していきましょう。
細い針金などで巻きつけて固定しても手作り感があって良いですね。
イーゼルは折りたたむわけではないので、きちんとバランスよく自立するようであれば角度はお好みで大丈夫です。
イーゼルに飾る写真は、重いフレームに入れずにそのまま乗せた方が雰囲気が出ます。
どうしても装飾したい場合は、画用紙などで縁取りをつけたり、ドライフラワーなどを飾る程度にしておきましょう。
木や貝殻を使った手作り写真立ての作り方⑥:掲示板のような写真立て
大きめの板を掲示板のように使った写真立ては、たくさんの写真が一度に飾れてとても賑やかです。
家族の思い出などを飾っておくのにぴったりですね。
作り方は、大き目の板やコルクボードなどを用意するだけでほぼ完成です。
外側に、拾ってきた小枝やどんぐり、あるいは貝殻などを自由に貼り付けましょう。
元になる板は長方形でなくとも、変形しているものをそのまま使ってもおもしろいですね。
使い込んでいるうちにピンの穴などが増えていきますが、それも時の流れを感じさせるアイテムの1つになりますよ。
小さな子供がいる人は、子供と一緒に手作りするとより喜ばれますね。
木や貝殻を使った手作り写真立ての作り方⑦:小枝フレーム
既存の写真立てを小枝でアレンジして、手作り風写真立てにするのも手軽でおすすめです。
木枠の写真立てのフレームに合わせて小枝を貼り付けていきます。
この時、なるべく隙間が出来ないように調整しながら貼った方が綺麗に仕上がります。
角の部分は、少し枝が飛び出したりしていても味が出て自然な感じになります。
枝を好きな色でペイントしても可愛いですね。
そのまま、シンプルで暖かい写真立てとして使っても素敵ですし、花やモチーフなどをデコレーションして華やかにアレンジしても良いですね。
木や貝殻を使った手作り写真立ての作り方⑧:木の枝で作るハンガーフォトスタンド
写真立てだからといって、必ずフレームに写真を収める必要はありません。
小枝を使って、ちょっと変わった写真立てを手作りしてみましょう。
まず、小枝をたくさん用意します。
長めの小枝の周りを短い小枝で囲むようにして束ね、固定します。
自立できるように、束ねた下部分は平らに揃えてください。
飛び出ている長い小枝の先端部分に、小さな枝を貼り付けて二股にします。
同じものを2個作って、なるべく高さを揃えておきます。
二股になっている部分に長い枝を渡し、クリップを二つ取り付けます。
クリップに写真を飾れば、ハンガーフォトスタンドの完成です。
誕生日プレゼントにおすすめ!100均グッズを使った手作り写真立ての作り方
100均には、ハンドメイドに使えるアイテムがたくさん揃っています。
手作り写真立てを製作する際におすすめなのが、100均のシンプルな写真立てと造花です。
写真立てを1つ、あるいは複数組み合わせて固定し、そこに造花などを貼り付けていくだけでオリジナルの写真立てが作れます。
他にも、おしゃれなステッカーやマスキングテープ、デコレーション用のアイテムなど、手作り写真立てに使えるアイテムが様々揃っているので、作りたいものの雰囲気に合わせてアイテムを選ぶと良いですね。
手作りといっても、ゼロから全てを作る必要はありません。
デコレーションの配置を考えるのも立派な手作り作品ですよ。
最初はアレンジやリメイクからはじめ、アイデアやスキルが上達してきたら自分の思うとおりの作品を作ってみましょう。
おすすめの手作り写真立てキット
くるみボタンを使った手作り写真立てキットです。
使用するものはハサミとペンだけで、針や糸は使わないので子供と一緒に楽しく作ることが出来ます。
くるみボタンにフェルトや布をつけるだけで作れるのでとっても簡単。
ボタンは後から着せ替えもできるので、気分によって付け替えたり、自分で別の布を使って作りなおすこともできます。
手作りに挑戦してみたいけれど、最初から作るアイデアが浮かばないという人にはデザインの参考になります。
失敗するのが怖いという人にも、安心して製作してもらえるキットになっていますよ。
手作り写真立てで思い出を楽しく飾ろう
思い出のこもった写真は、素敵な写真立てに飾っておきたいですよね。
手作りの写真立てなら、雰囲気に合わせてぴったりのものを作ることができます。
また、高価な写真立てであればたくさんの種類を用意しておくのも大変ですが、手作りであれば安価で様々な種類を揃えておけるので、気分に合わせて写真立てを交換することもできます。
特別な材料を用意しなくても、身近な材料で気軽に作れるのも嬉しいですね。
ハンドメイド初心者の人も、あまり気負わずに思い出を振り返りながら楽しんで作ってみてくださいね。