100均編み機を使えば編み物初心者も簡単に作れる!
自分で作ったものは、どんなものでも愛着がわき大切にしたくなりますよね。
編み物はハンドメイド好きの人なら一度はやってみたいと思うジャンルで、人気もあります。
しかし編み物は、正しい編み方を知らないと作品作りをすることができません。
完成までに時間もかかりますし、根気がないと難しそうと感じている人も多いのではないでしょうか。
そんな人におすすめなのが、100均の編み機です。
編み方を知らなくても100均の編み機さえあれば、簡単にマフラーや帽子を作ることができるんですよ。
5歳くらいの小さなお子さんでも簡単に作ることができ、親子で楽しむこともできるのが魅力です。
100均で編み機と毛糸を買って、編み物に挑戦してみましょう!
セリアの編み機の種類と特徴
セリアは100均の中でもおしゃれなアイテムが多く、ハンドメイド資材が多いことでも人気ですよね。
セリアにも編み機があり、毛糸とセットで購入していく人が多いです。
セリアのおすすめの編み機は3つ。
どんなものが作れるのか、詳しく紹介していきます!
- ニット帽メーカー
- マフラーニットメーカー
- ペットボトルカバーメーカー
セリアの編み機の種類と特徴①:ニット帽メーカー
セリアの編み機で一番人気といってもいいのが、この『ニット帽メーカー』。
手編みだと形を整えるのが難しいニット帽ですが、セリアのニット帽メーカーを使えば初めてニット帽を作るという人でも、本当に簡単に作ることができます。
ぐるぐると円を描くように編み進めていくだけでいいので、スタート場所さえ分かっていれば編み目を数える必要はありません。
何段編んだかだけチェックしておけば、ぴったりサイズのニット帽を編むことができますよ。
毛糸の太さによってサイズが変わるので、注意してくださいね。
セリアの編み機の種類と特徴②:マフラーニットメーカー
一番ベーシックな編み機といえば、こちらの『マフラーニットメーカー』です。
本体の大きさは22cmほどで、20cm程度の幅のマフラーを編むことができます。
編み方もとっても簡単で、最初のセッティングを説明書通りに行い、1段編めたらあとは同じ作業の繰り返し。
毛糸をひっかけてはすくう、という作業の繰り返しなので、流れを覚えてしまえば子供でも簡単に編めてしまいます。
あとは好みの長さになるまでひたすら編み進めていきましょう。
ベーシックなマフラーなら2~3時間で完成します。
セリアの編み機の種類と特徴③:ペットボトルカバーメーカー
ニット帽メーカーよりも小さいサイズのサークル型の編み機は、『ペットボトルカバーメーカー』としてセリアで販売されています。
ペットボトルや水筒を入れるケースを作ることができますが、子供用のマフラーなどもこのサイズで作ることができますよ。
ニット帽メーカーと同様に、ぐるぐると編み進めていくだけでいいので、こちらも初心者でも簡単に作れます。
程よいサイズなので、最後まで飽きずに作りきることができることも魅力です。
お子さんが初めて編み物に取り組むなら、こちらのペットボトルカバーメーカーがいいかもしれません。
ダイソーの編み機の種類と特徴
前の項目ではセリアの編み機を紹介しましたが、ダイソーにもいろいろな種類の編み機があるんです。
ダイソーでは『毛糸deリリアン』という商品名で編み機が展開されていて、様々なサイズがあるのが魅力。
100均でこれだけの編み機の種類があるのはダイソーだけ!
100均編み機にはまって、ダイソーですべての商品をそろえてしまったという人も少なくありません。
いろいろな種類の編み機を試してみませんか?
- 毛糸deリリアン ニット帽
- 毛糸deリリアン ストレート
- 毛糸deリリアン サークル
- 毛糸deリリアン あみぐるみ
- 毛糸deリリアン 細・太
ダイソーの編み機の種類と特徴①:毛糸deリリアン ニット帽
セリアの編み機でも紹介しましたが、ニット帽を作れる編み機もダイソーで購入できます。
ダイソーのニット帽編み機は組み立て式で、組み合わせる数を変えることでサイズの違うニット帽を編むことができるんです。
大人サイズも子どもサイズも、ひとつの編み機から作れるなんて嬉しいですよね。
これが100均商品だなんて驚きです。
ニット帽だけでなく、バスケットを作ることも可能。
Tシャツヤーンを使って小物入れを作ることもできますよ。
ダイソーの編み機の種類と特徴②:毛糸deリリアン ストレート
マフラーを簡単に作りたいなら、ストレートタイプの編み機がおすすめです。
サイズは23cmほどで、手のひらよりも少し大きめサイズのマフラーを作ることができます。
ピンとピンの隙間が程よく、太めの毛糸でも編みやすいのが特徴です。
編み方はセリアの編み機と同じで、初めのセッティングさえやってしまえばあとは簡単に編み進めていくことができます。
たっぷりの長さのマフラーを作ってもいいですし、短めに仕上げてネックウォーマーとして使うのもいいですね。
ダイソーの編み機の種類と特徴③:毛糸deリリアン サークル
ペットボトルにぴったりのサイズを編むことができるサークルタイプの編み機も、ダイソーで購入することができます。
ニット帽を編んでみたいけど最後まで編めるか心配、という人はまずはこのサークルタイプから試してみるといいでしょう。
リリアンを編んだことがある人は、サイズが大きくなっただけでやり方はほとんど同じです。
リリアンよりも毛糸のほうが糸が太いので、より簡単に感じるはずですよ。
片手で持って作業がしやすいサイズ感なので、お子さんにもおすすめの編み機です。
ダイソーの編み機の種類と特徴④:毛糸deリリアン あみぐるみ
100均編み機ではあまり見かけない、あぐるみサイズの編み機がダイソーで購入することができます。
あみぐるみはコロンとしたサイズ感がかわいく作り方も簡単そうですが、実は意外と難しいんですよね。
手や足、耳などのパーツが編める細編み用のピンも付いていて、これひとつであみぐるみが完成します。
パーツのサイズを変えれば、いろな種類のあみぐるみを作ることが可能です。
これが100均で買えるなんて嬉しいですよね!
あみぐるみに初めて挑戦するという人にもおすすめです。
ダイソーの編み機の種類と特徴⑤:毛糸deリリアン 細・太
編み物が本当に初めてという人や、小さなお子さんと一緒に編み物に取り組みたいという人におすすめなのが、『細・太』タイプの編み機です。
ほかの100均にはこのサイズの編み機は見かけず、ダイソーだけの商品です。
ピンのついたトップ部分を変えることで、細いサイズと太いサイズの2サイズを編むことができます。
お子さんの編み物の練習に取り入れてもいいかもしれませんね。
サイズが小さくどんどん編み進めていけるので、達成感を感じやすいということも魅力です。
インテリアアイテムに加工したり、ぬいぐるみのアクセサリーに使うのもおすすめですよ。
100均編み機を使って作ったアレンジアイテム5選
100均編み機を使って作れるのは、マフラーやニット帽だけではありません。
商品パッケージにも記載されているように、アレンジ次第でいろいろなアイテムを作ることができるのが、100均編み機の魅力です。
100均編み機を使って基本的なアイテムを編み終えると、もっといろいろなアイテムを編んでみたいと思う人も多いと思います。
そんな人のために、ここでは100均編み機を使ったアレンジアイテムを5つ紹介します。
- クラッチバッグ
- シュシュ
- コースター
- ウールレター
- アームウォーマー
アレンジアイテム①:クラッチバッグ
100均のマフラーを作れる編み機を使えば、クラッチバッグを作ることができます。
マフラーよりも短い長さで仕上げられるので、意外と簡単ですよ。
なれている人だと1時間以内で作り上げてしまうとか!
かわいいコンチョやボタンを付けたり、フリンジをプラスしたりしてアレンジを楽しんでみてください。
アレンジアイテム②:シュシュ
ダイソーの細・太タイプの編み機を使えば、毛糸のシュシュも簡単に作ることができます。
100均ではダイソーでしか取り扱いのないこのタイプの編み機。
最後を輪に仕上げるときは縫い合わせる必要がありますが、20cmくらい編むだけでOKなので短時間で仕上げることができますよ。
アレンジアイテム③:コースター
こちらも細・太タイプの編み機を使ったアイテム。
長く編んだものをぐるぐるとまとめるだけで、こんなにかわいいコースターが完成します。
毛糸の種類を変えると雰囲気も変わりますよ。
毛糸も100均にいろいろな種類があります。
季節に合った毛糸も100均にあるので、雑貨づくりに挑戦してみてはいかがでしょう。
アレンジアイテム④:ウールレター
今話題のウールレターも100均編み機で作れます。
細・太タイプの編み機でひたすら長く編み続け、中に針金を入れて好きな形に仕上げます。
インテリアアイテムとして使えるウールレターはSNS映えもばっちり!
人気のインテリアアイテムを、100均アイテムだけで作ってみませんか?
アレンジアイテム⑤:アームウォーマー
100均の小さいサイズのサークル編み機で作れるのが、アームウォーマーです。
親指を出す部分を開けて編むだけで、アームウォーマーが完成します。
20cmほどで仕上げてもいいですし、もう少し長めにしてもいいですね。
ペットボトルカバーのように底の処理が必要ないので、アームウォーマーのほうが簡単に感じる人もいるかもしれません。
ダイソーとセリアの編み機の違いは?
セリアとダイソー、2つの100均の編み機を紹介してきましたが、具体的にどんな違いがあるのかを知っておきたいですよね。
編み方はどの100均の編み機でも基本は同じです。
ここではセリアとダイソー、2つの100均の編み機の違いについて紹介します。
- 附属のかぎ針のサイズ
- ピンとピンの間隔とサイズ感
2つの100均編み機の違い①:附属のかぎ針のサイズ
一番の違いは付属のかぎ針のサイズです。
セリアのほうがやや太めで長く、持ちやすい構造になっています。
ダイソーのかぎ針は太さはありますが長さが短く、手の大きい人にとっては持ちにくいかもしれません。
かぎ針の先はどちらも細めでひっかけやすいですよ。
2つの100均編み機の違い②:ピンとピンの間隔とサイズ感
もうひとつの違いは、編み機の先についているピンとピンの間隔とサイズ感です。
マフラーの編み機で比較すると、セリアはピンが24本、ダイソーは20本。
セリアのピンは細く、ピンとピンの間隔が狭く感じます。
ダイソーはピン自体が太く丸みがあるのが特徴です。
細い毛糸はセリア、太い毛糸はダイソーの編み機を使うなど、毛糸の太さで100均の編み機を使い分けるのもおすすめです。
編みやすさは人それぞれですので、実際に使ってみてくださいね。
おすすめの編み物の本
100均の編み機に慣れてくると、やっぱり普通の編み棒で編み物に挑戦してみたいと感じる人も多いです。
初めて本格的な編み物に挑戦するという人にもおすすめの本がこちらです。
写真付きで丁寧に解説されているので、初めての編み物でも作品を完成させることができますよ。
作品もシンプルで普段使いできそうなものばかり。
ナチュラルテイストが好きな人におすすめです。
かぎ針用の本もあるので、そちらも参考にしてみてくださいね。
100均編み機で編み物を楽しもう!
100均の編み機を使うと、とても簡単にしかもいろいろなアイテムを作ることができるんです。
編み物に挑戦してみたいけど難しそう、初めてだから不安と思っている人は、100均の編み機を上手に活用してみてはいかがでしょう。
子どもでも簡単に作れるので、親子で一緒に取り組みお揃いのアイテムを作るのもおすすめですよ。