アイロンビーズは作り方も簡単でおすすめ
アイロンビーズは、その名の通り、アイロンの熱で接着させて形を作るビーズのことです。
各メーカーにより、いろいろな商品名の製品が販売されています。
アイロンビーズの始まりは、1960年頃のスウェーデン。
高齢者のリハビリを目的として作られたといわれています。
作り方は簡単。
小さなビーズを専用プレートにはめてアイロンを当てるだけ。
簡単な作り方ゆえに、アイロンビーズは、子供のおもちゃだと思われがちですが、大人でも楽しむことができますよ。
実は、ちょっと作り方を工夫するだけで立体的な作品やアイテムを作ることもできます。
今では、たくさんの色のビーズが販売されており、オリジナル作品を作ってSNSにアップする人も。
アニメやゲームのキャラクターの作品例や図案、作り方もSNS上に掲載されています。
100均でも、アイロンビーズの材料や作り方図案付きのプレートを揃えることができます。
子供から大人まで楽しむことができるアイロンビーズ。
あなたも、アイロンビーズでオリジナルな作品を作ってみませんか。
100均の材料で作るアイロンビーズの作り方8選
アイロンビーズや作り方図案つきの専用プレートは、100均でも販売されています。
アイロンビーズとプレートのセット、ビーズ各色単体のものなどいろいろ用意されています。
また、通常のアイロンビーズだけでなく、小さいサイズのミニアイロンビーズも。
同じ作り方でも、大きさが違うとイメージが変わり、細かいところも表現しやすくなります。
- コースター
- マリオブラザーズ
- まふてる
- スマホケース
- キーホルダー
- 小物入れ
- 電車
- クリスマスツリー
100均の材料で作るアイロンビーズの作り方①:コースター
四角形のプレートを使って、コースターを作っています。
作り方は簡単、四角形のプレートに平面的に作るので、始めての方にも作りやすいです。
カラフルなビーズを利用して、縞模様や市松模様など配色を変えるのも楽しいですね。
配色を考えるには、色ごとにビーズを分けておくとイメージしやすいでしょう。
100均にあるプラスチックケースは、ビーズを分けていれるのに便利です。
100均の材料で作るアイロンビーズの作り方②:マリオブラザーズ
ドット絵にすれば、自由にキャラクターを作ることもできます。
ドット絵とは、小さなマス目に色を置いて、それを並べ合わせて表現した絵です。
ファミコンなど、昔のゲームはドット絵で表現されていたので、ゲームのキャラクターは、特に作り方が分かりやすいですね。
インターネットには、いろいろなキャラクターの図案や作り方もあるので、探してみてください。
グラフ用紙などを利用して、ご自分で図案を考えてみるのも楽しいですよ。
プレートに合うサイズのイラストをご用意して、ビーズの大きさに合わせて色分けしていくと作りやすいでしょう。
100均の材料で作るアイロンビーズの作り方③:まふてる
マリオと同じように、ドット絵からできたキャラクターです。
白と黒のビーズが中心なので、作り方も分かりやすいですね。
使う色が少ないので、ビーズの種類もおさえて作ることができます。
コントラストがはっきりしているキャラクターのほうが作りやすいでしょう。
大きなプレートがあれば、込み入った図案も作ることができます。
大きなプレートを使うと、作り方も煩雑になりますので、透明プレートが便利です。
透明プレートを使えば、下に図案を敷いて確認することができますよ。
図案の上にビーズを配置できるので、作品を作りやすいですね。
ダイソーのプレートは、連結できるようになっているので、複数連結して大きなサイズを作ることができます。
100均の材料で作るアイロンビーズの作り方④:スマホケース
アイロンビーズの作品を100均で売っている透明スマホケースに貼って、オリジナルケースを作ることができます。
ビーズを組み合せるだけなので、カメラにあわせて穴を空けることも簡単にできますね。
スマホケースはいろいろなものがあるので、ご自身のスマホに合うものをお選びください。
作り方のコツは、最初にスマホケースを用意して、あわせてアイロンビーズで作品を作ること。
用意したスマホケースのサイズを測って、アイロンビーズを作ります。
透明なプレートの下にスマホケースを置いて、見ながらアイロンビーズを配置していくとよいでしょう。
100均の材料で作るアイロンビーズの作り方⑤:キーホルダー
ビーズの穴を利用して金具をつけることもできます。
小さな作品をたくさん作って、連結するのも素敵ですね。
100均にも、クラフト用の金具がたくさん販売されています。
例えば、パーツ同士をつなぐ丸カン、アクセサリーの留め金具であるカニカンやヒキワ。
キーホルダーやストラップの金具も販売されています。
お気に入りのアイロンビーズ作品をつなげて、キーホルダーやストラップにしたり。
作り方を工夫し、一般のビーズと組み合わせてたアクセサリー作りもいいですね。
100均の材料で作るアイロンビーズの作り方⑥:小物入れ
平面のパーツ(前後左右、底)5枚でできています。
パーツの端を互い違いに凹凸の連結部を作り、はめ込んでできています。
凹凸が小さすぎると、ゆがみやすく、はめ込みにくいですね。
1辺に2ケずつぐらいがはめやすいです。
はめ込むところは凹凸をずらさないといけません。
正方形の左右の辺で形が違うので、間違えないように気をつけて。
100均のアイロンビーズは、高さや幅、穴径などビーズの大きさにばらつきがあります。
高さを合わせるためには、上からしっかり押さえてアイロンをかけると良いでしょう。
慣れてきたら、パーツごとに配色をあわせたり、自由に絵柄を作っていくとより完成度が高くなります。
100均の材料で作るアイロンビーズの作り方⑦:電車
⑥の小物入れで連結に慣れたら、正方形を変えてみましょう。
側面の形を調整したら、男の子の大好きな電車や乗り物を作ることもできます。
窓やドアの部分を工夫してみましょう。
天井部分をあけて、長方形の小物入れにしてもうれしいですね。
100均の材料で作るアイロンビーズの作り方⑧:クリスマスツリー
みどりのアイロンビーズで、葉のパーツを作っていきます。
みどり一色でもかわいいのですが、一部の色を変えると、ツリーの飾りのようですね。
平面のパーツをつまようじに挿していくことで、立体的なクリスマスツリーになります。
つまようじの先にビーズなどをつけると、よりかわいいですね。
黄色のアイロンビーズで作っても。
100均にあるキラキラビーズやスパンコールなども利用できますので、探してみてくださいね。
パーツのサイズを変えることで、ツリーのサイズを変えることができます。
アイロンビーズを使ったスプラトゥーンの作り方5選
アイロンビーズでゲームキャラクターを表現し、SNSにあげることが流行っています。
なかでも、スプラトゥーンは大人気。
スプラトゥーンは、任天堂から発売されているWii U専用のアクションシューティングゲーム・対戦アクションゲームです。
イカの形のキャラクターや「ブキ」、イカが身に着けている「ギア」などゲームに出てくるアイテムを立体的に表現する人もいます。
- ギアパワー
- コントローラースタンド
- イカとコントローラーのキーホルダー
- スプラローラー
- スプラシューター
アイロンビーズを使ったスプラトゥーンの作り方①:ギアパワー
ドット絵をもとにして、アイロンビーズでスプラトゥーンのアイテムを作ることができます。
ここでは、各種ギアパワーのドット絵を作っています。
インターネット上にも、ドット絵や図案が掲載されているので、探してみてください。
アイロンビーズを使ったスプラトゥーンの作り方②:コントローラースタンド
アイロンビーズを使って、SwitchのプロコントローラーやPS4のコントローラーを置くことができるスタンドを作っています。
接着剤なしで作ることができますよ。
最初に、側面2枚と土台、支えの4つのパーツからなる基本のスタンドを作ります。
基本のスタンドに、スプラトゥーンのキャラクターやアイテムをはめ込むと完成。
ここではイカを作っています。
プレートにアイロンビーズを並べたら、裏表両面からしっかりアイロンをかけておきます。
アイロンのかけかたが不十分だと、途中で割れてしまうのでご注意を。
アイテムができたら、はめ込んでいきます。
はめ込みにくい時は、カッターナイフなどを使って少し削ると良いでしょう。
ただし、削りすぎると、はめ込みできなくなりますので、ご注意ください。
アイロンビーズを使ったスプラトゥーンの作り方③:イカとコントローラーのキーホルダー
アイロンビーズで、スプラトゥーンに出てくるイカとミニコントローラーを作って、つなげてキーホルダーを作っています。
アイロンビーズの作品には穴があるので、穴に丸カンなどの金具を通して、手軽にチャームにできますね。
アイロンビーズを使ったスプラトゥーンの作り方④:スプラローラー
コロコロ回すことができる「スプラローラー」です。
接着剤を使わずに、アイロンビーズのパーツ、ワイヤー、竹串、つまようじで組み立てます。
ローラーの部分は、丸型プレートと六角プレートにビーズを並べて作ります。
プレートにアイロンビーズを並べたら、裏表両面からしっかりアイロンをかけておきます。
次に四角形プレートを使って、ぐるんと丸めるパーツを作ります。
アイロンビーズを四角く並べたら、片面だけアイロンをかけます。
アイロンビーズがまだ温かいうちに角度をつけていきます。
アイロンをかけてから、20秒ぐらいたってからシートを外し、丸めていきます。
アイロンビーズが温かいうちは火傷に注意してください。
軍手をはめて作業をすると安心でしょう。
先に作った丸パーツを使って丸めていきます。
軽くマスキングテープでとめて、熱が冷めるまでそのまま待ちます。
次に小さなパーツをたくさん作って、持ち手にします。
持ち手の部分は、焼き鳥みたいに串にパーツを刺していって作ります。
アイロンビーズを使ったスプラトゥーンの作り方⑤:スプラシューター
アイロンビーズのパーツをつまようじと接着剤で組み立てた「スプラシューター」です。
四角形、六角形、丸型のプレートを使います。
アイロンペーパーを代用したアイロンビーズの作り方
アイロンビーズは、アイロンをかけて作りますが、ビーズがアイロンにつかないようにアイロンシートを敷いてかけます。
アイロンシートは、アイロンビーズの基本セットや専用プレートに付属していることが多いです。
でも、使っているうちに破れたり、無くしたりしてしまったりすることも。
アイロンシートだけでも購入できますが、クッキングシートなどを代用して作ることもできます。
クッキングシート以外でも、熱に強く、アイロンがつかないシートなら何でも代用できます。
付属のアイロンシートは折りたたんで入っていますが、ロールタイプのクッキングシートなら、折り目がないのでアイロンもかけやすいですよ。
また、アイロンビーズ専用シートには、透明でアイロンをかける時に中身が見えやすく、光沢のあるツヤを出して仕上げることができる「透明シート」などもあります。
おすすめのアイロンビーズグッズ
パーラービーズ(Perler Beads)とは、玩具メーカーカワダが販売しているアイロンビーズのこと。
「パーラービーズ はじめちゃおセット」は、初めての方向けの基本セットです。
色とりどりのビーズと透明プレート(丸型、四角形、六角形)、ビーズを分けるのに便利なトレイや作例シートが入っています。
作品作りに慣れてきたら、色を個別に注文したり、ビーズだけを追加購入するといいですね。
「パーラービーズ ラブリービーズ バケツセット」は、ミックスビーズ、プレート、アイロンペーパー、ピンセットが入った基本セットです。
バッグ、パンプス、ポニーのプレートなど女の子に人気のプレートが入っています。
さらに、丸プレートLが入っているので、大きなサイズの作品も作ることができます。
このシリーズは、男の子に人気の乗り物プレートが入った「のりものビーズ バケツセット」、蛍光ビーズが入った「ルミナスビーズ バケツセット」なども用意されています。
「パーラービーズ カラフル16色セット」はビーズの単色セットです。
トレーに分けてあるので、使いやすいですね。
ビーズは、ストライプ4色、単色12色がそれぞれ250ピース入っています。
16色の内訳は次の通りです。
- ファイアストライプ
- ピンクキャンディストライプ
- グレープストライプ
- スカイブルーストライプ
- オレンジ
- ピンク
- むらさき
- みずいろ
- あか
- しろ
- くろ
- きみどり
- しゅいろ
- さくらいろ
- きいろ
- みどり
100均材料を使ってアイロンビーズの世界を楽しもう
アイディア次第で、平面から立体までいろいろな作り方ができるアイロンビーズ。
スプラトゥーンなどのゲームの世界をクールに表現したり、実用的な小物を作ったり。
通常のアイロンビーズだけでなく、ミニサイズのビーズも販売されていますので、組合せ次第で作り方にも幅が出ます。
例えば、アイロンビーズの穴にミニビーズを詰めてアイロンをかけることで、穴の目立たない作品を作ることもできますよ。
基本的な作り方をマスターすれば、応用は無限大。
いろいろな作り方を考え、あなたのオリジナルな世界を表現してみませんか。